傷つきやすいナルシストちゃんへ

2012.07.31 Tuesday 13:00
0

    最近、孫のりおたん(3歳児)は
    ときどき鏡を見て
    いろんな顔をして楽しんでいます。

    女の子なので
    髪留めをつけてあげたりしたときには
    「ワー、りおたん、かわいいね〜!」
    などと称賛すると

    鏡のところへ早速走って行って
    自分でそれを見ながら
    「かわいっしょ〜! りおたんかわいっしょ〜!」
    と嬉しそうに何度もいうときがあります。

    このように周囲のものによって
    称賛されたり、
    感嘆されることをいつも望んでいる人のことを
    ナルシストといいます。

    そしてそういう意味では
    こどもはみんなナルシストです。

    他者のことには全くおかまいなく
    常に自分が周囲の人にほめられる
    ことだけに興味があり、
    またそうしてあげないと傷つき
    不機嫌になります。

    しかし大人になって
    ナルシストだといわれる人は

    それが強ければ強いほど
    心に傷を抱えていることがあります。

    そしてその傷が深ければ深いほど
    激しく称賛を求めていたりするものですが

    それが得られない時は
    ものすごく傷つき、また不満になります。

    でも実際は
    他者への要求が大きすぎることが
    その人のこころを大変にしているのです。

    もしこのように
    常に人から称賛されてないと不満であったり
    落ち込んだり、腹を立てている人は

    今一度
    人と人とが、互いにふれあいたいと思う
    こころの原点を見つめ直してみると
    いいかもしれませんね。

    人は誰かが素晴らしいことをしたから
    あるいは絶世の美人だから、
    また大成功を納めたから
    その人とふれあいたいのではなく

    素晴らしいことをしても自慢しない人だから
    あるいは絶世の美人であっても
    それを鼻にかけていないから
    また大成功を納めても謙虚だから

    というように
    人間として魅力のある人と
    ふれあいたいものなのです。

    このようにナルシストのこころの問題は
    低い自己肯定感によるもの。

    それを他者から得ようとすることを
    頑張り過ぎて、期待し過ぎてしまうことが
    生き辛さになっていることを
    ぜひ知っておいてくださいませ。



    正直言って
    大なり小なり
    女はみんなナルシストかも・・・。

    それをよく知ってる男性なら
    きっと自分が娘を授かった時
    自己肯定感の低い
    褒められたい貧乏の
    女の子にならないように

    その娘が
    特別で、素晴らしく、可愛い女の子であるということを
    何回も何回も言葉にしてあげることでしょう。

    それによって
    ナルシズムはずいぶん解消されるものなんですけどね〜。








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    怒りの感情について

    2012.07.27 Friday 13:22
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       怒りの感情は
      人間の喜怒哀楽の一つの感情ですから
      言ってみれば
      人間らしい自然な感情のひとつだと言えます。

      また怒りは
      自分の自尊心が傷つけられたときに
      湧き起る感情ですから
      やみくもに怒りを抑えたり
      その感情を否定する必要はありません。

      しかし怒りに心の主導権を握られたまま
      行動することは
      怒りに翻弄されることになります。

      また怒りにつかまったまま
      長く怒りに居すわられると
      体もこころも必ず病んでいきます。

      そうならないためには
      今一度、自分の怒りの感情について
      よく眺めてみるといいと思います。


      そもそも怒りという感情は
      その裏側には、必ず「恐れ」の感情が
      潜んでいるものです。

      過去に自分を傷つけた人を
      まだこころの底で恨んでいたりする
      というような未解決な感情があると

      また同じように
      傷つけられるのではないかという恐れから

      無意識のうちに過剰な防衛となって
      必要以上に相手のことを怒り、
      いつまでも攻撃することになったりします。

      あるいは
      実際は目の前に起っていることへの怒りよりも
      それによって
      過去にある未解決な感情が刺激されたために
      怒りが膨らんでいる場合もあります。

