心の病を回復させたいと思っている人へ

2014.02.28 Friday 19:16
0
    現在の私たちそれぞれの状況は
    意識的にも無意識的にも
    今まで自分が選択してきたことが
    そのまま構築されたものですが
    一体どれぐらいの人が
    このようなとらえ方をしているでしょうか。

    もちろん自然災害や事故など
    あえて自分の意志で選択したもの以外で
    状況を変えられてしまうこともあります。

    しかし厳密に言うと
    そういう不可抗力なことでさえも
    その後に自分が何を選択するかで
    それぞれの状況は全く違ってくると思います。

    そういう意味では
    自分に起ることに対して何を選ぶかは
    非常に大切なことです。
    そして人生とはそのように選択の連続だといえます。

    このことを前提にある二つの例から
    ちょっと考えていただきたいのですが

    たとえばAさんは最近体調がよくないし
    こころの状態もすぐれず
    なかなか寝付けないし
    イライラや無気力感、まただるさもあり
    落ち込みがちである。
    ゆえに仕事に行くのが辛い状況です。

    それでうつ病かもと心配になって
    心療内科にかかる。

    まずここでひとつ選択が派生しましたね。

    そして医者が
    「うつ病ですね。この薬を1週間飲んでみてください。」
    と言ったので処方された何種類かの薬を飲み始めた。

    ここでも選択しましたね。

    そしてこれらの薬を服用したことによる
    その後の反応は人によって皆違うと思いますが
    さてAさんはというと、
    とりあえず医者の指示通り
    一週間分きちんと服用しました。

    これも選択ですね。
    医者の指示通りにすることを
    選択しました。

    それでうつ病からすっきり解放されたのであれば
    何よりですが
    実際はなかなかそうはいかないことが多いわけで
    そうなるとさてAさんは次に何を選択すべきか
    ということになりますが

    問題はここまでの流れにおいて
    すでにAさんはいくつものことを選択しているのですが
    果たしてAさんはそのようにすべてのことを
    自分が選択してきたのである
    という認知をしているかどうかということです。

    ではもう一つ違う例をあげてみます。

    Bさんの体調、こころの状態は
    Aさんと全く同じです。

    やはりBさんもうつ病かもしれないと思って
    心療内科にいくべきかどうか迷いましたが
    薬物療法に抵抗があったため
    まずはカウンセリングを受けてみました。

    Aさんと同じ状態ですが違う選択をしましたね。

    そしてカウンセラーの質問によって
    自分の思いや感情について話し
    それを否定されることなく共感的に
    聴いてもらえたことによって
    なんだか少し楽になった感じがしました。
    それで次の予約をとりました。

    これが二つ目の選択ですが
    Bさんは自分のことをうつ病患者と
    認識しているわけではなく
    非常にこころが疲れて弱っている状態だと
    認識しています。

    どちらの選択がいいか悪いかという前に
    Aさんは「うつ病なのです」ということを
    選択しました。

    またBさんは自分の「こころをケアすること」
    を選択したのです。

    私が思うに
    どちらの選択にしても完全を望むことは
    できないと思います。

    肝心なことは
    どんなことも自分が選択したことが
    その結果となるということです。

    それゆえ何かを判断するときは
    自分が負うべきリスクについて
    よく考える必要があるかと思います。

    またもう一つ思うことは
    体にしろこころにしろ
    長い時間をかけて溜めた累積疲労により
    すっかり弱り切っているときは
    何をおいても休息をとることは必要なのです。

    これを無視して
    自分を今まで通り頑張らせながら
    何とか回復したいと思っても
    それは疲労困憊してふらふらになっている人に
    鞭を打って無理やり頑張らせるのと同じことですから

    それを選び続けるうちは
    何をやっても効果は期待できないと
    思います。

    なぜならその人は
    意識上ではうつ病を治したいと思っていますが
    無意識下ではうつ病になることを選んでいるからです。

    大抵の場合はそういう人は
    人に迷惑をかけるから休めないとか
    休んだら周りの人になんと思われるかが怖いから
    などという理由で休めないと言いますが

    本当は休めないのではなく
    休まないことを選択しているのです。

    このように「OOできない」というのを
    「OOしない」と置き換えてみると
    よくわかると思いますが
    すべては自分が選んでいることなのです。

    こころの病を回復させたいと思っている人にとって
    このことを認知することは
    非常に重要なことだと思います。


    こころは決して万能ではありません。
    こころも傷ついたり疲れたりして弱ってしまったら
    まずは何よりも休息をとることが必要だと思います。
    たとえ目には見えなくても
    こころのエネルギーが
    自分を生かしているのだということを
    どうか忘れないであげてくださいね。
                 崖っぷちのカウンセラー






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    養老へ移転して2年経ちました報告

    2014.02.27 Thursday 18:58
    0
      月日が経つのは早いもので
      カウンセリングルームを岐阜市内から養老へ
      移転してから丸2年が過ぎました。

      我ながらよく生き延びてきたものだと感心しますが
      ここのところつくづく思うことは
      どんなことでもgood &badの両面があるということです。

