私達の心を苦しめる正体

2018.01.17 Wednesday 12:05
0

     

    みなさん、こんにちは。

     

    前回の記事では、こころを見る ということについて

    書きましたが

     

    このことをもう一度おさらいしますと

     

    ・こころの状態を言葉で確認する

    ・体の感覚を意識する

    ・頭の中を分類する

     

    ということです。

     

    そして今日は三番目の

    頭の中で分類するということについて

    書きまとめてみたいと思います。

     

    ではまず自分のこころの状態を

    どのように分類するのかといいますと

     

    1)貪欲

    2)怒り

    3)妄想

     

    で、そしてこれがブッダの教えるところの

    三毒(三大煩悩)と呼ばれているものです。

     

     

    さてでは

    貪欲とはどんな心の状態を指しているのかといいますと

    それは「求め過ぎるこころ」です。

     

    この私なども、何も不満はないかと訊ねられれば

    いろいろございます。

     

    しかしながらその不満についてよくよく考えてみますと

    やはり求め過ぎであるということに気づかされます。

     

    特に人間関係などについては

    自分の考えを正しいものとして

    相手にも「そうあるべきである」と思い込んでいたり

     

    あるいは

    「そうして欲しい」と願うことを

    期待して頑張っているのに

     

    相手が期待通りのことをしないと

    裏切られたような気持ちになってしまう

     

    そしてそれらは全て不満となり

    結果的には悩み苦しむというこころの状態に

    なってしまいます。

     

    またそれは、

    自分だけではなく相手をも苦しめることに

    なりますので

     

    不満を感じる時は

    まず「求め過ぎてはいないか?」ということを

    振り返ってみるといいかもしれません。

     

     

    次に「怒り」ですが

    いや〜、これにはほんとこころが荒らされますね。

     

    でも先ほど書きましたように

    「求め過ぎだったかもしれないな」

    ということに気づくだけでも

    怒りのパワーはいくぶん小さくなっていくものです。

     

    しかしながら

    常に不平不満ばかり言っている人

    簡単にキレる人

    人の悪口ばかり言っている人

    攻撃的な人

     

    のように

    いつも四方八方に毒をまき散らしている人もいます。

     

    もしこのようなこころの状態にあるようでしたら

    要注意です。

     

    なぜならそのままいけば

    やがては怒りの毒に浸食されて、

    体やこころに病気としてそれが表れてくる

    可能性があるからです。

     

     

    それゆえ

    もし私は「怒ってばかりいる」ということに

    気づいたら

     

    こころの深いところに溜まっている怒りを

    洗い流す必要があると思います。

     

    たとえば

    過去への未練や後悔、あるいは失敗や挫折を

    引きずっているかもしれません。

     

    あるいは

    喪失による悲しみ(悲しみも怒りの一種です)や

     

    自己嫌悪、コンプレックスなどが

    こころの重荷になっているかもしれません。

     

    これらを放っておくと

    こころの循環はどんどん悪くなり

    やがては毒を洗い流す力も衰えてしまいます。

     

    ですからいずれにしても

    こころの状態をよく見て

    「怒り」があることを感じたら

    「怒り」があると理解すること

     

    そうやって小まめに怒りを洗い流していくこと

    が大切だと言われています。

     

     

    そして最後に妄想

     

    よく私達は

    「あれこれ考えているうちに、つい余計なことまで

     考え過ぎて・・・」

    なんてことがよくありますね。

     

    それはもともと私達人間は「妄想名人」だからです。

     

    人間とは

    過去のことを思い出したりしては考え、

    あるいは先の先のことまで想像しては

    それについて考え込む癖があるようで

     

    しかもそれが

    あたかも現実だと思いこんでしまう

    不思議な生き物です。

     

    そしてその都度、

    不安になったり、焦ったり、落ち込んだりと

    こころは反応しますが

     

    事実としては

    それらは全て「妄想」なのです。

     

    それゆえ

    こころがざわつくときは

    「今、妄想している」ということに気づき

    それを言葉で確認する必要があるということです。

     

    またこれはかなり意識的に行わないと

    先ほど申し上げましたように

    いとも容易く私達は妄想する中に入りこんでしまう

    習性があるということを

    ぜひ心に留めておかれるといいのではないかと思います。

     

     

    このようなことから

    私の場合はマインドフルネス瞑想を習慣に

    取り入れていますが

     

    されどこれによって

    何かが劇的に変わるわけではありません。

     

     

    しかしながら私は

    「求め過ぎていたんだなあ」とか

    「心配して怒っていたんだ」とか

    あるいは

    「ついつい考え過ぎて妄想の中に入り込んでいたんだ」

     

    などというようなことに気づくツールとなっている

    ということを、よく実感します。

     

    ですから私のように

    よく言えば人間らしい

    悪く言えばまだまだ修業が足りないものにとっては

     