      あるいは
      相手のちょっとした言動や言葉遣いに
      怒りを感じやすい人は

      自分の中にとても強い劣等感や罪悪感が
      潜んでいることもあります。

      それは実は相手への怒りではなく
      自分への怒りだったりもします。



      このように
      もし自分のこころの中心に
      長く怒りが居座っていたりする場合は

      一度自分のこころの中を見つめ
      一体自分は何を恐れているのかということを
      知ってあげられるといいですね。

      では今日は下記の動画をご
      紹介します。

      http://www.youtube.com/watch?v=F4nwLEbwArk&feature=g-vrec




      誰でも内なる傷ついたこどもの心を抱えています。

      その痛みや怒りや悲しみを
      ただ見つめ、
      そして感じてあげることができるといいですね。

      こころのお花畑が広がるように・・・。








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      マリッジカウンセリングのすすめ

      2012.07.25 Wednesday 11:47
      0

         この頃、声を大にしていいたいことがあります。

        それはもういい加減、
        「結婚したら幸せになれる。
         こどもがいたら幸せになれる。」

        という過去のおとぎ話を本気にするのは
        やめたほうがいいですよ〜ということです。

        そもそも結婚とは
        生まれも育ちも考え方も違う二人が
        ともに協力し、助け合い、妥協しながら
        人生を最後まで一緒に過ごしていこう
        と思うことですから

        もともと
        容易なことではありません。

        また結婚がうまくいくには
        経済的自立だけではなく
        精神的に自立していなければ

        その関係は
        依存的であったり
        支配的になる可能性が非常に高く

        そのような夫婦関係は
        たとえ離婚しなくとも
        決して健康的な対人関係とはいえません。

        またそのような夫婦関係のまま
        こどもができた場合は
        はっきり言ってこどもにとっても
        悲劇の始まりです。

        なぜなら
        両親の不和や、親のこころの未成熟は
        こどもの心にダメージやゆがみを与えるからです。

        本来こどもは
        両親にのぞまれ
        それぞれの育児に関する考え方なども
        事前に十分に話し合われ
        ともに育てていく覚悟がでてきたときに
        生まれてくるのが一番いいと思います。

        こどもができれば
        こどもが親を幸せにするわけではなく

        まず親が情緒的に成熟し
        こどもを幸せにできる環境を整えることが
        できなければ

        いずれこどもによって
        苦労させられる日がくるのは
        あたりまえのことです。

        それは今までの数々の臨床例からもいえますし
        自分自身の経験からもそのように思います。



        話は変わりますが
        少し前に
        あるインターナショナルカップルが
        マリッジカウンセリングを受けに来られました。

        これは昔、西側社会では
        結婚を決めた二人が教会に出向き
        それぞれの結婚への思いを正直に話すという
        習わしだったそうですが

        現在では
        カウンセラーによる
        マリッジカウンセリングを受けるのが
        主流であるそうです。


        それによって
        自分がその相手と結婚をしたいと思う理由
        また同じように相手が自分と結婚したい理由を
        ちゃんとお互い明確にすることができます。

        またお互いが
        どのような結婚生活のピクチャーを
        描いているかを十分に知ることで
        結婚への不安も軽減されます。

        このように
        自分の人生の大きな決断となる結婚に挑むうえで
        マリッジカウンセリングを受けることは
        常に離婚の陰で犠牲になるこどもを
        これ以上ふやさないためにも
        とてもいいことだと思います。


        いずれにしても
        結婚やこどもが自分を幸せにするのではなく

        まず自分が自分のことを幸せにできて
        そのうえで
        はじめて相手のことも愛することができ
        ゆえに相手によっても愛されるのだということを
        どうぞ心の片隅に留めておいてくださいませ。



        孫娘 りおたん

        パパとママになりたい人は
        まずちゃんと大人になってください。
        そしてお互いの信頼関係を育ててください。
        決して争うことで憎みあったりしないでください。
        こどもは両親によって愛されるために
        この世に生まれてきたのですから。









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        育児あれこれ/ まずはこどもに沿ってみよ

