2015年 今年最後の日、崖っぷちのカウンセラーからみなさんに送るメッセージ

2015.12.31 Thursday 19:00
0

    みなさん、こんにちは。

    さていよいよ今日は2015年最後の日、大晦日。

    まず最初に
    今年一年、臨床経験のチャンスを与えてくださった
    クライエントさん様にこころからお礼申し上げます。

    崖っぷちのカウンセラーを鍛えてくださって
    ありがとうございました!

    そしてこのブログをご愛読下さったみなさんにも
    こころからお礼申し上げます。

    とても励みになりました。
    ありがとうございました!


    ところでお休み第一日目の私ですが、
    昨夜ぐっすり寝たせいか
    今朝はとても気分よく目を覚ましました。

    お天気にも恵まれ洗濯日和。
    午前中は鼻歌を歌いながら簡単に家のことをすませ
    午後から買い出しと雑用をすませるために
    外出しました。

    しかしどこもかしこも人、人、人で大賑わい。
    そして道も車、車、車で大混雑。

    ところどころで松田優作になって
    「なんじゃ こりゃあ〜!」
    とぼやきながら
    家に戻ることができたのは夕方5時近く。

    それから慌てて犬の散歩に出て
    今やっと机の前に座ったところです。

    「ゆったり過ごそう作戦」はどこかにぶっ飛んで
    やはり大晦日はドヤドヤ、バタバタの一日と
    なりました。

    でもね、
    こうして飛び回れるのも健康な証拠、
    そう思うとこれもありがたいことです。

    さて2015年最後の日に
    みなさんにどんなことをお伝えしようかと
    あれこれ考えてみたのですが

    今日は
    家の庭に咲いている水仙の話をしようと
    思います。

    家の水仙は、約2年前
    散歩道の土手脇に咲いているのを抜いてきて
    植え替えたものです。

    正確にいうと日の当たる土手脇に咲いている水仙に
    目を奪われて「綺麗だな〜」と思い、
    その香りを楽しもうと、しゃがんで顔を近づけたとき
    その奥にも水仙が群生しているのを見つけたのです。

    しかしその場所は木陰のところへもってきて
    背丈の高い草が生い茂っていたので、
    お日様の光は全くあたらないのです。

    それで3株ほど掘り出して
    家に植え替えようと思ったのです。

    その年は地面にしな〜っとして倒れ
    だめかと思いました。

    翌年は「あれっ、根がついてる」と思いましたが
    花は咲きませんでした。

    でも約半月前、花が咲いているのを発見!

    そしてそれからというもの
    次から次へと蕾が開き、今満開の状態です。

    一度は私に引き抜かれ
    その後もうだめかと思われてた水仙が
    自力で土の養分を吸い取り

    今年はお日様の光を浴びて
    明るい方へ明るい方へ向かって
    毎日、花を咲かせ続けているのです。

    それを見て私はふと思ったのです。

    もし私が家の水仙のように
    日も当たらない、
    誰も見てくれないところに生まれたら
    いったい私は何と思うだろうか、ということを。

    きっと「運が悪いなあ」と思うに
    違いありません。

    おまけに見知らぬ誰かに連れられて
    知らないところで生きろと言われたら

    その運命を嘆き、自暴自棄になるやもしれません。

    しかし今家の水仙は、お日さまの光を浴びて
    堂々といくつもの花を咲かせているのです。

    しかも誰の手をかけることもなく
    庭中で一番強い花として
    この寒い中に可憐な花を咲かせ
    人々の目を楽しませてくれるのです。

    もし水仙が言葉を話すことができたら
    この私のように
    「私は運が悪い」などとと言うだろうか・・・。

    そう思うと
    小さな水仙の花がとても気高く感じるのです。

    それと同時にとても愛おしく思うのです。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    さてこれを読んで下さってる皆さんの中には
    2015年は試練の年だったと思われる人も
    みえるかもしれません。

