深い絆が結べるには...

2010.05.28 Friday 15:00
0
    カップルの関係は次の五つの
    段階を経て変化していくものである。

    その一 恋愛期

    いわゆるあばたもえくぼって時期で

    男はこの時期、女にためにたくさん時間を
    作るし、セックスにも精力的。
    女も、同様、男にやさしく、
    献身的で、相手とのSEXを楽しむ。

    その二 対立期

    お互いの関係性が恋人同士である

    というのが定着した頃、
    男も女も、それぞれ本来の自分を相手に
    表し始める。
    この時期、喧嘩や言いあいが増えるけど
    対立を通して、お互いの違いを
    学びあう試練の時。

    その三 受容期

    互いが対立することを恐れず、

    二人がお互いについてよく学びあえたあと
    相手に与えることは、
    実は自分が得ることにつながることを学ぶ。
    相手を受け入れた分だけ
    自分も受け入れられる。
    このプロセスでは、相手を理解することを
    お互いが学びあう時期なので
    忍耐と柔軟性が試されるとき。

    その四 安定期

    自分が、相手よってに受け入れられている

    という感覚が、
    互いに感じられるようになると
    安心感が芽生えてくる。
    この時期、二人は助け合い、
    支えあう関係であることを学びあい、
    一緒に成長していくことができる。

    その五 深い絆

    この段階までくると、

    男であること、女であることから
    お互い、もっと自由になり
    人間同士としての尊敬や信頼が
    何より大切であることを学びとる。

    そして

    私は私でいられる。
    あなたはあなたでいられる。
    私たちは私たちでいられる。

    されど

    私は一人。あなたも一人。

    でも私たちは、どちらも独りではなく
    人生を一緒に旅しながら
    ともに成長できるチーム
    だということを学ぶ。

    あなたと彼、または彼女は
    今、どのプロセスに在りますか?

    どのプロセスを超えていくにも
    一番大切は、コミュニケーション。

    男も女も
    これを大切にして、
    お互いぼちぼち行きましょー。


    エリザベス湖
    ここには、 かものはし が生息してるんですよ!















    まねき猫見っけた!

    2010.05.27 Thursday 16:01
    0
       2週間前ぐらいになるだろうか、
      学校帰りにOPPTUNITY SHOPへ
      立ち寄った折、まねき猫を見つけた。

      これが、なんともど派手な金色の猫で、
      とても趣味がいいとは思えないしろものだけど
      値段が3ドル+久しぶりの縁起かつぎで
      買うことに決めた。

      家に帰って、玄関脇の大きなテーブルに
      置いてみたら、意外や意外、
      この古い洋館に
      よくマッチするではないか。

      それからしばらくして
      私の手元に永住権の申請書が届いた。

      これは、外国で暮らす移民にとっては
      いろいろな福祉を受けることができるように
      なるので、私にとっては
      安心して暮らすことに結びつく、
      ありがたーいものだ。

      よかったーと思ってたら
      今度は、青い目のおっさんに仕事の
      依頼が舞い込んだ。

      ここんところ、仕事運に恵まれてなかった彼は
      とてもHAPPYそうで、

      まねき猫のご利益かもーなんて二人で話してたら

      その次の日...

      おっさんと買い物のために
      ストリートを歩いていたら
      道で10ドル拾った。

      ラッキー! 

      これで帰りにCAFEでコーヒーを
      飲もうということになって
      ケーキと一緒に楽しんだ。

      いやー 10ドルってところがいいでしょ。
      これが大金だったりすると、
      ちょっと怖かったり、気がひけたりするけれど
      10ドルだからね。

      即座に ” ありがとさんです!! ” てことで
      ちゃっかり、いただいちゃいました。

      いいことが起きると、
      やはり ありがとう という気持ちが
      刺激されるようで

      ここのところ、
      とてもお世話になった数人の友達に
      お茶をご馳走させてもらった。

      お茶ぐらいなら、相手も気兼ねせずに
      つきあってくれるから。

      また昨日は、大学の先生に、日本へ帰るための
      休学報告をかねて、お礼のメールを出した。

      そして、今日、学校では、しばらく私が
      日本帰国のため休学するということで
      SMALL PARTYをしていただいた。

      とてもとても嬉しかった。

      学校では、ほんとに国境がない。
      どの国の人も、お互いに移民として
      それぞれの大変さが理解しあえるので、
      皆、とてもやさしくて暖かい。

      今日、私はふと思った。

      どうやらまねき猫は
      ここオーストラリアで
      私がいかにたくさんの人から、やさしさや親切
      また励ましをいただきながら
      やっと、安心して日本へ帰国できる日が
      来たのだということを教えるために
      我が家へ来たのではなかろうか?