    自分のこころを見るということは

    とても大切なことであり、

    また必要なことだと思っています。

     

     

    いずれにしても

    社会(学校や会社を始め人間の集まるところ)や

    毎日食す食べ物の中にも

    必ず毒は含まれているものです。

     

    それゆえ毒をいかに洗い流しながら生きていくか

    という視点をもって

    それぞれに合った方法を見つけていかれると

    いいのではないでしょうか。

     

     

    ちなみに妄想中は、妄想していることに

    気づくことはできません。

     

    ですから脳の活動を

    思考中心から、体の感覚を優位な状態にすると

    妄想に気づきやすくなります。

     

     

    だから・・・毎日、歩くんです。(^^)

     

     

     

     

    参考文献 反応しない練習・草薙龍瞬

     

     

     

    悩みというのは、いつも心の内側に生じるものだよね。

    だから悩みを抜けるには

    こころの外にある、体の感覚に意識を向けるのが

    ベストなんだよ。

                        哲学犬 Lucky

     

     

     

     

     

     

     

     

    *新メニュ=のお知らせ 

        マインドフルネス パーソナルコース

     

    個人でじっくりとマインドフルネスの心得を理解し

    一人でもマインドフルネスを実践していくことができるよう

    カウンセラーとマンツーマンで実践していくオリジナルのコースです。

     

    またこのコースは

    ・ストレスを溜め込みやすい

    ・こころがぶれやすい

    ・リラックスが下手で緊張体質

    ・感情のコントロールがうまくできない

    ・思考することが止めにくく、いつも頭の中が忙しい

    ・自己肯定感が低い

    ・執着心から自分を解放したい

    ・他者のことが気になって生き辛い

     

    ・自己実現したい

    ・集中力や創造力を高めたい

    ・こころに穏やかさと平和を保ちたい

    ・今よりも寛容で柔軟なこころを培いたい

    ・ストレスとうまくつきあえるようになりたい etc...

     

    というような悩みや問題、

    あるいは自己成長に役立つものと思います。

     

    ただしこのコースは

    初回面接を受けて下さった方に限ります。

     

    時間 2時間

    料金 16000円

     

    お申し込みは、当ルームのHPの

    ご予約専用メールからお願い致します。

     

     

    私とのセッション(カウンセリング)をご希望される方は
    下記のHPをご覧になってください。
    ご縁のある方と共に、よいセッションを創っていきたい
    と思っています。


    http://mc-forest.com

    メンタルヘルス


    ブログ村のランキングに参加中です。

     

    よろしかったら、カエルさんポチッ!

    とクリックしてやってください。

    とても励みになります。(^^)

     

     

     

     

     

    Comment
    森先生、こんにちは。
    図書館から、背筋を伸ばして、拝読しています。

    貧欲も、怒りも、妄想も、どれも、心の中に、あります。こころの病気にもなりました。

    けれど、崩れきらなかったのは、福祉や医療や、いろんな人の支えももちろんあるのですが、いつからか、体が、どう感じているかを、感じるようになったのも、大きいように思います。

    まだまだ、いろんな時期があると思いますが、体がどう感じているかを、頼りのひとつとして、これからも、進んでいこうと思います。

    ブログいつもありがとうございます。
    自分のことが書いてあるなぁと、よく思いながら、拝読しています。
    先生も、お体を大切に。生意気ですかね(^_^;)すみません。では。
    • とびなが
    • 2018/01/21 4:11 PM
    とびながさん、やさしい思いやりの言葉をくださってありがとうございました。

    私なんかも、気づくとついつい求め過ぎているということがよくあります。

    恐らくこれは人間稼業をやっているうちは、ずっとそうかもしれませんが、でも気づくことができるようになった分だけ、楽になったような気がします。


    ではまたボチボチ書いてくつもりでいますので、どうぞよろしくお願いします。








       
    Trackback
    この記事のトラックバックURL

    Calender
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031   
    << October 2018 >>
    心理カウンセリング
    メンタルヘルス
    森 久美子のおススメ本
    Selected entry
    Category
    Archives
    Recent comment
    • 深い絆が結べるには...
      Kumi
    • 深い絆が結べるには...
      まー
    • 人と接するのが苦手な性格、これってカウンセリングで治るのでしょうか?
      Kumi
    • 人と接するのが苦手な性格、これってカウンセリングで治るのでしょうか?
      チャッキー
    • マインドフルネスでネガティブ思考を手放す
      Kumi
    • マインドフルネスでネガティブ思考を手放す
    • 自分と向き合うことってどんなこと?
      Kumi
    • 私達の心を苦しめる正体
      Kumi
    • 私達の心を苦しめる正体
      とびなが
    • 自分と向き合うことってどんなこと?
      とびなが
    Link
    Profile
    Search
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM