言いたい放題の巻 その2

2013.07.29 Monday 12:00
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     前回に引き続き今日も言いたい放題。

    これは常々思っていたことだけど
    先生や上司、あるいは親の命令通りとか
    指示通りにしか動けない。

    そうでなくとも
    いちいち誰かの許可を必要としたり
    あるいは人に相談しないと
    自分の判断では何もできない人が
    けっこういたりする。

    それって
    「自分はどうあるべきか」とか
    「自分はどうしたいのか」ということが
    どうでもよくなっちゃってるってことだよね。

    その部分がちゃんと意識化されていない人ほど
    「規則ですから」とか
    「みなさんそうしてますから」とか
    あるいは
    「一般常識では」などと言う言葉を
    よく使ったりする。

    そしてそれこそが
    人として正しい生き方であると信じ込んでいる。

    もちろんそれを間違っているとはいわない。

    しかし人の世に起きることは
    そのようにいつもいつも
    これが正しいとされたことに
    あてはまることだけではないはずである。


    さてそこで私の言いたいことは
    時にはそういうのを取っ払って
    自分の気持ちや考えを言葉や行動で
    表現してみたらどうかということ。

    そうすることによって
    素直な自分に触れることができる。

    そのことによって相手の言っていることも
    それを正しいとか間違っているという
    フィルターに通さず
    まずは素直に聞くことができる。

    そうすれば自ずと
    ものの見方やとらえ方に柔軟性がでてきて
    今までの画一的なとらえ方から解放される。

    そのうえで初めて
    人間らしいコミュニケーションが
    できるのだと思う。


    正直言って四角四面の
    くそ真面目な人と話していても
    ぜんぜんこころが触れ合わず
    まるでロボットと話してるみたい。

    そういう人とのコミュニケーションは
    いくら言葉のやり取りをしても
    こころのレベルでお互いを理解しあえたという
    安心感をもつことはできない。

    またそれは
    真のコミュニケーションとは言い難い。

    そして学校でも会社でもあるいは家庭においても
    私達のこころの問題は
    真のコミュニケーションを図ることができないことに
    よると思う。

    またその大きな要因は
    自己が確立されていないためだと思う。

    それは社会でも学校でもまた家庭でも
    そのような教育を施されてきたことに
    よるのではないだろうか。

    そもそも国が経済成長を維持する上では
    その背景の教育として
    知識をやたら詰め込んで没個性化を図り
    学歴偏重主義を促すことで
    生産効率を高めるのに有意な人間を
    育成してきたといえる。

    もし個性を伸ばす教育を施したら
    当然人々はそれぞれ自分の頭で考えて
    自分らしい人生を生きようとする。

    そうなると、
    経済大国を維持しようとする国としては
    私達を管理しにくくなる。

    それよりも
    自分の人生について何も考えない
    規則やルールにひたすら従順である
    ロボットのような人間を育成した方が
    国としてはうんと管理しやすいのである。

    つまり個人が確立されるということは
    国にとって都合が悪いということになる。

    しかし現実として私たちはロボットじゃない。
    人間である。

    だから当然、
    ロボット化した人のこころは悲鳴をあげている。
    ありのままの自分を生きたくて。

    しかしそんなことを嘆いても始まらない。

    だからね・・・
    名もない崖っぷちのカウンセラーは
    訪れた人の素直な気持ちや感情を
    その人自身が感じていただけるよう
    今日も明日も明後日も
    ひたすら話を聴かせていただくのである。




    君は君
    僕は僕
    それぞれ道は違うけど
    それでいいんだ。
    君が君で
    僕が僕なら
    全てはパーフェクト。
    自然に生きるとは
    その多様性を尊ぶことだから。
            崖っぷちのカウンセラー

              


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    崖っぷちのカウンセラー言いたい放題の巻

    2013.07.27 Saturday 13:11
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       先週末は孫娘を連れて川で泳いできた。
      川は多くの家族連れや若者でにぎわっていた。

      私は泳ぐのが大好きなので
      毎夏川に行けばご機嫌になる。

      そこで一緒に行った友達が
      「なんで日本人の女性は
      こどもができると川に来ても泳がないのかなあ。
      家の奥さんもそうだったな。」
      とつぶやいたので

