本当の自分とは違う役割を頑張っている人へ

2020.01.22 Wednesday 11:22
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    みなさん、こんにちは。

     

    いつも私のブログを読んでくださって

    ありがとうございます。

     

     

    さていきなりですが

    みなさんは自分の欠点も自分の一部であると

    認め、受け入れていると思いますか?

     

     

    もしそうでないとしたら

    自分の欠点を知られたら

    他者から嫌われるかもしれないという

    思いがあるからかもしれません。

     

    しかし多くの場合はその逆で

    自分の欠点を隠しているほうが

    他者との関係はうまくいかないもの

    ではないかと思います。

     

     

    たとえば本当は嫉妬深いけれど

    寛容な人の役割を演じてしまっているという場合、

     

    その相手との交流は

    意識の上ではうまくいってるようにみえますが

     

    無意識下では

    その相手に対して我慢させられている

    という不満が溜まっていきます。

     

    それゆえ心の内部では

    嫌われたくはないけれど

    その相手を愛せない

    という葛藤が生じます。

     

    すると

    自分というものが二つに引き裂かれたような感じとなり

    どうしても不安定になりがちです。

     

     

     

    また相手とうまくいっているのは

    実際の自分ではなく、偽りの自分であるために

     

    いくら寛容であることを頑張ったとしても

    その相手から愛されていると感じることができません。

     

    それゆえ

    その関係に安心することができなくて

    それがストレスとなります。

     

     

     

    このように

    自分の欠点を隠し

    相手に好かれるために違う自分を頑張っている

    と思う人がいたら

     

    一度、心の大掃除をするといいかもしれません。

     

    人というのは

    育ってくる過程で、

    ありのままの自分の自分を否定される

    という経験を何度もします。

     

    とりわけ親との関わりにおいて

    ありのままの自分を受け入れてもらうことができた

    という安心感が十分に得られなかった場合は

    こころの深いところに

    未解決の感情が抑圧されています。

     

     

    でも抑圧というのは無意識にマイナスの感情を

    意識の片隅に追いやることですので

    自分だけではなかなか気づけなかったりします。

     

     

    しかしながら

    適切な方法で、それらの感情にも

    光をあてて明るみに出してあげることができると

     

    自分に対する理解が深まり

    それが心の深いところを癒していくことになります。

     

     

    すると今まで無意識に抑えていた感情欲求にも

    気づけるようになっていくと思います。

     

     

    それは多くの場合

    もっと甘えたかったという

    とても素直な感情だったりします。

     

     

     

    私なども

    いまだに甘えることが下手だと自認してます。

     

    というのも

    私は一人で生きてきた期間が長いので

     

    意識の上では甘えてはいない

     

    自立的に生きているものと

    思い込んでいるふしがありますが

     

    でも実は

    無意識下には甘えたいという強い欲求があるため

     

    甘えたいけど甘えられなくて

    それで心がいっぱいいっぱいなると

    とんでもない甘え方をしてしまうということが、

    たまにあります。

     

     

    たとえば家族のものに

    不機嫌な態度をとる とか

    どうでもいいようなことを強い口調で言う とか

     

    あるいはもっと最悪な時は

    家族のもののせいで私は不快な気分にさせられている

    などいうようなことを言ってしまうこともあります。

     

     

    でもそれこそが

     甘え なんですよね。

     

     

    そうやって気づくしかないわけですが

    しかし気づきというのは、

    やはりありがたく尊いものだと思います。

     

     

    なぜなら 

    それは 甘えたい自分 と

    甘えてはいけないと思っている自分とを

    統合していくことになるからです。

     

     

     

    それゆえ今は

    なるべく人を頼らず自立的でありながらも

    ときには甘えさせてもらっていい

     

    だって私の中には 甘えたいという子 も

    いるのだからと思えるようになってきました。

     

     

     

    では今日の最後に

     

    知らない間に

    心に積もったゴミを掃き出してみると

     

    心に大きなスペースが生まれます。

     

    そうすればきっと

    もともと自分は

    何一つ欠けていない満月だった

    ということに気づくかもですよ。

               崖っぷちのカウンセラー

     

               

    ところで今日は私の誕生日。

    感想は、えっ? もう63歳? って感じです。

     

     

    人生はあっという間に過ぎていくもの。

    できるだけ毎日の中に

    小さな喜びを見つけていきたいと思います。

     

     

     

     

     

     

     

     

    :::::2020年 1月のお知らせ::::::

     

    マインドフルネス瞑想体験&曼荼羅アートを楽しむ in 瑞雲院

     

    こちらに関する詳細はメンタルケアフォレストのHPにある

    最新情報をご覧になってください。

     

    http://mc-forest.com

     

     

     

     

     

     

     

    こころの相談室 メンタルケア フォレスト では

    こころの悩みや問題を軽減し、

    自らをよりよく変化させていくための

    サポートをいたします。

     

    また自分でこころをお世話する方法(マインドフルネス)

    について学ぶことができます。

     

    私とのカウンセリングをご希望される方は

    下記のHPをご参照のうえ、

    ご予約専用メールからお申し込み下さい。

     

     

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    ボディスキャン瞑想

    2020.01.10 Friday 14:55
    0

       

       

       

      みなさん、こんにちは。

       

      いつも私のブログを読んでくださって

      ありがとうございます。

       

       

       

      私たち現代人は

      時間に追われ、忙しい毎日を過ごしているものですが

       

      それによってリラックスしていい時にも力が抜けず

      なかなか心が休まらない感じがする

      という人が増えているように思います。

       

      たとえば夜、眠りにつくとき

      その日の出来事や、あるいは明日やらねばならないことについて

      考えしまうため、頭が冴えてなかなか眠れない

       

      空いた時間でも、何かに追われているようで

      焦りや不安を感じて、心が休まらない

       

      寝てはいるけど、よく眠れた感じがしなくて

      朝起きたときには、体が強張っていたり

      気分が重かったりする

       

       

      これらは

      交感神経が過度に優位な状態にあることを

      示していますが

      そんなときは体の方も

      様々なメッセージを出しています。

       

      しかし私たちが、思考の奴隷になってしまっているときは

      なかなかそのメッセージ(体の感覚)に気づくことが

      できません。

       

      それゆえ

      頑張り続けているうちに、疲れや緊張を溜め込んで

      うつになってしまったなどというようなことがよくあります。

       

       

       

      ボディスキャン瞑想は

      呼吸と共に、体の各パーツ、ひとつひとつの感覚に

      丁寧に注意を向けていくということをしますが

       

