最近お問い合わせが多い症例 その1 私は強迫性神経障害?

2013.06.26 Wednesday 11:25
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     安全を過度に求めることによって
    日常生活に困難をきたしてしまう場合があります。

    病院などで「強迫性神経障害」などという
    障害名をつけられた人などに
    よくこの傾向が見られますが、

    たとえば
    外出時に何度もガスの元栓を確認しないと
    気が済まない。
    手洗いを何度もしないと時が済まない。
    あるいは
    自分が決めた順番ややり方通りにしないと
    何かよくないことが起きるようで
    とても不安になる。 etc...。

    これらはその人の不安を軽減するための
    反復行動といえますが、
    やがてそのことに時間をとられることが
    不快でストレスとなったり
    自己嫌悪となったり
    それらがもとでうつ的な気分に見舞われたり
    するようになったりします。

    私が見出した
    そのような症状を訴える人達のある共通点は
    どの人も非常に完璧主義であるということです。

    ゆえに
    ある特定な世界では
    非常に評価などが高かったりします。
    また実際に努力家の人が多いです。

    ではなぜそのようなタイプの人に
    生き辛さが生じてくるのかというと

    完璧であるために
    規範に依存し過ぎて
    全てその物差しで測り
    またそのようにものごとを受け取るため
    対人関係に融通性やなめらかさがもてません。

    またそのように自分が価値をおく規範や
    いわゆるマイルールから外れる対象は
    許せず、支配しようとします。

    ゆえに他者に対する寛容度は非常に狭く
    従って自分自身もその枠内に閉じ込められる
    ことになります。

    そのことによってさらに完璧であることに
    頑固になり
    臨機応変に対応することができなくなるため
    変化を受け止めることが難しくなります。

    しかしながら
    私達人間の顕著な特徴は
    決して完璧ではないということですから
    どこかで大きな矛盾が生じます。

    たとえば
    非常に衛生観念に神経質であるにもかかわらず
    ものが捨てられなくて
    自分の居場所がどんどん乱雑になるとか

    または
    良心や道徳、あるいは法律などに
    過度にこだわるくせに
    自分の目的の為であれば
    どんな非人間的な手段を使ってでも
    遂行しようとするなど

    自分自身の内部が
    良い自分と悪い自分にスプリット(分裂)
    されてしまいます。

    つまり自分自身を統合的に
    受け止めることができないゆえ
    他者のこともそれと同じようにとらえます。

    ですから他者が99個その人にとって
    よいことをしたとしても
    ある一つがその人のルールに反した場合
    その人は敵となるか
    あるいは信頼できない人となりうる可能性も
    あります。

    ではその原因はなんであるかということですが
    それは人それぞれ違うと思います。

    しかし相談者の話をうかがうと
    あるひとつの共通点に気づかされます。

    それは親が非常に真面目で躾が厳しく
    またどちらかというと神経質だったりします。

    ゆえに
    ほとんどの相談者は
    真面目で頑張り屋さんだったりします。

    そしてそれゆえ
    全ての行動を義務化する傾向にあり
    何もしていない状態をただのんびり
    リラックスするということが
    なかなかできません。

    またものごとを計画通りに進めないと
    気が済まないところがあり
    計画通りにいかないときは
    非常に強いストレスを感じます。

    それゆえ
    体のどこかがそのストレスを表現し
    慢性的に原因不明の不定愁訴があったりします。

    私が思うに
    このような状態にある人は
    かつて厳しい親による秩序に基づいて
    支配的な関係性を余儀なくされて
    育ってきているため

    同じように自分も自分の秩序に基づいて
    他者を支配したいという欲求が
    その人を生き辛くさせている
    もっとも根本的な原因ではないかということです。

    それによって
    あたかも「外から思考がやってくる」という
    とらえかたが根付いてしまっています。

    ゆえに
    自分に起きている問題や症状も
    まさか自分の中に起因しているものである
    などとは思っていない人が多いです。

    しかし
    これは薬が解決するものではなく
    また周りが変わることで解決するものでも
    ありません。

    解決するとしたら
    自分の中にある生き辛さを
    まずは自分が素直に話すこと
    そしてその自分を受け入れていくことでは
    ないかと思います。

    本来自分を癒し治す力は
    自分自身の中にあるのですから。




    こどもの森 「ネイチャーガイドと一緒に森へ行こう」の参加者



    人間は所詮身勝手な生き物なのだ。

    2013.06.24 Monday 13:11
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      所詮は無理なことを
      ひたすら頑張り続けている人がよくいます。

      それは全ての人に愛され
      全ての人に認められるようと
      ひたすら神経を遣い
      努力し続けることです。

      では一体、自分自身はどうでしょう?
      誰のことでも好きになれて
      誰のことでも認め
      賞賛することができるでしょうか?

