子どもを叱らない親、ちと気になりまして・・・。
2016.03.26 Saturday 21:27
みなさん、こんにちは。
最近私がよく思うことは
「子どもを叱っちゃいけない」と思っている親が
増えつつあるなあということです。
恐らくこれは、児童心理学の影響ではないか
と思うのですが
確かに子どもは、親によってたくさん肯定されることを
必要としています。
ゆえに「子どもは褒めてあげると伸びる」
と言われてますが、それは全くその通りだと思います。
しかしだからといって
「叱ったらいけない」というのでは
逆に不安を抱えたこどもに育ってしまうのではないか
と私は思っています。
なぜなら
子どものこころは自由ですが
しかしそれは私達大人のように
自ら掴み取った自由ではありません。
ですから本来こどもいうのは
どこからどこまで自由にしていいのかわからない
不自由な存在だといえます。
それゆえ
親によって「これ以上やったらだめ!」という限界を
叱られることで設けてもらう必要があると思うのです。
そしてそれによって
初めて安心した中でこころを自由にできるものではないでしょうか。
とまあ私はこのように思うのですが
公共の乗り物やレストランなので
大暴れしているこども達に
毅然とした態度でピシャッ!と叱る親御さんの姿を
あまり見かけないんですね。
注意するには注意するというか
もしかしたら叱っているつもりなのかもしれませんが
なんとなく
「こどもを叱っちゃいけないのでは・・・」という
躊躇や自信のなさを感じたりすることがよくあります。
でもそれじゃあ、
いったいこどもは何を道しるべにしたらいいのか
混乱するのではないでしょうか?
また将来自我を確立する上においても
思い通りにならないことに対しての耐性力が必要となります。
その時に「親に真剣に叱ってもらえなかったこども」は
とても苦労することになる可能性があります。
このようなことから
やはり子どもは叱られることを必要とする存在だと
私は思います。
またこどもは親に叱られることが大好きというか
そういうことをよくするものです。
ゆえに叱らずにこどもを育てる親が理想なんて思っていたら
親も病気になっちゃうかもですよ。
ところで人間のこどもを犬の躾と一緒にしたら
それこそ叱られそうですが
犬の場合においても
いくら飼い主に可愛がられて育ったとしても
躾の場面で真剣にダメだと叱ってもらうことがなかった犬は
必ず問題行動を起こします。
それは不安だからです。
私はどちらかというとあまり子育て論を述べるのは
好きなほうではありませんが
ここのところ
子どもを肯定する=叱っちゃいけないようなムードに
なりつつあるような気がしたものですから
このようなことを書いてみました。
ちなみに私の友達は、
孫娘がやってはいけないことをした時は
遠慮なく叱ってくれます。
私はそのことをとても感謝していますし
ゆえにいい友達として信頼しています。
ではまた明日。(^^)
バッチャンは、あなたのことが大好きだけど
悪いことしたら怒るで〜! Grrrrr
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