      これによって身体への感受性が高まり

      筋肉の強張りや心の緊張などに気づきやすくなります。

       

      またこれを習慣化することによって

       

      ・深いリラクゼーション

      ・自律神経のバランを整える

      ・睡眠の質がよくなる

      ・免疫力の回復

      ・慢性疼痛の緩和

       

      などの効果が高まるといわれています。

       

      これは実際に体験してみられると

      よくわかるかと思いますが

       

      体のパーツに注意を向けて

      呼吸(ゆったりと吐く息)ともに余分な力を抜くようにすると

      その部分の血行が促され、ぽかぽかと暖かく感じられます。

       

      またそれによって心の緊張も解けていくような

      感覚に包まれていくと思います。

       

       

      それゆえ私の場合は

      これを寝る前に行うことを習慣化していますが

       

      とりわけ今のように寒い季節には

      足や手の指先がポカポカと暖かくなってきて

      「気持ちがいいなあ〜」などと思っているうちに

      そのまま眠ってしまうことがよくあります。

       

       

       

       

       

      さていよいよ今年初めてのワークショップ、

      マインドフルネス瞑想体験&曼荼羅アートを楽しむin瑞雲院

      の開催日(1月25日 詳細は下記の1月のお知らせをご覧になってください)

      が近づいてきましたが

       

      今回は、これに参加されるみなさんにも

      ぜひこのボディスキャン瞑想を体験していただこうと

      思っています。

       

      そして瑞雲院さんの大広間が、

      冬の陽だまりのように、心温まる空間となりますよう

      心を込めて瞑想誘導に臨むつもりでいます。

       

      また曼荼羅アートの講師、Victoriaも

      ハート💌ウォーミングをテーマに準備していますので

      興味のある方は、ぜひこの機会にトライしてみてください。

       

      それでは

      みなさんとのご縁を心から楽しみにしておりますので

      どうぞよろしくお願い致します。

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

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      コミュニケーションが苦手と思っている人へ

      2020.01.08 Wednesday 14:59
      0

         

        みなさん、こんにちは。

         

        いつも私のブログの読んで下さって

        ありがとうございます。

         

         

        コミュニケーションが苦手という理由で

        悩んでいる人は少なくありませんが

         

        カウンセリングなどで

        そういった方のお話を聴かせていただくと

        ほとんどの人はコミュニケーション能力そのものには

        何も問題がなかったりします。

         

        ではどうしてその本人は

        自分のことをコミュニーケンションが苦手

        だと思ってしまうのか

         

        それはお話しを聴かせていただくと

        心の構えが他者を中心にしている

        ということがわかります。

         

         

         

        たとえば

         

        私はそれを断りたい というのが自分の本音なのに

         

        断ると嫌われるかもしれない

        自分勝手だと思われるかもしれない

        付き合いが悪いと思われるかもしれない

         

        という理由でなかなかNOが言えないとしたら

         

        それは自分にではなく

        他者の思い方(評価)の中に、自分の安全を求めて

        いるからです。

         

        しかもそれは全て自分の思っていること(妄想)であって

        実際のところは、他者がどう思っているかどうかは

        わからないのです。

         

        またうまく話せない とか

        相手を愉しませるようなことが言えない

        というようなことも、

         

        自分のコミュニケーション能力が劣っている

        ととらえている人が多いですが

         

        でもそれはコミュニケーション能力の問題ではなく

        他者とコミュニケーションをするとき

        自分の感じていることや感覚と繋がることを

        無意識に遮断してしまっているからなのです。

         

        それゆえ

        自分のことがうまく表現できないという

        ジレンマを抱えたり

         

        またコミュニケーションする相手が複数だったりすると

        相手の思いや考えをリーディングすることが

        複雑化するため、

         

        人と関わることに必要以上のエネルギーを

        消耗してしまうことになるのです。

         

         

         

        さてこのようにいつも心に余裕がない状態で

        どう相手に言うことが正しいのかということばかりに

        気を取られがちな人は

         

        自分の感じていることに気づくようにする練習

        をするといいかもしれません。

         

         

         

        たとえば仕事場で、上司から「もう帰っていいよ」

        と言われた。

         

        その時もしあなたが

        その言い方に不快感を感じたら

         

        私は上司の言い方に不快感を感じている。

         

        あるいはその反対に思いやりを感じたら

         

        私は上司の言葉からその人のやさしさを感じて嬉しい

         

        というように、

        なるべく自分の感情をラベリングするようにしてみます。

         

        またその練習で大切なことは

        主語を必ず「私」から始めること

         

        そしてもう一つは

        どんな感情であってもジャッジしないで

        まず受け入れてみるようにすることです。

         

        そうすることで

        感情には全て「私」の理由がありますので

        それは同時に自分を理解しようとする心の働きと

        なります。

         

         

        このように

        他者ではなく、

        まず自分の心の動きに意識を向けるようになると

        自分が存在することに、だんだん価値を感じられる

        ようになっていきます。

         

         

        たとえば小さな子どもが

        イヤイヤと言って泣きわめくとき

        どのような理由で悲しいのか

        自分ではよくわかりません。

         

        しかしその子どもの母親が

        「もっと遊びたかったのね。」とか

        「眠くなっちゃったのね。」などというように

         

        その子の感情に理解を示そうとするならば

         

        やがてその子が大人になったとき

        「私は〇〇という理由で、それをしたくないです。」

        ということを言うときに

         

        不必要な恐れや不安を抱かずにすむかもしれません。

         

         

        このように自分の心の生じていることに

        意識を向けて、それを理解しようとする態度は

         

        人と関わる時の心の構えが

        今までのように

        他者に対して自分が望むリアクションを求める

        というような他者中心のコミュニケーションではなく

         

        他者がどう思うかは他者におまかせして

        自分中心のコミュニケーションへと

        変化させていくことになります。

         

        しかしながらこれは

        自分さえよければいいという

        偏った自己愛のことを言っているのではなく

         

        自分の思いや感じていることを

        自分の心の声として大切に扱うということです。

         

        またそれは同じように

        他者の思いや感じ方が

        たとえ自分のそれと違っても

         

        自らもそれを理解しようとする

        心の働きのことを言います。

         

        なぜなら

        それによって初めてお互いのことをわかりあう

        というコミュニケーションの本質に至ることが

        できるからです。

         

         

         

        それゆえ

        まずは自分の心の動きを理解しようと

        することからはじめ

         

        次にはそれを目の前の相手の心の動きへとシフトし

        さらにそれが複数になったら

        それを一つの塊としてとらえるのではなく

        一人一人に分割して見るようにするといいと思います。

         

