いい子を頑張り続けてきた人達のこころの悲鳴

2018.05.23 Wednesday 17:28
0

     

    みなさん、こんにちは。

     

     

    さていきなりですが

     

    近年は

    非常に従順で真面目、

    いわゆるいい子として長い間頑張り続けてきた

    優等生タイプの人達のこころの悲鳴が

     

    社会においても様々な形で

    表面化しつつあるのを感じています。

     

     

    また恐らくそれは私だけが感じていることではなく

    世の中の多くの親御さんたちも

    「ウチの子は大丈夫だろうか?」

    などという不安を感じてみえるのではないでしょうか?

     

     

    でもよくよく考えてみたら

    私達は自分のこどもに対して

    無意識にそのようなタイプのこどもであることを

    望んでいたりするのではないでしょうか?

     

    それゆえ中には

    自分の子どもが少しでも学校において

    高い評価が得られるよう

     

    何よりもそれを一番大切なこととして最優先し

    子どもの教育に関わっている人も

    たくさんみえることと思います。

     

     

    この私も、

    そのような願望が全くないといったら

    嘘になります。

     

    恐らくこの国の教育制度により

    いつのまにか

    そのような子ども=正しい子どもの姿

    などというイメージをもつようになったのだと

    思いますが

     

    どうやらそれも洗脳されたことのひとつとして

    頭の片隅にこびりついてのだということを

    認めざるをえません。

     

    というのも

    私は現在の学校教育による評価を通したら

    優等生という評価から程遠かったこどもでしたから

     

    周りの大人達から

    褒められた経験がほとんどありませんでした。

     

    それどころか

    特に学校では、

    いわゆる普通のこどもらしからぬ子どもとして

    なんとなく否定されていたように感じていましたが

     

    ゆえに私が関わったほとんどの先生からは

     

    反抗的であるとか

    自己主張が強過ぎるとか

    大人のマネをするませた子

    などとよく言われ

     

    ゆえにどの先生からも

    一貫して 素直さのない協調性が低い子

    と評価されてきたように思います。

     

     

    そのせいでしょうか、

    恐らく私の無意識下には

     

    「ありのままの私を否定しないでほしい」という

    怒りや悲しみと同時に、

     

    もう一方では

    「私を認めてほしい」という

    肯定されることの欠乏感があることによって

     

    混乱(コンプレックス)生じてしまった

    のではないかと思うのです。

     

    それゆえ

    今でも学校ごとに関しては

    なんとなく緊張し、あまり関わりたくないという

    回避したい気持ちと

     

    できることなら孫には

    私のように学校で否定されないよう

    なるべく学校側の言うことに沿って

    きちんとやらせようという気持ちとの狭間で

    ぐらつくときがあります。

     

    ですから

    自分の子どもが少しでも学校でよい評価を得られるよう

    親も頑張らなければならないと思っている人の気持ちは、

    私にもよくわかります。

     

     

     

    しかしながら私はこの仕事を通して

     

    ひたすら親の期待や願望に応えて

    いい子を頑張り続けてきた人の心の悲鳴を

     

    数えきれないぐらいほどたくさんの方達から

    聴かせていただいてるものです。

     

     

    それゆえ

    現在の教育制度を通して

    いい子の見本であるかのような役割を期待され

    それをやり続けていくことは

     

    いかに自分に過酷な生き方を強いることになるのか

    またそれによって様々な生き辛さが生じてくる可能性が

    あるということを

     

    みなさんにも知っていただきたい

    と思うようになったのです。

     

     

     

     

    さてでは

    この教育制度の中で

    なんとなく私達がイメージしてきたいい子、

     

    それは一体どんな子ども像なのか

    あらためて振り返ってみますと

     

    まずは従順であること

     

    したがって

    親の言うことはよくきく

     

    また学校の先生から言われたことや、

    課題に対しても

    文句など言わず、

    真面目にきちんとやる

     

    したがってテストの点数も高く

    また校則などもしっかり守り

    常に周りの大人が期待するような正しい言動に

    従うことができるため、問題なども起こさない。

     

