偏見についてのテスト結果は?

2013.09.28 Saturday 13:20
0

     さて自分は一体どれぐらい偏見に
    とらわれているか、
    まず今から合計点を出してみてください。

    では、全ての問題に対して「はい」を一点と
    して合計を出してください。

    (test 結果)

    0〜3点  
    分別があり、寛容で、偏見は
    少ない。自分を尊重するのと同じように
    他人を尊重できる。

    4〜7点
    常識的な範囲だが、さらに向上の余地はある。

    8〜10点
    他人にたして独善的な判断をする傾向がある。
    これを減らすには、相手をよく知ろうとすることだ。
    自分とは違うと思っていた人々の多くが
    自分と同じように人生の問題に悩みながら
    生きているのがわかるはずだ。


    このテストは「はい」とたくさん答えたほうが
    ものの見方が偏っているといえます。

    偏見に強く囚われている人の特徴は
    白黒をはっきりつけたがり
    グレーゾーンが許せません。

    また保守的な人に多く、
    新しいことを受け容れるのが好きではない、
    もしくは躊躇しがちです。

    育った家庭環境としては、
    躾にとても厳しく
    ルールや規律を重視された可能性が高いです。
    それゆえ失敗や過ちを犯した人に対しても
    同じように厳しく、情状酌量を認めない人が
    多いようです。

    またそのように度量が小さいゆえ
    他人を支配することが好きな
    「力を欲しがる」人が多いようです。
    ヒットラーなどはこの典型だといえます。

    そして一般的には
    知識や理解力が低い人ほど
    先入観に囚われやすく、
    ものの見方に偏りが出る可能性が
    高くなるようです。

    このように偏見というのは
    自分の目で見て、自分の耳で聞いて
    そして自分の頭で考えたり判断するという
    あたりまえのことに大きな歪みを生じさせて
    しまうものです。

    しかしたとえ今、
    自分が強い偏見に囚われていなかったとしても
    挫折したり、あるいは逆境に陥った時は
    偏見が強くなる可能性が出てきます。

    なぜなら私たちは不満が募ると
    その不満を他人にぶっつけようと
    してしまうからです。

    ゆえに不況の時代ほど
    人々の偏見は強くなるというのは
    歴史を振り返るとよくわかります。

    いずれにしても
    偏見が強ければ強いほど
    その偏見を通して人を眺めますから
    基本的には人に対する不信感が
    強くなります。

    ですから偏見の強い人の世界は
    決して安全とはいえません。
    いつも何かに、そして誰かに
    脅かされているような感じです。

    もしあなたが
    人を信頼することが難しい
    と感じているようであれば
    ぜひとも自分のことを
    偏見から解放してあげることが
    必要ではないかと思います。



    こどもの森 夏の思い出







    あなたはどれぐらい偏見にとらわれているか? テスト2

    2013.09.25 Wednesday 13:52
    0
       偏見というのは偏った見識のことですから
      これがよくないというのは誰でも周知のことです。

      しかし私たちは全く偏見に
      とらわれていないでしょうか?

      よくよく自分を知ってみると
      意外と偏見にとらわれていたりする部分も
      あったりするものです。

      そして偏見に強く囚われている人は
      想像以上に生き辛さがあるものです。

      神経を消耗しやすい人は
      思いのほか偏見にとらわれていることが多いので、
      今回は一体自分はどれぐらい偏見にとらわれて
      いるのかを知るテストを用意しました。