        そして自分のことを理解するように

        一人一人のことを、ゆっくりと時間をかけて

        理解するよう関わっていくといいのではないかと思います。

         

        そうすることで

        少しづつ、自分の中に、他者と違ってもいいという

        人によって左右されない心(価値観)が

        培われていくのではないかと思います。

         

         

         

         

         

         

         

         

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        マインドフルネスの効果とそのメカニズムについて

        2019.12.29 Sunday 16:50
        0

           

          みなさん、こんにちは。

           

          いつも私のブログを読んでくださって

          ありがとうございます。

           

           

          さて今日は前回の記事の続きで

          マインドフルネスを習慣化することによって

          脳の構造がどのように変化していくのかということについて

          書いてみようと思います。

           

          またこれに関しましては、11月に行いました瑞雲院での

          マインドフルネス体験会、また今月25日開催しました

          蓮の花にっこり講座でもお話しさせていただきましたが

           

          これを読むことで、再度、マインドフルネスの効果

          とそのメカニズムを確認していただき

          毎日の生活の中に瞑想習慣をもつモチベショーションになれば

          と思います。

           

           

           

          さてなぜ私たち現代人が

          マインドフルネスを習慣化するといいのか

           

          そしてグーグル社、アップル社、またインテルや京セラのような

          大企業が、これを企業ぐるみで取り込んでいるのは

          一体どういう根拠があるからなのか

          そのことについて知っていただくといいと思うのですが

           

          それは私たちの脳のエネルギー消費活動の60%から80%以上が

          デフォルト・モード・ネットワークの状態にあるということが

          わかってきたからです。

           

          それは 脳をある目的のために意識的に働かせる ということ以外に

          無目的にあれこれ考えていることに脳のエネルギーが消費されている

          状態のことを言います。

           

          車に例えると、

          アイドリング状態でガソリンを垂れ流しになっている

          のと同じような状態です。

           

          しかしながら

          マインドフルネス瞑想を実践し続けていくと

          脳の省エネ化をはかることができるということが

          脳科学の分野で解明されてきたからなのです。

           

           

          ::::::::::::::::::::::::::::::::

           

          そこであらためて

          マインドフルネスを実践することによる効果と

          そのメカニズムについて、以下にまとめてみます。

           

           

          1)前帯状皮質(脳の中の活性化する部位をスイッチング

            する役割)が活性化する

            

            それによって

            自己制御力や過去の経験からの学習をもとに

            最適な意志決定を下す能力が向上する

           

          2)背外側前頭前野(前頭葉の一部にある部分で、

            思考や認知など、知的活動のまとめ役をする重要な部分で

            大脳全体の司令塔と呼ばれている)が活性化する

            

            これは意図的に特定の対象に注意を集中しているときに

            活性化することがわかっていますが

           

            それによってデフォルトモード・ネットワークが

            うまくコントロールされるようになっていく。

           

          3)後帯状皮質(脳の真ん中に位置する部分で、

            これは過去ことをくよくよ思い悩んでいたり、

            心がさまよっている時に活性化する)が沈静化する。

           

            それによってストレスの原因となる思い込みや

            思考へのとらわれから解放されて

            心に落ち着きを取り戻すことができる。

           

          4)大脳皮質(脳の表面にある厚さ数ミリの部分で

            脳の進化において最も新しい脳の部位)が厚くなる

            

            その結果、長期にわたってマインドフルネスを実践して

            きたひとは、

            主に人間である高次の思考活動である

            判断・決定・計画・識別などを行つている前頭前皮質が

            大きくなっていった。

            

            またこの部分は思いやりや共感、

            やさしさなどを感じる時にも活性化する部分でもある。

           

          5)扁桃体(危険や危機を感じた時に反応する、闘争反応や 

            逃走反応)の縮小

           

            マインドフルネスを継続することで、頭に血が上って

            カーッと感情的になるようことを減らしていくことが

            できる。

           

           

          これらによる身体的変化として

          米国の精神神経免疫学(pace,2009)の研究チームは

          マインドフルネスがストレスによる免疫低下を減少させる

          ことを発見しました。

           

          心理的な変化としては

          うつ病患者にマインドフルネス認知療法を受けてもらう

          ことで抑うつへの効果が高まり

          うつへの再発予防効果があることが実証されています。

           

          また日常生活で、「今、ここでしていること」に注意を向けて

          自分の気持ちに無評価的に気づくといったマインドフルネスの

          傾向が高い人ほど、不安や苦悩を感じることが少ない

          ということもわかってきたのです。

           

          :::::::::::::::::::::::::::::::::::

           

           

          さていずれにしても

          思考は現実ではありません。

           

          現実は今、ここという瞬間だけです。

           

          しかし

          たとえば過去の失敗を気にしていたり

          あるいはまだ起きてもいない将来の

          ことを考えて、心がさまよっているときは

           

          それがあたかも現実のことのように

          感じられてしまいます。

           

          しかも自分がその状態にあるということに

          気づいていないことがほとんどだったりします。

           

           

           

           

          それゆえ

          マインドフルネス(今という瞬間に気づき集中している心のあり方)

          を練習することで

           

          思考が創り出す世界(妄想)から

          現実世界(今、ここという瞬間)へと自分を引き戻す

          ことが必要で

           

          それによって

          かなりストレスを低減させることができます。

           

           

          このようなことから

          私は「やらなきゃ損だよ」ぐらいに思っていますが

           

          それゆえ来年も、

          マインドフルネスを体験していただく活動には

          より一層力を注いでいこうと思っています。

           

           

          では今日の最後に

           

          今年も私のブログをご愛読下さった皆さんには

          心からお礼申し上げます。

           

          時々コメントなどもいただいて

          交流ができましたことも、とても嬉しく感謝しております。

           

          今後もこのブログを読んで下さってる皆さんが

          自分についての気づきを得られるような

          そんな記事を書いていこうと思っています。

           

          どうぞ来年も引き続き、よろしくお願い致します。

           

           

           

          お正月休みの間、

          もし焦りや不安で落ち着けないという時があったら

          ぜひ当ルームのHP http://mc-forest.comにある動画、

          「不安を鎮めて心を調えるマインドフルネス瞑想」

          を試してみてください。

           

           

           

          *先週土曜日25日に催しました「蓮の花にっこり講座」

           にご参加くださったみなさまへ、

           とてもピースフルなひとときを過ごさせていただきましたこと

           こころからお礼申し上げます。

           

           この講座は、幸せであるための秘訣を、瞑想を通して気づいて

           いくものですが、きっとそれぞれのようにたくさんの気づきに

           恵まれたことと思います。

           

           とても楽しく幸せな時間を、本当にありがとうございました。

           

           つきまして、次回の講座は、

           またこちらのブログでご紹介致しますので

           どうぞよろしくお願い致します。

            

           

          ::::::2020年 1月のお知らせ::::::

           

          マインドフルネス瞑想体験&曼荼羅アートを楽しむ in 瑞雲院

           

          こちらに関する詳細はメンタルケアフォレストのHPにある

          最新情報をご覧になってください。

           

          http://mc-forest.com

           

           

           

           

           

           

           

          こころの相談室 メンタルケア フォレスト では

          こころの悩みや問題を軽減し、

          自らをよりよく変化させていくための

          サポートをいたします。

           

          また自分でこころをお世話する方法(マインドフルネス)

          について学ぶことができます。

           

          私とのカウンセリングをご希望される方は

          下記のHPをご参照のうえ、

          ご予約専用メールからお申し込み下さい。

           

           

          http://mc-forest.com

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

          手放すことでこころの安定が生まれる

          2019.12.21 Saturday 16:39
          0

             

            みなさん、こんにちは。

             

            いつも私のブログを読んでくださって

            ありがとうございます。

             

            私たちは

            幸せであるためには、

            今の自分に何が足りなくて

            何がもっと必要か

            ということを考えたりしますが

             

            しかし実はその反対で

            何かを手放すことのほうが

            幸せであるためには重要なのです。

             

             

            それは呼吸と同じで

             

            呼吸というのも

            吸うことより吐くことの方が大切だと

            いわれますが

             

            それは吐くことによって

            新しいエネルギーを取り込むスペースが

            作られるからです。

             

             

            しかし過去の蓄積に頼って生きていると

            それらが脅かされることに不安を感じて

            執着するこころが強くなるため

             

            それを手放すことが難しくなります。

             

            またそのような時は

            息は浅く、乱れがちで、心は安定しません。

             

            それゆえ余計にしがみつくことで

            安心を得ようとしますが

            でもそれが心に苦しみをもたらしてしまうのです。

             

            しかしながら

            呼吸においては、吐くこと=捨てること です。

             

            また呼吸というのは

            精神にダイレクトに働きかけるものです。

             

            それゆえ

            どうしたら執着を手放すことができるか

            ということをあれこれ考えるより

             

            誰にでもできる

            「呼吸に意識を向ける」ということによって

            自然に生まれる心の安定を目指すといいと思います。

             

            またこれに関しては

            今までたくさんのクライアントさんに

            試していただきましたが

             

            マインドフルネス瞑想を続けている人のほとんどが

            「こころに安定を感じるようになった」

            ということを言われます。

             

             

            ではなぜ瞑想することが

            心を安定させることになるのか

             

            それは

            マインドフルネス瞑想を習慣化すると

            脳の構造を変えていくことができるからです。

             

             

             

            このことに関しては

            すでに脳科学や医学の研究機関がエヴィデンスを

            出していますので

             

            次回の記事では、

            マインドフルネス瞑想が脳に与える効果について

            書こうと思います。

             

             

            また前回もお知らせいたしましたが

            新しいHP  http://mc-forest.com  では、

             

            「心を調えて不安を鎮めるマインドフルネス瞑想」

            という動画をご紹介していますので

            よろしかったらぜひお試しください。

             

             

            では今日の最後に

            呼吸学の第一人者として尊敬する斎藤孝氏の

            言葉をご紹介して終わります。

             

            呼吸によって精神が調えられるというのは、

            現在そのものを生きる状態です。

             

            蓄積したものを振り捨てた上にある

            心の安定といえます。

             

            この捨てることによる安定というのが

            禅のスタイルですが

             

            それは蓄積していくことによって

            固めていく安定ではなくて

            あらゆるものを捨てるということを

            基本にしています。

             

             

             

             

             

             

             

             

            年末年始の営業案内

             

            年内は12月30日(月、17時まで

            また年明けは1月6日(月)からいつも通り営業を始めます。

            どうぞ来年もよろしくお願い申し上げます。

             

             

             

             

             

            :::::12月のお知らせ :::::

             

             

            *12月の「蓮の花にっこり講座」は

            今年最後のマインドフルネス瞑想の日として

             

            一年の疲れやストレスを洗い流し

            スッキリとした心の状態で

            新しい年を迎えることができるように

            臨みたいと思っています。

             

             

             

            開催日時は12月28日(土)13時から15時まで、

            当ルームにて定員5名様(参加料 お一人様3500円 スィーツ➕ハーブティ)

            の少人数でゆったりと行う予定です。

             

            それでは皆様のご参加、心から楽しみにしておりますので

            どうぞよろしくお願いいたします。

             

            またお申し込みの方は、当ルーム、メンタルケア フォレスト

            の予約専用メールからお申し込みくださいますよう

            よろしくお願い申し上げます。

             

             

             

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

             

             

            ::::::2020年 1月のお知らせ::::::

             

            マインドフルネス瞑想体験&曼荼羅アートを楽しむ in 瑞雲院

             

            こちらに関する詳細はメンタルケアフォレストのHPにある

            最新情報をご覧になってください。

             

            http://mc-forest.com

             

             

             

             

             

             

             

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            自らをよりよく変化させていくための

            サポートをいたします。

             

            また自分でこころをお世話する方法(マインドフルネス)

            について学ぶことができます。

             

            私とのカウンセリングをご希望される方は

            下記のHPをご参照のうえ、

            ご予約専用メールからお申し込み下さい。

             

             

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            人間関係に疲れちゃった人へ

            2019.12.12 Thursday 12:03
            0

               

              みなさん、こんにちは。

               

              いつも私のブログを読んでくださって

              ありがとうございます。

               

               

              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

               

              人と接するのが辛い

              あるいは怖い

              またすぐ疲れてしまう

               

              そんな悩みを抱えている人の多くは

               

              そのような心のありようを

              情けなく思って

              自分のことを責めていることがよくあります。

               

               

               

               

              でもそれによって

              ますます自信を失くすと

               

              他者が自分のことをどう思うか

              ということも過度に気になるため

               

              人と関わる時には

              必要以上に神経を消耗して

              人間関係に圧迫や負担を感じてしまう

              ということになります。

               

               

               

               

              特に自責傾向の強い人は

              小さい時に周りの大人(主に親)から

              完全であることを過度に要求されていた

              ということがよくあります。

               

              そして知らないうちにそれが内在化されていくと

               

              いつも完璧な自分でなければ

              他者から嫌われるかもしれない

              あるいは見捨てられるかもしれない

               

              などというように

              他者と関わる時に

              自分で自分を脅かすこころのシステムが

              自動的に作動してしまうようになります。

               

               

               

               

              しかしながら

              そんな自分を許し、受け入れようとするなら

              心の深いところに安心感がもたらされます。

               

              またそれによって

              心の緊張から解放されていくと

               

              他者が自分のことをどう思うか

              ということも、

              あまり気にならなくなっていく

              ということがよくあります。

               

               

               

               

              いずれにしても

              今の自分をよりよく変化させていくいための

              第一歩は、

               

              もうこれ以上自分を責めないということを

              自分と約束することから。

               

              そして今現在の自分を許してあげましょう。

               

              きっと心の深いところでは

              そんなふうに自分のことを受け入れてくれる人のことを

              ずっと必要としていたのではないでしょうか?

