被害者意識の強い人

2012.09.27 Thursday 21:52
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    被害者意識の強い人は
    幼児的願望の強い人が多いです。

    もともと
    社会は自分以外の他者で成り立っているにも
    関わらず、

    自分を中心にするべきだという
    強い甘えの欲求が根底にあるために


    思い通りにならないときや
    期待通りにいかない時には
    非常に傷つきやすく

    そこで
    自分の関わった人に敵対意識をもちます。
    そして恨みます。

    しかし恨みに心を支配されているうちは
    絶対に幸せを感じることはできません。

    恨みをもって
    相手のあら捜しをしたり
    批判をしたり、貶めたり
    またその恨みから
    復讐することを考えたりすればするほど
    自己蔑視が深くなっていくものです。

    なぜなら人としての本当の自信とは
    他者から得られるものではなく
    自分の考え方やその行いから得られるものですから

    いうまでもなく、
    誰かを恨むことを
    行動基準の主軸にしている人が

    その自分に
    人としての本来の自信など
    得られるはずはありません。

    それどころか
    自己蔑視が強くなればばるほど
    不安が増幅してきます。

    またたとえ恨みを晴らしても
    決して心が晴れることはありません。

    なぜなら恨みがもたらすものは
    怒りと悲しみだけだからです。

    また一人の人間のこころの中に
    愛と憎しみは共存できません。

    同じように
    やさしさと恨みも共存できません。


    本当に幸せを望むなら
    まず人を恨むことをやめることです。

    そして
    心の傷を癒して
    自分の中に愛を取り戻し
    やさしさを与えられるようになるといいですね。



    St. Killda beach











    こどもの森からのお知らせ
    さて次のイベントは
    10月6日(土)に
    「養老公園へGO〜!&エンジョイ ピクニック!」
    を企画しています。詳細は下記のこどもの森HPで
    ご覧になってくださいませ。

    http://www.kodomonomorihiroba5599.info/%E6%9C%80%E6%96%B0news/

    人に嫌われないために頑張り過ぎると・・・。

    2012.09.19 Wednesday 11:02
    0

       人は多かれ少なかれ
      人に気に入られたいものです。
      この私もその一人です。

      しかし
      人に嫌われることを恐れ過ぎて
      ただ嫌われないための努力を
      ひたすら頑張り続けている人は

      その不安から
      遠慮がちであったり、従順であったり
      ひたすら尽くす人を頑張ったり

      あるいは
      真面目であることで認めてもらおうとしたり
      特別に何か優れていることを誇示したり

      また人によっては
      必要以上に明るくふるまったり
      悩みのないふりをしたりすることで

      自分の内面を覆い隠すことに
      多大なエネルギーを消耗しているものです。

      そしていつもこうして無理をしているため
      本当の自分はいったい何をしたいのかが
      わかりにくくなってきます。

      そして
      それが原因不明の不安となって
      いることがよくあります。

      ではそもそも
      人に嫌われるということは
      実際にそんなに怖いことでしょうか?

      ちょっと想像してみてください。

      相手を怒らせたり
      傷つけたりするためではなく

      ただ自分の思った通りに
      自分の内面を素直に表現するところを
      想像してみてください。

      現実的に
      いきなりその相手から
      暴力や暴言によって
      ひどい目にあわされると思いますか?


      もしかして
      自分が育ってくる過程において
      親が非常に支配的であったり
      操作的であったりして

      自分の思った通りに表現することを
      抑圧しないと
      生きにくかったのかもしれませんね。

      あるいは
      そのようにありのままの自分を
      素直に表現することに対して
      恐怖感や罪悪感などの感覚があるために

      ありのままの気持ちを表現すれば
      相手はきっと不機嫌になり
      自分を見捨てるかもしれない
      という思い込みに
      囚われているのではないでしょうか?

      またそのように
      正直に自分の思いを告げて
      いきなり暴言や暴力を行使する人であれば
      むしろそんな人に
      気に入られる必要はないと思いませんか?