      では前回と同じようにDrサルバトーレの
      テストで、自分の得点を調べてみましょう。


      test

      1)全ての事実を集めて整理し、検討すれば、
      どんな問題にも正しい答えが一つだけ出る。

      はい いいえ

      2)自分は型にはまっていて保守的だと思う。

      はい いいえ

      3)社交、教育、仕事、どの分野においても
      他の人達と激しい競争にさらされている。

      はい いいえ

      4)これまでずっと金銭的に苦労している。

      はい いいえ

      5)他の人達ほど高い教育を受けていない。

      はい いいえ

      6)強い精神力と力が欲しい。

      はい いいえ

      7)犯罪を犯したものに対しては、
      厳罰や厳しい措置を望む。

      はい いいえ

      8)他に人の行動の裏に、何か不純な動機が
      あるのではないかと疑ってしまう。

      はい いいえ

      9)他の民族出身の人について、ごく限られた
      ことしかしらない。

      はい いいえ

      10)他の親と比べて、自分の親は厳しくて
      要求が多かった。

      はい いいえ


      全て「はい」を一点として
      合計点を出してください。

      さてあなたの得点は何点でしたでしょうか?

      アインシュタインは
      「常識とは、18歳までに身につけた
      偏見のコレクションのことを言う」と
      言いました。

      一度は自分が常識と思っていることを
      見直してみるのも一つかもしれません。


      次回の記事では
      テスト結果の得点によって
      自分の偏見度を知っていただけるようにします。

      ではお楽しみに〜。



      こどもの森 夏の思い出 BBQ風景

       



               

      あなたはどれだけ自分のことを知っていますか? その答えは!

      2013.09.22 Sunday 18:34
      0

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                   ではよろしくど〜ぞ!わんわん
        前回は
        自分はどれだけ自分のことを知っているか
        ということを知るための
        一つの手がかりとして
        Drサルバトーレのテストを
        掲載してみました。

        さてこの記事では
        そのテスト結果をお知らせ致します。

        このテストに関しては40年間の研究が
        なされているそうですが、
        そのテストの信憑性は
        どれぐらい自分が正直に答えているかで
        ずいぶん違うそうです。

        ではあなたの合計得点は何点でしたか?

        (0点〜4点 )
        人から良く見られたいという願望は薄い。
        社会に適応しようとせず、反発する傾向がある。
        自分は他人とは違った特別な存在であり、
        他人の力を頼らない人間に見せようとして
        そんな自分に酔いしれているところがある。
        グループの中で孤立しても、あまり気にしない。
        (5点〜8点)
        人からよく見られたいという
        願望の強さは平均的レベル。
        ごく普通の自分の姿を他人に見せようとする。
        精神的に安定しているため
        自分の欠点も長所も見せることができる。
        (9点〜10点)
        必用以上に自分をよく見せようとしている。
        自分をさらけ出すことができない。
        得点がこの範囲の人は
        劣等感に苦しんでいる可能性がある。

        いかがでしたか?
        ちなみにこのテストの特徴として
        得点が高すぎたり低すぎたりしていて
        どちらかに偏っている人のほうが
        「本当の自分を知らない」もしくは
        「自分を受け容れてない」ということが
        いえます。

        つまり自分をよく見られたいという願望は
        強すぎても弱すぎても
        こころのバランスを欠くため

        ある程度は自分が受け入れがたい
        自分のことも受け入れられている人のほうが
        こころは安定しているということです。

        このテストでは
        社会的に望ましい行動がとれるかどうか
        という質問がいくつかありますが
        意外にもそれら全てがYESであっても
        だからといってそれがこころの善良さや
        精神的安定と比例しているのかというと
        決してそうではありません。

        むしろ
        規則や秩序を強く重んじる人ほど
        他者によく見られたいという気持ちも
        強かったりするようです。

        また人なんてどうでもいいと
        思っている人ほど
        自分を過大評価していたりするため
        孤立しやすいようです。

        人によく見られるために
        むやみに頑張る必要はありませんが、
        社会は自分以外の他者によって成り立っている
        というのは事実です。

        ゆえに孤立しない程度に
        他者のことも気遣える方が、
        自分の能力を社会で伸ばしていくことが
        できるのではないでしょうか。

