聴覚について。

2010.09.30 Thursday 09:36
0
     私たちは常日頃、視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚
    と、この五感から情報をキャッチし、
    それを脳に伝える。
    そして脳がいろいろな命令や判断を下し
    それらの情報を処理する。

    したがって、五感がいきいきと働いている状態、
    つまり感性がすぐれている状態であれば
    外界からたくさんの情報を正しく受けとり、
    生きるためのエネルギーがたくさん得られる。

    ところが現代社会においては、この感性が
    だんだん衰えてきているように思う。

    CPやゲームなどで視覚のみを異常に酷使したり、
    一歩外にでればいろんな音であふれかえり、
    そうでなくても家ではTVが一日中つけっぱなしであったり、
    また添加物や保存剤が混入されている食べ物があふれ
    実際にその食べ物の本来の味がわかりにくくなっている。

    これら様々なことが要因して感性が衰えてくると、
    自分の身に迫る危険を察知したり、
    自分の体に起こっている異変に気付くことが難しくなる。

    また五感を通して得られる情報量が少なくなるので、
    脳の働きそのもの鈍り、本来の生体リズムが狂い始める。

    五感の中でも、私達は比較的、視覚に対しては
    敏感であるが、聴覚に対しては低下している状態
    に気がついていないことが多いと思う。

    でもちょっと考えてみてください。
    わたしたちは通常眠るときは目を閉じますが、
    耳は24時間にわたって開いたまま、
    つまり聴覚は、私たちが生きていく上で必要な
    情報を24時間体制でキャッチしているわけである。

    ということは、聴覚が衰えるということは、
    脳に多大な影響を及ぼすということである。

    これらのことを思慮すると、私はちょっと
    憂鬱になってしまう。。。というのは
    ほとんどの子供や若者が、常にゲーム音やTVの
    音の中にいるということ。

    私は、この夏息子の家に約1か月居候して。
    このゲームやTVの音にはすっかりまいってしまった。
    息子家族は、ほんとに私によくしてくれたのだけど、
    正直言って、この音の氾濫にはまいった。

    オーストラリアで暮らしている頃は、
    静かな時間が自然にもてていたので、
    私の聴覚はOKだったのだろうと思う。

    その研ぎ澄まされた聴覚が、不必要な音に反応して
    私の神経をいらつかせた。

    でも、これは息子の家が特別なのではなく
    この国自体の文化となりつつあるのが、
    私をさらに憂鬱にさせる。

    健康な人は、高周波音、中周波音、低周波音の
    いずれもある程度聞こえ、音の肯定を認識したり
    音がどの方向から聞こえているにかを識別する。
    つまり音の世界が大変豊かで広い。

    しかし病気やストレスのある人は、この逆で
    一部の音を除いて全般的に聞こえが悪く、
    音の高低や方向もうまく認識できず、
    非常に狭い音の世界で生きている。

    そして自分の意識上では気がつかないところで
    たくさんストレスを受けている。

    このように聴覚のゆがみは免疫力の低下につながり、
    病気になりやすくなったり、
    また治りにくくなったり、老化も早まることになる。

    また聴覚は脳に作用するだけではなく、
    自律神経を始め、あらゆる神経に多大な影響を及ぼしている。

    どうぞ皆さん、特にゲーム大好きな方達は
    ”耳を大切に” ということを今一度考えてみてください。
    毎日毎日の積み重ねが、30代後半から徐々に
    姿を現してきます。

    ときどきでいいから、
    静かな夜に本を読むとか、虫の音を楽しむとか、
    音楽なら高周波がたくさんでてるクラッシック、
    (特にモーツアルトはいいそうですよ。)などで
    どうかあなたの耳をリラックスさせてあげてください。

    参考文献 篠原佳年医学博士
         不眠が治る「魔法の音」



    LUCKYの夕食後のリラックスタイム。
    彼が耳を休めてるときは、
    このように耳もたら〜んと折れてます

    にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ OKだったら、カエルさん
               ポチンとしてね!