      そしてようやくこの頃、こちらへ移転してからの
      good sideを感じられるようになってきました。

      以前は岐阜市の中心地に近い場所で
      何かと便利なところで営んでおりました。

      それゆえ今まで通り真面目に仕事に臨んでいれば
      さして新規のご相談者を獲得するのに躍起になる
      必要はありませんでした。

      また一人暮らしゆえ、家事に費やす労力もしれており
      自分を休めたり趣味を楽しんだりして
      いわゆる仕事中心にした毎日を自分のペースで心地よく
      過ごせていました。

      しかし養老へ移転してからは
      まず以前と決定的に違うのは家族と同居したことです。

      そもそも私は仕事柄、耳が疲れやすいのか
      仕事以外の時はものすごく無口ですし、
      自分の好む音以外は耐え難く感じますので
      いつも静けさを好んでいたのですが
      我が家には4歳の孫娘がおります。

      この娘はそりゃまあおしゃべりが大好きで
      本当によくしゃべる子です。
      こどもですからもちろん声は甲高く
      また非常にパワフルです。

      最初の頃は、
      その孫娘が私にピッタリマークでしたから
      私の耳は悲鳴をあげていました。

      また息子とは13年ぶりの同居ですが
      これもなかなか一筋縄ではいかなくて
      息子とぶつかるたびに
      「なんで私は養老へ来たのか?」
      とよく後悔したものです。

      しかも誰ひとり友達はいないし
      周りは田んぼだらけ。
      家事は3倍に増え+孫の世話。

      それゆえ最初の一年は
      自分のペースが保てないストレスが
      相当あったと思います。

      しかしやっとこの頃
      「お〜大変!」と思っていたことが
      少しづつよかったのではないかと思う自分に
      変化してきていることに気づきました。

      やはり「Change is good!」だったようです。

      この2年間、
      私は毎日、あの雄壮な養老山脈と
      背後にそびえる伊吹山を眺めながら
      孫と犬を連れて散歩してきましたが

      知らないうちに
      この養老の恵まれた自然景観に癒されていたのか
      だんだん変化の時に伴うストレスを
      感じなくなってきました。

      それどころか以前よりもきれいな空気を
      吸いながら毎日歩いていたせいか
      体も丈夫になったような気がします。

      また育ちざかりの孫のことを考えて
      できるだけ添加物の少ない食品や
      オーガニックのものに変えて
      毎日栄養に気を配る生活は
      けっこうお金も手間もかかりますが
      それによって自分の食生活も以前より
      うんとよくなっていると思うと
      これも孫を始め家族と暮らすことによって
      よくなったことだといえます。

      何をするにもまずは体が健康であることが
      一番大事ですからね。

      しかもここを訪れる相談者のほとんどの方が
      この場所をとても気に入ってくれてます。

      養老の美しい景色やのんびりさに加え
      私の家が田んぼの中の一軒家ということもあって
      周りの人の眼を気にする必要がないといわれます。

      また最近久しぶりに税理士さんとお会いしたのですが
      「これからはこういった静かで自然の場所にある
      カウンセリングルームはビジネス的にも有望だと
      思いますよ。実際に私が相談におじゃまするなら、
      街中の喧騒の中にあるカウンセリングルームより
      たとえ遠くてもこういった場所に行きたいと思います。
      それに自然派志向の森さんにはこの場所がとても似合って
      おられますよ。」とおっしゃってくださいました。

      これはいろんなビジネスに精通している方の意見ですから
      私は「ここに来てよっしゃ!」と素直に思いました。

      ひたすら臨床だけで職人さんのように
      コツコツコツコツやってきて気がついたら18年。

      そして現在の私は
      以前のように一日中カウンセリング漬けの
      自分でいたいとは思わなくなりました。

      カウンセラーという前に
      一人の人間としてのバランスも大切したい
      と思うようになったのです。

      それゆえ今までより一日の臨床数を少し減らし
      そのかわりあえて私とのセッションを
      望んでくださるご相談者とともに
      できうる限り有効で質の高い
      そして相談者にとって意味のあるひとときを
      じっくり創っていきたいと思うようになりました。

      そこでこの4月に向けて
      現在のメニューをさらに内容のよいものに充実させ
      それに伴い料金も変更させていただくことを決めました。
      現在その内容については検討中のところです。

      この18年の間には本当にいろんなことを
      相談者から学ばせていただきました。
      またよく鍛えていただきました。
      そのことには心から感謝しています。

      それと同時にその経験と実績を
      自らも認めていい時がきたのだと思います。

      それゆえ今後はこどもの森の活動以外に
      新しいグループワークや
      カウンセリングルームを開業するための講座、
      また執筆作業など
      違う方面にも自分を活かしていきたいと思っています。

      ここ養老はとてもこころが広々とする場所です。
      またいつも静けさと穏やかさを与えてくれます。

      この美しい自然景観に恵まれた場所、
      養老に私の小さなカウンセリングルームがあります。

      そこにはこの仕事を通して
      今まで培った経験と技術を最大限に活かすことで
      相談者のお役に立ちたいと思っている
      カウンセラーがおります。

      その私をあえて選ぶことによって
      自分と向き合い、
      感情が自然にが流れる体験をすることで
      自分を見つめ、よく知り、癒し
      そして自分らしさを取り戻したいと思われる方は
      いつでもウェルカムですよ。