    それ以外にも

    外見や、あるいは自分の意見や考えも

    個性的であるよりは

    その他大勢に受け入れてもらえる範囲でのもの

    ということを、なんとなくわかっている子どもであれば、

     

    周りの大人達から

    正しい子として褒められるいい子

     

    少なくとも私はこのように感じてきました。

     

     

    恐らくこのイメージ像は

    これを読んでくださってるみなさんのそれと

    大きな差はないと思うのですが

     

    だとしたらみなさんも

    このような役割を頑張り続けていくことができれば

     

    きっと社会においてもいいことづくめで

    幸せな人生を手にすることができるはずだ

    ということを信じ込まされてきた一人だと思うのですが

     

     

    しかし冒頭でも申し上げましたように

    ここ最近は

    そのような人生を過ごせるはずだった人達が

     

    自我の形成に躓きがあることによる問題を

    様々な形で、私達に教えてくれています。

     

    そしてそれらは

    今の教育制度によって作られた

    いい子のイメージという概念を

     

    いつのまにか信じ込ませられてきた

    私達ひとりひとりの問題でもあるということに

    気づく必要があるのではないかと思うのです。

     

     

     

     

    さてでは

     

    そもそも自我とは

    いったいどういったことを言うのかといいますと

     

    それは 自分が知っている自分

    と置き換えるとわかりやすいかもしれません。

     

    でもこどものときは

    まだ自分ではそれがよくわかりません。

     

    それゆえ

    自分を取り巻く周りの大人達の言うことが

    即ち自分であると認識し、刷り込んでいきます。

     

    したがって

    自我を形成する上で現れ出てくる自我の芽、

     

    私は○○したい

    私は○○したくない

     

    というその子らしさ(自由なこどもこころ)が

    どのように周りの大人達によって評価され

    受けとめられたかによって

     

    その子の自我形成は

    大きく違ったものになっていきます。

     

    当然ながら、

    自分らしさに共感された経験(肯定されること)が

    たくさんあった子どもは

    自ずと自己肯定感が培われていくため

     

    「ありのままの私」であることに満足し

    その自分を信頼して生きていこうという

    自我を確立する方向へと自然に向かっていくことができます。

     

    しかしながらその反対に

    自分らしさを否定された経験のほうがたくさんあった

    子どもは

     

    「ありのまま私」では不十分で

    ゆえにもっと頑張らなければならないという

     

    他者に自分の存在価値を委ねる生き方を

    強化していく方向へと向かうことになります。

     

     

     

     

     

    そこであらためて

    従順で真面目でなければ、否定されるかもしれない

    という怖れを抱いている子どもについて

    想像してみるといいと思うのですが

     

    そのような子どもであるためには

     

    自分の意見や考えは抑えなければなりません。

    またそれを正しいなどと思ってはいけないのです。

     

    それは大人からすれば

    非常に素直で手のかからない

    いい子として評価されたりするものですが

     

    でもそれは一方では

    自分独自の意見や考えをもってはいけない

     

    つまり自分自身を信頼してはいけない

    というメッセージでもあります。

     

    それゆえ

    自分自身であろうとする自分は

    間違った悪い子として

    抑圧されることになります。

     

    したがって

    自分らしくあろうとするのはよくない

     

    それゆえ

    周りの大人が自分に当てはめようとしている概念の中に

    留まっていた方が安全だと思うようになります。

     

    しかしながらいったんこのように

     

    自分の存在価値を他者に委ねるようになると

     

    自分のこころと繋がったことを選択することは

    難しくなります。

     

    ということは、

    即ち 従順=素直 ということではない のです。

     

    なぜなら

    本来、素直とは

    自分の素と繋がっていることをそのまま表わす

    ことだからです。

     

     

     

    それゆえたとえば子どもが

     

    宿題なんてやりたくない

    もっと遊びたい

     

    と言ったとしたら

    それは大人にとって都合の悪いことではありますが

    でも決してこころがねじれているわけではなく

     

    ただ素直に思ったことを言っているだけなのです。

     

    それでもその子が

    イヤイヤながらもなんとか宿題をするのであれば

     

    それは

     

    親に愛されたいから

    先生に褒められて認められたいから

    また友達にも好かれたいから

     