      いずれにしても
      他者に気に入られることだけを頑張り続けていても
      決して幸せを感じることはできません。

      それよりも
      思い切って人に気に入られることから
      努力の方向を変えて
      ありのままの自分を表現することを
      努力するように変えていく必要があります。

      それが
      原因不明の不安を軽減することにもつながり
      自分を否定したり、利用しようとする人から
      本当の意味で自分を守ることができます。

      これは頭で理解できても
      こころのレベルでは難しいことかもしれません。

      もしそうであれば
      なぜ自分はそんなに人に嫌われることを
      恐れるようになったのか
      一度は自分と向き合って
      その原因を知ってあげられるといいですね。



      岐阜公園








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      さて次のイベントは
      9月22日(土)に
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      得ることより捨てること。

      2012.09.18 Tuesday 15:23
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        なぜ変化を望んでいるのに
        いつまでも変化できないのか

        そんなふうに
        変化を望むだけで変化を拒んだままの人は

        やる前から
        その結果についてうまくいくかどうかを
        考え過ぎてしまうからです。

        考え過ぎることによって不安材料を見つけだし
        そしてそれを心配することによって
        悲観的になってしまうからです。

        ゆえに本当に変化を望むのであれば
        それによって成功するとか、幸せになるとか
        あるいは損をするとか得するなどとということを
        あまり考えない方がいいと思います。


        とにかくまずは
        結果に固執しないでやってみることです。

        そして
        その最初の第一歩は捨てることから
        始めるのがいいと思います。

        もともと私たち人間は
        オギャーと裸一貫でこの世に生まれ
        またあの世に行く時も
        何も持っていくことはできないのです。

        変化を促されているときは
        失敗して何もかも失くしても
        命までは取られないという
        気持になって

        もう不必要になったものや
        古くて役に立たないとらえ方
        あるいはこころのわだかまりなども
        どんどん捨てることから始めてみると
        いいと思います。

        禅では
        「得ることより、捨てることで幸せになる」
        という教えがありますが
        これは本当にその通りだと思います。

        捨てなければ
        新しいものが入ってくるスペースができません。

        また捨てなければ
        新しいことに取り組むエネルギーは
        湧き出てきません。

        このように「捨てる」ということは
        変化する上でとても大切なことです。

        試にいらないものからどんどん
        捨ててみてください。

        不思議ですが
        必ずその後、
        こころがすっきりと軽く感じられ
        気持も穏やかになることでしょう。



        変化のときは誰でも大変です。
        しかしその時に柔軟性が養われ
        人生の障害物を乗り越えていく力がつきます。

        そうとわかったら
        変化の後の結果は
        それが出た時に考えることにして

        やるべきことは
        今すぐ
        捨てていくことからはじめてみましょうね。












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        こどもの森でやすらぎのパワーをどうぞ。

        2012.09.13 Thursday 21:50
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           季節の変わり目は
          ふだん健康な人でも
          夏の疲れに始まり
          気温や気圧の変化などによって
          自律神経のバランスを乱しやすい時です。


          そこで
          今回のこどもの森のイベント
          「大人の森で夏の疲れを癒そうよ〜。」では

          とにかく参加者の方には
          リラックスを楽しんでもらいたい
          と思っています。

          そして
          自律神経のバランスを促すうえで
          とても大切なことでもある
          休むことを楽しむという感覚を
          ゆったりした中で体験していただけたら
          と思っています。


          実際にこの時期は
          日頃頑張り屋さんほど
          心身のバランスをくずしたりします。

          その場合は必ずいろんな不定愁訴に
          みまわれたりするものです。

          たとえば
          気分的に落ちこむ感じがしたり
          なんとなく不安になったり
          イライラしたり、
          あるいは考えすぎが止まらなくなって
          よく眠れないなど

          またこの時期
          アレルギーが出てきたり
          夏の疲れなどで
          胃腸なども弱り
          ストレスに対応する力が衰えがちです。