        2012.07.23 Monday 11:35
        0

          昨日、息子から聞いたことですが
          孫娘、りおたんのおむつがはずれたそうです。

          彼女が3歳になったころあたりから
          「この夏にうまくとれるといいね〜」なんて
          ときどき話していましたが

          りおたんは
          好奇心がいろいろ広がってきているせいか
          なかなか教えてくれませんでした。

          しかし最近になって
          ときどき大きいほうだけ教えてくれたり

          また手が汚れたり、口の周りが汚れたりすると
          きれいにしてほしいということを
          言うようになりましたので
          そろそろだろうなと思っていました。

          このように
          「自ら不快感を感じそれを言葉にして伝える」
          ということができれば

          あとは実際に不快感と心地よさを
          経験させてあげることで
          一度も怒る必要などなく
          おむつをはずすことができたりするものですね。


          防水性が高く、実際は蒸れているのに
          表面はサラサラの紙おむつから
          ふつうのパンツに変えた初日は
          ひたすらちびり続けられ
          パパは1か月ぐらいは格闘する覚悟でいたそうですが

          次の日から
          突然、「おしっこしたい」というので
          おトイレに連れて行くと
          自分でアンパンマン便器を載せて
          排泄できるようになったということです。

          驚くことに
          その日以来、全く粗相もないそうです。



          実はこの排泄トレーニング時期は
          こどもの心を形成する上で
          とても大切な時期だと言えます。

          こどもにしてみれば
          親がそれを始めようとするまでは
          「いい子」であろうすることを
          頑張る必要は全くなかったはずで

          いつ、どこでおしっこをしようが
          そのままの自分(自由なこどものこころ)が
          受け入れられていたはずです。

          しかしいよいよ
          排泄トレーニングが始まると
          親がいなくては生きていけないことを
          本能的に知っているこどもは

          親に喜んでもらいたくて
          親に褒めてもらいたくて
          あるいはがっかりされたり
          怒られたくなくて

          自分の排泄をコントロールすることができる
          親にとっての「いい子」を
          初めて頑張らねばならなくなります。

          その親のトレーニングが
          厳しすぎたり
          神経質だったり

          あるいは
          親自身が「いい親は人並みの時期に
          おむつをはずすことができる」なんて概念を
          もっていたりすると

          その子の自然な成長過程を無視して
          取り組むため

          大人になっても
          排泄に大きな緊張が伴ったりすることがあります。

          実際に
          緊張すると何回もおトイレに行きたくなる
          場所が変わると緊張して排泄できない
          慢性的便秘 慢性的膀胱炎など

          中学生以降の若い女性に
          この症状が大変多くみられます。


          このように
          排泄に過度な緊張を伴う人は
          無意識化で
          排泄そのものに対する強い罪悪感や
          恥の意識を植え付けられていることもよくあります。

          またこのことが思いのほか
          いろんなことに対して
          こころのブレーキとなってしまうこともあります。

          されどこの私もそうでしたが
          誰しも初めての育児においては
          この時期、なかなか容易ではありません。

          「まずは沿ってみろ」という言葉がありますが

          こどもの成長に沿って
          その機がきたら、
          その時に必要なことを教えてあげるというのが
          いいのではないかと思います。

          そして一番よくないのは
          親のペースでこどもを躾けようとすること。

          親のペースに合わせて
          生きていかないといけないこどもは、

          即ち
          「親にとって手のかからない、大人のようないい子」
          ですから
          当然、毎日は緊張の連続になりますからね。

          あわてない あわてない という気持ちで
          できるだけ子供の成長に沿ってあげられるといいですね。



          おむつがはずれたリオたん / 養老公園で

          昨日のりおたんは
          おトイレに行って戻ってくるたび
          みんなに「おちっこ出たよ〜」と教えてくれました。
          どうやら本人も嬉しいようです。

          こどもが自然に何かをできるようになる喜びを
          大切にしてあげたいものですね。












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          あせりは禁物よ!