    週末はゆるゆる。

    2010.09.28 Tuesday 20:28
    0


       日曜日は友人と姪が家に来てくれたので、
      3人+LUCKYと、揖斐川町方面へと出かけた。

      山があって、川が流れていて、そこでは
      数組の家族がキャンプやピクニックをしていた。
      とてもピースフルでのどかな場所。

      私はそのすぐ近くの山から湧き出ている水を頂いて、
      その後、川べりをブラブラ散歩。

      たったそれだけのことをしただけなのに、
      いつも田舎の方へ行くと感じるのは、
      なんだかとてもおなかがすく。

      きっと、自然の景色に癒されたり、
      またそのような場所でのんびりすることで
      日頃のストレスから解放されるため
      消化活動が促されるのだろうと思う。

      案の定、3人とも腹ペコになって
      お昼は結構、ガッツリ食べた。

      友人が帰った後は
      久しぶりに、姪と二人でゆっくり過ごした。

      この日、LUCKYは姪とは初対面なのに、
      ずっと前から彼女を知ってかのるように、
      とてもリラックスしていた。
      きっと、私のリラックスがLUCKYにも伝わるのだろう。
      姪も姪で、外から戻った後は家でゆったり昼寝を楽しんだ。

      こんな家族特有の、”それぞれお好きにどうぞ〜”て
      感じのゆるゆるタイムもまた格別だ。


      姪は、若干20歳だけどちゃんと一人で生きている。
      平日は一所懸命仕事して、休日は若者らしく
      伸び伸びと楽しんでるようだ。
      若くても、ちゃんと一国一城の主。
      だから私は、彼女を一人の大人のとして
      リスペクトしている。

      LUCKYもオーストラリアから日本へ来て、
      まだ1か月足らずだけど、とても順調に新しい生活に
      適応しつつある。
      セッション中は、なんとかジェントルマン。
      でも田んぼに行くと、スーパーワイルドボーイになる。
      10月からは、本格的にセラピーDOGのトレーニング
      を受けることになる。

      この私も、6月にオーストラリアから帰国し
      なんとか8月中旬から仕事できるように頑張った。

      だから2人と一匹の日曜日は、
      こんなまったりした感じでちょうどいい。

      夕飯のレシピは、また明日から出動開始!の
      姪と私のために、あくまでやさしく。。。
      里芋と厚揚げの煮物+マイタケとベーコンのソテー
      +卵焼き+豚汁。 

      LUCKYにはサンデースペシャルとして、大好物のラム肉。
      久しぶりのAUSSI BOY DAYだ。

      そのあと2人と一匹は、アイスクリームを食べて
      さらにゆるゆる〜 ゆるゆる〜 と緩めきり
      切りのいいところで解散。

      久しぶりに、家族タイムがとれて、
      よ〜く緩めた休日を過ごしたせいか、
      週明けからの調子はGOOD!

      どう週末を過ごすかは、とても大事なことだよね。
      伸びきったゴムが、パチーンと切れてしまわないように、
      伸びきる前に、必ずよ〜く緩めることが大事。

      イメージとして、適度に緊張して、伸ばして、伸ばしたら
      今度はゆっくり、力を抜いて、なるべく頭も空っぽにして緩める。

      そして緩めるときは、
      よ〜く遊ぶ、よ〜く楽しむ、よ〜く休む。

      どうぞ皆さんも
      週末には、この3点を盛り込んであげてくださいませね。


      Lucky said that I have family in Japan too,so I,m not lonely...

       にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ今日は雨後晴れだったね。
                 人生も、よく似たものじゃないかな?
                 OKだったら、ポチッとしてね!

      対人関係に不安や恐怖があるときの、簡単イメージ療法。

      2010.09.27 Monday 15:30
      0
         対人関係の基礎は、まず自分と自分の関係が
        ちゃんと整っているかどうかということが大事。

        対人関係に不安や恐怖感があるときは
        相手に自分がどう思われるかということが、
        こころの真ん中にあるとき。

        言い換えると、周りの人に自分のことを
        こんな風に思われたいという自分と
        実際の自分が食い違っているときは、
        どっちの自分が自分であるかがわかりにくく
        それが無意識下での葛藤となる。

        しかし実際は、周りの人を一人一人
        ばらばらにしてみると、
        皆全く同じ感じ方や
        とらえ方をしているわけではなく、
        いつのまにか、自分自身が周りの人という枠組みを作り、
        そこへ自分を押し込めているだけである。

        その狭い枠組みから、自分のことを解放してあげましょう。

        そして、周りの人が自分のことを、
        それぞれどのように感じてくれてもいい。
        またはどのようにとらえてくれてもいい。
        どうぞお好きなように感じ、
        お好きなようにとらえてくださいと
        いうふうに、おまかせしましょう。

        そうしたら次は、
        ”自分は周りの人にこう思われるべきである”
        という枠組みから、自由に飛び立つことを
        次の要領でイメージしてみてください。

        ではちょっとだけ軽く目を閉じて。。。

        呼吸をゆっくり、深〜く、

        吸うよりも、吐くほうに意識を集中して、

        さらにゆっ〜〜〜〜くり、 深〜〜〜〜く

        顔の力を抜いて、口をだらしなくぽかーんと開けて
        次に肩の力も抜いて、

        だんだん指先に重さを感じながら

        体全体の力を抜きましょう。

        そして気持ちよく リラッ〜〜〜〜〜クス。

        そしたら

        蝶々、かもめ、イルカ、何でもいいから

        あなたの好きな自由のシンボルを思い浮かべ、

        それに自分の中から出てきた好奇心を
        重ね合わせましょう。

        そして自分の選んだシンボルに合わせて、

        気持ちよく浮遊したり、流れたり、
        または楽に泳いだりする感覚を
        イメージして味わってみてください。

        あなたの好奇心は
        あなたを広げるこころの素。

        あなたの好奇心は
        あなたを広い世界へどんどんと導いてくれます。

        赤ちゃんは、いつも好奇心に向かって
        発達し成長していますね。
        かつてのあなたもそうだったはず。

        でも逆に、好奇心が衰えてしまうと、
        残念ながら心は老いていく。
        そして老いたこころは、どんどんと心を閉じ
        しかも体そのものも老いた状態に導いていく。

        だからもし何かに、好奇心や興味があるなら
        迷わずそれに近づいていけばいい。
        あなたのペースでね。

        では最後に、
        次に書かれていることを、声にだしてみてください。

        私は私が感じたように感じていい。
        私は私のしたいことをすればいい。
        大切なのは、私自身がその私に、 
        YES! と思ってあげること。

        YES! YES! 
        私は私であればいい。
        YES! YES!
        私はその私が大好き。
        YE〜〜〜〜S!!!!!!!!

        秋はいろんな色や光が楽しめるね。
        にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへよかったら YES! でポチッとどうぞ。



        男と女 向き合いすぎは疲れるよ。

        2010.09.26 Sunday 20:58
        0
           
          相手との関係がどうしようもなくくずれて、
          修復がとても難しい状況に陥ってしまったら

          逆に自分が男であることや女であることから
          離れてみるのはどうだろう。

          相手が自分の恋人とか、あるいは妻や夫だとか、
          そういうお互いの関係的役割から
          いったん降りてしまう。

          そしてたとえ相手がいなくても、
          まず自分のことを自分で満たせるように
          毎日を過ごしていくことを中心にする。

          男と女が向き合いすぎると、
          必ず本人たちが気が付かないうちに疲れが出てくる。

          なぜなら、男と女は全く一緒でありながら
          全く正反対の生き物だから。

          ゆえに、男とか女とかを超えたところで、
          お互いそれぞれ一人の人間として、
          理解できたり、信頼できることのほうが

          結果はどうなろうと、
          相手を自分の人生から完全に失うことはないと思う。

          恋人同士OR夫婦の関係を維持するにしても
          また反対に別れることにするとしても
          相手の存在が自分の中で大きくなりすぎていると
          絶対にバランスを欠いた自分に陥ってしまう。

          ゆえに、相手を必要とし過ぎる自分になってしまう。

          そうなると相手を拘束し、また自分をも
          相手に縛り付けて、ものすごく息苦しい関係となる。


          結論として、
          たとえ相手のことがものすごく好きであったとしても
          ならばなおさら、相手以外で自分を満たせるものを
          見つけて、大切にしていくこと。

          そして、たとえ親子であっても、また夫婦であっても
          本当に成熟した関係は、必ず友達のパートを
          お互いが創りだしているものではないかと思う。

          男と女。。。ホント難しいね。

          だから、”まっ、友達でいっかー”
          と切り替えてみるもひとつ、だと思うのよ。


          この雲、何に見えます??

             
          にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ今日は秋晴れの日曜日
                        だったね。OKだったら
                        カエルさんポチットしてケロ!












           

          朗報が来た!

          2010.09.24 Friday 21:41
          0
             3日前まで
            暑がり屋の私は、
            まだタンクトップでOKだったのに、

            昨日から、
            カーディガンをときどき
            羽織だした。

            秋ですね〜。
            やっと、この夏が
            終わろうとしているのか。。。

            6月に日本に戻ってきてからは、
            猛暑の中、
            毎日毎日
            新しい住居兼カウンセリングルーム
            を探すのに奔走して、
            やっと見つかって決まったら、
            家に必要なものを一から揃え
            次は引っ越し。

            この間に
            なんとたくさんの人に
            助けてもらったことか。。。

            今、こんなふうに静かな時間を
            もてているのは
            一にも二にも
            その方たちのお蔭です。

            心から感謝しています。

            そして今日は、
            もう一つ朗報が入り、
            それにより、
            私はさらに今後自分の仕事を、
            前に押し出すことができる
            可能性を得た。

            実は、
            その朗報を頂けたのも
            やはり、
            このために
            骨を折って下さった方達がみえたので
             朗報 という結果を手にすることが
            できた次第です。

            心から感謝しています。

            この追い風に乗って、
            私は今、
            自分をさらにどう広げ
            もっと前に押し出せるかを
            いろいろ考えている最中。

            考えてみたら、
            オーストラリアへ行く前は
            何とかこの仕事で生きていかれるよう、
            たとえほかの仕事をしながらも、
            辛抱強くクライアントを待ち、
            職人さんのように、
            コツコツと
            私なりに一生懸命
            やってきた。
            そして働いたら働いた分だけ
            旅行をしまくり、
            ほかにもいろいろ
            好きなことをして楽しんできた。

            いってみれば、
            自分が生きるため
            また自分が楽しむためだけに
            頑張ってきた。

            今の私は
            その時の私とちょっと違う。
            どこが前と違うのかというと、

            それは、
            自分の仕事を
            ちゃんとビジネスとしても
            成功させたいという
            新たな気持ちがあるということ。

            これは、
            すごいお金持ちになりたいとか
            というのでは決してない。
            正直いって、
            以前よりも物欲は衰えている。

            ではなぜ
            ビジネスとして成功したいかというと、
            それは、
            これからカウンセラーになろうとしている
            人たちに、
            夢や希望を持ってもらいたいから。

            カウンセラーという職業でも、
            ちゃんと文化的な生活ができ
            家庭をもったり、
            子供を養っていけるという
            実績を作る人たちが
            どんどん出てこないと、
            まだまだカウンセラーという職業は、
            国や金融機関からも
            未知なのが現実である。

            いわば、
            まだまだ社会的信用が低い。

            でも、
            この国はカウンセラーを必要と
            しているはずだ。

            このままでは
            こころが
            薬物療法主体で扱われる人たちで
            あふれかえってしまう。

            それには、
            もっとカウンセラーも
            自分を前に押し出して
            ちゃんと社会に認めてもらう
            努力をしていく必要があると思う。

            すでに、
            良い本を世に出したり、
            講演活動をしたり、
            またセミナーを開いたりと

            カウンセリング業をちゃんと
            ビジネスとしてとらえ、
            成功している
            カウンセラーがおられるが

            私はその方たちを、いつも
            とても頼もしく思っている。

            間違ったお金儲けではなく
            自分の可能性をどんどん広げて
            その後にお金がついてくるなら
            それは、
            今後カウンセラーで生きて
            いこうとする人たちの励みになると思う。

            そしてクライアントのためにも
            ある程度、生活にもこころにも
            余裕が持てるカウンセラーに
            なったほうがいいと思う。

            そうでないと
            本領を発揮することは難しいと思う。
            これは、私の経験から言ってること。

            実際、お金に追いかけられている
            カウンセラーは、
            それだけで神経が消耗してしまう。
            また逆に
            お金儲けだけに夢中のカウンセラーは
            クライアントに
            必ずそれを見破れてしまうだろう。

            ゆえに、
            成功をめざしながらも
            働き過ぎには十分注意し、
            さらに
            足るを知る+慢心しないこころ
            をいつもキープしていないと
            逆に成功から遠ざかるのではないかと思う。

            これは、
            今の自分にも最も大切なことだ。

            決して傲慢になるな!
            決して調子に乗るな!
            決して感謝の気持ちを失うな!

            そこで、皆さんにお願いですが、
            どうぞこの、
             決して3点 から
            私がずれてるときは
            ビシャッと指摘してやってください。

            特に、調子に乗りやすいので。。。

            こんな感じで、
            日本での再開院、頑張っております!



            今日書いたことを自分に約束するため、サインの写真を乗っけてみた。

            にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ今夜は気合が入ってたね。
                      応援してくれる人は、ポチっとね!
                      







            大人の皮をかぶった、小さな傷ついた子

            2010.09.23 Thursday 22:04
            0

              男と女といったって
              意外にも
              男の内側に潜んでいる
              傷ついた小さな男の子と
              同じように
              女の内側にも住んでいる
              傷ついた小さな女の子が

              大人の皮をかぶって
              お互いの傷を
              責め合っているときがあるものだ。

              そして
              気が付かないうちに
              お互いそれぞれ
              親によって満たされなかったものを
              相手に求めてしまっているときがある。

              いつも寂しかった子は
              相手との距離や時間をとることが
              不安になる。

              いつも否定されていた子は
              相手の言うことや、態度に
              否定的になったり
              また否定されたくないために
              自分の考えに頑固にしがみつく。

              いつも期待されていた子は
              相手がどうしたいかが
              必要以上に気になったり
              知らないうちに、頑張りすぎてしまう。

              いつも従順でいた子は
              相手にNOが言えなくて
              気が付くと、相手に合わせることに
              疲れてしまう。

              私の内側にも
              いまだ傷ついたままの
              小さな女の子が住んでいる。

              それでも
              私の中の一人として
              今日まで生きてきた。

              その子のことを
              自分だけは慈しんでやろう。
              また
              決して自分だけは
              その子を恥じたり責めたりせず
              愛し続けてあげたいと思う。

              そうすれば
              きっと
              相手を必要としすぎない
              自分になれるから。



                 空一面が、まるでスケッチブックのように
                 きれいな雲で描かれていた・・・
                 こころが静かになる
                 そんなひとときに
                 内なる傷ついた子供は
                 きっと密かに癒されているんじゃないかな〜。

              にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ 今日は、急に涼しくなったね。
                          よかったらカエルさん、
                          ポチッとしてあげてね。
                  




              ドライエアからモイスチャエアになって。。。

              2010.09.23 Thursday 09:44
              0
                 昨日は9時半まで仕事した。
                しばらく頭はすっかり冴えて
                まだ何かしたいという感じで
                セコセコしてたけど
                夜の散歩で緩めることにした。

                夕立の後だったので
                空気はモイスチャ〜。
                このしっとりした感触を
                私は久しぶりに味わった気がする。

                メルボルンは非常にドライで
                深刻な水不足の問題を抱えている。

                したがって
                水を少しでも節約することは
                生活するうえで、とても大切なこと。
                食器を洗うときも
                チョロチョロとした水で
                食べ物の残りを流したら
                後は、食洗機に入れる。

                また庭に撒く水は
                雨水を貯めておいたものを
                よく利用したりした。

                いかにドライかは、
                木を見れば一目瞭然。

                メルボルンは木が多い美しい街だけど、
                近くで見ると乾燥して、
                木肌が紙のように白くなり
                ベロベロとめくれてきている。

                同じように
                私の肌も、
                わずか数年で乾燥しきり
                日本に住んでいたときよりも
                うんとシワが増えた。

                だからメルボルンでは
                雨は天からの恵みに等しい。

                そんな生活の経験もあるため
                日本の水の豊かさに
                つくづくありがたさを感じる。

                私の住んでる町、
                岐阜は
                センターから1時間ぐらい
                川沿いに車を走らせると
                山からの湧水、
                もう少し奥へ行くと
                ところどころに美しい滝がある。

                私は月に2回ほど
                ペットボトルを数本もって
                山からの湧水をいただいてくる。

                今朝も、その水でコーヒーを楽しんだ。

                岐阜は水質がいいので
                水道の水もまずくはないのだが
                何より、水道の蛇口から出る水を
                そのまま飲めるという国であること自体、
                私たちは、とても恵まれている。

                そうか、そうだったんだ。。。

                ほとんど湿度のない
                メルボルンから帰ってきた後、
                日本の夏は
                湿度が高くて
                いやはやなんともひどい!
                と思ってブーブー言ってたが