      そんなことは
      自分の素直な感情に耳を傾ければわかりますが
      人には好き嫌いがあって当然だと思います。
      したがって
      誰のことでも素晴らしいと思うことなど
      土台無理です。

      しかし
      こうあるべきという自分に執着している人は
      実際の自分を受け容れていません。

      ゆえに
      「こうあるべき」という自分を頑張ることで
      相手にも
      「こうあるべきである」ということを
      期待しています。

      でも
      人間てなんてものは所詮勝手な生き物です。

      それはこの社会の在り方を見ても
      あるいは人間が地球に暮らすうえで
      どのように自然と関わってきたかを眺めれば
      よくわかります。

      ゆえに
      他者にどう思われるかなんてことに
      いくら神経を遣ったとしても
      それが自分の幸せに繋がるなんてことは
      ありえません。


      むしろ
      実際の自分が感じられにくくなって
      こころは弱っていくだけでしょう。

      私が思うに
      まず自分自身も身勝手で
      好き嫌いのある矛盾した人間の一人である
      ということを認めた方が

      相手のことも
      自分のことも
      現実的に見ることができるのではないかと思います。

      つまり
      「こうあるべき自分」の要求を
      聞くのではなく
      実際の自分の要求を知って
      他者と関わることが大切なのです。

      そうすれば必然的に
      自分にも相手にも「まあまあ」というところで
      折り合いをつけられるものだと思います。
      またそう思わなければ
      どんな人間関係も成り立ちません。

      いずれにしても
      こころのエネルギーは
      他者にどう思われるかに費やすより
      自分の生き方を見つけ
      その自分を大切にすることに費やされるほうが
      健康的な生き方になると思います。

      もし仮に
      その自分を批判する人がいるのであれば
      その人から十分なこころの距離をとって
      よりいっそう自分らしく生きることです。

      そのような人には
      自分の目や耳に入らないところで
      勝手に批判しててもらえばいいではありませんか。
      だってその不快な感情は
      その人が抱く感情なのですから。
      そう思えば
      ずいぶんこころも楽になるというものです。

      しかしその場合
      決してその人を恨んだり
      あるいは逆に利用しようとしたり
      またそうではなくても
      自分が必要としているのであれば

      その人の言っていることを
      批判的に受け止めているのは
      自分自身であるということに
      気がつく必要もあります。

      自分の生き方をもつということは
      素晴らしいことですがそれと同時に
      それはあくまで甘えからの離脱でもあるということを
      どうぞ心の片隅にとめておいてください。



      そういう私もそういうあなたも
      み〜んな身勝手なところがあったりするものじゃないかしら?
      だから助け合い、補い合い、まあまあと許しあうこころを
      培うところに、絆っていうのが育っていくんだと思う。
                        崖っぷちのカウンセラー


      こどもの対人関係知性力はどう育てるの?

      2013.06.20 Thursday 11:51
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          私たちは、思春期から青年期にかけて
        自分で自分をコントロールすることを
        対人関係から要求されることになります。

        友達に対して自分の感情や行動を
        適度に抑えることと同時に
        適度に自己主張することも必要になります。

        そしてこの自己統制と自己主張のバランスが
        友達関係を良好に維持するためのキーポイント
        となります。

        ゆえに
        親がいずれこどもが自分で対人関係を
        培っていかねばならないという
        ビジョンをもっているかどうかということは
        とても大切だと思います。

        こどもの自主性や個性を大切にするのは
        いいことですが
        だからと言って甘やかしすぎたり
        しつけを放任していては
        当然我慢することは難しくなります。

        また反対に
        支配的にふるまって
        こどもの意見や考えなどを尊重せず
        それらは親に対する口答えとして否定し
        何でも親の言いなりにさせようとすれば
        当然、友達との関係も支配するかされるかの
        どちらかに偏ってしまうでしょう。