      両手を広げてお待ちしています。(^^)


      そしてこころを込めてセッションに臨むつもりでいます。


      養老はもうすぐ野花の季節。カラフルになりますよ〜♪



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      Why am I 崖っぷちのカウンセラー? Because of me ♪

      2014.02.26 Wednesday 19:17
      0
        時々、ふと「孤独だなあ」と感じるときがあります。
        しかしそれと同時に、その感覚にほっとしたりも
        するのです。

        それはきっと、「私は一人」という現実を
        感じる瞬間であり
        恐らく絶望的な孤独感とはちょっと違うのかも
        しれないなんて思ったりします。

        しかしながら
        「私は一人」というこの感覚が
        昔はずいぶん恐ろしいことのように
        思っていたような気がします。

        それゆえ
        好きな人ができればできるだけいつも一緒にいたい
        そしてその人が見えない時間は
        なんとなくソワソワして落ち着かない

        そんなふうに誰かとくっついていなければ
        不安を感じていたと思います。

        これは恋愛の相手ばかりではなく
        友達にも同じ思い方をしていたようで
        仲のいい友達とは
        しょっちゅう時間を共にする人のことでした。

        今から思うと
        私は親にくっついたりまとわりついてもいい幼児期に
        ほとんどそうしたことがなかったこどもでしたので
        無意識に抑圧していた甘えの欲求を
        恋人や友達によって補填しようとしていたのでは
        ないかと思います。

        しかし当然ながら
        大人になると常に誰かと一緒にいることに
        疲れを感じるようになります。

        なぜなら対人関係とは
        基本的に合わせたり譲り合ったりすることが
        なければどちらか一方は理不尽な思いをしなければ
        なりませんし

        また常に時間を共有しているうちに
        互いの境界線があいまいになってきて
        どこからどこまでが自分という個人の領域なのかが
        わからなくなってきます。

        それゆえ
        必然的に常に誰かとくっついていたい自分から
        いろいろすったもんだしながら卒業し
        気がついたらあんなに恐れていた孤独と
        まあまあいい感じの付き合いができているのではないか
        と思えるようになりました。

        それまでは
        やはりこころのどこかでは
        誰かによってありのままの自分を受け容れて
        もらいたいという欲求が私のこころの真ん中に
        あったと思うのですが

        自分のやりたいと思うことは
        どんな馬鹿げたことでも
        また時に間違っていることであっても
        私という人間は一度そう思ったら
        やらなきゃ気がすまない性分なのか
        やってきてしまったのです。

        それゆえもちろん自ら自分を大変な状況へと
        追い込んでしまったりすることもありました。

        しかしそれが私なのです。
        だから崖っぷちのカウンセラーなのです。

        そしてその私を「相変わらず奮闘しちょるなあ」
        と笑って受け容れてるのもこの私なのです。

        つまりやっとこさ、
        私のこころの真ん中から
        「私を認めて、そしてありのままの私を受け止めて」
        と思ってた私がずず〜っと脇へ移動して
        「これがよく悪くも私です。よろしくね〜。」
        というのが真ん中にきてくれたのです。

        これは正直言って楽ちんでございます。

        そして気がついたら
        自分だけの時間をこよなく愛する自分に
        なりつつあります。

        もちろん人恋しくなる時は
        会いたい人に会う時間を大切にしていますが
        それらの人に対する思いが
        だんだん自分の中で揺らがなくなったせいか
        恋しいとは思いますが
        あまり寂しいとは思わなくなりました。

        正確に言うと
        本当は自分だけの時間が全然足りなくて
        仕事以外にやりたいことがいくつもあるのに
        その時間もままならない状況なので
        「自分のやりたいことを楽しみたい!」
        という私が今一番寂しい思いをしているかも
        しれません。

        しかし一番欲しくないのは退屈な人生ですから
        そういう意味では退屈する暇がないということは
        幸せなのかもしれませんね。

        でもね、正直言うとね
        「ありのままの自分を受け容れる」までには
        とても長い道のりでしたわ。

        では今日の最後に

        あなたの人生に橋を架けることができるのは
        あなたしかいない。
        そのためだったら、どんな険しい坂道や
        くねくね道、回り道でも
        あるいは土砂降りでも嵐でも
        迷うことなかれ、行っちまいな〜。
        あなたの橋はあなたが架けることに意味がある。
        あなたの人生、あなたが思い通りにしなけりゃ
        誰がする? でしょ〜。
        あなたの人生はあなたが主人公でなくっちゃね♪
                  崖っぷちのカウンセラー奮闘記 







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        どうしようもない時の自分を救うには

        2014.02.25 Tuesday 19:10
        0
          人生一度や二度は
          「もうどうしようもない」と思う時が
          あるものだよね。

          そのように
          いわゆる八方塞という状況になったとき
          私達は一体どうすれば救われるのでしょう。

          もちろん私のような凡人には
          具体的にどうすればいいかなどという
          答えは用意できませんが

          ちょっとだけ冷静になってみると
          そのどうしようもない状況というのは
          自分の頭の中だけで判断したものでは
          ないかしら?