        いずれにしても
        自分を知った分だけ
        他者にも自分にもやさしくなれます。

        またその分安心もできます。

        今回のテストでは
        どれぐらい自分が自分に正直であれたか
        それだけでも十分に意味あることだと
        思います。

        では引き続き次回も
        サルバトーレのテストによって
        一体自分はどれぐらい偏見にとらわれているか
        ということを知ってみましょう。

        ではお楽しみに〜。(^^)



        こどもの森 夏の思い出






        あなたはどれぐらい自分のことを知ってますか?のテスト

        2013.09.20 Friday 14:04
        0


           カウンセリングの場では
          相談者が自分のことをよく知るということを
          とても大切にしています。

          なぜなら
          人は誰でも自分を見失うことによって
          こころのバランスを失うからです。

          また人は決して
          いつも自分に正直とは限りません。

          それゆえ
          なかなか自分で自分を知るということは
          簡単そうで難しいものなのです。

          そこで今日は
          Drサルバトーレの質問に応えることで
          自分を知るということのひとつの
          手掛かりにしてみるのはどうでしょう。

          肝心なことは
          自分が自分を知るテストですので
          あくまで正直に答えることです。

          ではあまり考え込まずに
          最初に浮かんだ答えに〇をつけてください。

          test

          1)理由さえあれば、ドアマンや警備員の前を
          何も言わずに通り過ぎることができる。

          はい  いいえ

          2)割り込みは絶対に」しない。

          はい  いいえ

          3)お金を払わずこっそり映画館に入れるなら
          そうする。

          はい  いいえ

          4)自分を怒らせた人に仕返しをしようとする
          ことがある。

          はい  いいえ

          5)買った商品への請求もれがあっても
          そのことを店員には言わないと思う。

          はい  いいえ

          6)他人に罪をなすりつけることなど
          考えられない。

          はい いいえ

          7)何か知らないことがあったら
          それを素直に認める。

          はい  いいえ

          8)どんな時でも正直者であろうとする。

          はい  いいえ

          9)他の人より偏見が少ない方だと思う。

          はい  いいえ

          10)家庭でも、レストランにいる時と
          同じぐらいマナーにきちんとしている。

          はい  いいえ

          では以下の答えを1点として
          合計点を出してみてください。

          1)いいえ 2)はい 3)いいえ 4)いいえ
          5)いいえ 6)はい 7)はい 8)はい
          9)はい 10)はい



          さてあなたの合計点は何点だったでしょうか?
          ちなみに私は6点でした。

          実はこのテスト、
          自分がどれぐらい人によく見られたいか
          という気持ちの強さを知るためのものです。

          もちろん誰しもそのように思う部分はありますが
          しかしその気持ちが強ければ強いほど
          実は自信がないとか、
          劣等感が強いなどということがいえます。

          またそのことにエネルギーをとられ過ぎて
          自分らしく生きられてないかもしれません。

          あるいは反対に
          「人なんてどうでもいい」という思いが
          強すぎて孤立してしまっている
          かもしれません。

          次回のブログで
          ちょっと仕掛けありのこのテストから
          みなさんの合計点によって
          自分を知っていただくことの
          ひとつになればと思います。

          ではお楽しみに〜。(^^)