                いつのまにやら
                ゆっくりゆっくり、
                私の体やこころは
                いたるところで聞く
                川の流れや湧き水の音、
                柔らかい水の味、
                そして潤った空気に
                癒されつつあるんだ。

                ありがたい〜と思いつつ
                ふと、
                オーストラリアから来たばかりの
                LUCKYにはどうなんだろう??
                と思った。

                彼は生まれも育ちも
                生粋のAUSSIだからね。
                しかも、日本とオ―ストラリアの
                季節は反対。
                真冬の国から真夏の国へ
                たった一匹で
                飛行機に乗せられてきたのだ。
                これだけでも
                相当のストレスがかかるはず。
                少なくとも、私はそうだった。
                おまけに、彼は言葉も、
                英語しか理解できない。
                また人間の3000倍といわれる
                犬の臭覚をたよりに、彼は彼の安全を
                確認する必要があるはずであるが
                ここ日本には、彼の慣れ親しんだ匂いは
                どこにもない。
                あるとしたら、私の匂いだけ。
                新しい環境に適応するのは
                さぞ彼にも大変なことだと思うが


                でも彼は
                何の文句も言わず
                昨日の夕方も
                田んぼでこおろぎを追いかけ
                まわしていた。

                こちらでも
                ほとんどのことは怖がらない。
                人間にはもちろんのこと、
                犬にもいたってフレンドリーで
                尻尾フリフリ近づいていくが。。。
                日本では、犬同志遊ぶことを
                知らない犬が多いので
                ほとんど、相手にされないか
                吠えられる。
                それでも懲りずにフレンドリー。


                LUCKYは強いな〜。
                どこに住んでも
                堂々とLUCKYらしくしてる。
                全然ひるんでない。

                見習うよ、LUCKY。
                この私も、
                どこに住んでも
                自分らしく
                そしてフレンドリーに。


                LUCKYが日本で初めて友達になった犬ROXYと














                子供がTVを見ることについて

                2010.09.21 Tuesday 13:01
                0
                   
                   最近、友人と子供がTVを見ることに
                  ついて意見を交わした。

                  彼の考えは
                  ほとんどTVは一害あって百利なし。

                  彼が言うには
                  日本の子供の潜在意識には
                  ドラゴンボールに出てくる
                  モンスターが敵として
                  刷り込まれているという。


                  確かに
                  毎日OR毎週、
                  ほとんどの子供が夢中になる
                  番組は、サブリミナル効果をもたらし
                  簡単に、子供の潜在意識に
                  浸透していくだろうと思う。

                  ここでちょっと
                  潜在意識と顕在意識について
                  触れるといいと思うのだが、

                  正常な人の場合、
                  まず言葉は、起きているとき
                  常に働いている顕在意識(物事
                  の判断をする部分)で受け止め、
                  直ぐ潜在意識(性質、性格、能力
                  などの気質の部分)と連結し
                  両意識により、思いを形成する。
                  そして人により、様々な行動を
                  とることになる。

                  もし、顕在意識(物事を判断する部分)
                  が存在していない、たとえば小さな
                  子供は、情報がないため大人の様な
                  判断能力はなく、 したがって
                  見たもの、聞いたものは、ほとんど
                  すぐに潜在意識で受け止めることになる。

                  これを利用したものがサブリミナル効果
                  というもので、 潜在意識に印象づけ
                  インプット する方法である。

                  アメリカでは、潜在意識を否定的なもの
                  から肯定的なものに変える研究がさかんで
                  宇宙飛行士のための精神強化訓練に
                  成果をおさめたり、
                  またリューマチ、癌ら 慢性痛軽減化など
                  にも効果をあげている。

                  さて話を、「子供にTVは
                  GOOD OR BAD か?」
                  について戻ると、

                  私の意見は
                  100%悪いとは言わないが
                  本来、子供にとって
                  そんなに必要ないものだと思う。
                  実際はなくたって全然大丈夫。
                  なぜなら、一歩外に出れば
                  健全に子供の五感を刺激するものが
                  満ちあふれている。

                  ましてや、TVのつけっぱなしは
                  絶対によくないと思う。

                  単純に考えても
                  子供の潜在意識にインプット
                  されるなんてとんでもない
                  という情報や、番組内容は
                  いっぱいあるでしょ?

