気をつかい過ぎて疲れやすいという人へ

2019.06.03 Monday 00:20
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    みなさん、こんにちは。

     

     

    人に対して細やかな神経をつかうことができる

    というのは、間違いなく長所だと思います。

     

    しかしながら

    人というのは長所がいき過ぎると

    逆にそれが生き辛さになることがあります。

     

    実際にそういった傾向びある人のお話を聴かせていただくと

     

    いつも心が緊張し

    神経を休めることができない

     

    また本当の自分はどうしたいのか

    ということがわかりにくくなり

     

    なんとなく不安だったり

    モヤモヤした感じを抱えて生きている

     

    などというようなことをよく話されます。

     

     

     

    その原因は、人によって様々だと思いますが

     

    しかし意識上の理由としては、

     

    どの人も

    他者に傷つけられたくない(否定されたくない)

    という怖れから

    神経をつかい過ぎてしまうようです。

     

     

     

     

     

    しかしながら

    人と人とが関係を構築していくには

     

    時に対立したり

    あるいは間違いを犯して

    傷つけ合うこともあるものです。

     

     

    しかしながら

    たとえそのようなことが起ったとしても

    人との関係に生じてくるものは

    ただそれだけではなく

     

    時に励ましあったり

    あるいは助け合ったり

    また共に楽しんだり

    などというように

    いいこともあるはずです。

     

    でも絶対に傷つきたくない

    あるいは傷つけてはならない

    という思いが強過ぎると

     

    いつも心に鎧をまとうことになり

    お互いの心に触れ合うことが

    難しくなってしまいます。

     

     

    また相手に気をつかって

    本当のことが言えない

     

    それゆえ

    いつも自分の気持ちを抑えて

    我慢してしまうとなどというようなことも

     

    それは相手に気をつかっている

    のではなく

     

    そのように関わることで

    相手から傷つけられないように

    しているわけですから

     

    実は自分を守ることに気をつかっている

    ということです。

     

    またもっというと

    それだけ相手に対して敵意的なとらえ方をしている

    ということでもあります。

     

     

    そういう意味では

    過度に遠慮深いなどというような気のつかい方も

     

    それは謙虚というより

     

    遠慮しないと、

    私のことを感じ悪いとか

    図々しいと思うかもしれない

     

    というふうに

    その相手を敵意的にとらえているからです。

     

     

    でも実は

    かつてオーストラリアで海外生活を始めた頃の

    私もそうでした。

     

    最初の頃は

    彼らの開けっぴろげな正直さが

    無神経に思えて、よく痛みを感じました。

     

    それゆえ

    ホームパーティーのたび

    やたら気をつかってはくたびれて

    よくヘトヘトになっていました。

     

    今から思えば

    「疲れちゃったから、ちょっと寝てくるねー。」

    とか言っても、彼らは全然OKなのに

     

    最後までずっとニコニコしながら、

    心の中では

    「早くみんな退散してくれ〜」なんて、よく思ってました。

     

    でも時が経つにつれ

    無駄な神経をつかうより

     

    自分がどうしたいかを率直に伝える

    という個人主義の社会に少しづつ慣れてきて

     

    やがてその方が楽だということに

    気づいてからは

     

    あまり無理をしないようになりました。

     

     

     

    さてこのような経験を通して

    あらためて思うことは

     

    日本人であるがゆえの「甘えの抑圧」と

    過剰に気をつかう傾向というのは

    とても深い関係があるということです。

     

     

    よくよく考えてみたら

    気をつかう 即ち 自分を抑えたり 遠慮したりするときは

     

    その相手、あるいはその場面や状況において

    甘えたいけど甘えられないor甘えてはいけない

    と思っているときではないでしょうか?