          2012.07.21 Saturday 10:18
          0



             心理療法によるカウンセリングというのは
            自然の道を辿るのとよく似ていると思います。

            したがって
            初めから薬物療法のような即効性や
            劇的な変化は得られないと思っていただいた方が
            いいかと思います。

            しかし
            そもそも人間の存在そのものが
            自然の産物ですから

            仮に昨日まではひどく落ち込んでいた人が
            次の日には
            いきなり元気になるということを期待するほうが
            いささか無理が生じるものだと思います。

            また忘れないでいただきたいのは
            その人が生きてきた毎日が
            現在の現実を構築しているということです。

            つまりこころを解剖しろと言われたら
            それはその人の生育歴を知ることと同じです。

            どんな国に生まれ
            どんな環境でどんな親とどんな関わり方をしてきたかは
            その人の心を形成する核とも言うべき部分ですから

            表層に出ている問題の原因は
            実は表面からは見えない
            深いところにあったりするものです。

            ゆえに
            カウンセリングの場においては
            相談者のこころのシステム(ものごとのとらえ方)が
            どんなものであるかを
            知っていただくことをとても大切にしています。

            それを知ることによって
            自分らしく生きることが難しいとらえ方や
            マインドコントロールのように
            知らないうちに、
            周囲によって植えつけられたとらえ方
            などに気がつくことができます。

            そして自らが
            自分の意思でもっと自分をより良く生きる人生に
            変えたいと思ったとき

            自分にとってよくないとらえ方を
            変えていくことができます。

            そこに至る道のりは
            相談者によってすべて違います。

            私の好きなたとえ話で
            上から流れてきた水は
            その途中に穴があれば
            その穴が水で満たされるまでは
            下へ流れていくことはできない。

            このように
            どんな相談者も
            「自分のことを聞いてほしい。
             わかってほしい。」という気持ちが
            十分に満たされたとき

            初めて前に向かって進んで行く
            強い気持ちに出会えるのでは
            ないかと思います。

            では今日の最後に

            体の傷は

            よくなっていく自然のプロセスが目に見えますが
            こころのほうはそういうわけにはいきません。

            ゆえに

            あせらないこと。

            あせってよくなることはひとつもありません。


            穴が満たされるまでは

            じっくり構えて取り組もうと思った方が
            むしろ近道ではないかな〜。


            高賀渓谷を流れる清流








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            うつ病予防する その3

            2012.07.19 Thursday 15:31
            0


               
              うつ病を予防するその3

              認知療法で有名な アーロン ベックの
              考えを引用します。

              うつ病になりやすい人は
              過去の失敗や、
              また過去に起きたよくないことが
              また起こるのではないかという

              とても否定的なこころのかまえで
              将来を考えて悲観的になる傾向が強いそうです。

              また白か黒、善か悪、敵か味方
              などというような柔軟性のない
              二分化思考法であることも特徴的です。

              これが極端になればなるほど
              頑固で潔癖性が強くなり
              あいまいな灰色の部分に耐えられなくなります。

              そして考え方やその生き方も
              非常に狭くなります。

              しかし
              実際の世の中に起る事柄や対人関係などは
              柔軟性をもって対応しなければならないことが
              ほとんどですから

              二分化思考法の人に
              生き辛さが伴うのは理にかなっているといえます。

              さらに
              うつ病から自殺へ移行しやすいタイプ
              としてあげられるのは

              非常に依存的な反面、
              依存できない場合は攻撃的になる
              といったタイプの人です。

              このタイプの人は
              仮に誰かが救いの手を差し伸べても

              感謝するどころか
              あえてその相手のことを拒絶したり
              または挑発したりして

              無意識に自分のことを見捨てさせようと
              働きかけることもあります。

              このように
              自分や自分の周りの人がうつ病では
              ないかと思われたら

              次の項目をご覧になって
              5つか6つ以上あてはまるようであれば
              専門機関にかかる必要があると思っていただくと
              いいのではないかと思います。


              #1 抑うつ気分=急に気分が落ちこむ 涙もろくなる
                       自分を責める 死にたくなる
              #2 精神運動停止=集中力の低下 決断できない
                        仕事の能率が落ちる
                        何がしたいかわからない
              #3 不安焦燥感=不安やイライラが慢性的にある
                       あるいは強い
              #4 自律神経のアンバランス
                      =不眠 食欲 性欲の著しい減退など
                       