    つまり

    周りによって自分の存在が肯定され

    受け入れられる

    という安全を得たいからなのです。

     

     

     

    しかしながら

    もちろん大人に成長するということは

    社会とは自分以外の他者で成り立っているという現実を受け入れ

    そこで自分の居場所を作っていかれるようになることですから

     

    その成長過程においては

     

    勉強する必要がありますし

     

    ゆえに

    自分の欲求をコントロールする力も

    養っていかねばなりません。

     

    しかしそれと同時に大切なことは

    対人関係知性力というのものを養うことです。

     

    これに関しては

    もしかするとこれから先の未来は

    最も必要とされる能力のひとつになるのではないか

    と私は思いますが

     

    しかし実は、

    いい子の役割を頑張り続けてきた人ほど

    本来の自分(素直な気持ち)を抑える傾向が強いため

     

    対人関係に疲れやすかったり

    あるいは緊張があったりして

     

    人と関わる時に

    リラックスして自分らしく(自然体で)

    ふるまうことが

    とても難しいなどというような

    悩みを抱えていたりします。

     

     

    またそれ以外にも

    いったい自分はどうしたいのか

    などというようなことがわかりにくく

    漠然とした不安感がいつもある

     

    他者が自分のことをどう思っているのか

    ということが必要以上に気になって

    やるべきことに集中できない

     

    何かをする前から

    失敗したり上手くできないのではないか

    という心配や不安で

    常にこころが張り詰めている

     

    外向けには何も問題などないように

    ふるまっているけれど

    本当はとても孤独で不安、

    でもそのようなことを話せる人は誰もいない

     

    などというようなこともよくお聴きします。

     

     

    また従順で真面目ゆえ、

    支配的で傲慢な人から利用されてしまう

    などというようなこともよくあります。

     

     

    そういったことによる問題は

    もうすでに多くの方が気づいておられるのではないか

    と思うのですが

     

    これは私達が対人関係知性力を育むためには

    いかに 子どもどうしがよく遊ぶ ということが必要で

    大切なことであるかということが

     

    今の教育制度ではあまり重要なこととして

    考えられていないからだと私は思っています。

     

     

    しかしながら

    このように自我を形成する上での躓きがあると

     自我を確立する というこころの状態へと至ることが

    とても難しくなってしまうのです。

     

     

     

    それゆえ

    傲慢な支配者に対して服従的である とか

     

    常に自分を他者と比較して一喜一憂する とか

     

    いつも頑張っていないと、こころが落ち着かない 

     

    などというように

    自分を苦しめてしまうことになります。

     

     

     

    このようなことから

    私達にとって真にこころの安全基地となりうるのは

     

    他の誰でもない

     

    自分が知っている自分、

     

    それは

    自分のこころとしっかり繋がっていることを

    選択することができる自分がこころの中心にあること

     

    ではないかと思います。

     

     

     

    では今日の最後に

     

    二つの動画をご紹介しますので

     

    今の教育制度に疑問を感じてみえる人がいましたら

    時間のある時に、ぜひじっくりご覧になってみてください。

     

     

    そして今一度

    本来の自分がこころから我が子に対して望むこと

    に立ち戻るための、刺激剤として

    これらの動画をご覧になって下さればと思います。

     

    では下記をクリックして、ご覧になってください。

     

    テーマ:学校のルール

    http://check.weblog.to/archives/4184372.html

     

     

    テーマ:たった一度の人生を変える勉強をしよう

     

    https://www.youtube.com/watch?v=9VSx2PkoiEw

     

     

     

     

     

     

    大丈夫。

     

    誰が何といおうと、君は君らしく堂々と生きればいい。

     

    そして

    自分という大地に

    しっかりと根を張りめぐらせるんだよ。

                           

    そうすればきっと君は

    君自身であることに幸せを感じることだろう。

                    

                  崖っぷちのカウンセラー               

     

     

     

     

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    ・自己肯定感が低い

    ・執着心から自分を解放したい

    ・他者のことが気になって生き辛い

     

    ・自己実現したい

    ・集中力や創造力を高めたい

    ・こころに穏やかさと平和を保ちたい

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    ・ストレスとうまくつきあえるようになりたい etc...

     

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