          こどもの森 夏の思い出




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          自分の道

          2013.09.16 Monday 22:37
          0
             目の前に一本の道が見えるとする。
            その道をそれぞれ自分の道とする。

            その道を誰かと手を繋いで
            仲良く一緒に歩くときもあるかもしれない。

            あるいは大勢の仲間と賑やかに
            歩く時もあるかもしれない。

            またたった一人で歩くと時も
            あるかもしれない。

            そして道が幾筋にも別れ
            自分の道に迷う時もあるかもしれない。

            しかしどんな時も
            自分のこころと繋がった道を選んで
            その道を歩いて行こう。

            山があれば迷わず登れ。
            山を越えた分だけ足は強くなる。

            疲れたら休んで
            仰向けになって空を仰ごう。

            雲の流れを目で追って
            深い呼吸を楽しもう。

            自分の道は
            自分のペースで歩けばいいのだから。

            人より早く歩けても奢るなかれ。
            また遅れたとしても焦らないこと。

            たとえ回り道だとしても
            それが自分の選んだ道ならば
            その道にこそ意味がある。

            人の道は人の道。
            自分の道は自分の道。

            早かろうが遅かろうが
            自分の道をひたすら歩き続けること
            そのことに意味があるんだ。

            そしてその道を
            自分を生きた証という。


            こどもの森 夏の思い出










            尽くして疎んじられる人

            2013.09.15 Sunday 13:37
            0

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              私達はよく
              「あなたのために」という思いで
              相手のために自分を犠牲にして
              ひたすら頑張ってるにも関わらず

              その相手から嫌われたり
              疎んじられたりすることがあります。

              それは相手のことを
              自分が描く愛情の形や
              幸せの形に
              はめ込もうとしているからです。


              ゆえに
              せっかく相手のために尽くしていたとしても
              相手からの見返りを求める気持ちがあれば
              実はその一生懸命は自分のためなので
              結果的には相手を束縛することになります。

              こういうことは
              親子間や夫婦間、あるいは恋人同士の間など
              親密な間柄でよく起きる問題ですが

              もしこのような状況で
              相手との関係がこじれているなら
              まず自分自身は
              一体何を相手に求めているのかを
              知る必要があると思います。

              それを知ることによって
              そもそも自分自身が満たされていないものを
              相手によって満たしてもらおうとしていたことに
              気がつけたりします。

              たとえば毎日恋人から愛されているという
              安心感を得たいがために
              相手にあれこれ尽くしている人は
              自分自身の不安を恋人によって
              解消してもらいたいのです。

              それは相手が望んでいることを
              尊重したり理解しようとすることではないので
              実際は強い愛情から尽くしているのではなく
              反対に相手が自分を強く愛することを
              望んでいるのです。

              しかしそのことに気がつかず
              こんなに相手のために尽くしているのに
              相手は冷たいとか、思いやりがないと
              思っている人は

              もしかしたら
              自分自身も束縛されることが
              愛されることであるという
              間違った愛され方をしてきたかもしれません。

              この場合は親との関係を振り返り
              見直してみるといいです。

              なぜなら
              私達は恋愛関係において
              親と子の間で満たされなかった感情を
              無意識に補填しようとするからです。

              いずれにしても
              真の愛情から尽くしているのであれば
              その相手から多くのことは望みません。

              また相手の自由を奪うこともありません。

              そして何よりもまず
              自分に過剰な無理をさせません。

              親密な間柄でありながら
              その関係がこじれていると感じている人は
              ぜひこういった観点からも
              自分のこころを眺めてみてください。





              こどもの森 夏の思い出

              自分の行為は
              相手に嫌われたくないためにしていることではないか?
              そうだとしたら
              その人は無意識に相手を束縛しようとしていることに
              気がつく必要があります。
                                                    崖っぷちのカウンセラー




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              不安について

              2013.09.11 Wednesday 12:28
              0




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                世の中には
                 不安から自分を解放する方法について
                ありとあらゆる方法や考え方などの
                情報がいっぱいあります。

                とりわけ、中でも一番手っ取り早いのは
                精神安定剤を服用することのようですが
                多くの方がすでにご存じのように
                この方法によって
                その人の中にある根本的な不安が
                取り除かれるわけではありません。

                あくまでただ感じにくくするだけのものです。
                ゆえに一時的には緩和させるものの
                その方法に頼れば
                やがて副作用などのリスクを
                自分が背負わねばならなくなります。

                では一体どんな方法や考え方を用いれば
                根本的な不安というものがなくなるのでしょうか?