               

               

               

              では今日の最後に、

              私たちは許すということを学ぶことなしに

              他者との関係を深めていくことはできないものです。

               

              また許すということは

              自分を信じようとすること、

               

              どんな自分であっても、条件をつけずに

              あるがままを受け入れてあげようとすること、

               

              そして

              他者をも受け入れる心の器を広げることです。

               

              だから forgive yourself 

              そこから始めていきましょう。

                           崖っぷちのカウンセラー

               

               

               

               

               

              年末年始の営業案内

               

              年内は12月30日(月、17時まで

              また年明けは1月6日(月)からいつも通り営業を始めます。

              どうぞ来年もよろしくお願い申し上げます。

               

              HPリニュアルとブログのお引越しのご案内です。

               

              また来週16日月曜日からHPが新しくなります。

              それに伴ってブログもワードプレスに引っ越しすることに

              なりました。

              今後は http://mc-forest.com

              から引き続き、ブログのほうをご覧くださるようお願い致します。

               

               

              :::::12月のお知らせ :::::

               

               

              *12月の「蓮の花にっこり講座」は

              今年最後のマインドフルネス瞑想の日として

               

              一年の疲れやストレスを洗い流し

              スッキリとした心の状態で

              新しい年を迎えることができるように

              臨みたいと思っています。

               

               

               

              開催日時は12月28日(土)13時から15時まで、

              当ルームにて定員5名様(参加料 お一人様3500円 スィーツ➕ハーブティ)

              の少人数でゆったりと行う予定です。

               

              それでは皆様のご参加、心から楽しみにしておりますので

              どうぞよろしくお願いいたします。

               

              またお申し込みの方は、当ルーム、メンタルケア フォレスト

              の予約専用メールからお申し込みくださいますよう

              よろしくお願い申し上げます。

               

               

               

               

              こころの相談室 メンタルケア フォレスト では

              自分でこころをお世話する方法を学ぶことができます。

              http://mc-forest.com

               

               

              性格と慢性病

              2019.12.03 Tuesday 15:57
              0

                 

                みなさん、こんにちは。

                 

                いつも私のブログを読んでくださって

                ありがとうございます。

                 

                 

                 

                近年は人間の性格と慢性病の関係ついて

                様々な研究が盛んに行われているようですが

                 

                その中でも特に注目されているのが

                タイプA行動と呼ばれる特定の行動パターンと

                冠状動脈疾患についての研究です。

                 

                まず最初に

                タイプA行動とは時間に追われる意識や

                競争意識によって生じる行動様式のことをいいます。

                 

                このタイプの人は

                性格的には気が短くせっかち、

                また攻撃的で敵対的で

                身振りや態度はせかせかとしており

                ぶっきらぼうだったりする

                 

                一方、このタイプにあてはまらない人を

                タイプB行動と分類されますが

                 

                タイプA行動の人に比べると

                のんびりしていて

                攻撃性や敵対心も低く

                時間をかけて考えるため

                行動を起こすまでには時間がかかる面もある

                 

                さてこの二つに分類された人々のリサーチを

                行ってから、さらに8年の追跡調査をしたところ

                 

                冠状動脈疾患の発生率は

                 

                タイプAのグループは

                タイプBのグループの2倍から4倍である(これは年齢によって

                異なり、若い人ほど発生率が高くなる)という結果だった

                そうです。

                 

                さらにデューク大学医学部の詳細な調査によると

                 

                仮にタイプAに分類される人であっても

                敵意的でなければ

                心臓病になるリスクは低いが

                 

                その反対に敵意的な傾向が非常に強い人は

                心筋梗塞や心臓病だけではなく、

                ガンや糖尿病など

                他の病になるリスクが高く

                 

                25年後の追跡調査における結果は

                敵意的な人とそうではない人の死亡率は

                敵意的な人の方が6.5倍にも達するという

                ことでした。

                 

                 

                ということは

                「敵意的である」という性格傾向と

                慢性病には深い関係があるということが

                いえるのではないかと思うのですが

                 

                では敵意的とは

                一体どういうことをいうのでしょうか?

                 

                 

                それは

                他者は自分に害を及ぼすかもしれない

                 

                つまりいつも不信感というフレームを通して

                人を見る傾向が強いということです。

                 

                それゆえ

                たとえば

                断ったら嫌われるかもしれない→

                ゆえに断れない

                 

                自分の意見を言ったら批判されるかもしれない→

                ゆえに自分の意見を抑えて他者に合わせる

                 

                失敗をしたらバカにされるかもしれない→

                ゆえに萎縮してしまう

                 

                などというように

                他者に対する防衛的傾向も強くなります。

                 

                またそれによって

                心は常に緊張を強いられることになります。

                 

                 

                しかしながら皆さんご存知のように

                私たちの体に備わっている免疫システムは

                リラックスしているときに活性化されます。

                 

                そう考えると

                敵意的であるということが

                いかにストレスを生みだし

                体の健康に害を及ぼすものであるかということが

                よくわかるのではないかと思います。

                 

                 

                 

                 

                ところで今週に入ってからは、

                気温もぐっと下がり一段と寒くなりましたね。

                 

                そんなときは体の緊張も強くなります。

                 

                それゆえ

                適度な運動やストレッチを心がけることで

                体を温めたり、緩めてあげるといいですね。

                 

                 

                ではみなさんには

                どうぞ体も心も暖かくお過ごしください。

                 

                 

                 

                調査データを引用した参考文献

                「マインドフルネスストレス低減法」/ J.カバットジン

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                 

                :::::12月のお知らせ :::::

                 

                 

                *12月の「蓮の花にっこり講座」は

                今年最後のマインドフルネス瞑想の日として

                 

