自分のこころにちょうどいい加減を見つけましょ。

2019.06.25 Tuesday 23:02
0

     

    みなさん、こんにちは。

     

     

    最近私は、夢の中で

     

    「あんたいい年して、そんなことやっちゃけないよ」

    と言われてもおかしくないような

    不謹慎なことをやらかした。

     

    それは間違いなく

    私という人間の一部でありながら

     

    やはり意識の上では

    思っている以上に他者の目を気にして

    生きていたりするのであろうか

     

    こう見えても

    意外と毎日はありきたりな普通の生活を

    送っているのである。

     

    でもここのところ

    いささかそれを窮屈に感じていたのだろうか

     

    どうやら夢で、私はチョイ悪願望を満たし

     

    本来のダメ子の私を取り戻して

    退屈ないい人になり過ぎないよう

    調節したのではないかと思う。

     

     

    話は変わるが

    少し前に、プライムビデオで

    イギリスのコメディドラマ、「FLEABAG」を見ていた。

     

    これは

    主人公の女性が頭に浮かべる本音が

    どの場面においても饒舌に語られる

    現代版シェークスピアのようなドラマである。

     

    主人公の女性は

    品行方正とは程遠く、

    時にハチャメチャなことをやらかし

     

    またその本音も

    誠に身勝手で

    しかも下世話だったりする。

     

    しかしながら

    誰にも見せない

    また彼女自身でさえ向き合うことを

    怖れているこころの深いところに

     

    ガラスのような繊細さと

    深い悲しみがあるのに気づかされる場面が

    いくつかあり

     

    偽善者とは反対で

    どうしようもないダメ人間の仮面をかぶった

    天使のこころを隠し持つ女性なのである。

     

     

    同じように

    彼女を取り巻く人達のキャラクターも

    独特の癖と毒があり

     

    たとえば

     

    超一流のキャリアでもって

    社会的にはとても成功しているにもかかわらず

    夫婦の関係は冷めてきっていて

    いつも不機嫌な姉

     

    妻に先立たれ、後妻との生活に幸せを

    見い出そうとするものの

    娘たちとの壁ができて孤独な父

     

    セクハラ事件を起こして

    そういった問題を克服するための

    ワークショップに参加することを

    余儀なくされた銀行マン

     

    神に全てを捧げて生きていくことを決意した

    にもかかわらず

    恋愛にこころを奪われ

    神と本能の狭間で悩み苦しむも

    本能には逆らいきれない神父

     

     

    登場人物全員が

    この人は善人というキャラクターとは程遠く

    されど悪人でもなく

     

    しかしながら全員が

    なんとか自分らしく生きようともがいている。

     

    それゆえどの人も

    どうしようもない自分の部分を抱えながら

    ギリギリ生きているのである。

     

    そんな人間模様が描かれたドラマであったが

     

    最後まで見終った後、

    どの登場人物にも愛しさとせつなさを感じた。

     

    そして

    つくづく人間とは

    欠点や足りないところがあるから

    愛されないのではなく

     

    むしろそれは

    愛すべきその人らしさであり

     

    ゆえに

    時にめんどうで

    やっかいだといわれても

     

    やはり結局は

    それこそが

    愛さずにはいられない魅力でもあるのだ

    とあらためて思った。

     

     

     

    だからね

    無理していい人になろうとしたり

    優秀であろうとする必要なんてない。

     

    欠点はね、愛されるためにあるんだから。

     

     

    ちなみに哲学者の中島義道氏による

    「私の嫌いな10の人々」という本には

     

    ・笑顔の絶えない人

    ・常に感謝の気持ちを忘れない人

    ・みんなの喜ぶ顔が見たい人

    ・いつも前向きに生きている人

    ・自分の仕事に誇りをもっている人

    ・「けじめ」を大切にする人

    ・喧嘩が起るとすぐ止めようとする人

    ・物事をはっきり言わない人

    ・「おれ、バカだから」と言う人

    ・「わが人生に悔いはない」と思っている人

     

    が嫌いな理由が、延々と書かれている。

     

    そしてこの本の最後には、以下のようなことが

    書かれている。

     

    どんな思想であっても、その人固有の感受性に基づいて

    考えぬき、鍛え抜いているかが決め手となる。

    その労力に手を抜いている人は嫌いなのです。

     

    一番手抜きがしやすい方法は、しかも安全な方法は何か?

     

    大多数が同じ言葉を使い、同じ感受性に留まっていることです。

     

    それからずれるものを自分の中に見つけるや

    用心深く隠し通すことです。

     

    後は知らぬ存ぜぬで、見ないよう、聞かないよう、

    気がつかないようにしていればいい。

     

    人生は平穏無事に過ぎていくことでしょう。

     

    こういう人は「いい人」なのです。

     

    しかも、自分の弱さをよく知っており、

    大それた野望など抱かず、

    つつましく生きたいと願っている。

     

    おわかりでしょうか?