                  やはり見せるものに関しては
                  子供の顕在意識は働いていない
                  ということを認識のうえ、
                  親が管理する必要があると思う。

                  そして
                  TVっ子がいいか、
                  よく外で遊ぶ自然児がいいか

                  もちろん外でよく遊ぶ子供のほうが
                  生きる ということに賢くなりますよ。

                  先週、息子が田舎に引っ越したので
                  ちょいとおじゃまして
                  まだ引っ越したあと
                  外遊びを経験してない孫娘を
                  犬と一緒に外に連れ出した。

                  石投げを教えたら
                  それがとても気に入って
                  おおはしゃぎ!

                  でも石と一緒に
                  顔から前にころんだ。




                  りおたんのお顔は、このように
                  泥がついてワイルドに。。。

                  泣こうと思ったけど
                  私があまりに大笑いするので、
                  そのタイミングをのがして
                  代わりにお口をあんぐり開いた。



                  小さな鼻の穴の中にも
                  お口の中にも、泥が少し。



                  GOOD JOB りおたん!!
                  それでいいのだ。
                  泥んこ、砂まみれ、かすり傷は、
                  りおたんの勲章。
                  That,s my little girl !



                  この日、りおたんの
                  潜在意識にインプットされたのは
                  青い空、白い雲、大きな山、青々と茂る草。。。
                  自然はきれいだね〜。

                  にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ OK!だったら、カエルさん
                              ポチットしてね!














                  情報の選択について思うこと

                  2010.09.19 Sunday 21:05
                  0
                     
                     世の中にはいろんな考えや意見がある。

                    それらが自由に発言できたり
                    また自由に取り込むことが
                    できる国に住んでいられることは
                    とてもラッキーなことだと思う。

                    それゆえ、
                    私たちは、情報に惑わされないよう
                    気を付けないといけないと思う。

                    アンデルセン童話に
                    裸の王様 という話があるけれど、
                    これはご存じのように
                    ずるい洋服屋が、
                    王様にうそをついて
                    この服の美しさは
                    正直者にはその美しさが光り、
                    そうでない人には、
                    見えないといった。

                    そして実際は、王様は裸のままで
                    衣類などまとっていない・・・
                    にもかかわらず、
                    王様を始め、王様のパレードを
                    見に来た大人たちは
                    裸の王様を見て
                    さも美しい衣装に
                    感動しているかのようにふるまった。

                    でも、子供たちは
                    王様は裸んぼ と言って大笑い。

                    子供たちは正直だから
                    ずるい人が巧みに操作した
                    情報などには
                    惑わされなかったという話。

                    このおとぎ話からの教訓は
                    いくつかあるが
                    大人になると
                    権威に惑わされやすくなる
                    ということも、その一つだと思う。

                    権威ある何々というのも
                    ある人たちにとっては
                    ひとつのものさしであるだろうが

                    たとえば
                    どんな医者がいい医者のか、
                    どんな教師がいい教師なのか
                    またカウンセラーであれば
                    どんなカウンセラーが
                    いいカウンセラーなのか、

                    それらは
                    少なくとも、
                    医者であれば、その患者が
                    教師であれば、その生徒たちが
                    またカウンセラーであれが
                    その相談者が決めることであると思う。

                    まだ日本では歴史の浅い
                    カウンセラーという仕事について
                    この頃、
                    臨床心理士以外は、
                    カウンセラーとして
                    用をなさないとか、
                    逆に臨床心理士は
                    机上論だけで
                    用をなさないとか、
                    はたまた
                    本当のカウンセラーであれば
                    スピリチュアルという言葉を
                    遣わないとか etc...

                    いろいろ いろいろ
                    カウンセラー自身によって書かれて
                    いるのを見る。

                    そういうものを見ると
                    私は
                    人のことはいいから
                    だまって、相談者の話すことに
                    じっくり、深く、耳を傾けろ
                    と言いたくなる。


                    要は、
                    先ほどにも述べたように
                    相談者が私たちのことを
                    判断するのである。

                    私たちは
                    毎回、行われるセッションから
                    つまり相談者から多くのことを
                    学ばせてもらい
                    鍛えてもらう立場である。

                    その臨床経験から
                    私たちは独自の方法を見出して
                    それを洗練させ
                    オリジナリティー化できるのだと思う。