                一年の疲れやストレスを洗い流し

                スッキリとした心の状態で

                新しい年を迎えることができるように

                臨みたいと思っています。

                 

                 

                 

                開催日時は12月28日(土)13時から15時まで、

                当ルームにて定員5名様(参加料 お一人様3500円 スィーツ➕ハーブティ)

                の少人数でゆったりと行う予定です。

                 

                それでは皆様のご参加、心から楽しみにしておりますので

                どうぞよろしくお願いいたします。

                 

                またお申し込みの方は、当ルーム、メンタルケア フォレスト

                の予約専用メールからお申し込みくださいますよう

                よろしくお願い申し上げます。

                 

                 

                 

                こころの回復には、まず緩みのプロセスを大切に。

                2019.10.30 Wednesday 13:50
                0

                   

                   

                  みなさん、こんにちは。

                   

                  いつも私のブログを読んでくださって

                  ありがとうございます。

                   

                   

                  人は誰しも

                  長い人生を生きている間には、

                  必ず心に大きな痛みを伴う経験をするものです。

                   

                  たとえば

                  長年勤めていた会社から

                  突然リストラを宣告されて仕事を失ってしまった

                   

                  あるいは

                  信じていたパートナーから裏切られていたことが

                  発覚し離婚することになった

                   

                  などというようなことが起これば

                  誰しもあまりの辛さに、

                  なかなかその現実を受け入れることは

                  できなかったりするものです。

                   

                  またとりわけ

                  自分に痛みをもたらした対象となるものが

                  自分にとって大切であればあるほど

                  その執着を手放すことは難しかったりします。

                   

                  ゆえに怒りや悲しみで心が痛いだけではなく

                  未練や嫉妬、後悔や罪悪感などにより、

                  悩み苦しむことになります。

                   

                  しかしながら

                   

                  心に痛手を負った時は

                  できるだけそのことについて考えないように

                  したほうがいいと思います。

                   

                   

                  それよりもまずは

                  自分のこころに目を向けて、傷の手当てをすることから

                  始めたほうがいいと思います。

                   

                   

                  というのは

                  たとえば火事が起きてしまったら、

                   

                  誰のせいで、どうして火事になったのか

                  また火事の後、どうすればいいのか

                   

                  などというようなことを考えることより

                  まず消火することの方が先決であるように

                   

                  心が傷ついて血を流している時は

                  止血することが、今の自分に適切でベストな手当て

                  となるからです。

                   

                   

                  ではどうすることが

                  心の傷を癒し回復することになるのか

                  ということですが

                   

                  それは皆一緒で、

                  とてもシンプルです。

                   

                   

                  ・やさしくて

                   暖かいところで

                   リラックスしたい

                   

                  ・自分の辛さや苦しみについて

                   誰かにわかってもらいたい

                   

                  ・ゆっくりと安心して眠りたい

                   

                  ということを必要とします。

                   

                   

                  これを私は 緩みのプロセス と呼んでいますが

                   

                  人というのは

                  緩めば緩むほど

                   

                  体や心の障害となるマイナスの感情を

                  自分の外へと流し出していきます。

                   

                  またそれと同時に

                  こころの緊張がほぐれ

                  体の強張りからも解放されていきます。

                   

                  そうすると体もこころも循環する力を取り戻し

                  現実を受け入れるために必要なこころのエネルギーが

                  蓄えられていくようになります。

                   

                  でも

                  もちろんこれでこころの痛みから

                  完全に解放されて、幸せ気分になれる

                  というわけではありません。

                   

                  それには時間という薬も必要です。

                   

                   

                  それゆえ

                  たとえまだ痛みがあったとしても

                  その自分を抱えながら、前に向かって生きていこう

                  というこころの状態になるまでは

                   

                  十分に緩みのプロセスを取ることが

                  とても重要だと思うのです。

                   

                   

                  しかしながら

                  薬とか、お酒、あるいはギャンブルやセックス

                   

                  などのように何か刺激的なことによって

                   

                  こころの痛みを避けようとする

                  というようなこともよくあります。

                   

                  それらは一見、緩みを与えてくれそうですが

                  でも実はその逆です。

                   

                  ですから

                  一時的には楽な感じがしたり

                  あるいは痛みを忘れさせてくれたとしても

                  自分の心に戻ったときには、

                  また痛みと辛さが押し寄せてきて

                   

                  その落差で心の安定も失いがちとなります。

                   

                  それゆえまたそういったものが必要となり

                  それらに頼り過ぎることで

                  依存という問題が生じることもよくあります。

                   

                   

                  このようなことから

                  もし心に大きな痛みを抱えたまま

                  どうしていいかわからないという人が

                  みえましたら

                   

                   

                  大切なこころを回復させていくうえで

                  自然の治癒に沿った、この安全な緩みのプロセスを

                  与えてあげることをおすすめいたします。

                   

                   

                   

                   

                  では今日の最後に

                   

                  緩みと呼吸はとても深い関係があります。

                   

                  それゆえ今月23日開催予定のワークショップ、

                  マインドフルネス瞑想体験会&曼荼羅アートin瑞雲院

                  では、

                   

                  呼吸のもつ力について、じっくりお話しさせていただく

                  つもりでいます。

                   

                  そして実際にマインドフルネス瞑想を体験していただき

                  その後、自らの呼吸が、

                  体や心に、どのような力をもたらしてくれるのか

                  ということを体感していただければと思います。

                   

                   

                  それでは23日、瑞雲院にて

                  参加者のみなさんとお会いできますことを

                  こころから楽しみにしておりますので

                  どうぞよろしくお願い致します。

                   

                   

                   

                  では 蓮の花をどうぞ

                   

                   

                   

                   

                  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                   

                   

                  *マインドフルネス瞑想体験&曼荼羅アート in 瑞雲院の

                   ご案内をさせていただきます。

                   

                  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                   

                  前半はマインドフルネスというものについてのお話と、

                  その後実際にマインドフルネス瞑想を体験をしていただきます。

                  後半は講師Victoriaによる、曼荼羅アートを描く というひとときを

                  楽しんでいただく予定です。

                   

                  また瑞雲院の美しいお庭を眺めながら

                  お茶とスィーツを楽しんでいただく時間もありますので

                  どうぞ楽しみになさっててください。

                   

                  *日時 11月23日(土)13時から16時半頃まで

                  *開催場所  瑞雲院 岐阜市寺町19番地

                        場所のアクセス、駐車場などについては

                        下記のHPをご覧になってください。

                   

                                    http://zuiun-jp

                   

