対人関係の問題には、必ず感情の境界線の混乱がある

2019.05.07 Tuesday 10:10
0

     

    みなさん、こんにちは。

     

    人の悩みというのは

    ほとんどにおいて対人関係によるものですが

     

    その大きな原因の一つとして

    他者と自分との間における 感情の境界線 

    に混乱が生じているということがいえると思います。

     

    またそれは同時に

    他者と自分との 責任の境界線 も曖昧である

    ということになります。

     

    そしてこの問題は

    どちらかというと西洋人よりも

    私達日本人の方が抱えやすいバッググラウンドが

    あると思います。

     

    というのも

    私達日本人は

    自分の意見や考えを伝えるときに

     

    みんなは、普通は、常識では、世間では

     

    などというような言葉を

    よく主語として使う傾向がありますが

     

    それは育っていく過程において

    この国ではどうしたって

    同調圧力というものに慣れていく必要が

    あるからです。

     

     

    それゆえ

    コミュニケーションする時も

    無意識に他者から同調を得られるような

    言動や態度をとる傾向がありますが

     

    それは同時に

    他者の気持ちを思いやりながら

    自分のことを伝えようとするわけですから

    とても高度なコミュニケーション術ともいえます。

     

    しかしながら

    個人主義の確立された西洋人にとっての

    コミュニケーションは

     

    他者と自分の違いを知り、

    それを認め合うためのものです。

     

    それゆえ

    人はみな違うということを前提とした

    西洋人のコミュニケーションはわかりやすく、

    またそれと同時に感情の境界線も

    明確化されやすいということが言えるのではないでしょうか。

     

     

     

     

    いずれにしても

    どちらがよくてどちらが悪い

    ということを言いたいのではなく

     

    実際問題として

    日本人の多くが、感情の境界線の混乱により

    対人関係による悩みを抱えているということは事実です。

     

    またこれは、私も含めて

    決して他人事ではないというか

     

    普通の日本人であれば、

    大なり小なりみな抱えている共通の問題だと

    思うのです。

     

    そして特にそれは

    親子や夫婦

    あるいは恋人や友達、

    または上司や先輩などのように

     

    自分にとって重要で近い関係性にある人ほど

    顕著に表れます。

     

     

     

     

    たとえば

     

    *パートナーが不機嫌そうだと

     なんとなく自分のせいのような気がして

     機嫌をとってしまう

     

    *上司に何かを期待されたり、要求されると

     断ることができない

     

    *恋人の反応が怖くて

     自分の気持ちや要求が言えない

     

    *自分の考えを抑えて

     友達に合わせようとする

     

    *子供の問題なのに

     自分が乗り出して解決しようとする

     

    *自分が決めるべこと(人生における大切な決断)を

     他の誰か(親、パートナー、恋人)に決めてもらおうする。

     あるいはその反対に、

     本人(子供、パートナー、恋人)が決めるべきことを

     自分が決めようとする。

     

    *自分の幸せを(親、子ども、パートナー、恋人)

     に期待し過ぎている。

     

     

    もしこのような関わりかたに心当たりがあれば

    境界線を明確にする必要があるかもしれません。

     

    またなぜその必要性があるかというと

     

    このような関わりかたの根底にある動機は

    相手の感情をコントロールしたい

    というものだからです。

     

    そしてそれは

    それだけ相手の態度や評価、また感じ方に

    自分の存在価値を委ね過ぎている

    ということでもあります。

     

    それゆえ

    相手の感情を変える必要性が生じるのです。

     

     

    またその場合、

    相手が自分にとって

    望ましい反応(言動や態度)である場合は

    問題ありませんが

     

    そうではない場合は

     

    あたかも相手によって

    自分は不快感情をもたらされている

    というとらえかたになるため

     

    どちらにとっても、それはストレスとなり

    ゆえにその関係性も時間とともに

    不健康になっていきます。

     

     

     

     

    それゆえ

    感情の境界線を明確化していくには

     

    まず

    相手の感情に責任を負うのではなく

    自分の感情には自分が責任を負う

    という意識をもつ必要があると思います。

     

    そしてもうひとつは

    コミュニケーションをする時は

    なるべく私を主語にすることです。

     

    これをアイメッセージと言いますが

     

    たとえば、

    子どもが大声で騒いでいるので

    気が休まらないなどという時に

     