                    資格競争や
                    物知り競争するカウンセラーに
                    少なくとも私は、興味をもたない。

                    カウンセラーは
                    自分のこころを
                    少しでも
                    平静で穏やかに保てるように
                    毎日を工夫して過ごすこと。

                    これが
                    相談者といいセッションを
                    創りあげることができる
                    カウンセラーとしての
                    基本の姿勢だと私は思う。


                    今日は自然の場所で
                    ゆったりくつろぎながら
                    友人と語らい
                    おいしいもの食べたり
                    また時々、泳いだり、
                    YOGAをしてきたせいか

                    明日から始まる
                    仕事への思いが
                    今宵はとてもピュアに感じる。


                    川で戯れる友人親娘  
                    二人が遊ぶ光景は、JUST HAPPY AND FUN !
                    にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ happy sunday!
                                                      よろしかったら、ポチッとどうぞ。
                               



                     

























                    ライオンになろうよ!

                    2010.09.19 Sunday 09:23
                    0

                       どうしたら 安全に暮らせるか・・・

                      そんなことを真剣に考え始めると
                      見事に心配や不安が顔をだしてくる。

                      私は
                      そんな思いにとらわれだしたら
                      自然の場所へ足を運ぶようにしている。

                      そして
                      いつもとはちょっと
                      違ったことをさせてみる。

                      川登りとか、
                      山を散策するとか、

                      なんでもいいから
                      少しでも野生的になることを意識して
                      自然に身をゆだねるようにしている。

                      なぜって?

                      ではちょっと
                      動物園の動物を思い出してみて。

                      檻の中で暮らしている動物は
                      確かに、急に外敵に襲われることはない。
                      また自分で、危険を冒して
                      餌を探しに行く必要もない。

                      だから、
                      生気ってものが
                      全然感じられないでしょ?

                      一方、野生動物は常に、危険と
                      隣りあわせで生きている。

                      飢えや乾きが
                      生存本能を強く引出し
                      それゆえ
                      適度な緊張感と注意力
                      が保たれ、
                      それらが全身にみなぎっている。

                      だから
                      野生動物は美しい。

                      文明という檻の中で暮らしている私たちも
                      いつのまにやら
                      動物園の動物みたいになりつつあると思う。

                      安全性を重視するあまり
                      生き生きと生きることを
                      すっかり忘れてしまっている。

                      安全を求めすぎて
                      リスクや危険を避けてばかりいると
                      逆に、生きてることに
                      むなしさを感じる。

                      そして人生がつまらなくなる。

                      さらに
                      怖いものがどんどん増えて
                      檻のサイズはだんだん小さくなってしまう。

                      そうならないように
                      自然の場所へ足を運ぼう。
                      檻を飛び出して
                      生きる本能を取り戻すために。

                      さあ
                      グゥワオーーー! という
                      雄叫びをあげて
                      ライオンになろう!


                      LUCKYのアニマルタイム
                      アメンボをつかまえたくて、用水に落ちた! けど...
                      必死の形相で、自力での這い上がり成功。
                      That,s my boy !

                      にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセリングへ  よかったら、ポチッとしてね!
                               





                      Calender
                         1234
                      567891011
                      12131415161718
                      19202122232425
                      2627282930  
                      << September 2010 >>
                      心理カウンセリング
                      メンタルヘルス
                      森 久美子のおススメ本
                      Selected entry
                      Category
                      Archives
                      Recent comment
                      • 本当の自分とは違う役割を頑張っている人へ
                        Kumi
                      • 本当の自分とは違う役割を頑張っている人へ
                        Kumi
                      • 本当の自分とは違う役割を頑張っている人へ
                        とびなが
                      • 本当の自分とは違う役割を頑張っている人へ
                        とびなが
                      • うまくいっている人の特徴
                        Kumi
                      • うまくいっている人の特徴
                        とびなが
                      • 自分の中にある自然を大切に。
                        Kumi
                      • 自分の中にある自然を大切に。
                        さおり
                      • 自己肯定感を強めるには、まずは自分を幸せに
                        Kumi
                      • 自己肯定感を強めるには、まずは自分を幸せに
                        矢崎琴子
                      Link
                      Profile
                      Search
                      Others
                      Mobile
                      qrcode
                      Powered
                      無料ブログ作成サービス JUGEM