                私が思うに
                「それはこれです!」というのは
                ないと思った方がいいです。

                なぜなら不安を取り除こうとすればするほど
                不安というものは大きくなる性質を
                もっているからです。

                また人間というものは
                そもそも不安を抱えながら生きていかねば
                ならない宿命をもっていると思った方が
                不安に抗う必要がなくなります。

                むしろ、不安と友達になって
                うまく付き合っていこうと思った方が
                不安は静まるような気がします。

                考えてみたら
                そもそも絶対安心である状態を望む
                ということ自体が非現実的なことです。

                それなのに
                ついつい私たちは安心を求めすぎて
                不安が膨らむというおかしなことに
                なったりします。

                そのこころの状態を
                私は「安全欲求過多障害」と勝手に
                名付けています。

                しかしもしかしたら
                不安に苛まれるという経験は
                誰にでもあるのではないでしょうか。

                私達は
                この世にオギャーと生まれ落ちた時から
                一人では生きられないという
                不安を抱えて生きてきて
                大人になるにしたがって
                今度は死という終着点に向かって
                老いながら生きていくわけですから

                どう頑張っても
                不安というものから完全に自由になる
                ことなんてはできないと思うのです。

                しかし人というものは
                そのようにそもそも不安があるから
                その不安をバネにして
                体やこころの健康を大切にしたり
                一所懸命働いたり
                あるいは人との絆を育むことを大切にしたり
                また何か生きがいを見つけたりするものでは
                ないでしょうか。

                だからいってみれば
                不安があるからこそ頑張ってるともいえます。

                そう考えると
                不安は悪いだけのものではないと思うのです。

                ときどきホッとしたり
                あるいは一瞬安心したりするのは
                そもそも
                不安があるから感じられるものであって

                そのように
                私達はいつも不安と安心の狭間を
                ゆらゆらしながら
                生きているものだと思います。

                ゆえに
                絶対安心という境地に
                留まり続けることを望めば望むほど
                不安というものは膨らむといえます。

                ところで
                私のような仕事をしていると
                周りの人からは
                あたかも私が不安をうまく抑えながら
                生きているように誤解されがちですが
                そんなことはありません。

                もちろん
                不安で不安でたまらないときもあります。

                しかし
                不安を友達にして生きていくということは
                不安でおろおろする自分も受け容れて
                あげることではないかと思っています。

                だから不安でたまらないときは
                それを無理に抑えたり
                あるいはごまかして安心を装ったりせず
                むしろ一時的にはどっぷりとその不安を感じて
                それゆえ苛ついたり、落ち込んだりして
                取り乱す自分のことも許すようにしています。

                また信頼のおける人に
                一回だけなら聴いてもらうことも
                許すようにしています。

                これがあってるのか間違ってるのかは
                わかりませんが
                不安も私の一部ですから
                今のところはこの方法が一番つきあいやすい
                と思っています。

                そのように
                不安というものと
                自分はどう付き合っていくといいかということを
                それぞれのように見い出していくほうが

                不安というものと
                抗ったり、戦ったり、ごまかしたりするより
                不安にこころが占領されずにすむのではないかと
                思います。



                こどもの森 夏の思い出

                まだまだ川が怖くてリオたんの表情は不安そうです。
                「怖い、怖い」と言いながら、その不安のストレスを
                思いっきり表現します。こどもはそのように不安を
                ごまかさず、吐き出すことで安心するようですね。
                だからその後はケロッとしています。
                つまり不安をいつまでも引きずりません。(^^)


                お薦め本 「不安の力」五木寛之
                 心理学や医学書は、「不安」という感情を
                悪いものとして扱っている傾向がありますが、
                この本は、著者自身も不安のある一人の人間として
                不安をもちながら生きていかねばならない人間を
                やさしいまなざしで見つめ、
                不安のもつあらゆる顔に
                ついて書かれています。
                よろしかったら読んでみてください。



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                           ではよろしくど〜ぞ!わんわん












                自分の価値について

                2013.09.09 Monday 13:12
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                             ではよろしくど〜ぞ!わんわん
                   この仕事を長くやってきて
                  つくづく思うことは
                  人の幸せなんてものは
                  決して外側だけを見て
                  わかるものではないということです。