      ほかっておいたら、
      いつのまにやら足りないものを探し出して
      不平不満を言い出す愚かな私。

      そんな人間ニャー 何もいいこと起きるわけニャーぞ。

      だからまねき猫さまが教えてくれたのだ。

      感謝じゃニャー。
      感謝の気持ちこそが福を呼び寄せるのじゃニャー。



      どうです? これ、日本にいたら絶対買わないんじゃないかなー。
      でも、ここオーストラリアでは宝物です!
      しかも、猫の手は おいでおいで と動くんですよ。

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      自分の本音が言えない人

      2010.05.24 Monday 13:44
      0
        対人関係が苦手だと思ってる人の中には
        相手とぶつかることを恐れている人がよくいる。
         
        しかし、ぶつかることを恐れて
        自分の本音を抑圧しても
        実際は互いが理解しあったことには
        ならないでしょ。

        したがって、ケンカにもならない代わり
        お互いが理解しあうこともできない。

        それゆえ、本音を言えない人は
        人というものは、
        必要であれば
        時にぶつかり合いながら、
        関係性を発展させていくということが
        こころのレベルで感じとることが難しい。

        ではなぜ、その人は、人とぶつかることを
        そんなに恐れているのだろう?

        それは、自分の思うことを
        相手に率直に伝えるよりも

        自分が相手に NO を言わない、
        つまり従順であるほうが
        生きやすい家庭で育ったことが窺える。

        子供は自分一人で生きられないことを
        本能的に知っているから
        少しでも、親から愛情を得ることで
        安心感を得たいと思うからだ。

        そしてその子なりの
        防衛機能を作っていく。

        どうしたら、親に愛されるか
        どうしたら、親に見捨てられずにすむのか

        その防衛機能が強ければ強いほど
        その子は、親の元で緊張していたともいえる。

        そしていつのまにか
        自分の本音を言う イコール 
        相手の気分を損ねる
        もしくは嫌われる
        という心のシステムをつくりあげ

        自分の思っていることを
        率直に話すこと自体に
        罪悪感さえ感ずるようになっていく。

        それは大人になっても
        自分の中にある、
        親から認められたいという欲求が
        自分をがんじがらめにしているから。

        またそれは、言い換えると、
        今現在も、親から精神的自立を
        果たしていないということになる。

        自分が思うこと
        自分が感じていること
        それはまず自分によって
        表現することを認めてあげることが大事。

        それが、親の作った枠組みから
        自由になること。

        またそれがあなたの防衛機能を
        緩めて、対人関係を向上させることにつながる。

        対人関係が苦手だと感じている人は
        自分の思いや感情を開放できないから
        常に対人関係に緊張している。

        でもね...
        人は皆、それぞれ違う思いや感じ方
        をもってあたりまえなんだから

        自分独自の思いや感じ方があっても
        全然、かまわないんだよ。

        まず相手に合わせてしまう前に
        自分の思いや感じていることを
        相手に伝えることができると いいね。


        秋のメルボルン 日曜日の昼下がり

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        帰国まであと2週間

        2010.05.20 Thursday 20:28
        0
           後 残すところ2週間目に
          私はメルボルンを立つ。

          BACK TO JAPAN、カウントダウン開始!
          て気分です。

          今、久しぶりに帰る日本にドキドキしてます。
          嬉しいのか、緊張してるのか、よくわからない感じ。
          これって始めての感覚。

          いつも外国へ旅に出て
          戻ってくるときは、

          「あー、もうホリデーが終わる。
           まだ日本に戻りたくなーい。」
          なんてぼやいてたように思う。

          でも今度は約一年半ぶりの帰国。

          やっぱ日本はいいなーて思うことのほうが
          多いのか、それとも早く、オーストラリアへ
          とっとこ戻りたいって思うのか、
          自分でも予測がつかない。

          それでも、帰国を決めた以上は
          日本での1ヶ月を意味あるものにしたいから

          私は今回、私が会いたいと思う人、
          また私に会いたいと思って下さる人と
          できるだけ会えたらいいなと思ってます。   

          それだけは、日本に帰国しないと
          できないことだから。

          すでに家族以外、
          何人かの友人やクライアントさんから
          ’是非、会いましょう’ というメールを頂いた。

          とても嬉しかったです! 
          この場でもう一度、 ありがとうございます!!

          ある意味、距離はマジックだなって思うのは
          こんなに遠く離れて暮らしているからこそ
          会えたときは、
          お互い会えたことを喜びあえるような
          時を過ごそうという気持ちになる。

          そう思うと、やっぱりワクワクする。

          ここまで書いてふと気がついたこと...

