感情を開放する意味
2014.06.30 Monday 11:05
人というのは思ってる以上に
自分の感じたままの感情を感じてはいけない
と思っているふしがあるようです。
例えば
Aさん→「いやだなあと思っちゃうんですよね。
そう感じる自分はおかしいでしょうか?」
Bさん→「確かに厳しいかもしれませんが
それは思っても仕方のないことですから・・・」
Cさん→「そんなふうに感じる自分が情けないです。」
Aさんの場合は、
自分の欲求を受け入れてもらえないという
繰り返しの体験により、不信感が植え付けられて
いるのではないかと思います。
人は育ってくる過程において、
親に自分の欲求をしっかり満たしてもらうことなしに
信頼という感情を培うことはできません。
恐らくAさんは自分の自然な欲求を抑圧する
こころのくせがあるため、それによる感情を
自動的に否定してしまうのではないかと思います。
またBさんの場合もやはり抑圧的ですが
Aさんとの違いは、常に自分の感情を
頭で処理するくせがあります。
一見、感情のコントロールがうまくできる人の
ように見えますが、
このタイプの人の場合は、自分で自分の感情を
操作するため、だんだん自分らしさが失われていきます。
それゆえ無意識に溜め込んだネガティブな感情が
体の不調によって表れたり、あるいはある日突然に
すべてのことに対して無気力になったりすることが
よくあります。
そしてCさんの場合は、育ってくる過程で
罪悪感を植え付けられている可能性があります。
親による肯定的なメッセージが少なかったり、
間違いや失敗を犯すたびに、
責められたり、馬鹿にされたりしていれば
ことあるごとに
自分を恥じたり責めたりするようになってしまいます。
カウンセリングの場においては
自分の経験とその時の感情を
なるべく正確に表現してもらうよう努めています。
そしてそのとき
モヤモヤしていたよくわからない感情に
自分が最も適していると思う感情の言葉、
たとえば「怒りを感じた」とか
「悲しかった」とか、あるいは「寂しかった」
などという表現が生まれると
その結果生じる新たな感覚があります。
それは例えば
「ほっとした安心感」
「胸のつかえがとれてスーッとした感じ」
「なんか腑に落ちた感じで力が抜けた」etc...。
そしてそのその実感はやがて次の気づきを
促してくれます。
それは
言いたいことが言えたから楽になったのではなく
楽になったから「今まで言いたかったことが
やっと言えるようになった」ということです。
それによって
感じたままのありのままの感情を
感じてもいいのだという自分が受け入れられて
いくのです。
すべての感情にはその人の理由があります。
何かこころに鬱積したものを感じている人は
感情を開放することを恐れず
その感情を実感する経験をもたれるといいのでは
ないかと思います。
私とのセッション(カウンセリング)をご希望される方は
下記のHPをご覧になってください。
ご縁のある方と共に、よいセッションを創っていきたい
と思っています。
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一人でも多くの方に読んでいただけることを
励みにして頑張りま〜す !(^^)
自分の感じたままの感情を感じてはいけない
と思っているふしがあるようです。
例えば
Aさん→「いやだなあと思っちゃうんですよね。
そう感じる自分はおかしいでしょうか?」
Bさん→「確かに厳しいかもしれませんが
それは思っても仕方のないことですから・・・」
Cさん→「そんなふうに感じる自分が情けないです。」
Aさんの場合は、
自分の欲求を受け入れてもらえないという
繰り返しの体験により、不信感が植え付けられて
いるのではないかと思います。
人は育ってくる過程において、
親に自分の欲求をしっかり満たしてもらうことなしに
信頼という感情を培うことはできません。
恐らくAさんは自分の自然な欲求を抑圧する
こころのくせがあるため、それによる感情を
自動的に否定してしまうのではないかと思います。
またBさんの場合もやはり抑圧的ですが
Aさんとの違いは、常に自分の感情を
頭で処理するくせがあります。
一見、感情のコントロールがうまくできる人の
ように見えますが、
このタイプの人の場合は、自分で自分の感情を
操作するため、だんだん自分らしさが失われていきます。
それゆえ無意識に溜め込んだネガティブな感情が
体の不調によって表れたり、あるいはある日突然に
すべてのことに対して無気力になったりすることが
よくあります。
そしてCさんの場合は、育ってくる過程で
罪悪感を植え付けられている可能性があります。
親による肯定的なメッセージが少なかったり、
間違いや失敗を犯すたびに、
責められたり、馬鹿にされたりしていれば
ことあるごとに
自分を恥じたり責めたりするようになってしまいます。
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自分の経験とその時の感情を
なるべく正確に表現してもらうよう努めています。
そしてそのとき
モヤモヤしていたよくわからない感情に
自分が最も適していると思う感情の言葉、
たとえば「怒りを感じた」とか
「悲しかった」とか、あるいは「寂しかった」
などという表現が生まれると
その結果生じる新たな感覚があります。
それは例えば
「ほっとした安心感」
「胸のつかえがとれてスーッとした感じ」
「なんか腑に落ちた感じで力が抜けた」etc...。
そしてそのその実感はやがて次の気づきを
促してくれます。
それは
言いたいことが言えたから楽になったのではなく
楽になったから「今まで言いたかったことが
やっと言えるようになった」ということです。
それによって
感じたままのありのままの感情を
感じてもいいのだという自分が受け入れられて
いくのです。
すべての感情にはその人の理由があります。
何かこころに鬱積したものを感じている人は
感情を開放することを恐れず
その感情を実感する経験をもたれるといいのでは
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