「ねばならない思考」が生む生き辛さ

2018.10.19 Friday 14:23
0

     

    みなさん、こんにちは。

     

     

    今日は

    「ねばならない思考」に縛られると

    思っている以上に生き辛さが生じるものである

    ということについて書いてみようと思います。

     

     

     

    さてこの思考ですが

    これは私も含めて誰もがもつものです。

     

    ゆえに私達はよく

     

    やらねばならない

     

    行かねばならない

     

    勝たねばならない

     

    成功しなければならない etc ...

     

    などという思いに従って

    がんばっていたりするものではないでしょうか。

     

     

    またそうすることで

    自分の能力を高めていったり

    あるいはその結果としてよい評価を

    得られたりします。

     

    しかし問題は

    それがいつのまにか

    行き過ぎてしまうことです。

     

    またこれには

    なかなか自分で気づけなかったりします。

     

     

    しかしながらこの傾向が強まってくると

    自分の基準通りでないことに対して

    必要以上にストレスを感じるため

    こころのバランスが崩れやすくなります。

     

    とりわけ

    完璧を求める傾向が強い人は

     

    どうしても

    完璧ではないことばかりに目が行きがちとなるため

    思考もネガティブに偏りがちとなります。

     

     

     

    そして

    この思考が自分に向けられる場合は

     

    完璧でなければ

     

    否定されるかもしれない

     

    嫌われるかもしれない

     

    というスキーマ(無意識下の思い込み・信念)

    あるため

     

    自分が完璧であること

    つまり理想の自分でなければならない

    ということを過度に自分に要求します。

     

    それゆえ

     

    こころはいつも緊張し

    疲れやすく

     

    また気分のアップダウンも激しい

     

    などというように

    こころの安定を保つことが

    難しくなります。

     

    またそのように不安定なこころの状態が

    長く続くと

    どうしてもこころは弱ってくるため

     

     

    今度はその自分を責めたり

     

    あるいはそんな自分を

    情けなくみじめに感じて

     

    自分が存在することさえ

    申し訳けなく思ってしまう・・・

     

    などというように

    うつへと移行していくことがよくあります。

     

     

     

     

    またその反対に

    それが自分以外の他者に向けられる場合は

     

    自分の完全性や特別性、

    または優位性などが認めてもらえなかった

    と感じると

     

     

    その相手に対して

    批判的になる とか

    攻撃的になる などどいうように

    敵のようにみなしてしまうことが

    よくあります。

     

    またそれは

    自分を認めて欲しいと思う相手ほど

    その傾向を強く表します。

     

    でもそれは

    それだけその相手に甘えたい、愛されたい、認められたい

    という気持ちがあるからなのです。

     

     

    したがってその相手を必要とすればするほど

    自分の基準をその相手に押し付けるというような

    支配的な関わり方をしますが

     

    でもそれは相手にしてみると

    こころの自由が奪われてしまうこと

    になるので

     

    当然ながら

    他者との信頼的な関係を構築することは

    難しくなります。

     

    それゆえ孤独という問題を抱えることが

    よくあります。

     

     

    このように

    「ねばならない思考」というのは

     

    過度になると

    他者との繋がりを遮断してしまうことにも

    なるのです。

     

    ちなみに

    岡田尊司氏(精神科医)は

    「ねばならない思考」は愛をも壊す

    と言っていますが

     

    確かにどんな対人関係の問題にも

    この思考が過度になり過ぎていることが

    認められます。

     

     

     

     

    ではなぜそんなに

    完璧にこだわるのでしょうか?

     

     

     

    その大きな要因としては

    養育者(主に親)との間に

    安定した愛着が形成されていない

    ということがあげられると思います。

     

     

    たとえば親との関わりにおいて

    条件付きの愛しか与えてもらえなかったという場合、

     

    そのこどもは自分のことを

     

    親の期待や願望に応えられる自分→肯定される=価値ある自分(信頼感・安心)

    そうではない自分→否定される=価値のない自分(不信感・不安)

    と刷り込んでいきます。

     

    それによって

    完璧でなければ否定される

    という偏ったスキーマ(無意識下にある信念・思い込み)を

    もつことになります。

     

    これはたまたま一つの例ですが

     

    他にも親が支配的だったり操作的だったり

     

    あるいは過保護・過干渉だったり

    その反対にネグレクトの傾向が強かったり

     

    また両親の不和など

    その原因となる関係性は多岐にわたりますが

     

    いずれにしても

    親との関係性において十分に安心感が得られなかった

    という愛着の問題が

     

    なにごとに対しても

    自分の思い通りにならなければ

    自分の存在価値を感じることができない

     

    つまり完璧でなければ

    自分の存在価値が脅かされるという不安を

    生じさせているのです。

     

     

     

     

    それゆえもし

     

    ・潔癖症である

     

    ・ものごとが思い通りにいかないと

     自分を責める傾向がある

     