      ふと辺りを見渡すと
      水着を来て川で遊んでいる女性は
      10代後半から20代前半かと思われる娘さん達と
      外国人家族のお母さんだけ。

      後はみんな男性陣だけ水着になって川にいる。
      お母さんたちは岸辺で見てるだけ。

      そしてほとんどは
      日焼け対策で
      腕やら首にいろい着けて完全武装。
      お顔もきれいにメイクアップされていたりする。

      あれれ〜?と思った。

      家に帰ってそれを息子に話したら
      「体形が気になるからじゃないの?」という。
      さらに
      「だいたい日本じゃね、
      あんたみたいに中年のおばさんが
      川で泳ぐなんて発想さえしないと思うよ。」

      あららら〜!

      私みたいに50の坂を越えたおばさんが
      川で泳ぎたいと思うこと自体が
      この国では変わってるということなのね。

      オーストラリアではごくあたりまえに
      老いも若きもビーチで寝そべったり
      海に入って泳いでいたけどなぁ・・・。

      ならば私はこの国で変わってると
      思われる方を迷わず選ぶ。

      だいたい海や川など
      大自然の美しい懐に抱かれて
      体形を気にするなんてめんどうくさ〜い。

      自然に溶け込むと
      美しいものがいっぱいありすぎて
      人の体形なんて気にしてられませんよ。

      目の前に美しい川があれば
      私はもちろん泳ぎます〜。
      だって気持ちいいもんね。

      仰向けになって
      生い茂る木や自由に羽ばたく鳥を
      そして空の雲を眺めながら
      ゆ〜ったりと川を流れていく楽しさを
      知らんのか?

      調子に乗って言いたい放題ですが
      まだまだ言うよ。

      日本人女性の全部とは言わないけれど
      体形が気になって水着ダメ〜
      日焼けが気になるから泳ぐのダメ〜
      と思っている女性のみなさん、

      それって
      どうでもいいような細かいことに
      神経を遣い過ぎていると思いませんか?

      そんなもん無駄なエネルギーの
      消耗ですよ。

      自然の場所に行った時ぐらい
      人が自分のことをどう思うのかということから
      自分を解放してあげなさいよ。

      take it easy 〜!  もっと気楽にね〜。

      人なんてね
      自分がどう頑張ったって
      その人のようにしか思わないんだから。

      だから
      その人の思うようにおまかせしたらいい。

      そうすれば
      自分のやりたいことがかなり伸び伸びとできるよ。

      またそうしてない人ほど
      伸び伸び生きている人が気になったり
      目障りになったりして
      人のあら捜しをする。

      それゆえ
      人もそのように自分のことを思っていると考えて
      人の目ばかりを気にすることに神経を遣い
      自意識過剰になってしまう。

      そんなの
      自分で自分の人生つまらなくしてるのと同じ。

      もちろん私も女性のはしくれだから
      年々体形が崩れるのはちと寂しいと思うこともある。

      けれどそれは
      みんなそうなるんだから仕方ないよね〜。
      非現実的なことは望まないこと。
      自然には逆らえないんだから。

      この年になると
      まだおっぱいがふたつあるだけでも
      ありがたいと思ってますよ。

      それと
      何もそんなに心配しなくても
      周りの人も見たくない人の体形は見ないから
      気にする必要なんてないのです! haha


      きれいな川で泳いでさ〜
      気持ちよかったらハッピーになるでしょ?

      そしてそのハッピーフィーリングこそが
      ポジティブなエネルギーの拡散になると
      私は思ってる。

      いずれにしても
      日本の女性はきれいです。
      とても丁寧に美容のケアがなされていて
      その体形や肌も
      世界中の人々が賞賛しています。

      しかしそのように
      十分に美しいにもかかわらず
      その自分に満足していないどころか
      自信の低い女性が多いことを
      不思議がっています。

      もっとありのままの自分に
      素の自分に自信をもって
      自然を存分にを楽しんでください。

      そうすれば大自然の中で輝く
      たくましい自然美の女性になれる!かもよ。






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      話し合うということについて。

      2013.07.24 Wednesday 13:31
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        よく私たちは
        他者との話し合いを求める時に
        感情抜きで冷静に話し合いましょう
        などと言ったりしますが
        それは実際的ではないと思います。

        なぜなら私達人間は感情動物だからです。

        ゆえにお互いの気持ちを無視して
        本当に納得のいく話し合いなどできるはずが
        ありません。

        しかしなるべく感情的にならず
        冷静に話しあうことはもちろん大切です。

        そしてそうあるためには
        まず自分の気持ちをよく知ることだと思います。

        どのような時にどのような気持ちになったのか
        自分に嘘をつかないで十分に
        感じとってあげてください。

        もしかしたらそれらの感情は
        寂しさとか、不安
        または甘えたいのに甘えられないという葛藤や
        あるいは劣等感からくる嫉妬の感情など
        自分には受け入れがたい感情かも知れません。

        しかしたとえ好ましくない感情であったとしても
        自分の正直な気持ちに気づくことによって
        相手によって満たしてもらえないことによる
        怒りも潜んでいたことに気づけたりします。

        私も、時に感情的になって
        自分の思いをぶっつけてしまうことがありますが
        後で振り返ってみると
        そういう時は
        自分の本心を正直にとらえていません。

        それゆえ
        自分のものごとのとらえ方による不快な感情と
        相手の言葉や態度から感じた不快な感情が
        ごちゃまぜのまま、
        不快な感情だけが膨れ上がっています。

        それを相手にぶっつけてしまうわけですから
        相手からも同じように怒りを引きだして
        その時は話しあいどころではありません。

        ですから冷静に話すためには
        感情抜きでなどと思わないで
        むしろその前にじっくりと自分の感情に
        触れた方がいいと思います。

        そうすれば
        自ずと相手にも
        自分の気持ちとともに
        どうして欲しいのかということを
        冷静に話すことができるのではないかと思います。

        また自分を知った分だけ
        相手の立場や思いにも気づけたりするものです。

        いずれにしても話し合いがうまくいかない時は
        自分の感情だけに囚われたり
        あるいは無意識に相手を感情で支配しようと
        しているときです。

        そしてそれは
        全て自分の本意を
        自分自身がは把握していないことによるものである
        ということをこころの片隅に留めておいてください。




        残念ながら、中には話し合いができない人もいる。
        その人は自分の概念にないことは
        全て間違っているととらえている。
        それゆえ、「自分は正しい」という考えに
        異常に執着する。

        またそれゆえ
        本来、十分に話し合うことでお互いの和合を共に見出す
        という話し合うことの意味や目的を理解できない。
        ゆえにその人にとって話し合いの場とは
        自分の感情をぶちまけて
        相手に謝罪を求める場なのである。

        そして相手が自分のことを正しいと認めないのであれば
        話す必要などないと思っている。
        それどころか相手と争い
        それに勝つことで自分は正しいと証明しようとする。
        そうやって話し合いができない人は
        人と人との関係を引き離したり、断絶したりして
        自分に関わる人は
        全て自分が支配しようとする。

        ゆえにその人はいくら争いに勝っても
        自分の人生には負ける。
        なぜなら他者を支配しようとするこころには
        決して穏やかさと平和なこころは
        同居できないからである。

        私が思うに
        話し合いができるかできないかは
        人間のこころのIQを測る
        大きな尺度となるのではないかと思う。
        一口に言うと
        話し合いができない人は愚かな人だと思う。
        愚かゆえ、人との縁を粗末に扱う。

        賢者は
        死ぬ間際にたくさんの人にありがとうの言葉を
        残していくだろう。
        しかし愚かな人は
        たくさんの人に
        恨みつらみの言葉を残していくだろう。

        どちらの人生も自分が選べる。
        そして自分が蒔いた種は
        必ず自分が刈り取るときがくる。

        私は話し合いにこころを尽くす人に
        なりたい。

                   崖っぷちのカウンセラー



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        三つの宝

        2013.07.17 Wednesday 09:05
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          私は暑かろうが寒かろうが
          一日3回は犬と散歩する。
          そのうち1回は4歳の孫娘も加わって
          毎日近所の土手から
          養老山脈を眺めながら歩く。