                  それでもついつい
                  私達はものごとがうまくいかないときや
                  それゆえ心が弱っているときになどに
                  一見すると
                  すべてがうまくいっているように見える人や
                  いろんなことに恵まれているかのように見える人と
                  自分を較べて落ち込んだりするものです。

                  しかし冒頭で申し上げた通り
                  所詮人のこころの内側なんてものは
                  外側からはかり知ることはできないものであり
                  むしろどんな人にも
                  そのこころの奥底には
                  大なり小なり暗い闇があるものだと思うのです。

                  その中でも
                  実際の自分より
                  自分のことを大きく見せようとして
                  生きてる人の苦しさなどは
                  外からはうかがい知れないほどの
                  大きな重圧があったりするものです。

                  なぜなら大抵そういう人は
                  有能であるふりをしていますし
                  いつも活動的でポジティブな
                  ふりをしているからです。


                  しかしそもそもなぜそのように
                  自分のことを必要以上に見せる必要が
                  生じているかというと

                  本当は自分自身が
                  ありのままの自分に
                  大した価値はないと思っていたりするからです。

                  だから
                  いつも他者によって
                  本当の自分が見破られることを
                  恐れています。
                  それゆえ常に不安があります。

                  その不安や恐れを払拭するためには
                  人に優越することにエネルギーを
                  注ぐ必要があります。

                  だからよく頑張ります。
                  またそれをよく披露します。

                  そして賞賛され、羨望され
                  ゆえに優越感を抱きます。
                  そして高慢にもなります。

                  そうなると
                  自分のことを賞賛する人だけしか
                  相手にしなくなります。

                  そして気がつくと
                  裸の王様のように、
                  自分の周りからは正直な人がいなくなって
                  しまいます。

                  このように
                  優越コンプレックスが強ければ強い人ほど
                  失敗した時、あるいは挫折した時に
                  想像できないほどの孤立感を感じます。

                  自分の弱さや愚かさを
                  自分自身が受け容れられないゆえ
                  他者がその自分を受け容れてくれるとは
                  想像できないのでしょう。

                  ところで・・・

                  あたりまえのことですが
                  自分は自分でしかありません。

                  誰かより優れているから
                  あるいは劣っているから
                  という理由で自分の価値が
                  あがったり下がったりするのは
                  おかしなことです。

                  自分は自分らしく生きる
                  自分だけは自分に正直である
                  というところに、
                  ぜひとも価値を見出したいものですね。

                  どう考えても
                  その方が人生を最後まで生き抜くのに
                  楽なんじゃないかな〜。(^^)




                  こどもの森「洞戸へGO〜」 参加者みんなで作った楽しい思い出の写真です。

                  みんな笑顔の裏には悲しみを抱えているものなんじゃないかな。
                  それが生きていくということ。だから人の笑顔は素晴らしい。









                  五感を研ぎ澄ます効用

                  2013.09.06 Friday 13:46
                  0



                     
                    ストレスという言葉は
                    今や現代人にとっては
                     
                    とても使用頻度の高い
                    言葉となっているのではないかと
                    思います。

                    時に自分自身も
                    ストレス過多に陥ってるときが
                    あるのではないかと気づくときも
                    ありますが

                    そういう時は
                    頭の中も目まぐるしく忙しいので
                    まずは考え過ぎることから
                    自分を解放することに努めるように
                    しています。

                    それにはまず
                    五感を活性化することがいいと思います。

                    大抵ストレスがいっぱいのときは
                    ただ見る
                    ただ聞く
                    ただ食べるなどというように

                    考えごとや
                    それにまつわる感情に囚われて
                    感覚は鈍麻となります。

                    つまりその瞬間瞬間を
                    大切に生きられなくなります。

                    そして頭の中の
                    ごちゃごちゃを生きてるうちに
                    思考と行動はどんどん離れていき
                    終いには逆になってしまったりするものです。