          そしてその自分を責めたり嘆いたり
          あるいは憐れんだりして落ち込んでしまう・・・。

          しかし本当は
          その状況から一歩踏み出せないのは
          自分のプライドがブレーキに
          なっていたりするのではないかしら。

          でもね、生き抜く力とは
          ここ一番というときには「恥かいてなんぼ」
          という方を選ぶ勇気が必要だと私は思っています。

          今までに一度も困った状況になったことなんてない
          ただの一度も他人様にものを頼むなんてことだけは
          したことがないというそのプライド
          そんなもん捨てちゃったほうが
          世の中はう〜んと楽に生きていかれるものよ。

          それよりも
          ちょっとだけ勇気を出して
          なんとしてもこの自分を救ってみせる!
          というプライドをもったほうがいいと思います。

          またそう思えば
          一体どうしたら自分を救うことができるか
          ということについて
          冷静に考えることができるようになるはず。

          つまり「誰かなんとかして〜」ではなく
          「これを助けていただけば後は自分でなんとかします」
          というように。

          そしてそのことに対して真剣に臨み
          なんとしても生き抜こうとする姿勢が見られたら
          思うほど世間は冷たいものではないと思います。

          ただしどんなささやかなヘルプでも
          こころから感謝すること。
          助けてくれようとする人のやり方に
          決して不平不満を言わないこと。

          この二つを守れば、大抵のことは
          ちょっと勇気を出すことによって
          なんとか乗り越えて行けるものだと思います。

          そして乗り越えつつある時は
          当然過酷で苦しいときでもありますが
          それは覚悟する必要があります。

          また苦しい時には

          「今自分は強くなっている時なんだ」
          と思うようにするといいと思います。

          そしてそれは本当です。

          では今日の最後に


          人は時に他力に頼らざるを得ない時もある
          でもそれが依存的な生き方とは思わない。
          真に自立している人は
          時に助けを必要とする自分も考慮に入れて
          普段から謙虚に生きるようこころがけ
          また日頃から人を助けることに積極的な人だと思う。
          私達はなるべく依存しないようにと
          生きるべきではあるが
          全く誰にも頼れないという生き方は
          逆に自立的な生き方とは言えないのでは
          ないだろうか。
          人というのは一人で生きてるつもりでも
          所詮は誰かに支えられていたりするものだよね。
          そんなふうに私は思う。
                     崖っぷちのカウンセラー







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          参加者対象 大人+こども(保育園、幼稚園年少以上)、
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          ストーカー予備軍の性格傾向

          2014.02.24 Monday 17:36
          0


            人はいろんな人のことをいい人とだと言いますが
            どんなことでもいき過ぎていれば
            ちょっと違う角度からその人を眺めることも
            必要ではないかと思います。

            たとえば自分に尽くし貢いでくれる人

            確かに一見いい人に見えがちですが
            大抵の場合、その人は自分のことも
            そのようにしてほしいという気持ちをもっていたりします。

            またなんでも相手の言うことに従ってくれる人

            その人は自分の本音を抑えて
            相手に合わせているだけですから
            本当のところはどんな気持ちをもっているのか
            わかりません。

            他にもかゆいところに手が届くほど
            異常によく気がついて世話をやく人

            その人は相手の自主性や自立心を妨げる行為について
            なんとも思っていません。
            相手を一人の大人として尊重していないどころか、
            相手が自分を必要とすることだけが重要だといえます。

            それ以外にも相手と常に連絡をとったり
            会ったりすることを何よりも最優先する人

            その人は自分の生きがいをもっていなかったり
            あるいは常に密着した関係でないと不安になるので
            不信感が強い人だといえます。

            これらの人が一概に悪い人であるとは言えませんが
            どれも行き過ぎていれば、
            最近社会問題となっているストーカーになる
            可能性を含んでいるということを心に留めて
            おかれるといいと思います。

            このように
            貢ぐ、尽くす、言いなりになる、
            世話を焼く、常に密着する
            が行き過ぎている人のこころの状態は
            幼児のそれとほとんど変わりません。

            親から自分の価値を認めてほしい幼児のように
            依存しそして依存する相手に絡み付き支配したがります。

            通常こころが健康な人であれば
            相手が別れたいといったときには
            悲しいけれど仕方ないと思って
            ある時期が来ればその関係性から
            自分を解放することができますが、
            心理的成長に躓いている人は
            反対にますますその関係に執着する
            傾向があります。

            なぜなら本当は相手を愛しているのではなく
            必要としているからです。
            自分の劣等感を相手によって満たしてもらうために
            その相手を失うことができないのです。
            しかし大抵の場合、その本人は
            ものすごく相手を愛していると思い込んでいたりします。

            それゆえ相手に別れを告げられると
            裏切られたように感じ
            その怒りから執着してしまうのです。

            相手を失うということは
            即ち自分の存在価値もゼロになるということですから
            ひたすら自分のために相手が自分から離れていくのを
            阻止しようとします。

            それを相手にとって行き過ぎた状態まで
            やり続けてしまう人がストーカーと呼ばれる人達です。

            しかしこれらの人は
            付き合ってみるまではなかなかわかりません。

            むしろ関係をスタートした時点では
            とてもいい人に思えたりすることがほとんどです。

            いずれにしても
            ストーカーになりえるタイプの人の
            言動のひとつひとつには
            必ずこちらが息苦しくなるような過剰さと
            無理があるのを感じるはずですから
            その時はちょっと立ち止まって
            その関係を深めていくことを
            よく考えるといいかもしれませんね。