          思うにもしこの時間がなければ
          私の頭の中は高速エンジンンのように
          回転し続けたまま
          バランスを失ってしまうことだろう。

          そもそも犬には体内時計以外、
          時間というものはないと思う。
          また同じように4歳児の孫娘も
          まだ時間の概念というものがないようで
          時々
          「バッチャン、時間ある?」
          と聞くので
          「まだ時間あるよ。」といったら
          「どこにあるの?」と聞かれた。(笑)

          同じ現実でも
          バタバタと忙しい毎日を過ごしている私と
          彼らのように、時間という概念のない世界を
          ゆったり気ままに過ごしているのとでは
          ずいぶん違うと思う。

          そしてそれゆえ
          たとえわずかな時間でも
          自然なリズムを生きている彼らと過ごすことが
          私のこころのバランスを取り戻すことになっている
          のかもしれない。

          考えてみたら
          科学が進歩したことによって得られた
          便利な生活を満足に得るためには
          社会的な対人関係、情報処理、言語、
          論理、分析 など
          左脳の活動はフル回転状態で
          働き続けていると思う。

          しかし私たち人間も
          本来自然の一部でもあるわけで
          社会の進歩だけに合わせて
          左脳だけをフル回転させいたら
          おかしくなるのはあたりまえである。

          実際に
          社会での競争に勝ち抜くことに
          人生の意味を見出そうとしていた人ほど
          オーバーヒートして燃え尽きたりするものである。

          ゆえに
          意識的に右脳の活動を活性化させることによって
          バランスを司ることが必要だと思う。

          それは感情や、情緒を生き生きと味わい
          そして人間が作り上げた秩序や道徳から
          己を解放し、
          芸術的な領域での活動をすることだと思う。

          そしてそれは
          自らの自然なリズムを取り戻すことでもある。

          またそもそも私達人間の心拍数や
          血の巡りは
          自然界の音の中に身を置くことで
          とても安定するものである。

          たとえば海の波の音
          川の流れる音
          木の葉が風にそよぐ音

          そういう自然のリズムに調和することで
          高速回転の左脳を鎮めることができる。


          というわけで
          目まぐるしい一日の中で
          散歩しながら考えたことは
          「よし! 今年もこどもの森は洞戸へGO!」
          ということである。

          昨年は老いも若きも
          本当に無邪気に川遊びを一緒に楽しんだ。

          今年も
          美しい木々を
          鳥や虫の鳴き声を
          あの澄んだ美しい川の清涼感を
          そして今回も自宅を開放してくれる
          洞戸の家主(名シェフ きょうこさん)の
          オーガニックの手作り料理をみんなで食して
          素敵な夏の思い出を創れたら
          なんて素敵なことだろう・・・。

          そう考えたら
          ワクワクしてきて
          この暑いさなかの仕事にも
          いっそうのやりがいを感じるものである。

          では今日の最後に

          愛すること。
          あまり欲張らないこと。
          そして人の先に立とうとしないで
          自分のペースで生きること。
          老子はこれを、「三つの宝」と言っているんだ。
                           加島祥造




          洞戸

          みんなで一緒に
          ここでお魚になれたらいいね〜♪



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          「洞戸の森へGO!」は8月10日(土)に
          決行することになりました。詳細は近々、facebook
          とこのブログからお知らせいたします。
          みなさんのご参加をこころから楽しみにしています。(^^)


          日本人らしいこころの問題とは

          2013.07.15 Monday 11:03
          0
            私は約3年近く海外生活をした経験が
            あります。

            その経験から得たひとつとして
            外側から日本を眺めるという
            視点がもてるようになったことです。

            そのことによって
            あらためて日本人の素晴らしいところにも
            気がつくことができましたが
            反対に日本人独特の偏った思考にも
            気がつかされました。

            それは
            他者が自分のことをどう思うかということを
            他者の思いや考え方として
            そのまま放っておけない
            という人達がとても多いということです。

            簡単に言うと
            自分は自分に適した生活をしている。
            ゆえに自分は自分でいい。

            また同じように
            他者も他者に適した生活をしている。
            そしてそれは自分の問題ではない
            という思い方をしている人が
            非常に少ないということです。