                  *参加費 18歳以上の大人 お一人様 1500円

                      小学生高学年(4年生以上)〜17歳まで お一人様 1000円

                      お二人目から500円

                   

                  *もちものなどは特にありませんが、マインドフルネスヨガ瞑想を

                   行いますので、なるべく動きやすい服装で、水分補給になるようなものを

                   ご持参くださるといいと思います。

                   

                  お申し込みは  メンタルケア フォレスト http://mc-forest.com

                  のご予約専用メールからお申込みくださるようお願い致します。

                  また参加費は当日、ワークショップがは始まる前に集めさせていただきますので

                  どうぞよろしくお願い致します。

                   

                   

                   

                   

                   

                  苦しみは自分のこころが作るもの

                  2019.10.19 Saturday 14:33
                  0

                     

                    みなさん、こんにちは。

                     

                    いつも私のブログを読んでくださって

                    ありがとうございます。

                     

                     

                     

                    時に私達は

                     

                    今の自分の苦しみは

                     

                    自分ではなく

                    他者によってもたらされている

                    と本気でそう思い込んでいるときがあります。

                     

                     

                    またとりわけ

                    その相手に依存していればいるほど

                    その傾向は強くなるものです。

                     

                     

                    しかしどんなことであれ

                    自分が感じている苦しみは

                    まぎれもなく自分の誤った認識によって

                    作り出されているものなのです。

                     

                     

                    たとえば

                    子どもが勉強嫌いなので

                    そのことで悩み苦しんでいる親がいるとします。

                     

                    この場合、親を苦しめているのは、こどもでしょうか?

                     

                     

                    言うまでもなくそのこどもは

                    意図的に親を苦しめようなどとは思っていません。

                     

                    しかしながら

                    たとえばその親が、自分の願望をこどもに求め過ぎて

                    いたとしたら

                     

                    その通りにはならない子どもの現状に不満を感じ、

                    あたかも子供によって苦しめられているかのように

                    思ったとしても不思議ではありません。

                     

                     

                    また過去に勉強にまつわることで

                    とても嫌なことがあり、その感情が未解決なままだったりすると

                     

                     

                    いつしかそれがコンプレックスとなり

                     

                     

                    子どもが勉強嫌いであることが

                    まるで自分(親)の価値を貶めることであるかのように

                    感じてしまうかもしれません。

                     

                     

                    あるいは

                    自分は正しくて、相手は間違っている という思いや

                    他のこどもと自分の子どもを較べて

                    その優劣や勝ち負けに強くこだわる傾向が強かったり

                     

                    また固定観念や偏見が強かったする場合、

                     

                    自分が妄想したことを、あたかも事実であるかのように

                    誤認することによって、悩む必要のないことを悩んでしまう

                    ということがよくあります。

                     

                    この例で行くなら

                    子どもが勉強嫌い=間違っている→勉強が好きになるようにしなければならない

                     

                    子どもが勉強嫌い=将来負け組の人生を送ることになるかも→他のこどもよりも

                    いい成績をとれるようにしなければならない

                     

                    という妄想がその親を苦しめていることになります。

                     

                     

                     

                    このように

                     

                    欲求過剰だったり

                     

                    あるいは過去の嫌なできごとに未だ執着していたり

                     

                    妄想(基本的に将来について考えることは全て妄想である)を

                    事実と誤認することにより

                    私達は自分で自分を苦しめていることがよくあります。

                     

                     

                     

                    しかしながら

                    このことを逆説的にとらえると

                     

                    自分のこころは自分のものごとのとらえ方次第

                    なのですから

                     

                    自分のこころの世界の神様は自分である

                    ということでもあります。

                     

                    ということは

                    自分次第で、苦しみのない世界を創ることも

                     

                    可能なのです。

                     

                     

                     

                     

                    そのためには

                     

                    まずは自分の感情には自分に責任がある

                     

                    なぜならそれは自分のとらえ方によって

                    生じるものだから

                     

                    という事実を受け入れることです。

                     

                     

                     

                    そして

                    自分の中にあるどんなとらえ方が

                    自分を苦しめているのか

                     

                    ということについて理解を深めることが

                    必要ではないかと思います。

                     

                    またそれは同時に

                    こころの深いところを癒すことにも連動します。

                     

                     

                    いずれにしても

                    自分を癒し、許し

                    そして受け入れ、愛する方へと向かうことが

                     

                    自らを苦しみから解放する道程となります。

                     

                    またそれは

                    他者のことが許せないという場合でも同じで、

                     

                    その場合は

                    他者のことが許せないでいる自分を癒し、

                    許してあげることがその道程となります。

                     

                     

                    では今日の最後に

                    苦しみの意味を教えてくれる言葉を

                    ご紹介して終わります。

                     

                     

                    あのときの苦しみも

                    あのときの悲しみも

                     

                    みんな肥料になったんだなあ

                     

                    じぶんが自分になるための 

                                相田みつお

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                     

                     

                    *マインドフルネス瞑想体験&曼荼羅アート in 瑞雲院の

                     ご案内をさせていただきます。

                     

                    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                     

                    前半はマインドフルネスというものについてのお話と、

                    その後実際にマインドフルネス瞑想を体験をしていただきます。

                    後半は講師Victoriaによる、曼荼羅アートを描く というひとときを

                    楽しんでいただく予定です。

                     

                    また瑞雲院の美しいお庭を眺めながら

                    お茶とスィーツを楽しんでいただく時間もありますので

                    どうぞ楽しみになさっててください。

                     

                    *日時 11月23日(土)13時から16時半頃まで

                    *開催場所  瑞雲院 岐阜市寺町19番地

                          場所のアクセス、駐車場などについては

                          下記のHPをご覧になってください。

                     

                                      http://zuiun-jp

                     

                    *参加費 18歳以上の大人 お一人様 1500円

                        小学生高学年(4年生以上)〜17歳まで お一人様 1000円

                        お二人目から500円

                     

                    *もちものなどは特にありませんが、マインドフルネスヨガ瞑想を

                     行いますので、なるべく動きやすい服装で、水分補給になるようなものを

                     ご持参くださるといいと思います。

                     

                    お申し込みは  メンタルケア フォレスト http://mc-forest.com

                    のご予約専用メールからお申込みくださるようお願い致します。

                    また参加費は当日、ワークショップがは始まる前に集めさせていただきますので

                    どうぞよろしくお願い致します。

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    自分のことを好きになれない人へ

                    2019.09.23 Monday 20:11
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                      みなさん、こんにちは。

                       

                      いつも私のブログを読んでくださって

                      ありがとうございます。

                       