    ・その反対に

     他者のせいにする傾向がある

     

    ・自分のことをよく他者と比べる

     

    ・弱みを見せると否定されるような気がするので

     弱音をはくことができない

     

    ・自分を犠牲にしてまで人に尽くす

     

    ・誰かのことをすぐ理想のように思うけれど

     何か一つ自分の基準から外れると

     敵のように感じる。

     

    ・なにごとにも細かいところが気になる。

     

    ・勝ち負けに過剰にこだわる

     

    ・新しいことを始めたり

     知らないところへ行くことが苦手である。

     

    ・きちんと整理整頓されてないと

     落ち着かないわりに

     いったん散らかりだすと

     収拾がつかないほど散らかってしまう。

     

    ・いつも焦りがある

     

    ・よくイライラする

     

    ・批判的・攻撃的だったりする

     

     

    などというようなことによって

    心身のバランスを崩しやすい

     

    あるいは

     

    このような傾向の強い人との関係性に

    悩んでいるという人がみえましたら

     

    一度、親との関係性を見つめ直してみることによって

    自分のスキーマに気づく作業に取り組まれると

    いいのではないかと思います。

     

     

     

    では今日の最後に

     

    苦しみの本質を深く見つめることは

    理解と思いやりを育てることに気づき、

     

    本来の自分自身に戻ることを可能にします。

     

    また自分の苦しみを理解できて

    初めて人の苦しみもわかることができます。

     

    それゆえ気づくということが

    こころを楽に変容させていく唯一の道しるべとなる

    ということを、

    どうそこころの片隅に留めておいてください。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

          

     

     

    マインドフルネス瞑想は、自分の見方への執着や

    認識の誤りが作りだす苦しみに気づくための

    とても良い方法です。

     

    なぜなら、それは

    思考から距離をとる練習でもあるからです。

     

    またそのように

    自分の思考を客観的に見つめことができなければ

    自らを苦しめる思考の歪みや偏りに気づくことも

    できません。

     

    それゆえ私自身もこれを習慣化することによって

    ねばならない思考に陥っている自分に気づき

    こころの安定を図るようにしています。

     

    前回のマインドフルネス体験会は、

    仕事上の都合で日延べさせていただきましたが

    11月25日(日)に開催することに致しましたので

    ご興味のある方は、ぜひご参加くださいませ。

     

    きっと自分についてたくさんの気づきを

    得られることと思います。

     

     

     

     

    ではあらためて

    マインドフルネス体験講座のお知らせです♪

     

    日時11月25日(日)13時から16時頃まで

     

    場所 メンタルケア フォレスト (当ルーム)

     

    参加対象 15歳以上大人

     

    参加費用 4500円

     

    持ち物 特にありませんが、歩行瞑想やマインドフルネス体操

        などを行いますので、動きやすい服装+歩きやすい靴で

        お越しください。

     

    ☆ お茶とお菓子、また当ルームのある美濃市ゆかりの

      小さなプレゼントをご用意してお待ちしています。

     

    ☆ 丹羽先生(整体師)から素敵なサプライズがあるそうですので

      どうぞお楽しみに。

      

      

    お申し込みは下記のメンタルケアフォレストのHPにある

    お申し込み専用メールからお願い致します。

     

    ではあらためて皆さんのご参加、

    こころから楽しみにしていますので

    どうぞよろしくお願い致します。

     

     

     

     

     

    *新メニュ=のお知らせ 

        マインドフルネス パーソナルコース

     

    個人でじっくりとマインドフルネスの心得を理解し

    一人でもマインドフルネスを実践していくことができるよう

    カウンセラーとマンツーマンで実践していくオリジナルのコースです。

     

    またこのコースは

    ・ストレスを溜め込みやすい

    ・こころがぶれやすい

    ・リラックスが下手で緊張体質

    ・感情のコントロールがうまくできない

    ・思考することが止めにくく、いつも頭の中が忙しい

    ・自己肯定感が低い

    ・執着心から自分を解放したい

    ・他者のことが気になって生き辛い

     

    ・自己実現したい

    ・集中力や創造力を高めたい

    ・こころに穏やかさと平和を保ちたい

    ・今よりも寛容で柔軟なこころを培いたい

    ・ストレスとうまくつきあえるようになりたい etc...

     

    というような悩みや問題、

    あるいは自己成長に役立つものと思います。

     

    ただしこのコースは

    初回面接を受けて下さった方に限ります。

     

    時間 2時間

    料金 16000円

     

    お申し込みは、当ルームのHPの

    ご予約専用メールからお願い致します。

     

     

    私とのセッション(カウンセリング)をご希望される方は
    下記のHPをご覧になってください。
    ご縁のある方と共に、よいセッションを創っていきたい
    と思っています。


    http://mc-forest.com

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    そんなわけで 今日も 蓮の花をどうぞ。

     

     

     

     

     

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