            ゆえに
            たとえ実際には表現しなくても
            心理的には他者の生き方に
            過干渉であったり
            また自分の人生の比較対象であったりして

            自分の人生になのに
            自分よりも
            他者がどう思うかが非常に重要だったりする人が
            とてもたくさんいるように思います。

            そしてそれははなぜかということを考えた時
            それは自分の生き方や価値観などの肯定を
            他者に依存している人が
            とても多いからだと思います。

            つまり自己が確立されていない人が多いため
            たとえ学歴や知識が高くても
            情緒的には未成熟だからだと思います。

            ですから
            この国には信じられないほど
            細かいルールや規則があふれています。

            つまり私達日本人は
            国や世間から
            こどものように扱われているということです。

            ゆえに
            みんながいけないと思っていることや
            そのように決められたことは
            やってはいけないことで

            みんながしていることであれば
            自分もやってもいいという
            判断基準をもっている人が多いのだと思います。

            当然ながら
            そのような判断基準をもっている人達は
            その他大勢の人とは異なる生き方や考えは
            間違っている、あるいは批判されると
            思っています。

            反対にその他大勢がしていることであれば
            自分がしてもおかしいとは思いません。

            また
            自分の生き方があっているOR間違っているは
            他者に委ねられているわけですから
            どうしたって他者が自分のことをどう思うかは
            いつも気にしないではいられません。

            それゆえ
            他者をありのままにしておくということは
            非常に難しいのです。

            しかし自己が確立されている人は
            自尊感情というものを他者によって得よう
            などとは思っていません。

            あたりまえのことですが
            情緒が成熟している人であれば
            自分の生き方や価値観を尊ぶように
            他者のそれも尊びます。

            したがって
            他者が自分のことをどう思うかは
            大して重要なことではなく
            自分が自分に適した人生を送っているかと
            いうことが何より大切なことなのです。

            それゆえ
            他者と自分を比較する必要がありません。

            また他者に賞賛されるために
            ひたすら頑張る必要もありません。

            あるいは自分とは違う他者の人生を
            批判したり羨んだりすることもありません。

            また人としてどうあるべきかという
            自分の判断基準をもっていますから
            どうでもいい規則やルールにがんじがらめに
            されることもありません。


            しかし残念ながら
            そうは思えない人が五万とあふれているのが
            この国の、
            言ってみれば日本人の問題であり病理であると
            思うようになりました。

            少なくとも私のところへ訪れる
            相談者の多くは
            かつて
            親や学校、あるいは周りの大人によって
            あるがままのこども時代を生きられず
            ひたすら今日まで
            いい子を頑張り続けてきた人達です。

            それによって実際にとても真面目で
            堅実な人生を歩んできたにも関わらず
            内面には測り知れない大きな怒りが
            抑圧されています。

            なぜなら
            本当の自分を生きてきたわけでは
            ないからです。

            そしてその自分をもうごまかしきれない
            という限界に来た時、
            何らかの症状が現れます。

            しかしいってみれば
            それは自然な反応なのです。

            自分の人生なのに
            その他大勢という実体のない人生を
            生き続ければならないとしたら
            おかしくなるのはあたりまえでしょう?

            その時は
            自分の病名を探すことより
            素直な自分に触れる
            チャンスの時だと
            とらえ直してみるといいと思います。





            日本人よ
            素晴らしき日本人よ

            細かいルールや規則に囚われすぎると
            肝心な本質が見えなくなるよ。

            守るべき規則と
            どうでもいい規則を見極める叡智をもって
            伸び伸びと生きよう。

            そして
            批判すること、比較することをやめてごらん。
            すご〜く楽になるから。  崖っぷちのカウンセラー





            現実の自分を生きるとは

            2013.07.08 Monday 13:10
            0
               

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              とても現実的に物事をとらえているようで
              実は非現実的な思考に囚われている人がいます。

              たとえば
              何もする気が起きないし
              体調もすぐれない
              また寝つき悪いし寝覚めも悪い

              病院へ行ったら
              うつ病といわれ
              薬を処方され
              そして少しゆったりとした生活にするよう
              指導された。

              しかし現実は
              仕事を休めないし
              休めば人に迷惑をかけることになる。

              したがって
              日常の生活は以前と変わらないまま
              責任感や義務感から
              あるいは競争に負けたくない