          そして日頃の緊張がとれないまま
          頭の神経が休まりにくくなってくると
          睡眠にも影響が出てきて
          寝付が悪くなったり
          眠りが浅くなったりして
          疲れがどんどんたまっていきます。

          季節の変わり目は
          そういう方がよくみえるので

          催眠療法によって
          潜在意識を優勢にして
          深いリラクゼーションを得ることで
          自律神経のバランスを整えるという方法を
          奨めています。

          これはとてもよくワークしていて
          人によっては
          脳が緩んだ感じがするとか
          頭の疲れがとれてとてもすっきりしたとか
          あるいは寝付がよくなったとか
          深く眠れるようになったなど

          緊張から解放されることによって
          自律神経のバランスが調整され
          いろいろな不快な症状が軽減します。

          いずれにしてもこの時期は
          意識的に少し生活のペースを
          緩めがちにして

          夏を頑張って生きぬいてきた自分の
          体の声にしっかりと耳を澄ませ
          十分に休息の時間を与えてあげられると
          いいですね。

          そして自分に合った方法で
          楽しみながら
          体とこころを癒してあげられると
          いいと思います。

          では今週土曜日、
          こどもの森では
          リラックスナイトを
          みんなでまったり楽しみましょうね〜!




          I love having hypnotis with Kumi ...







          体調の悪い人は、自律神経の働きが不安定になっているからです。
          あらゆる意味でもバランスは必要です。
          強い季節の後はやさしい季節を楽しむ。体にも心にも。
          そしてそういうバランスをとるための柔軟性を
          養うことが生きやすさに繋がるのではないかと思います。













          こどもの森からのお知らせ
          前回のイベント
          「ひろ君と一緒にでっかい絵を描くぞ〜!」
          は、参加者全員、大人もこどもも
          伸び伸びと楽しく絵を描いて
          それを最後にひろ君が
          とても素晴らしいアートへと
          昇華してくれました。
          参加して下さった皆様、
          どうもありがとうございました。


          さて次のイベントは
          9月15日(土)に
          「こどもの森 ちょっぴり大人ナイトで癒しましょ〜」
          を企画しています。詳細は下記のこどもの森HPで
          ご覧になってくださいませ。

          http://www.kodomonomorihiroba5599.info/%E6%9C%80%E6%96%B0news/


          白雲自ら去来す

          2012.09.11 Tuesday 13:50
          0



            禅語 「白雲自ら去来す」のお話

            昔むかし、あるところに一人の
            農民がおったとさ。
            お日様がジリジリと強く照る下で

            クワを振りながらふと空を見上げると
            白い雲がぽっかり浮かんでる。
            農民はそれを見て
            「ああああ〜早く雲がこっちに
            来てくれたらいいのに〜」と
            そうしたら涼しくなっていいのになあと思って
            雲が来るのを期待して待っていたが
            なかなか雲は
            速く動いてはくれませぬ。
            それにイライラしてきた農民は、
            もう待つのをやめて
            とりあえずまた一生懸命働きだした。
            そして休憩しようと思って
            ふと空を見上げると
            彼の頭の真上に
            さっきの白くてぽっかりとした雲が
            浮かんでいたそうな。

            これは
            一刻も早く幸運をつかみたくて
            あせっている人には
            とてもいい話です。

            幸運は期待して待っていても
            焦りやいらつきが増すばかりで
            かえってそれらがストレスとなって
            何もいいことは起きません。

            むしろ待つことによって
            幸運を遠ざけているようなものです。

            それよりも
            今自分ができることを
            精一杯、夢中になってやっていれば
            幸運の方から近づいてきますよ
            という意味です。

            昔から焦りは禁物といいますが
            焦る気持ちが膨らんできたら
            この言葉、ぜひ思い出してみてくださいね。



            ハンモックでお昼寝中のりゅう君










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            は、参加者全員、大人もこどもも
            伸び伸びと楽しく絵を描いて
            それを最後にひろ君が
            とても素晴らしいアートへと
            昇華してくれました。
            参加して下さった皆様、
            どうもありがとうございました。