        あるいは
        こどもに過剰に関わり過ぎて
        いつもこどもの起こすトラブルなどに
        必要以上に手を出し助けようとすることで
        本来その子の中にある解決能力の芽を
        摘み取ってしまう場合もあります。

        いずれにしても
        子育ては難しいものであり
        人間である以上、どんな親でも
        やり過ぎたり、足りなかったりすることが
        あるのは当たり前だと思います。

        最近は私も孫の成長にかかわっているので
        「人を育てる」ということの難しさを
        あらためて実感しているところです。

        そしてつくづく思うことは
        どの親もその親自身のようにしか
        こどもを愛せないということです。

        つまり
        親にも得意なこと苦手なことがありますし
        もちろん長所も欠点もあります。

        まずそれらを自分自身が知っていることが
        大切ではないかと思います。

        なぜなら
        それを素直に認めている親であれば
        こどもに完璧を期待しません。

        ですから自分自身もリラックスして
        こどもと接することができると思います。

        また親自身がこころを開いていれば
        自分自身も友達との関係を大切に
        それを楽しみます。

        こどもは必ずそれを
        コピーしていくものだと思います。

        子育てに関しては何もいえませんが
        ただ一つ言えることは
        これが正しいという明確なものを探して
        それをこどもに実践しようと頑張るより

        まずは親自身が自分の周りにいる人や
        友達との関係を良好にすることだと思います。

        つまり
        こどもに何を教え何を躾けるかよりも
        自分自身を省みて
        自己統制と自己主張のバランスを
        とることを心がけることのほうが
        こどもにとっていい影響を与えていくのでは
        ないかと思います。




        ある意味こどもは自分自身を教えてくれる
        小さな先生だと思います。
        知らないうちに、
        自分のいいところも悪いところも
        ちゃんとコピーしてそれをまざまざ見せてくれます。
        だから侮れません。
        だから育児は育自なんですね。(^^)








        決断できないとき

        2013.06.18 Tuesday 17:27
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          何かを決断しないといけない時に
          迷いが生じたり
          あるいは矛盾した気持ちの
          どちらも大切にしたいと思ったり
          またもう少し検討したいと思ったりして

          なかなかすっぱり答えが出せないときも
          あります。

          そういうときは
          あえて黒でも白でもない
          グレーの状態の気持ちを
          そのまま表現してみると
          いいのではないかと思います。

          またそうすることで
          自分の矛盾した考えや
          言動のズレに気づくことができます。

          そしてそれを認めることが
          ありのままの自分を知るということに
          なります。

          またそれそこそが
          何かを決断する時に一番大切なことだと
          思います。

          なぜなら
          自分の中にある矛盾や言動のズレに
          気がつかなければ
          何が正しくて何が間違っているのか
          ということが判断基準になってしまうからです。

          しかしこの判断基準は
          自分の人生を創造するうえでは
          借り物の基準だといえます。

          なぜなら
          たとえば今結婚を迷っている相手と
          結婚することは正しいのでしょうか?
          間違っているのでしょうか?

          あるいは
          今勤めている会社を辞めて
          転職をすることは正しいのでしょうか?
          間違っているのでしょうか?

          実際は
          本当にそうしたいのか
          あるいはまだその時ではないとか
          またはそれと相反することも
          大切にしたいとか

          自分の中でいろんな考えが
          グルグル回っているだけで
          自分がわからないゆえ
          答えがだせなかったりするものです。

          そもそも人生の選択とは
          正しいOR間違いではなく
          自分らしい選択であることが
          自らの人生を創るということになります。

          それゆえ
          決断できない時は
          無理して答えを出そうとするよりも
          まず素直に自分の中にあるいろいろな思いを
          表現することをお薦めします。

          そうすることで
          意外とその後に、自分のこころと繋がった
          選択を見いだせたりするものです。




          一番よくないのは
          自分の選択でありながらそれを人のせいにすること。
          意識的にしろ無意識的にしろ
          あなたの現在は全て自ら選択し判断したことが
          構築されたものです。
          それゆえ、自分を知ることを通して
          自ら選択し判断し、そしてその決断に責任をもつ
          ということが大切ではないかと思います。











          今あるものを大切に

          2013.06.14 Friday 10:35
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            最近よく思うことは
            「大切にする」というこころが
            失われたことによって
            結局は自分を大切にできない人が
            たくさんいるということです。