              原因不明の不定愁訴       

              では今日の最後に 

              うつ病は誰でもなりうる心の風邪みたいな
              ものだとよく言われますが             

              それは
              私たちひとりひとりの
              ものごとのとらえ方が
              その感情を作る
              からです。

              そしてその感情が
              脳内の神経伝達物質を作る
              わけですから

              もし自分のものごとのとらえ方に
              大きな偏りがあったり
              歪みがあれが
              同じように体やこころも病んでいきます。

              ゆえに
              自分を知るという作業(カウンセリングなど)は
              うつ病の人にとっても、とても有効です。

              また自分のことを知った分だけ
              他者のこともよく理解できるようになり
              うつ病の克服を通して
              周囲の人との対人関係が
              以前よりもうんと楽になった人もたくさんみえます。

              うつ病は
              言ってみると
              自分の生き辛さを教えてくれてる病みたいなものです。

              だから
              怖がらないで
              恥じないで
              そして決してあきらめないで

              自分のことを
              こころから安心して話せる
              信頼できる専門機関にかかり

              その生き辛さから
              自分のことを解放してあげることができるといいですね。





              かつては
              とても自由で伸び伸びとしていた
              あなたの生き辛さは、いったいどこから・・・?











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              うつ病を予防する その2

              2012.07.18 Wednesday 11:13
              0




                うつ病を予防するその2
                  自分だけの時間を楽しんでいますか?

                うつ病になりやすい人は
                他者にどう思われるかということに
                多大なエネルギーを遣っている傾向があります。

                ゆえに
                他者との関係性において
                自分が完璧に思われることを望んだり、
                あるいは相手にとって
                とてもいい人と思われることを期待するあまり

                他者への配慮に必要以上のエネルギーを注いで
                疲れ切ってしまうことがあります。

                また
                いつも何かで忙しくしていないと
                なにか罪悪感を感じてしまったり
                不安を感じてしまう傾向が強いです。

                このように
                長い時間をかけて、
                真面目であることを期待され、
                頑張り続けてきた人は

                ときどき自分だけの時間をもって
                自分とゆっくり対話できる時間
                もつことをお薦めします。

                そのためには
                今までのように
                ぽっかり空いた時間にも
                ただひたすら人に会うとか
                何か仕事を見つけてやるということだけが
                ポジティブな生き方であるという考えから
                まず自分を解放してあげましょう。

                そして
                自分の欲求を
                自分自身が受け入れ、
                それをできるだけかなえてあげましょう。

                たとえば
                好きな音楽を聴く
                絵を描く、詩を書く
                あるいは昼寝をする
                また時間があれば
                ゆったり温泉に浸かりに行く etc...

                なんでもいい。

                NO PLAN 、 NO MEET
                を決め込んで、

                自分だけの時間をとり
                それを気ままに楽しみ
                くつろぐということことが大切です。


                でももし
                自分の欲求が聞こえにくいようでしたら

                そのときは
                カウンセリングを受けてみる
                いいチャンスかもしれません。

                なぜなら
                should=〜すべきである
                must=〜しなければならない
                だけの人生では

                いくら頑張って認められたとしても
                やはり疲れきってしまいます。

                ゆえに
                ありのままの自分の欲求 want
                を意識的に聞いてあげることで
                自分の人生から喜びを見いだしていけるように
                なることが必要だからです。

                実際
                「自分だけで楽しむくつろぎの時間」がもてない人は
                その本人も大変ですが
                その本人の周囲の人達にも疎んじられることに
                なることが多いものです。

                では今日の最後に

                ときには気ままで無計画も
                自分の人生に取り込んであげてね。

                自分の内的世界が
                自分によって満たされる時間がもてる人は
                実はとても生きるということに強い人。

                自分との対話、大切になさってくださいね。


                LUCKYの日向ぼっこ








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                うつ病を予防する その1

                2012.07.17 Tuesday 10:59
                0

                  うつ病にならないためには

                  うつ病になりやすい自分の性格を把握して
                  予防することを心がけること、

                  また
                  うつ病になりかかっているのではないかと
                  思ったときは、なるべく早めに専門機関の
                  門をたたいて、適切な治療を始めることです。

                  この2点はとても大切です。

                  では今週は
                  うつ病を予防する方法をあげていきます。

                  #1 いつも全力投球していませんか?