    「もう〜!どうして静かにできないの!!」

     

    という言い方だと

     

    言われた子どもは

    自分が悪い子だからお母さんが怒ってる

    というメッセージになるかもです。

     

    でも

    「お母さん(私は)、疲れちゃったから、

     ちょっと横になりたいの。

     だから少しの間、静かにしててね。」

     

    というアイメッセージであれば

    小さなこどもでも、意外ときいてくれたりするものです。

     

     

    またこのようにアイ・メッセージを意識していると

     

    今、自分が感じていることは

    自分が選んだ言動、態度、考え方によって

    生じたものであるということが

    だんだんわかってきます。

     

    またそうすることにより

    他者の感情を変えようとする必要性が

    なくなるため

     

    今までのように

    他者との関わりにおいて

    本来の自分が望まないことをしたり

     

    あるいは必要以上に無理や我慢をして

    他者に認められることを頑張る

     

    などというようなことも不要になるため

    対人関係によるストレスも低減していくことと

    思います。

     

     

     

     

    ちなみに

    私も、海外生活の最初の頃は、

     

    オーストラリア人の

    あのあっけらかんとした正直さに

    よく痛みを感じ、それにストレスを感じて

    いました。

     

     

     

    何しろ日本人のように本音と建て前というのはなく

    ほとんどにおいては本音という直球ばかりですから

     

    最初はそれにとまどい

    必要以上にいい人を頑張っては

    ストレスを溜め込み、よく落ち込んだものです。

     

    それを傍らで見ていたフラットメイトが

    ある日、私にこう言いました。

     

    「オーストラリア人に対して

     日本人のような反応を期待している限り

     君は自分に対して不正直になるゆえ

     苦しくなるよ。」

     

    まさにそれはピンポ〜ン!でした。

     

     

     

    自分以上の自分になろうとする努力なんて必要ないよ。

     

    どこにいても

    誰といても

    まずは自分のこころとしっかり繋がっていること。

     

    そうすれば

    相手のあるがままも受け入れやすくなり

    互いにとってここちのいい境界線がわかってくるよ。

     

     

    ところで崖っぷちのカウンセラーは

    僕とのツーショットを自撮りして

    「ラッキーもハッピーでしょ?」と言わんばかりの顔しているが

    自分のFEELING=僕のFEELING となってるようだ。

     

    これは僕には問題だ。

    なぜなら僕は眠たい。 

    Leave me alone ...

                       哲学犬 Lucky

     

     

     

     

     

     

     

     

    *蓮の花がにっこり講座のお知らせとご案内

     

    ・この講座は毎月第一週目の木曜日に当ルームにて開催します。

     

    ・時間は13時から14:30まで

     

    ・定員は1回の講座につき5名様まで

     

    ・参加費用はお一人様3500円

     

    ・最初の講座は6月6日(木)13時からです。

     

    ・毎回は、楽しくマインドフルネスについての

     理解を深め、ともに体験し、

     参加者全員がにっこりとほほ笑んで

     終わることができるような講座にしたいと思います。

     

     

    *マインドフルネストレーナー(MCF認定)

     ご希望の方は

     

    1)・マインドフルネス体験講座(ゲスト講師の時間は省く)

      ・マインドフルネスパーソナルコース

      ・「蓮の花にっこり講座」

      などを受けていただいた受講時間が全部で48時間あること

      

      ちなみに4月29日のマインドフルネス体験講座に参加された方は

      私のレクチャーは2時間でした(ゲスト講師の時間は省く)ので、

      それが受講時間となります。

     

    2)またその間に、

      それぞれマインドフルネスを日々実践することによって

      

      ・咀嚼瞑想

      ・呼吸法

      ・ボディスキャン

      ・マインドフルネスヨガ

      ・静座瞑想

      ・歩行瞑想

      

      など6つの瞑想法を身につけ、それらを人に教えることができる

      ようになるまで練習します。

     

    3)48時間分、受講したら

      マインドフルネスを実践してきたことによって

      自分がどのように変化し成長したかについての

      レポートを作成し、提出していただきます。

     

    4)マインドフルネス体験講座や蓮の花にっこり講座

      などで、実際にレクチャーしていただきます。

     

    ご希望の方は、受講時間カードをお渡ししますので

    いつでもお申込み下さい。

      

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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