自分と向き合う意味
2010.11.29 Monday 17:16
自分自身が生き辛くなっておられる方が
病院にいくと、それぞれその症状によって
病名をつけられ、そしてその人はその病名の
カテゴリーに入る人となる。
しかし、その病気は外からやってきたものではなく
本来の自分を生き辛くする、その人の
ものごとのとらえ方に要因があることが多い。
そして、そのとらえ方がいいとか悪いとかの前に
その人がそういうとらえ方をしてこなければ
生きにくかった理由が必ずあるはずである。
カウンセリングの場では
そのことを明らかにすることを大切にしている。
心理学者のアブラハム マズローという人は
次のように述べている。
「人はそれぞれ独自の精神性をもっていて、
この精神的な個性を見つけ、掘り下げていくことによって
その人本来の能力が高まり、役割が明確になっていく。
この個性が認められなかったり、抑えられたりすると
精神的にも肉体的にも病気になっていく。」
さてあなたは、
周囲の人(特に両親)によって自分の個性と
いうものがちゃんと認められてきた感じがしますか?
またのびのびと、自分らしく生きることを
よく肯定されて生きてきた感じがしますか?
自分を知ることによって、自分の生き辛さの
原因は必ず見つかります。
そういう意味で、カウンセリングとは
自分と向き合うことによって
自分の中にある問題や悩みを
軽減したり乗り越えていくことができることを
引き出すことでもあります。
なぜなら
あなたの問題や悩みの答えは
必ずあなたの中にあるはずだから。
そしてその答えを見つけるたびに
あなたはあなたらしくなることでしょう。
長良川 川の流れる音を聞きながら歩く時間は瞑想のひとときです。
ではカエルさん、ポチン!本日もよろしく!