     

    それゆえ

    外でよく気をつかう人ほど

    ウチではものすごくわがままだったりすることも

    よくありますよね。

     

    また傷つくことを恐れて

    本当のことを言わないようにするというのも

     

    やはりそれは

    自分が望む反応を相手から期待できない

    と思うからそうするわけで

     

    それは言い換えると

     

    相手にいい人と思われることで安全を得たい

    という甘えを満たしてほしいということです。

     

     

    このように

     

    甘えたいという欲求があるにも関わらず

    それを抑圧しているため

     

    意識の上では甘えていないつもりでも

    無意識下では、甘えを満たしてもらおうとしている

     

    という場合は

    どうしてもその相手に対して

    必要以上に気をつかうことになります。

     

     

    しかしながら

    自分の中に甘えの欲求があることに気づき、

    それを認め、受け入れていこうとするのであれば

     

    相手のあるがままの反応が

    そんなに気にならなくなるというか、

    そのままにしておくことが

    できるようになっていきます。

     

    わかりやすくいうと

     

    よくも悪くもそれが相手の姿、

     

    というように、相手のいいところも悪いところも

    含めた全体性をとらえて

    関係していくことができるようになります。

     

    またそれによって

    今までのように、過度に神経をつかうことで

    こころのエネルギーを消耗してしまうということから

    解放されていくこととと思います。

     

     

     

    ところで

    少し前に亡くなった友達のお葬式は、

    今日、行われました。

     

    彼女が脳腫瘍と診断を受けた後、

    彼女が住む村の人々は、すぐさま大きなチャリティパーティを

    企画して、楽しく賑やかに、医療費を集めました。

     

    また今回も村の人が

    彼女の救急搬送費を始め医療費用、またお葬式の費用など

    残された家族が負担しなければならないお金が

    少しでも楽になるようSNSで寄付を募りました。

     

    そして彼女の夫は、多くの人の悲しみを感じ

    今日のお葬式は

    彼女の旅立ちを一緒に祝う会にしたい

    という意向を表明しました。

     

     

    私は参加できませんでしたが

    でもその様子は想像できます。

     

    オージーウェイですから、

    きっといかに彼女が面白くて素敵な人だったか

    というエピソードを

    集まった人それぞれがユーモアたっぷりに語り合い

     

    笑い合って

    ときに涙して

    ハグしあい

     

    飲んで、

    食べて、

    もしかすると踊りだす人もいたりして

     

    できうる限り明るく

    彼女の旅立ちを祝っていることだろう

    と思います。

     

     

    ちなみに生前彼女は、

    謙虚であることが、いかに尊い生き方であるか

    それは日本人から学んだと言っていましたが

     

    私も

    私たち日本人とは、また違うところに

    気配りや思いやりをもつオーストラリア人から

    多くのことを学びました。

     

    一部のクライアントさんから

    ご心配と励ましのメールをいただきましたこと

    どうもありがとうございました。 感謝

     

     

     

    今日は彼女の旅立ちの日。

    オーストラリアに飛んで行きたい気持ちを込めて

    なつかしい写真を載せてみました。

     

     

     

     

     

     

     

     

    *蓮の花がにっこり講座のお知らせとご案内

     

     

    ・この講座は毎月第一週目の木曜日に当ルームにて開催します。

     

    ・時間は13時から14:30まで

     

    ・定員は1回の講座につき5名様まで

     

    ・参加費用はお一人様3500円

     

    ・最初の講座は6月6日(木)13時からです。

     

    ・毎回は、楽しくマインドフルネスについての

     理解を深め、ともに体験し、

     参加者全員がにっこりとほほ笑んで

     終わることができるような講座にしたいと思います。

     

     

    *マインドフルネストレーナー(MCF認定)

     ご希望の方は

     

    1)・マインドフルネス体験講座(ゲスト講師の時間は省く)

      ・マインドフルネスパーソナルコース

      ・「蓮の花にっこり講座」

      などを受けていただいた受講時間が全部で48時間あること

      

      ちなみに4月29日のマインドフルネス体験講座に参加された方は

      私のレクチャーは2時間でした(ゲスト講師の時間は省く)ので、

      それが受講時間となります。

     

    2)またその間に、

      それぞれマインドフルネスを日々実践することによって

      

      ・咀嚼瞑想

      ・呼吸法

      ・ボディスキャン

      ・マインドフルネスヨガ

      ・静座瞑想

      ・歩行瞑想

      

      など6つの瞑想法を身につけ、それらを人に教えることができる

      ようになるまで練習します。

     

    3)48時間分、受講したら

      マインドフルネスを実践してきたことによって

      自分がどのように変化し成長したかについての

      レポートを作成し、提出していただきます。

     

    4)マインドフルネス体験講座や蓮の花にっこり講座

      などで、実際にレクチャーしていただきます。

     

    ご希望の方は、受講時間カードをお渡ししますので

    いつでもお申込み下さい。

      

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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