                  うつ病にかかるほとんどの人が
                  とても真面目です。
                  したがっていつも全力投球していることが
                  ほとんどで、そうしていないと罪悪感さえ
                  感じる人も多いようです。

                  その結果、仕事を抱え過ぎてテンパってしまったり
                  毎日の労働時間がとても長かったり、
                  あるいは休みを返上してでも頑張りぬくことで
                  疲労がたまっていきます。

                  もしこのような状態で毎日を過ごしているとしたら
                  いつか燃え尽きてしまいかねません。

                  生活にはリズムが必要です。

                  緊張と緩めのバランスを無視して頑張りぬいても
                  心身の健康は損なわれ、
                  いずれ気力も衰えてしまいます。

                  仕事を抱え過ぎる傾向がある人は
                  ちょっとそれを見直して
                  絶対に自分がしなければならないことと
                  他者にもまかせられることを見極めて
                  ある程度は他人にまかせていけることができると
                  いいですね。

                  また
                  自らの心身の健康を損ねても
                  頑張らなくてはならないなどという思いは
                  きっぱり捨てて、

                  ちゃんとゆっくり自分の時間をとって
                  休養する日も
                  積極的にとってあげられるといいですね。

                  適切な休養は、
                  かえって仕事の能率をあげてくれるものです。

                  これは主婦の方達にもあてはまります。
                  真面目な人がとらえる主婦業は、
                  毎日やることだらけで息つく暇がありません。

                  意識的にお休みの日を設けて
                  主婦業からホリデーをとってあげられると
                  慢性的な疲労感から解放され
                  欲求不満も解消されることに繋がります。

                  周囲の人から
                  いつも真面目で頑張り屋さんと言われ続け
                  期待されてきた人は

                  その他者のための役割を
                  自分自身のための役割に変えて

                  自分がやるべき仕事はやるべき時に
                  真面目に集中してやる。
                  そして仕事は
                  なるべく自分だけが抱えこみ過ぎないよう
                  分担することで、自分の労働時間を適切にする。
                  そして1週間に一回は、必ず休養する。

                  さらに毎日の中でも
                  リラックスして緩める時間を必ずとること。


                  では今日の最後に一言

                   緊張や努力や競争で毎日明け暮れていると
                   待っているのは うつ病よ。
                   緩めやナマカワ、マイペースも
                   毎日の中に、
                   適度に盛り込んであげてくださいね〜。
                   


                   麦わら帽子の女の子

                  月見の森へGO! 頑張るど!

                  2012.07.13 Friday 15:35
                  0
                     さていよいよ
                    明日はこどもの森、「月見の森へGO!」の
                    イベントがあります。

                    今回は、新しい参加者の申し込みも増えて
                    とても楽しみです。

                    お陰様で
                    回数を重ねていくうちに
                    調和をみんなで創るためには
                    それぞれがどうあるべきかを
                    自然に学んできましたので
                    新しい参加者をみんなで迎え入れていく
                    とても素敵な雰囲気ができてきました。

                    今まで
                    こどもの森へ訪れた参加者には
                    私から、一つだけお願いをしてきました。

                    それは自分を始め
                    参加者のことを否定しないということです。

                    それは自分のことを他者に教えるために
                    YESとNOをはっきり伝えることとは違います。

                    それは単に主張です。

                    自分の主張を伸び伸びと表現されることは
                    むしろ調和の第一歩です。


                    しかし否定はその逆で
                    調和を創ることを阻みます。

                    では一体、否定的なかまえとは、

                    たとえば他者と自分の意見が食い違うときに
                    相手のそれを間違っているとか
                    おかしいとか決めつけたりすることです。