                      さて 自分を好きになるということ

                      これって言葉にすると簡単だけど

                      思っている以上に難しいことなのかもしれません。

                       

                      少なくとも私は

                      ずいぶん長い間、「こんな自分ではダメだ」

                      と思っていました。

                       

                      でもこころの深いところでは

                      たとえそうだったとしても

                      そんな自分を丸ごと受け入れて欲しい

                      という切なる欲求があったのでしょうか、

                       

                      親密な人との関係においては

                      必要以上にその相手に好かれることを頑張ったり

                      あるいは

                      そうであることの証を相手に望み過ぎて

                       

                      結果的には、自分も相手もへとへとになってしまう

                      というような恋愛を

                      何度も繰り返していたような気がします。

                       

                      そして今、

                      あらためてその頃の自分のことを振り返ると

                       

                      それらのことは

                      「私以上に私を愛することができる人などいない」

                      ということを知るために必要な経験だったのだ

                      ということがよくわかります。

                       

                       

                      実際、そのことに気づくまでは

                      ずいぶん時間がかかりましたが

                       

                      しかし今は他者が何といおうと

                      私だけは生涯自分を見捨てず、最後まで愛し続けよう

                      と思うようになりました。

                       

                       

                      ではどうしてそのような思い方に変っていくことが

                      できたのかというと

                       

                      それは

                      今まで自分が目を背けていた自分の部分や

                      他人に知られたくないと思う部分を

                       

                      ある他者(カウンセラー)に洗いざらい話すことで

                      自分と向き合い、

                       

                      それによって

                      それも自分という人間の一部であると

                      認め、受け入れることができたからです。

                       

                       

                      でもそれまでは

                      そういった自分の部分は、自分ではないとして

                      切り離し、認めようとはしなかったのです。

                       

                      それゆえ

                      たとえば自分が相手に嫉妬心を抱いても

                      それを相手のせいにして

                       

                      自分は嫉妬心など抱かないものなのに

                      相手の不適切な言動によって、

                      そのような感情をもたらされたのだ

                      と思うことで、

                       

                      自分の弱さから目を背けていたのです。

                       

                      今から思うと、そうやって

                      自分のこころを守っていたのかもしれません。

                       

                       

                      しかしながら

                      自分の弱さや欠点、また愚かさなどを

                      素直に認め、受け入れようとしていくうちに

                       

                      不思議ですが

                      その分だけ、こころの器も丈夫で大きくなっていく

                      ということが、だんだんわかってきました。

                       

                       

                      またそれとともに

                      「とどのつまり、人というのはある意味みな同じで

                       どんな人も認め難い感情をもった自分を

                       抱えながら生きているのだ」

                      ということもわかってきたのです。

                       

                       

                      そしてこの私もその一人なのだと思うと

                      なぜか自分のことが健気で愛しい存在に思えてきたのです。

                       

                      またそれは同時に他者に対しても

                      だんだんそう思うようになっていきました。

                       

                      そうなると

                      自分のことを他者と比べる必要もなくなり

                      ゆえにこころはずいぶん楽になりました。

                       

                       

                       

                       

                      さてもし今、どうしたら自分は人に愛されるか

                       

                      そしてそのためには

                      自分に何が足りなくて

                      ゆえに何をもっと頑張る必要があるのか

                      ということをあれこれ考えている人がいたら

                       

                      一度、以下のことを自分に訊ねてみてください。

                       

                      ・自分のことで、他人に知られたくない

                       隠しておきたいと思うところがありますか?

                       

                       もしあるとしたら

                       それは具体的にどんな部分でしょう?

                       

                      ・自分のことを、責めたり批判していたり

                       することはないでしょうか?

                       

                       もしあるとしたら、それは具体的に

                       どんなことに対してでしょうか?

                       

                       

                      ・自分は親によって十分に愛され 

                       また誇りに思われる存在であると思いますか?

                       

                       もしそうではないと思うようであれば

                       具体的に自分のどんな部分が、あるいはどんなことが

                       親を失望させていると思われますか?

                       

                       

                      もしこれらの質問に対する答えが

                      自分自身に対して否定的なものであれば

                       

                      それは、そんな自分であっても

                      丸ごと受け入れてほしいという

                      ありのままの自分の切なる願いです。

                       

                      ゆえに

                      その願いを自らが認め受け入れようとするならば

                      きっとあなたは今までよりももっと

                      自分を愛し、大切にしたいと思うようになっていく

                      のではないかと思います。

                       

                       

                       

                      でもどうしても

                      それが自分一人だけでは難しかったら

                       

                      かつての私のように

                      信頼のできる人に話を聴いてもらうことで

                      自分と向き合い

                       

                      そして自分の存在のあらゆる側面に気づき

                      理解を深める作業をするといいのではないか

                      と思います。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                      *蓮の花がにっこり講座のお知らせとご案内

                       

                      次回10月の講座は、「秋のマインドフルネス体験講座」

                      予定しているため、お休みさせていただきます。

                      また詳しいご案内は、このブログにてご報告いたしますので

                      どうぞよろしくお願いいたします。

                       

                       

                       

                       

                      *マインドフルネストレーナー(MCF認定)

                       ご希望の方は

                       

                      1)・マインドフルネス体験講座(ゲスト講師の時間は省く)

                        ・マインドフルネスパーソナルコース

                        ・「蓮の花にっこり講座」

                        などを受けていただいた受講時間が全部で48時間あること

                        

                        ちなみに4月29日のマインドフルネス体験講座に参加された方は

                        私のレクチャーは2時間でした(ゲスト講師の時間は省く)ので、

                        それが受講時間となります。

                       

                      2)またその間に、

                        それぞれマインドフルネスを日々実践することによって

                        

                        ・咀嚼瞑想

                        ・呼吸法

                        ・ボディスキャン

                        ・マインドフルネスヨガ

                        ・静座瞑想

                        ・歩行瞑想

                        

                        など6つの瞑想法を身につけ、それらを人に教えることができる

                        ようになるまで練習します。

                       

                      3)48時間分、受講したら

                        マインドフルネスを実践してきたことによって

                        自分がどのように変化し成長したかについての

                        レポートを作成し、提出していただきます。

                       

                      4)マインドフルネス体験講座や蓮の花にっこり講座

                        などで、実際にレクチャーしていただきます。

                       

                      ご希望の方は、受講時間カードをお渡ししますので

                      いつでもお申込み下さい。

                       

                       

                      ・お申し込みは、メンタルケア フォレストHP

                       http://mc-forest.com のお申し込専用メールから

                       ご予約下さい。

                       

                       

                       

                       

                       

                       


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