            ストーカーに関しては、私も被害にあったことが
            ありますが、警察に届け出るだけではなく
            もちろん家族にも、そして信頼できる友人達にも話して
            みんなから守ってもらえるようにしました。

            そのような状況にある人は
            決して自分を責めたりしないで
            必要であれば警察を始め、
            なるべくたくさんの人に(状況が深刻であれば
            ご近所にも)事情を話して
            できるだけ安全な状態を確保なさることを
            お薦めします。






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            人はどうしたら幸せになれるのか

            2014.02.23 Sunday 21:14
            0
              幸せの最大の要因はである心の平和は
              怒りと共存することはできません。
              どちらかが生じれば
              必ずどちらかが損なわれます。



              怒りや恨みや悪意など
              謝った思考や感情をそのままにしておきながら
              幸せを求められるはずがありません。



              自分の利益だけに囚われないで
              もっと広い見方ができるようになったとき
              きっとその人の内面に強さがみなぎっているはずです。
              平和と喜びが常に自分の中にあるはずです。
              そうすればどんな障害も乗り越えて行けるでしょう。



              消えることないすべての思いやりから生まれます。
              思いやりがあればこそ良心も生まれます。
              他の人を助けたいという気持ちで行動できます。



              他の総べての人にやさしさを示し、愛情を示し
              誠実さを示し、真実と正義を示すことで
              私達は確実に自分の幸せを築いていけるのです。



              後悔しないで最後の日を迎えたいと思うのなら
              今の瞬間を他人を思いやることに使うべきでしょう。

              どうか妬みを捨ててください。
              他人を負かしたいという気持ちを捨ててください。
              その代わりに他人のためになろうとしてください。



              やさしさと勇気をもって
              自分はきっとそれができると信じて
              どんな人でも笑顔で迎えて下さい。

              正直になってください。
              分け隔てをしないように努めて下さい。
              すべての人に親友のように接してください。


              私はひとりの人間として
              皆さんと同じくらい幸せを望み
              苦しみを望まない人間としてお願いしているのです。
                                   ダライ・ラマ

              今日は崖っぷちのカウンセラーの休息日。
              こころのお掃除をしてすっきりし
              さらにやさしく癒してあげました。
              明日からまた自分のペースで頑張ります。
              いつもご愛読してくださってる皆様に
              とても励みになっていることを
              あらためてお礼申し上げます。
              ダライ・ラマの幸せになる方法を参考に
              一緒に幸せに向かっていけたらいいですね。(^^)




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              崖っぷちのカウンセラーのちょっと長めのつぶやき、聞いてね♪

              2014.02.22 Saturday 19:37
              0
                人の悩みというものはつきないものですが
                それらはおもに求めるこころが生み出して
                いることが多いように思います。

                現代を生きにくく感じるのも
                今までのようにひたすら頑張れば
                求めるものを手にすることができるという
                時代ではなくなったからだと思います。

                私が思うに
                日本はもうかつてのような
                目覚ましい経済成長など望めないと思います。
                それどころか
                近い将来には老人大国となるわけですから
                今までと同じ暮らしを営むことはますます難しく
                なるのではないでしょうか。

                しかしだからといって
                そのことをただ悲観的にとらえる必要はない
                と私は思っています。

                なぜなら高度経済成長を果たした後の方が
                人として大切なことを失ってきているように
                思うからです。

                それゆえ2000年はこころの時代とも
                いわれるように、こころを病む人が増え続け
                自殺者の数も精神科や心療内科の増設に
                反比例して増える一方です。

                これは国が豊かになってからといって
                私達が幸せになれたのかというと
                決してそうではなかったのだということが
                言えるのではないでしょうか。

                それどころかどんなことに対しても
                「もっと、もっと」という欲望だけが膨らんで、
                すべてのものがあたりまえにあるかのような
                錯覚を起こし、気がついたらすっかり傲慢に
                なってしまったのではないでしょうか。

                私は2004年にモンゴルを旅したことが
                ありますが、そこにはかつての日本に見られた
                光景をみました。

                埃だらけの道を、
                大きい子や小さい子が仲良く手を繋いで歩く姿、
                こども達が来ているのは大きすぎる古手の服や
                継ぎはぎだらけの服。

                でも通りにはたくさんのこども達が一緒に遊んでいて
                とても楽しそうでした。

                馬に乗っておじゃましたモンゴル人の家族に
                砂糖水をご馳走になり
                そのお礼にこども達にもっていたお菓子をあげたら
                満面の笑みを浮かべて大喜びされたのを覚えてますが

                今じゃ、お菓子の一つや二つで喜びもしない
                日本のこどもとモンゴルのこどもを比較した時
                果たしてどっちが幸せだと思いますか?