              または周りの人にどう思われるかが
              心配だったり
              もしかして解雇になったらどうしよう
              という不安から

              少しの間ゆったりさせる
              というとても大切な選択を
              自分にさせなかったりします。

              しかしながらそれは
              その人の頭が創った現実なのです。

              そしてそれこそが
              その人の思考障害であるともいえます。

              その人は疲労困憊しているのです。
              それを体やこころが訴えているのです。
              ゆえに休むことが必要な状態にあるのです。

              それが現実なのです。

              しかしその人は
              非現実的な思考を生きてきたので
              自分を頑張らせ続けたら
              なんとかなると思い込んでいます。
              また頑張ることを止めたら
              自分の人生は終わってしまうぐらいの
              強い思い込みがあったりします。

              ですから
              なかなか新しい考えを取り入れたり
              また緩ませることや休むことが
              とても難しいのです。

              それゆえ
              カウンセリングの場では
              その人の体調や気分
              あるいは心配や不安について
              丁寧に聴かせてもらうことを
              とても大切にしています。

              そうすることで
              今までのように
              その人が頭で創り上げた非現実的な自分を
              生き続けることから

              現在のありのままの自分を感じ
              また知ることによって
              現実の自分を生きていいのだという思考に
              自然に変化していくことを促すためです。

              しかしそのプロセスは
              決して楽なばかりではありません。

              なぜなら今まで
              その人が頑くなに自分を守ってきた
              「自分の秩序の殻」を壊して
              ありのままの自分を生み出す作業ですから
              当然ながら不安や苦しみも感じるでしょう。

              しかし
              その不安や苦しみがあるから
              脱皮できるともいえます。

              そしてそのキーポイントは
              出産と同じ、
              なるべく気持ちを楽にして
              焦らずゆったりとかまえることだと思います。

              そして
              苦しみや不安を薬でごまかしても
              根本的解決にはならないと思います。

              またすぐによくなりたいという気持ちは
              とてもよくわかりますが
              どんなことにもそれに必要な
              時間と経過がいります。
              そしてそれが現実というものです。

              むしろすぐによくなることのほうが
              おかしいです。

              本当に現実的に考えるのであれば
              思い切って生活を緩め、
              十分に休むことです。

              また自分と向きうことは
              決して楽なことばかりではありませんが
              その苦しみや不安と真っ直ぐ向きあえば
              やがて自ら自分を解放する日が来ることを
              信じてください。

              そのときのあなたのイメージを
              下記をクリックしてご覧になってください。

              http://www.youtube.com/watch?v=6GiYfr0qIR4





              あなたに必要な時間とプロセスを受け入れて
              ゆっくりさなぎから脱皮するイメージをもつといいね。
              その後きっとあなたは蝶のように
              自由に自分の人生を生きられるようになるよ。(^^)

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              最近お問い合わせの多い症例について その2

              2013.07.03 Wednesday 13:12
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                最近に限らず
                「薬を飲んでいるのに症状はいっこうに
                改善しません。カウンセリングを受けたら
                治るのでしょうか?」
                というお問い合わは以前からよくあります。

                そしてそのお問い合わせに対して
                「必ずよくなります」とは
                明言できないというのが正直なところです。

                そもそもカウンセラーには
                いったん病院などで病名がつけられて
                薬を処方されている人に対して
                「カウンセリングを受けていただけば治ります。」
                などということは、薬事法に触れますので
                そのようなことは決して言えません。

                また精神系の薬を飲みだせば
                当然ながら薬がその人の脳を
                コントロールするわけですから
                本来の自然なその人とは違う状態になります。

                その感覚は
                相談者も言葉で説明するのは
                なかなか難しいようです。

                その中でもよく聞く言葉の表現として
                感情が閉じ込められたような感じとか
                思考がブロックしたような感じ
                あるいは生きていても生きてないような
                感じがするなどどいうことを聞きます。
                また人によっては希死念慮(死にたいという気持ち)
                が高く危険な状態の人もいます。
                そしてもちろん副作用もあります。
                また薬に対する強い依存が生じている人もいます。