            私達はこどもの頃から
            「ものを大切にしなさい」と
            周りの大人から言われ続けてきたと思います。


            しかし周りの大人は
            こどもにはそう言ってきたかもしれないけれど
            自分達は新しくて便利なものを追い求め
            またこども達には自分たちの教えに反して
            必要以上にものを与えてきた結果が
            現在の状態、

            つまり「自分を大切にする」
            という意味がわからない人が
            あふれかえっている社会になった
            原因ではないかと思います。


            よくよく考えたら
            生きる上で必要なものなど
            そんなにたくさんいらないはずです。

            ちょっと考えてみてください。
            今自分が欲しいと思っているもの
            それは
            本当に必要で本当に欲しいものなのでしょうか?

            もしそうであれば
            それをとても大切にできるはずです。

            しかし
            ただなんとなく
            次から次へと欲しいものが
            出てくるのであれば

            単にこころが貧しいか寂しい
            あるいは自分というものがないから
            人のもっているものが気になり
            それを手に入れることで自信を感じたいのでは
            ないかと思うのです。

            その場合は
            大抵、現在自分がもっているものを
            大切にしていなかったりするものです。

            私達は他者によって大切にされたいという
            欲求をもち、またその欲求が膨らみすぎる
            ことによって苦しみます。

            しかしながら
            自分以上に自分を大切に思う人は
            いません。
            それは事実です。

            そのことに気がつけたら
            まずは今あるものを大切にするということが
            いかに大切であるかがわかると思います。

            もし今、人生が思い通りにいかず
            ものごとを前向きに考えられないのであれば

            ぜひとも
            自分に今あるもの
            そして自分が今取り組んでいること
            それらを大切に大切になさってください。

            それこそが
            自分によって自分が大切に扱われている
            ということなのだということが
            きっと感じられるようになると思います。




            ものを大切にするこころは
            自分で生きる力を育てます。
            植物を育ててみるとよくわかりますが
            水の与えすぎは根腐れの原因となり
            結果的には枯らせてしまいます。

            まずは私たち大人が
            欲求に振り回されず
            今あるものを大切にする生き方を
            学ぶ必要があるのではないかと思います。

            そのためにも
            自然と触れるひとときを
            これからも大切にしていきたいと思います。



            自己愛性人格障害といわれる人の特徴とは

            2013.06.09 Sunday 19:31
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              今までにも
              何回か自分を愛するということについて
              触れてきましたが

              自分を愛するということは
              決してエゴイズムを膨らませることでは
              ありません。

              ここに
              DSMによる自己愛性人格障害と
              いわれるタイプの人について書きますが

              なぜならその特徴は
              まさにエゴイズムが
              極端に膨れ上がってしまった
              状態と同じだからです。

              ではそのタイプの人の特徴ですが
              まず自分は特別な人間であり
              それゆえ周囲のものは賞賛すべきであり
              また他者は自分の期待通りに
              すべきであるという非常に身勝手な
              考えをもっています。

              ゆえに外側から見ると
              とても自信ありげで
              態度も尊大で傲慢だったりします。

              また共感能力が欠如しており
              自分が困っている時や
              思い通りにいかないときは
              さんざん不平不満をいって
              まるで自分は犠牲者のように思うくせに
              他者が同じような状況であっても
              その気持ちに気づこうともしません。

              そして自分の目的を達成するためなら
              他者を平気で利用します。

              このように
              自分さえよければいいという
              偏った考え方をしている人は
              自分を愛しているからではなく
              実は自分のことが大嫌いなのです。

              それゆえ
              その人の内面はとても不安で
              自分の存在価値が感じられないから
              他者によって自分の価値を
              証明してもらう必要があるのです。

              そして常に
              「私」だけのことしか考えず
              「私」だけの要求だけが重要で
              「私」だけがよければいいのです。

              しかしそのような「私」だから
              自分によっても愛されず
              また当然ながら他者によっても
              愛されることはありません。

              ゆえに
              内面には常に怒りがあります。
              それゆえ
              自分が望む成功や権力
              あるいは才能や美しさをもっている人に
              嫉妬します。

              また反対に
              誰かが自分のことを嫉妬していると思うと
              その優越感で喜びます。

              そして大抵の場合
              このようなタイプの人は
              対人関係による問題は
              全て他者のせいであると思っているので
              自ら自分を変える必要があると思うことは
              ほとんどありません。