          やっぱ私、今回の帰国、相当 楽しみにしてたんだ。

          もし、家にトランポリンがあったら
          ポイーン ポイーン と飛んでるはず。

          待ちきれない気持ちを抑えてたばかりに
          ドキドキしてたんだなー。


          私の大親友LUCKY

           この眼で見つめられると、帰国がつらくなってしまうほど
          彼は、キュートでファニーなのだ。 でしょ? でしょっ?








          ロボット開発

          2010.05.15 Saturday 16:58
          0
             少し前になるけれど
            TVで、日本のロボット開発の現状についての
            ドキュメンタリー番組を見た。

            将来に対して、
            人間が考えつく、ありとあらゆる
            必要性から、
            その内容に応えるロボットの開発に
            日本の企業が、今、相当力を入れ込んでいるらしい。

            TVで紹介されていたのは
            介護ロボット、秘書ロボット、ペットロボット、
            情報提供ロボット、シェフロボット ets...。

            ある老人ホームには、オットセイをモデルに
            したロボットが置かれていた。

            お年寄りが、話しかけたり、触れたりすると
            そのオットセイロボットもやさしく反応する。

            確かに、お年寄りの方も、嬉しそうに
            そのロボットに話しかけたりさわったりしていた。

            このへんまでは、
            ほほえましく見ていられたけど

            介護ロボットが登場してからは
            うーーーーーーーーーん と首をひねって
            うなってしまった。

            だって   

            介護ロボットが受け入れられるのであれば
            育児ロボットも受け入れられて当然てことに
            なるんじゃない?    

            今現在、先進国のほとんどの人が
            あたりまえのように携帯電話やCPを
            使ってるように

            そんなに遠くない将来、
            介護ロボットや育児ロボットが
            人間を育てたり、世話をしたりすることになるのかも。

            これって
            人間にはこころがあるということ、
            また人間には感情があるということ、
            どう考えてんの???
            と私には思える。

            高度医療技術化にしてもそうだけど
            これによって、以前なら死に至る人が
            確かに生命維持される時代になった。
            でもそれは患者のまま、
            生命維持装置の力で
            無理やり生かされているともいえる。

            ともかくなんでもいいから生きている
            ということが人間にとって尊いことなのか
            それとも
            最後まで<人間として>の尊厳を
            もって生きることが尊いことなのか

            わたしたちひとりひとりが
            もっと深く考えるべきことだと思う。

            そして私たちが決して忘れてならないのは
            人間を体だけでとらえないということ。
            心身ともに という言葉があるけれど

            アンドレーワイル医学博士が言ったように
            ”こころは 体全体のひとつだ” と思う。

            賛否両論いろいろあると思うが
            私は、今以上、科学が進歩することに
            全くもって興味がない。

            その恩恵にあやかってる部分は確かに
            たくさんあるけれど
            もう   充分 だと思う。

            地球のバランスから考えても
            これ以上の科学の進歩より
            自然を取り戻すことのほうが
            うーーーーーーんと大切であると思う。


            少なくとも私は
            ペットロボットや介護ロボットの
            お世話になんかなりたくないよ。

            そんな老人ホームに入れられたら
            おそらく ぐれた不良老人 になりそうだー。


            william stawn beach   

            私たちは人間は、いかに自然に癒されてることか...
            日本も苦し紛れでロボット開発に取り組んでいるのかもしれないけど
            やはり、自然を守ることに貢献する国になってほしい。

















            男とか女とか言う前に...

            2010.05.12 Wednesday 10:10
            0

              男の身体には、たくさん筋肉がついている。
              狩をして餌を仕留めるためには
              その瞬発力と強靭な力がいるから。

              女の身体は、男より筋肉が少なく
              その代わり、脂肪がたくさんある。
              子供を生み、育てる性は
              その柔らかさと無常件のやさしさがいる。

              でも自分に自信のない男は
              女が自分の意志をもったり、
              自分の意見をもつことを恐れて

              女も一人の人間であるという
              あたりまえのことを拒絶する。
              もしくは、おさえつけようとする。

              しかしそれは

              単に、その人の弱さ からでたものである。


              一方、自分に自信のない女は
              自分の意志をもたず、
              また自分の意見を言うことも恐れて


              男も女と同様、一人の人間である
              というあたりまえのことを認められない。
              そしていつのまにか、
              男は強くて、女は弱いと思い込む。