                それゆえ
                そのようなことを簡単に明言するのは
                とても無責任なことだと思っています。

                ではすでに薬物療法を始めている人に
                カウンセリングは全く有効に働かないのか
                というとそれは違うと思います。

                カウンセリングの場では
                まずは相談者の話されることを
                共感的に傾聴するということが
                もっとも大切にされているはずです。

                少なくとも私のところでは
                薬の副作用についての訴えは
                相談者の気が済むまで
                根気よく徹底的に聴かせてもらいます。

                相談者は
                辛い症状や、その不安を聴いてもらうことで
                安心感が得られるからです。

                言い換えると
                相談者はそれだけ
                聴いてもらえないということでもあります。

                しかし何度も辛い症状を話すうち
                薬が根本的な治療だとは思わなくなったり
                あるいはもう薬を頼る自分から抜け出したい
                という気持ちがでてきたりもします。

                そしてそのように
                相談者が自らそう思った場合は
                今までのように
                外側に解決を求めるのではなく
                自分の中に求めるという方向へ
                変わることに繋がります。

                私が思うに
                こころの病といわれるほとんどのケースは
                その人の気質やものごとのとらえ方、
                またはその人の生育歴や育ってきた環境
                あるいはその人に起きた大きな出来事や
                体の健康状態なども合わせて
                複雑に絡み合っているもので

                いってみれば
                意識的にしろ無意識的にしろ
                その人が作り上げた
                その人特有の症状だといえます。

                ですから反対に
                その人自身が作り変えることができる
                ものでもあると思うのです。

                それゆえ厳密にいえば
                この世にたった一人しかいない人を
                ある病気のカテゴリーに入れて
                薬で対処していこうとすること自体
                おかしなことだと思うというのが
                私の考えです。

                ですから言えることは
                決して薬は根治的なものではなく
                一時的に薬の力を借りることがあっても
                薬がこころの問題を根本的に
                治してくれるわけではない
                と思った方がいいと思います。

                またそのことに相談者が気づくかどうかは
                改善に繋がる大きなキーポイントだと
                思っています。

                また
                病院へ行けば絶対治してもらえる
                あるいはカウンセリングを受ければ
                絶対治してもらえるなどという
                絶対もないと思った方がいいです。

                絶対があるとしたら
                それは自分自身だと思います。

                なぜなら
                自分以上に
                自分を大切に思う人はいませんし
                自分以上に
                自分のことがわかる人はいないからです。

                ゆえに
                自分のことを根本的に治すことができるのは
                最終的には自分以外にはいない
                という認識をもたれることが
                必要だと思っています。

                そしてそれは
                通常カウンセリングを受けて入れば
                自ずと自分と向き合うことになりますので
                相談者は自然に認識されていかれます。

                実際に
                今まで私のところでカウンセリングを受けて
                症状が改善されていった人達は
                実は自分自身でよくされたというのが
                本当のところなのです。

                その人たちはそれぞれの理由で
                私とのカウンセリングを選択し
                その選択を大切にして
                根気よく自分と向き合う作業をするうちに
                自ら生き辛さの原因となっているものに気づき、
                それを自らが変えようと試みながら
                実際に少しづつ変わっていく中で
                その人に必要な自然の経過を辿って
                よくなられたのだと思います。

                そしてカウンセラーとは
                その道のりを共に歩んでいくだけの
                存在に過ぎないのです。

                しかしながら
                その道のりは険しい上
                いかに相談者と強い信頼関係を
                築いていくかが問われるところだと
                思っています。

                いずれにしても
                薬を飲んでいても改善しないようであれば
                その状態をいつまでも続けることは
                よくないと思います。

                薬のリスクは自分が背負わねばなりません。
                また誰もその責任はとってくれません。

                ですから
                決してあきらめず
                自分が納得できる医者なり
                カウンセラーに出会うことを
                ぜひとも試みてください。

                では今日の最後に
                このようなお問い合わせ内容に
                参考となる動画をご紹介しますので
                下記をクリックして参考になさってください。


                http://www.youtube.com/watch?v=-CpMRpLX2ic




                こどもの森 参加者 Yちゃん

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                           ではよろしくど〜ぞ!わんわん




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