     

    こういう人が私は最も嫌いなのです。

     

     

     

    このように「いい人なんて大嫌い」という仮面の下には、

    いったいどんな顔が隠れているのだろうか、

     

    もしかすると

    美しく正しい言葉で身を守る、

    薄汚れた大人にアレルギーを起こすほど

     

    彼のハートは

    幼児のように超純粋で傷つきやすく

    脆いのではと私は感じたのであるが

     

    それゆえ

    がっちりと理論武装することで

    自分のこころをも守っているのかなあ・・・

     

     

    いずれにしても

    人間は、いい人or悪い人 、

    あるいは強い人or弱い人

     

    どっちに偏るも、生き辛いと思う。

     

     

    それゆえ

    やはりいい塩梅という言葉があるように

     

    これが自分らしくて

    ちょうどいい加減かなあ

    という感じを見つけていくのが

     

    よりよく生きるってことじゃないかなあ

    なんて思いますが

    みなさんはどうでしょう?

     

     

     

     

     

     

    人間の頭の中って

    いつも忙しくて動いてて、うるさそうだね。

     

    僕の頭の中は、信じられないほど静かで平和だ。Zzz...

     

     

     

     

     

    *蓮の花がにっこり講座のお知らせとご案内

     

     

    ・この講座は毎月第一週目の木曜日に当ルームにて開催します。

     

    ・時間は13時から14:30まで

     

    ・定員は1回の講座につき5名様まで

     

    ・参加費用はお一人様3500円

     

    ・次回の講座は7月4日(木)13時からです。

     

    ・毎回は、楽しくマインドフルネスについての

     理解を深め、ともに体験し、

     参加者全員がにっこりとほほ笑んで

     終わることができるような講座にしたいと思います。

     

     

    *マインドフルネストレーナー(MCF認定)

     ご希望の方は

     

    1)・マインドフルネス体験講座(ゲスト講師の時間は省く)

      ・マインドフルネスパーソナルコース

      ・「蓮の花にっこり講座」

      などを受けていただいた受講時間が全部で48時間あること

      

      ちなみに4月29日のマインドフルネス体験講座に参加された方は

      私のレクチャーは2時間でした(ゲスト講師の時間は省く)ので、

      それが受講時間となります。

     

    2)またその間に、

      それぞれマインドフルネスを日々実践することによって

      

      ・咀嚼瞑想

      ・呼吸法

      ・ボディスキャン

      ・マインドフルネスヨガ

      ・静座瞑想

      ・歩行瞑想

      

      など6つの瞑想法を身につけ、それらを人に教えることができる

      ようになるまで練習します。

     

    3)48時間分、受講したら

      マインドフルネスを実践してきたことによって

      自分がどのように変化し成長したかについての

      レポートを作成し、提出していただきます。

     

    4)マインドフルネス体験講座や蓮の花にっこり講座

      などで、実際にレクチャーしていただきます。

     

    ご希望の方は、受講時間カードをお渡ししますので

    いつでもお申込み下さい。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    Comment
    kumi先生、こんにちは。
    私は、普段、「いい人」をこしらえて、生きている。」という意識があります。

    で、大人になって、最近気づいたのですが、「私が生きている」という感じがしなくなってしまいました。こころにふたをして、頭だけで、選択して生きている感じです。


    いい人をすることは、あながち悪いことじゃないのかもしれませんが、(お年寄りに席を譲るとか)、自分を生きていないのは、違うと思います。

    のんびりと、今の自分に、ありのままの自分を混ぜていけたらいいなと、今は、思っています。m(__)m
    • とびなが
    • 2019/06/27 6:29 AM
    とびながさん
    お久しぶりです。「いい人をこしえながら生きている」・・・まさに私もそれが行き過ぎると、まるで酸素不足の中を生きているような息苦しさを感じます。

    そんな中で、最近思うことは、ちょうどいい加減の匙加減で、自分らしさというスパイスの分量を加えながら、生きていけたらいいなあということです。

    それには、ちょっとやり過ぎ、あるいは足りないなどと、いろいろやってみながらつかみとっていくしかないのでは、
    などと思いますが、

    それってきっと
    とびながさんの、のんびりありのままの自分を混ぜていくというのと、同じなのかもしれませんね。

    ではまた気の向いたときに、コメントくださいね〜! (^^)





    • Kumi
    • 2019/06/27 2:57 PM








       
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