              しかしそれは
              単に その人のずるさ からでたものである。

              実際は男と女の身体の構造が違うだけ。

              お互い、違う強さと、違う弱さを
              もっているからこそ
              互いが助け合って生きることを
              必要としている。

              でもそれは
              決して相手を自分に従わせることではなく
              また逆に相手に頼り切って、
              追従することではない。

              それぞれが
              助け合って生きていくのに必要なことは

              まずお互いに、男と女のパワーゲームを
              しないことだ。

              そして
              男である前に
              女である前に
              それぞれ
              強さも弱さも両方併せ持った
              一人の人間であることを認め
              受け入れること。

              そのツールは
              男は女を
              また女は男を

              尊重し
              理解し
              信頼することであると思う。

              もちろん、これは自分も含めて

              TO SAY IS EASY、
              BUT TO DO IS NOT EASY...


              WILLIAM STAWN
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              秋のメルボルン

              2010.05.11 Tuesday 15:09
              0
                 先週の土曜日は、
                家族でぶらーりとWILLIAMSTAWN
                という所へ行ってきた。

                若者や観光客でにぎわう
                人気スポットST.KILLDAビーチ沿いとは
                場所も雰囲気も正反対。
                ちょっとひなびた静かな町。


                昔はパブが一杯あったストリートらしいけど
                今は、カフェとレストランがほとんとで
                家族連れがのんびりできる町に
                なっている。



                このストリートの向かい側は公園になっていて、
                その公園からハーバーが見渡せる。



                私たちは、このストリートでコーヒーを楽しんだあと
                ビーチヘ向かった。

                素朴で静かなビーチ沿いを、日が暮れるまで歩いた。

                秋のメルボルンの海沿いの景色...
                よかったら、楽しんでいってください。










                オーストラリアの空は低く、そして広く、またとても大きく感じる。
                この日、夕暮れの空を走る雲は、オレンジ色だった。

                この国に来てから、空と海のダイナミックなコントラストに
                ずーっと、魅せられっぱなしの私だ。

                寂しいときも、悲しいときも
                私はいつも空を見上げては
                ”明日はいい日になりますように”と願ってきた。

                これからも、きっと幾度かそんな願いを胸にして
                異国で暮らしていくだろう自分を
                ふと、今日は、いとおしく感じた。

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                誰かのために頑張ってる人

                2010.05.09 Sunday 17:13
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                   自分が相手にしてあげていることは
                  相手もそれを本当に望んでいることなのか
                  かどうか、考えてみたことありますか?


                  たとえば、そんなに寒くもない日に
                  犬に洋服を着せるようなこと。
                  でも犬にしてみたら
                  はた迷惑なだけ。

                  では、なぜその飼い主は、
                  自分の可愛い愛犬に
                  はた迷惑なことをするのかな?

                  それは自分が寒がりやだから。
                  そして、この人は、自分が望んでいることは
                  犬も望んでいると思っている。

                  じゃあたとえば...

                  私はこんなにあなたのことを
                  心配して色々、たずねてるのに。

                  私は、いつも全部、あなたに
                  合わせているのに。

                  私はあなたのために、
                  あれこれつくしているのに。

                  これも先ほどの飼い主と一緒。

                  自分自身に不安がある人は
                  人にやたら心配されることで
                  安心を得たいと思っている。

                  でも心配される人は
                  不安にさせられるだけ。
                  なぜなら、心配はとても
                  ネガティブなエネルギーだから。

                  また依存心の強い人は
                  相手に全て合わせることで
                  自分自身で生きようと試みず
                  相手に生かしてもらおうとする。


                  でも全部、合わせられるほうは

                  自分自身の時間さえもたせてもらえない。
                  自由の羽を閉じたまま
                  相手を背負って生きていかねばならなくなる。

                  さらに自立できていない人は
                  自分を子供のように扱ってほしいので
                  相手も子供のように扱う。

                  したがって、尽くされている人は
                  自立心を阻まれているようなものである。

                  自分が相手にしてあげてる
                  と思うことのほとんどは

                  実は、全て、
                  自分がそうしてほしいことなのである。

                  そして、目の前の相手は、
                  たとえその人が、
                  自分の親や子供であったとしても
                  自分とは違う感じ方をする
                  全く、別の人なのです。


                  YOUNG GIRLS ARE WAKING ON St KILLDA ST
















                  古いものに囲まれた生活

                  2010.05.07 Friday 08:24
                  0
                     今朝起きてから、コーヒーを飲みながら
                    ぼんやり思ってたことは...

                    人間長く生きてると
                    いろんな経験をするもんだなあってこと。

                    現在、私は今までの人生の中で
                    一番古くて、大きな家に住んでいる。
                    築、85年のレンガ作り、
                    はい、それはそれは
                    バリバリのトラディショナルハウスです。