                    あるいは
                    相手の言っていることを
                    真っ直ぐ受けとらず、否定的にとらえることです。

                    またよくあるのは
                    自分の気持ちや意見を抑えて

                    相手に合わせながら
                    その相手を悪く思ったり、批判したり

                    あるいはその自分を情けなく思ったりすることも
                    否定的なかまえだと言えます。


                    人と人が調和を創っていくには
                    自分も他者も含めて
                    否定はいらないということをまず知っていただき

                    「うまくできてもできなくてもいいから
                    できれば参加されたどの人とも
                    帰るまでには一言だけでもいいから
                    お話ができたらいいですね。」ということを
                    毎回お願いしているうちに

                    自然と肯定的な言葉や態度が生まれ

                    参加者のこころに安心感が生まれてきたようです。


                    こども達は
                    そのように大人たちが調和していれば

                    何も言わなくても
                    どんどん伸び伸びとしてきて

                    他の子と関わることの恐れからも
                    回を重ねるごとに解放され

                    こどもの森に訪れるこども達は
                    どの子も元気いっぱいです。

                    こどもは
                    思いっきり自然の中で遊ぶだけでも
                    十分にストレスを発散し、こころを回復させます。

                    そして他の子と遊ぶ刺激の中から
                    それぞれの運動能力や対人関係知性力などを
                    自然に伸ばしていきます。

                    今後も、
                    それらのことを
                    決して頭だけで理解するのではなく

                    みんなで自然の場所に出向き
                    何かを一緒に楽しむことを通して

                    ともに体験する素晴らしさを
                    こころに感じとっていただけるような

                    そんな体験型のこころの勉強会を
                    今後も続けていきたいと思っています。


                    そのようなわけで
                    明日はエネルギー出力タイム。

                    こども達のエネルギーに負けないよう
                    頑張るど〜!





                    本来こどもは、その存在そのものが自然です。

                    自然の中で
                    こども達のWONDER,
                    不思議と好奇心が
                    どんどん育っていくといいですね。

                    他者を変えようとする人

                    2012.07.10 Tuesday 15:39
                    0



                      「他者を変えたい」という人の考えを辿ると

                      問題は常に自分以外の他者にあるという
                      責任転嫁にあることが多いものです。

                      また
                      問題が起きた場合は
                      「どうすれば解決するのか」という
                      建設的な考え方をしないで

                      その問題によって
                      自分がどれだけ損をし
                      被害を被ったかなどという
                      被害者意識から物事を判断します。



                      そのように
                      常に他者に変わるべきであるという考えを
                      もっている人は

                      当然、自分の思い通りにいかないことが起きるたびに
                      怒りや不満やイライラで一杯になります。

                      つまり
                      「他人は自分の思い通りに行動してくれるべきである」
                      という自分勝手な思いが
                      その人のストレスとなり
                      こころがネガティブになってしまう

                      原因となっているのです。

                      またこのような思い方の根本には
                      「他者によってしか幸せになれない」
                      という自分に対する信頼感や
                      自信の欠如にも原因があります。

                      こころが健康な人は
                      基本的には
                      「人は人、自分は自分」という思い方をしてます。


                      もし自分のこころの中に
                      いつも失望や怒りがあるなら

                      一体自分は、
                      何が原因で
                      他者を変えることをがんばっているのかということを
                      一度は見直してみるといいかもしれませんね。


                      TEAM こどもの森スタッフ お散歩タイム



                      こども森からのお知らせ

                      今週月曜日からこどもの森ひろばを
                      開放しています!

                      育児スタッフと遊ぶこどもを見ながら
                      のんびりしたいパパ&ママ

                      自然の美しい養老で
                      ゆったりとした時間を過ごして
                      癒したい人

                      自分の才能や可能性を
                      いろんな人と交流することで
                      どんどん開いていきたいと思っている人

                      新しい出会いや友達が欲しい人

                      ぜひお越しください!
                      スタッフ一同こころから
                      新しい出会いを楽しみにしています。

                      こどもの森 HP ができました!
                      http://www.kodomonomorihiroba5599.info/

                      こどもの森育児スタッフが
                      活動内容をブログでどんどんUPしていきますので
                      こちらもどうぞよろしくお願いします!

                      Calender
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