            さて次のイベントは
            9月15日(土)に
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            母子癒着の弊害について その3

            2012.09.03 Monday 18:32
            0
               さて母子癒着の弊害その3では

              母子癒着にあると思われる人が
              その状態から自由になるには
              どうしたらいいのだろうか
              ということについて書いてみようと思います。



              これにはまず本人が
              それに気づくことからです。

              大抵の場合は、
              周りの人に指摘されても
              それを素直に受け入れることはありません。

              なぜなら
              母子癒着の状態にあるうちは
              本当のことを言う人は
              自分を否定する人だと解釈するからです。

              また
              そもそも母と子の愛の原型は
              癒着した、寄生的な愛ゆえ

              母子ともに
              お互いが必要な時期に
              その感覚が十分に満たされていれば
              自然に分離していけますが

              そうでない場合は
              こどもが青年に達していても
              感覚的には
              その分離した自立的な愛の状態を
              こころのレベルで理解することは
              とてもに難しい状態にあります。



              ということは
              他者と安心した心地よい関わりをもてない
              ということです。

              そして実は
              このことが母子癒着に気がつけることに繋がる
              肝心なところなのです。

              なぜなら他者と安心した心地よい関係が
              もてないということは

              簡単にいうと
              たとえ表面上はそうでなくても
              こころの中には
              いつも疑いや恐れや怒りがあるということです。

              それは、
              いつも他者との関わりにおいて
              その相手は敵か味方か
              また自分と全く同じ考えかそうでないか
              あるいは勝ってるか劣っているか

              もしくは
              みんなと自分というように
              みんなという実体のない自分以外の他者を
              ひとまとめにしてとらえるために
              それを圧力に感じたりするということです。


              そのようなものごとのとらえ方からは
              自然と心配や恐れ、怒りや不安など
              ネガティブな感情しか生まれません。


              ゆえに
              母子癒着の傾向にある人は
              よくあがりやすいとか恥ずかしがり屋であるとか
              あるいは
              初めての人や場所に、とても緊張しやすく
              自分らしく振舞うことが難しいと感じている
              ことが多いようです。

              そしてそれを
              自分のもって生まれた弱い性格と
              思い込んでいる人が多いようですが


              実はその人の存在感がゆらぎやすい状態に
              あることから起こっているのです。

              そして
              「自分は自分である」という存在感が
              欠如していればいるほど

              他者は自分のことをどう思うかが
              必要以上に気になって
              本当の自分を楽に生きることができません。


              またこのように母子癒着が強まる背景として
              母親と父親の不和もあげられます。

              表面上は必要以外のコミュニケーションを
              とらないことによって、
              世間的には問題のない夫婦を装えても
              こどもにはそれを隠すことはできません。

              むしろそのような
              外からはわかりにくい夫婦間のストレスの方が
              全部こどもの方へ流れていくといっても
              過言ではありません。


              たとえば
              母親が結婚生活に大きな不満を抱いていて
              その原因が父親にあると感じている場合、
              ずっと日常的に
              こどもがそれを聞かされていたり
              感じさせられていたりすることで
              父親とこどもの関わりを遮断されてしまう
              ということも母子癒着をさらに強めていく
              大きな原因としてみのがせません。

              そしてそれはいうまでもなく
              こどものこころを傷つけ
              不信感を植え付けることになります。

              もしこの記事を読んで
              いくつか思い当たることがあれば

              一度、自分の素直なこころに触れてみてください。

              そして自分のその素直な気持ちを
              大切にしてあげてください。

              あるいは素直な気持ちで
              この記事を読んでくだされば
              体やこころに
              あるいはその行動に
              母子癒着の弊害が現れていることに
              必ず気がつけるはずです。

              母親であれば誰しも子離れは難しく
              こどもも同じように、母親から分離するのは
              難しいことなのです。

              ただそれがどんどん過剰になり
              癒着が強力になると
              平和で穏やかな世界には
              住めなくなってしまうということを
              心に留めておいてください。



              Shin&Rion






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