                    夏は非常に涼しいので、クーラーを使う
                    必要なし。
                    でも...冬は寒い。
                    ストーブつけても、家全体が冷え込むので
                    私はこの家が苦手になる。

                    ところどころ剥げ落ちた壁を見ると
                    なんだかこころもうらぶれ、
                    青い眼のおっさんが大切にしてる
                    これまたとても古い置物も
                    目障りに感じるときがある。

                    しかもおっさんの愛車は1960年代のFORD。
                    やはりこれもでかくて古い。

                    この国では、古い物に対する憧憬を抱いてる人たちが
                    結構いて、(特にメルボルンは)
                    よく手入れされたビンテージカーを
                    満足そうに乗っている人たちを見かける。

                    おっさんも、愛車にはよく手入れを要求される。
                    何しろ古いし、中身(エンジンやモーター)は
                    おっさんの手作りだから。

                    でも日本にいたときの私の暮らしは
                    全部がモダンなもので囲まれてた。

                    住んでたマンションも、今時のモダンスタイルで
                    使ってるものも(車を含めて)
                    壊れたら、直すことができないと決め込んで
                    すぐ新しい物を購入して使っていたから
                    古いものとの付き合い方を知らなかった。

                    でもここに移り住んでからは
                    BRITISH特有の
                    倹約主義+古いものに対する美的価値観
                    になじまなくてはならず、
                    最初は固い水道のコックを回すにも
                    ストレスだったけど、
                    今は古いものとの付き合い方にも
                    ずいぶん慣れてきた。

                    この家がかなり私を鍛えてくれたのだ。

                    考えてみりゃ、
                    日本では古いものイコール恥ずかしいなんて
                    風潮のほうが強く
                    便利に慣らされて
                    常に新しいものを買わされてたって気がする。

                    その分スポイルされて
                    ちょっとした不便でも
                    ストレスに感じてブーブーいう人間
                    になってたと思う。

                    おっさんは、1週間前から、
                    バスルームのタイル張り替えと
                    玄関周りの壁の塗り替えにチャレンジしている。

                    見てると、大変な作業だ。
                    でもそうやって、手入れするから
                    古いものには人間の愛情が込められていくのかも。

                    いずれにしても
                    これも私にはおもろい経験だ。

                    そう思うことにして、
                    今年の冬も
                    この寒ーーーーーーい家で
                    少しでも暖かく過ごす知恵をひねり出そうと思う。


                    青い眼のおっさんの車 FORD100 実はこの車は1960年代の救急車。
                    街を走っていると、時々 ビンテージカーの好きな人にやたらほめられて
                    たまに、いくらだったら譲ってもらえるか聞かれるときもある。
                    手間隙かけた、おっさんの大きなオモチャだ。
                    どうやらおっさんは、この車の小さな傷や錆も愛しているらしく、
                    ピカピカ塗装には興味がない。
                    またそれをCOOLだと思う人も、この国には結構いるんですよね。




                    今夜はギョーザ

                    2010.05.06 Thursday 19:03
                    0
                       今夜の献立は手作りギョーザと野菜スープ。

                      家の庭には、ニラが常備はえているので、
                      ギョーザにはたっぷりニラを入れる。

                      最近は、冬に備えて、なるべく生姜やにんにく
                      を使うように心がけているんだけれど
                      ギョーザはまさにうってつけの料理だと思う。

                      それと、私の場合、家で仕事をしているので
                      キッチンで一人、もくもくとギョーザの皮の
                      ひだを作る作業は、ある種メディテーションみたいな
                      ところもある。

                      後、たまに手をきっちり使うことは
                      非常に大切なことだと思う。

                      でもそれは、CPを早くたたけるという意味とは
                      ちょっと違い...丁寧に心を込めて、ひとつひとつの
                      ことに、必要なように手を使うということ。

                      これは頭の働きを良くするだけではなく
                      こころを癒し暖めるように思う。

                      だから、疲れ気味のときは
                      あれとこれとあれを作ろうなんて考えないで
                      たった一品の料理を、丁寧に作るということで
                      手抜き+SIMPLE IS BEST と思うことにしてる。

                      実は、このことはオーストラリアでの生活で学んだ。

                      自分を少しでもリラックスさせることは、
                      簡単そうで、意外と難しい。

                      でも毎日の生活に興味をもつと
                      それを自然に見つけていかれるんじゃないかな
                      と思う。

                      さて
                      明日はどんな日になるかなー?


                      LUCKYとビーチを散歩








                      Calender
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