              しかし
              基本的に自分を愛せない人は
              他者を愛することもできません。

              そしてこのような人に関わった人は
              いずれは全員去っていきます。
              あるいは二度とまともに向き合うことは
              しないでしょう。

              ゆえに
              このタイプの人が住まねばならない世界は
              非常に冷たくそして寒々しい世界なのです。

              しかしその世界に住むという経験こそが
              人の思いやりややさしさの価値を知る
              唯一のチャンスになると思います。

              そういう意味では
              一度は徹底的に孤独を味わって
              深い絶望感や不安の中で喘ぐことも
              決して悪いことばかりではないと思います。

              またもし今あなたが
              その状況にいるのであれば
              真に自分を愛するということを
              学ぶ時が来たのだと思ってください。

              そして
              こころを開き、
              安心して自分のことを話せる人を
              自ら望めば
              きっと必要な人に出会えるのではないかと
              思います。






              自分を愛してあげよう。
              それは自分の長所を喜び
              欠点を受け容れること。

              ありのままの自分でいられたら
              もう他者に自分を取り繕う必要もなく
              また競争そうする必要もなく
              従って勝ち負けにこだわる必要もない
              温かい思いやりのある世界で
              生きられるよ。















              習慣をぶち壊せ宣言

              2013.06.05 Wednesday 14:54
              0

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                私達は思ってる以上に
                いつもの安定した規則を乱されたりすると
                こころのバランスを失いがちです。

                それほど毎日の習慣というものに
                私達は縛られているものだと思います。

                しかし
                ご存じのように明日は決して予測できません。

                ゆえに人生を生き抜くには
                その時に必要な新たな状況に
                適応しなければ前へ進むことはできません。

                そういう意味では
                習慣を頑固に変えようとしない人は
                変化への適応性が衰えていきます。

                私も去年の暮れから今年にかけて
                家族の事情で
                今までの習慣を変えなければならない
                状況になりました。

                正直言って
                やっと自分にとって
                快適と言えるライフを創り上げたと
                思っていた矢先だったので
                その変化の前後は
                不機嫌な日もよくありました。

                しかしやっと最近になって
                自分の一部を捨てさり
                そして再び希望と喜びをもって
                新しい世界を創りつつある自分を
                実感できるようになりました。

                習慣を変えねばならないとき
                その時は当然ながら
                大きな困難が伴います。
                また本当にこれでよかったのかどうか
                という迷いも生じます。

                しかし
                その変化の時の大変さと
                それに伴う苦しみを乗り越えた時
                必ず新しい景色が見えてくるものです。

                その景色が見えた時
                この先も自分を信頼して
                生きていけばいい
                という自信が深まるのではないか
                と思います。


                では今日の最後にこの言葉を

                習慣をぶち破る勇気があれば
                人生はあなたを味方する! かもよ。
                       by 崖っぷちのカウンセラー





                人生は思いがけない、
                しかも予測不能な新たな状況への
                絶えざる適応のプロセスである。
                          Francesco Alberoni





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                自分で病気を作る人

                2013.06.03 Monday 17:26
                0

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                  口を開けば
                  いつも体の不調について
                  話す人がいますが

                  そのように
                  常日頃から健康ではない状態の
                  愚痴をこぼしてばかりいる人は

                  本当は体のどこかが悪いからではなく
                  無意識の欲求を満たしたくて
                  自ら病人になろうとしている
                  ということがいえます。

                  その欲求とは
                  やりたくないことを回避したい
                  もっと気にかけて欲しい
                  あるいは同情してほしい
                  または認めてほしいなど

                  本来自分のこころの中にある
                  精神的な不満を満たしてもらいたいのです。
                  あるいはわかってもらいたいのです。

                  しかしそのような不満に目を背け
                  本当はどうして欲しいのかということを
                  抑圧しているため
                  その欲求は出口を失ったまま
                  自分の内側に閉ざされてしまいます。

                  そして
                  繰り返し体の不調を訴えるうちに
                  自ら病人のように為るべく暗示を
                  かけてしまうのです。

                  心身症とか心気症など呼ばれる症状は
                  まさに精神と体は深い繋がりがあるという
                  典型的な症状だといえます。

                  いってみれば
                  こころは体全体のひとつですから
                  こころが信じることは
                  体もそのように表現します。