                    ゆえに
                    自分はこうしたいと思っていても
                    そうなるはずはないほうにしがみついて
                    どんどん心が苦しくなったりします。

                    しかしこどもは
                    思考と感情がほとんど一致しています。
                    なぜなら
                    他ごとに囚われていないからです。

                    見たいものを興味をもって見る
                    聞きたいものを耳を澄まして聞く
                    食べたいものを喜んで味わう

                    というように
                    五感に対して非常に積極的であり
                    また素直に感じているからだと思います。

                    試に目をつむって
                    体に感じる風、あるいは空気や湿度などを
                    感じてみてください。

                    たとえ1分でもかまいません。

                    あるいは
                    部屋の中にある何かひとつのものを
                    じっと見つめてみてください。

                    その一つのものの背景が
                    ぼやけてくるまで。

                    そうすると少し心が落ち着いたことに
                    気がつかれることと思います。

                    このように
                    五感を研ぎ澄ます練習をしていると
                    少しずつイライラや焦燥感から解放されて
                    いくのがわかります。

                    これは
                    小池龍之介という住職さんが
                    「考えない練習」という本の中で
                    書かれていたことから学んだのですが
                    私にはよくワークしています。

                    では今日の最後に
                    この本の帯に書かれている言葉をご紹介します。

                    話す― 言い訳や嘘の乱射を戒める
                    聞くー 批判されたときは
                        相手の苦しみを探して余裕をもつ
                    見るー「私は苦しんでいるのに
                        相手は苦しんでいない」の誤解
                    書くー 自我を肥大させるものを読まない    
                        書かない
                    食べるー「足るを知る」訓練で自分の
                         適量を知る
                    捨てるー失うのが怖いという概念が
                        負担を増す
                    触れるー暑くても、暑さそのものに
                        集中してみる
                    育てるー「降伏」する人がカギを握る




                    前回の記事から楽しい夏の思い出の写真を
                    順番に掲載しています。(こどもの森)


                    秋の気配

                    2013.09.02 Monday 11:52
                    0
                       お久しぶりです。

                      ここのところは
                      少し仕事をセーブして
                      自分にも夏休みをとっていました。

                      ・・・というか、孫から流行り風邪をもらって
                      なんとなく調子が悪いと思ってるうちに
                      今度は息子の方にも飛んで
                      いやがうえでも「おとなしく寝てろ!」
                      という状況になったからです。

                      それゆえ
                      仕事以外は
                      できるだけなんでも適当にし
                      されどなるべくおいしいものを食べて
                      よく昼寝しました。

                      そしてその間に、BOOKOFF で
                      本を20冊買い込んで来て
                      久しぶりに読書三昧。

                      なかなかいい本に出会えました。


                      朝夕の散歩は
                      なんとも体に気持ちのいい風を感じつつ
                      秋の気配に楽しみ入っています。

                      静かな時間も
                      それはそれで楽しいものです。

                      またある意味とても必要な時間だと
                      思います。

                      全てはバランスですから。

                      暑い夏の後は
                      意識的にクールダウンして
                      動の夏から静の秋へと
                      空を浮かぶ雲のように
                      ゆっくりゆっくり流れていきたいものです。

                      ところで・・・

                      突然ですが
                      これって
                      恋愛の終わりにもいえることかもですよ。

                      ひとつの恋の終わりの後、
                      自分という場所に戻って
                      一人の静かな時間をもてるかどうか?

                      もしもてないとしたら
                      その人には自分一人が心地よくいられる場所
                      がないということになる。

                      Hmmmm・・・それは問題ですね。

                      いずれにしても
                      夏が終わりを告げている。

                      秋はいつでも
                      ほんの少しの寂しさとともに
                      訪れてくるものですね。



                      「洞戸の森へGO〜」の参加犬 しのちゃん
                      よく泳いだね〜。(^^)






                      Calender
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