                そう思うと、これから先は
                どんなことでもまず最低限のことが満たされて
                いればそれはとても恵まれていることなのだ
                と思える人の方が、
                こころ豊かに毎日を生きられるのではないかと
                思うのです。

                そういう意味では
                私達は先住民族のように
                自然と調和して生きながらえてきた人達から
                学ぶべきことがたくさんあるように思います。

                たとえばインディアンの社会では
                部落で名誉あるお金持ちは
                一番お金をもってなかったりするそうです。

                なぜなら彼らの社会でいうお金持ちとは
                困っている人に自分のお金を
                できるだけたくさん分け与えた人のことなのです。

                私達の社会ではまるっきりその反対ですね。
                人よりもたくさんのお金をもっている人を
                成功者として讃えたり崇めたりしています。
                つまり欲張りな人が尊敬される社会です。

                しかしそういう社会を創ったのは
                他でもない私達であり
                ひとりひとりの欲望がそういう社会を
                創り上げてきたのです。

                もちろん生きていくためにはお金は必要ですし、
                またとても便利ですが
                少なくとも私は、
                こころまでお金の奴隷にはなりたくないです。

                むしろ最低限が満たされれば
                感謝するこころを培いたいです。

                そしてできるだけつましい暮らしの中から
                ささやかな喜びを見出していけるように
                なりたいと思っています。

                またそれが
                これからの日本を生きていく上での
                現実的な考えだと思っています。

                そしてこれから先は
                今よりももっとたくさん稼ぎ出すことより
                精神性を高くもつことを要求される時代に
                なると思うのです。

                人生はいつも登る時ばかりではなく
                下っていく時もあるわけで
                その時は登るときに失ったもの
                つまりお金では買えない尊いものを
                再び取り戻す時ではないかと思います。



                4本足の哲学者、Lucky先生
                我々人間はどう生きるべきでしょうか?

                「ご飯食べたらありがとう。寝る時もありがとう。
                 それをただただ毎日言い続けるのじゃ。」
                 



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                甘やかされ過ぎた子の悲劇とは

                2014.02.21 Friday 17:57
                0
                  こどもが親に甘えを必要とするのは
                  いうまでもありません。

                  四六時中ベタベタくっつく、
                  やんちゃを言うに始まって
                  泣く、怒る、拗ねる、ひがむ、脅す、
                  それらは全てこども特有の甘えであり
                  こどもにはそれが必要です。

                  そしてどんな親にとっても
                  それらの甘えを寛容に受け止めることは
                  なかなか容易ではありません。

                  またこどもの成長に合わせて
                  徐々に自分でできることはなるべく自分にさせたり
                  あるいは必要な場面では
                  我慢することも学ばせたりしないといけないので
                  親業とは本当に大変だと思います。

                  このように誰にとっても育児というのは
                  大変ではあるのですが
                  ひとつだけ知っておかれるといいのではないかと
                  思うことがあります。

                  それは
                  親によって甘やかされ過ぎた人は
                  親によって虐待を受けたのと同じくらい
                  こころにダメージを負う可能性があるということです。

                  なぜならこどもを甘やかし過ぎる親は
                  本当のその子を愛しているとはいえないからです。
                  それなのにこどもには親に愛されてると思うように
                  操作するからです。

                  こころが健康な親であれば
                  小さくて頼りない存在のこどもが
                  やがては自分を頼って
                  一人で生きていけるようになることを
                  イメージして子育てに取り組むと思いますが

                  こどもを過剰に甘やかす親は
                  いつまでも自分がこどもに必要とされたいという
                  強い願望をもっています。

                  ゆえに本当はこどもの甘えを受け容れているのではなく
                  こどもの成長を阻むことによって
                  自分の存在価値をこどもに依存しているのです。

                  つまり自分のためにこどもを過剰に甘やかして
                  いるのです。
                  そしてそれはこどもに「自立してはいけない」
                  ということになってしまいます。

                  そういう親は
                  たとえばこどもがやろうとすることを
                  何でも取り上げ、先回りしてやろうとします。

                  そしてこどもには
                  こんなにあなたのことを愛しているから
                  何でも気がついてやってあげてるのだと
                  思わせます。

                  当然こどもはやさしい親によって
                  自分は愛されているのだと思います。

                  しかしこの親は
                  こどもの自主性と
                  こどもの成長の機会を奪っていることなど
                  気にもかけません。

                  むしろこどもに尽くす
                  最高の親だと思い込んでいるかもしれません。

                  そしてありとあらゆる方法で
                  こどもの成長動機の芽を摘んでしまいます。

                  そのように親に操作され続けた人は
                  自分は弱くて頼りない存在ゆえ
                  自分を保護し生かしてくれる人が
                  自分を幸せにしてくれる人だと思い込むようになります。

                  それゆえ非常に他者依存の強い大人になるのは
                  言うまでもありません。

                  またその依存対象とは
                  支配するか支配されるかの
                  どちらかの関係に偏ってしまいます。

                  なぜならそれが
                  その人と親との関係性と同じだからです。

                  そしてそればかりではなく
                  親に操作され続けたことによって
                  その人は自分が確立されていませんから
                  自分を頼って自分の思いや考えを生きることが
                  難しくなります。

                  仮にそのようにしてうまくいけば
                  大抵の場合その人の親は不安定になるか
                  あるいはその状態をいつも心配します。

                  それゆえ本人も同じように不安になり
                  またうまくいっていることに
                  不信感や罪悪感を感じたりします。