                  ですから
                  病院へ行って検査をしても
                  何も異常がないのに
                  本人にはいつも不定愁訴があります。


                  いずれにしても
                  体調の愚痴を誰かに話すことで
                  体の状態がよくなることはありません。

                  またそれを聞かされる方もうんざりしますが
                  話している自分自身もそれを聞くわけですから
                  同じようにうんざりし、
                  また脳はそのように
                  自分は不健康であるということを刷り込んで
                  しまいます。

                  それゆえ
                  まずはそのように愚痴を言う習慣をやめる
                  ということを決断してください。
                  そして
                  自分の中にどんな欲求が閉ざされているのか
                  ということを知ってあげましょう。

                  このように自分自身を知ることによって
                  体の不調が軽減されることがあるということを
                  ぜひこころの片隅に留めておいてください。




                  ちなみにこのタイプの人は
                  ちょっとしたことでもすぐに病院へ行くとか
                  あるいはいつも何か薬を飲んでいないと安心できない
                  という人が多いです。
                  基本的には甘えの欲求が満たされていないことからくる
                  依存欲求が抑圧されているということが
                  要因となっているのではないかと思います。




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                  「自分が自分でないような感じ」の人へ

                  2013.06.01 Saturday 19:37
                  0


                     
                    トラウマというのは
                    外部(人や出来事を含む)から
                    圧倒的な大きな力によって被害を受け
                    それに心が対処できない時に抱えるものです。

                    人によっては
                    その記憶が封印されてしまっているため
                    一体自分は何によってダメージを受けたのか
                    思い出せない人もいます。

                    またその出来事そのものが
                    記憶に残るような大きなことではなくても

                    たとえば
                    繰り返し怒鳴られていたとか
                    両親が日常的によくケンカを
                    していたとか、
                    あるいは長期に渡っていじめの被害を
                    受けていたなどということが
                    あったりすると

                    日常的にあるいは執拗に
                    恐怖感や不信感を植え付けられて
                    しまうことになります。

                    しかしその痛みを
                    こころのレベルで対処できないゆえ
                    その痛みに無感覚になることで
                    自分のこころを守ろうとします。

                    そうすると
                    こころから嬉しいと感じたり
                    悲しくても泣けなかったり
                    あるいは怒りをはっきりと
                    その対象に向けて出すなど
                    生き生きといろいろな感情を感じたり
                    表現したりすることができなくなったりします。

                    そのことによって
                    外部の様々なことに無力感を感じたり
                    自分の存在価値がないかのように
                    感じられたりします。

                    そして自分の自信を取り戻そうと
                    頑張り過ぎて無理を重ねるため
                    だんだん生き辛さが生じてきます。

                    特に「自分が自分ではないような感じ」
                    という症状を訴える相談者は
                    ほとんどの場合、何らかのトラウマを
                    抱えている場合が多いです。

                    そしてそのような人の特徴として
                    完璧主義であるということも挙げられます。

                    もしこのように
                    本当の自分は自分の体の外にいるような
                    感じなどがする場合は
                    やはりそのトラウマを癒す作業が
                    必要だと思います。

                    実際にこの感覚は
                    とても強い不安が伴います。
                    ですから自分一人だけで何とかしようと
                    抱え込まないで
                    その限界を感じた時は、
                    誰かにSOSを出す勇気をもってください。

                    またこれは私の個人的見解ですが
                    不安を抑制する薬は
                    感情を閉じ込めてしまうので
                    根本的解決になりません。

                    だからといって
                    カウンセリングなどを受けても
                    いきなりその不安から解放されることも
                    まずありません。

                    それを承知の上で
                    じっくりと自分のトラウマを癒す作業に
                    取り組む覚悟が必要だといえます。

                    そしてその思いが自らの中から
                    回復する力を引きだすことになり
                    自分に起きていることは
                    自分が修復できるという自信に繋がって
                    いくことになると思います。








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                      Kumi
                    • うまくいっている人の特徴
                      とびなが
                    • 自分の中にある自然を大切に。
                      Kumi
                    • 自分の中にある自然を大切に。
                      さおり
                    • 自己肯定感を強めるには、まずは自分を幸せに
                      Kumi
                    • 自己肯定感を強めるには、まずは自分を幸せに
                      矢崎琴子
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