偏見についてのテスト結果は?
2013.09.28 Saturday 13:20
さて自分は一体どれぐらい偏見に
とらわれているか、
まず今から合計点を出してみてください。
では、全ての問題に対して「はい」を一点と
して合計を出してください。
(test 結果)
0〜3点
分別があり、寛容で、偏見は
少ない。自分を尊重するのと同じように
他人を尊重できる。
4〜7点
常識的な範囲だが、さらに向上の余地はある。
8〜10点
他人にたして独善的な判断をする傾向がある。
これを減らすには、相手をよく知ろうとすることだ。
自分とは違うと思っていた人々の多くが
自分と同じように人生の問題に悩みながら
生きているのがわかるはずだ。
このテストは「はい」とたくさん答えたほうが
ものの見方が偏っているといえます。
偏見に強く囚われている人の特徴は
白黒をはっきりつけたがり
グレーゾーンが許せません。
また保守的な人に多く、
新しいことを受け容れるのが好きではない、
もしくは躊躇しがちです。
育った家庭環境としては、
躾にとても厳しく
ルールや規律を重視された可能性が高いです。
それゆえ失敗や過ちを犯した人に対しても
同じように厳しく、情状酌量を認めない人が
多いようです。
またそのように度量が小さいゆえ
他人を支配することが好きな
「力を欲しがる」人が多いようです。
ヒットラーなどはこの典型だといえます。
そして一般的には
知識や理解力が低い人ほど
先入観に囚われやすく、
ものの見方に偏りが出る可能性が
高くなるようです。
このように偏見というのは
自分の目で見て、自分の耳で聞いて
そして自分の頭で考えたり判断するという
あたりまえのことに大きな歪みを生じさせて
しまうものです。
しかしたとえ今、
自分が強い偏見に囚われていなかったとしても
挫折したり、あるいは逆境に陥った時は
偏見が強くなる可能性が出てきます。
なぜなら私たちは不満が募ると
その不満を他人にぶっつけようと
してしまうからです。
ゆえに不況の時代ほど
人々の偏見は強くなるというのは
歴史を振り返るとよくわかります。
いずれにしても
偏見が強ければ強いほど
その偏見を通して人を眺めますから
基本的には人に対する不信感が
強くなります。
ですから偏見の強い人の世界は
決して安全とはいえません。
いつも何かに、そして誰かに
脅かされているような感じです。
もしあなたが
人を信頼することが難しい
と感じているようであれば
ぜひとも自分のことを
偏見から解放してあげることが
必要ではないかと思います。
こどもの森 夏の思い出