                  なぜならその人は
                  親がかりによることしか
                  自分のしていることを信頼できないからです。

                  またその人が何か失敗すれば
                  その人の親は俄然ハッスルして
                  その人の問題解決に先回りして貢献することで
                  「あなたには私がいないとだめな子なのよ」
                  という思いをさらに深く刻み込むようなことをします。

                  このような否定的なメッセージにより
                  その人は自分を信頼してはいけない
                  という思いを強めていきます。

                  しかし本来こどもは
                  自分の失敗から何かを学び
                  それを自ら乗り越えることによって
                  成長し自信を培うものです。

                  それを親にことごとく奪われた人は
                  こどもの精神状態で社会生活を送ることを
                  余儀なくされてしまいます。

                  そのようにこどもが大人になっても
                  一人では何もできないと決めつけて関わる親が
                  多いからでしょうか
                  こどもの離婚に介入し過ぎる親が
                  増えていることも気になるところです。

                  いずれにしても
                  こどもにとって一番可愛そうなことは
                  自然な成長を阻まれ自立できないことです。

                  自立できなければありとあらゆることに不満を感じ
                  また根本的には自信のない不安な気持ちで
                  生きていかねばなりません。

                  それゆえ
                  こども本来の甘えを満たしてあげることと
                  こどもを操作することの違いを
                  知っていることはとても大切なことだと思います。

                  こどもは甘えたいし成長したい
                  この両方を真にこどものためにと
                  考えることが親の愛といえるかもしれませんね。







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                  生きることに疲れている人へ

                  2014.02.20 Thursday 15:55
                  0
                    この仕事をしていると、
                    必然的に生きることに疲れている状態にある人
                    とよく会います。

                    もちろんその原因はそれぞれみな違いますが
                    あえて共通点をあげるとしたら
                    どの方も非常に我慢強いということです。

                    それはある意味、ストレスに強いということでも
                    あります。

                    なぜなら我慢することは
                    思い通りにならないことを抑えたり
                    また自分の本意を抑えて他者に合わせるわけですから
                    考えただけでも相当のストレスを抱えながら
                    生きてきた人と言えるのではないかと思います。

                    しかし同じように我慢強く生きていても
                    人生を謳歌している人達もいます。

                    この違いは何であるのかと考えた時
                    私が思うに、生きることに疲れてしまった人は
                    自分がしたくないことを
                    あまりに我慢し過ぎてきたのではないか
                    ということです。

                    それは
                    親の願望だったり、
                    あるいは他者からの評価が得られやすいことだったり
                    または劣等感や怒りを動機にして選んだことを
                    頑張り続けてきたのかもしれません。

                    そしてそれらを満たすために
                    我慢して抑えてきたものは
                    ほかならぬ本当の自分がやりたいことだった
                    わけですから、
                    いくら我慢して頑張っても
                    肝心の自分のこころは一向に満たされない
                    ことになります。

                    それゆえ生きるエネルギーが
                    どんどん消耗していってしまうわけです。

                    しかしもしその我慢強さを
                    自分が本当にやりたいことのために活かすことができたら
                    どんなことでも実現可能にする能力がある人達だと
                    思うのです。

                    またそのための我慢であるならば
                    自分のやりたいことを叶える希望の灯に向かって
                    いくことですから、
                    頑張った分だけこころも満たされるでしょう。

                    生きることに疲れてしまったときは
                    体もこころも弱っているときです。

                    その弱った状態で先のことを考えても
                    心配や不安が多く
                    何かを選択をするにはあまりよい時だとはいえません。

                    それゆえ思い切って
                    一度ゆっくり休むことも必要ではないかと思います。

                    そしてできれば
                    そんな時だからこそ自分とじっくり向き合い
                    今まで抑え込んできた感情を開放すると
                    いいのではないかと思います。

                    そして自分がしたくない我慢と
                    自分のやりたいことのためにする我慢を
                    見極めるといいと思います。

                    幸せというのは決して周りの人に
                    決めてもらうものではなく
                    自分のこころが感じるものですものね。





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                    自律神経のバランスがくずれている人へ

                    2014.02.19 Wednesday 17:45
                    0

                      体の不調が気になって病院へ行ったところ
                      「自律神経失調症」であると診断された
                      ということをよく聞きます。

                      しかしこれは病名ではなく
                      自律神経のバランスがくずれていることによる
                      症状全てを指しているものです。

                      では自律神経とはいったいどういうものであるのか
                      今日はそのお話をさせていただきます。

                      自律神経とは
                      交感神経と副交感神経を併せたものをいいます。

                      そして自律神経とは人間の活動と休息に合わせて
                      体の各組織を無意識のうちに調整している
                      神経のことです。

                      交感神経はおもに昼間に活性化されますが
                      あらゆるストレスに対応できるよう
                      元気でやる気のある状態を作りだす神経です。

                      具体的には活発に活動できるよう
                      心臓に働きかけ拍動を早め、
                      血管を収縮させて血圧を上げ、
                      また呼吸も浅く速い状態にして
                      興奮した状態を促します。

                      これをゴムにたとえると
                      ピ〜ンと張った緊張の状態です。

                      また交感神経が優位に働いているときは
                      体を外敵から守る「白血球」のうち
                      細菌などを攻撃するための「顆粒球」が増えます。

                      副交感神経はその逆で
                      一日の終わりかける夕方から夜にかけて
                      働きだします。

                      仕事から解放されて
                      頭を休め、お風呂に入ったり
                      ゆっくりと食事などすることによって活性化し、
                      いわゆる「ゆったりとリラックスする」
                      という状態を作りだす神経です。

                      具体的な活動も交感神経とは全く逆で
                      心臓の拍動を遅くし、血管を拡張させ
                      呼吸を深くゆっくりすることで安定させます。

                      これをゴムにたとえると緩めた状態です。

                      またこのように緊張から解放され
                      緩んだ状態になると消化活動はよく促されます。

                      そして白血球の一種であるリンパ球が活性化され
                      がんなどの異常細胞を攻撃して体を防衛します。

                      このように私たちの体とこころの健康は
                      自律神経のバランスが整っているかどうか
                      ということにとても深いかかわりがあるのです。

                      自律神経のバランスが整っている状態で
                      はじめて免疫システムや内分泌系も
                      正常に働いてくれるのです。

                      活動と休息のリズムをゴムにたとえましたが
                      引っ張って緊張させたら
                      今度は緩めてリラックスさせる

                      このバランスを無視して
                      引っ張り過ぎればゴムが伸びきった状態に
                      なってしまったり、
                      あるいは最悪の状態としては
                      プツンと切れてしまったりします。

                      そうならないためには
                      自分の体とこころの声をよく聞きとる
                      ということがとても大切だといえます。

                      頑張り屋さんは、自分の意思に忠実過ぎて
                      体の声を聞き逃すことがよくあります。

                      「疲れたなあ〜」とか「もうやりたくない」など
                      体やこころが訴えていることを
                      ちゃんと聞いてあげないと、
                      溜まり過ぎた疲れは回復にも時間がかかってしまいます。

                      またゴムが伸びきった状態まで頑張らせ続ければ
                      必ず大きな病気(心筋梗塞、脳梗塞、がん、糖尿病 etc...)や
                      こころの病(うつ病をはじめとするありとあらゆるこころの病)
                      になる可能性を含んでいます。

                      それゆえ真面目で頑張り屋さんほど
                      意識的に「こまめに休息をとる」ということを
                      心がける必要があると思います。

                      それ以外にも悩みや問題を抱えているときは
                      仕事から解放されても
                      そのことにより脳はなかなか休むことができません。

                      それゆえ交感神経が優位の状態が長く続き
                      自立神経のバランスが崩れていきます。

                      私のところでは
                      そういう状態にある人には催眠療法をお奨めしています。

                      なぜかというと催眠療法の誘導の中には
                      呼吸を深め、
                      イメージによって筋肉を緩めるという導入が
                      含まれているからです。

                      実際に呼吸を深めることによって
                      リラックスするために必要なホルモン物質が
                      活性化されます。

                      また筋肉が緩むイメージによって
                      体は緊張から解放されます。

                      また催眠中に使われている言葉は
                      全てこころが穏やかになるために必要で
                      効果的な言葉だけがたくさん使われています。

                      そういう意味では自律神経のバランスを
                      回復させるためにとても有効な自然療法だと思います。

                      これをお奨めすることは
                      今までの臨床経験からも
                      施術を受ける人への副作用がなく、
                      また繰り返すことによって
                      体とこころが自然に楽になっていくのを
                      目の当たりにしていますので自信をもっています。

                      それゆえ
                      ぜひ多くの人に試していただきたいと思っています。

                      参考文献 疲れない体をつくる免疫力/安保徹著



                      そういえばうつの人は風邪もひけないなんて
                      言われてますが、確かに楽になって気が緩んだ頃
                      風邪をひいたりする人が多いように思います。
                      なるほど、
                      それでやっと心身ともに、
                      いやでもゆっくり休める
                      状況となるわけですなんですね。

                      私もなかなか風邪を引かないので、
                      こりゃ頑張り過ぎかもと思って
                      緩めるよう心掛けてますが
                      どうやらこれは「バカは風邪ひかない」
                      というやつでめでたい性格のお蔭かもです。(^^)





                      トランク「こどもの森」の活動のお知らせです♪
                      日時  3月15日(土)午前10時半〜午後3時
                      実施場所  長良ふれあいの森 岐阜県岐阜市三田洞211
                      集合場所  長良ふれあいの森 駐車場(古津側)
                      参加者対象 大人+こども(保育園、幼稚園年少以上)、
                            大人のみ
                      もちもの  お弁当 水筒 シート あれば双眼鏡
                      参加費   3000円 親子一組
                                 *こども参加者一人毎に500円
                                  大人一人


                      お申し込みは下記のアドレスのご予約専用メールから
                      お願いいたします。


                      http://mc-forest.com

                      では皆さんのご参加、こころから楽しみにしています!



                      「こどもの森」の合言葉は
                      ヒロガリング、ツナガリング、キズナリングです。
                      みんなで調和の輪を創れたらいいですね♪


                      共育工房さんの活動をご覧になりたい方は下記を
                      クリックしてください。


                      http://mokuikuippo.jimdo.com/

                       
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                      Thank you ♪
















                       

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