    またそうではなくとも
    何もいいことなど起きなかった
    と思う人もみえるかもしれません。

    だとしたら
    ぜひこの水仙の姿を思い浮かべてみて下さい。

    そして新しい年の始まりは
    水仙になったつもりで
    明るい方へ気持ちを向けてみませんか。

    でもそれが難しかったら少し工夫して

    お日様の陽を浴びながら少し歩いてみたり

    あるいは
    たとえばピンク色のセーターを着たり
    オレンジ色のマフラーを巻いたり

    または我が家の水仙のように
    お日様の当たる場所に鉢植えを飾ったりすると
    気分も変わるのではないでしょうか。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    運はね、
    運とこどっこい自分で開くつもりでいると
    そのうちいい運が巡って来て
    明るい方へ命を運ぶことができるのではないかしら。

    なぜなら、
    お日様は、あなたにも私にも水仙にも
    同じように陽を注いでくれるのだから。

    それが今年最後の日、
    私がみなさんにお伝えしたいと思った
    道端から我が家に来た水仙からのメッセージです。


    ではみなさん、
    どうぞよいお正月をお迎えくださいませ。(^^)










    トランク年明けの営業案内のお知らせです。
     
     今年一年、大変お世話になりました。
     
    年明けは1月5日(火)より営業いたします。

     お正月休みにしっかり充電して
     2016年はまた新たな気持ちで
     心のこもったセッションを育んでいきたいと思っています。

     では来年もどうぞよろしくお願いいたします。


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    無事に仕事納めしました。 そのこころは・・・。

    2015.12.30 Wednesday 13:48
    0

      みなさん、こんにちは。

      本日、私は無事仕事納めすることができました。

      その後、犬と散歩に出かけ
      近くの鎮守様に立ち寄って、
      そのお礼をに手を合わせてきました。

      今年もたくさんの方に出会うことができ
      そして多くのことを学ばせていただき
      また何よりも健康で働かせていただけたことは
      本当にありがたいことだと思っています。


      人というのは
      生きていれば必ず難所と思えるような
      峠にさしかかる時があると思います。

      一見するとその状況は
      心身の病気と言われるものであったり
      あるいは人生の失敗と言われるものであったり
      または
      八方塞がりと言われるものであったりするかもしれません。

      しかしその時ほど
      自分というものを深く見つめることが
      できるのではないかと思います。

      また言い換えると
      そういうことでもなければ
      自分を深く知ることもできないものでは
      ないでしょうか。

      そして実はそのために試練がおとずれ
      それを乗り越えるための自分に出会うことが
      できるチャンスが与えられているのかもしれません。

      人というのは不思議なもので
      自分を知れば知るほど
      その自分を愛しく思えるようになるものです。

      またその自分の活かし方も
      よくわかってきます。

      そして本当の自分のこころと繋がったことを
      大切にした生き方へと変わっていきます。

      そのプロセスは人によってみな違いますが
      それが個性化への道のりと呼ばれるもの
      ではないかと思うのです。

      そしてそのプロセスを伴走させていただくものとして
      今年も多くの方からたくさんの臨床経験のチャンスを
      いただけましたことを、こころからお礼申し上げます。


      さてそして、今はほっと一息、ふ〜〜〜〜〜。

      これを書き終えたら
      今年もクライエントさんのお迎え時とお見送り時に、
      尻尾フリフリで和ませてくれた
      ボサボサ王子(犬)と星空を眺めながら歩いてきます。

      そしてその後は
      お風呂にゆったり浸かりたいな。


      ではまた明日・・・

      これを読んでくれたみなさんに
      安らぎと穏やかさと心地のいい波動が伝わりますように。





      いつも僕に微笑みかけてくれたり
      撫ぜてくれたりしてありがとう。

      僕は「Eveybody loves Lucky」
      と毎日言われ続けて育ってきたから

      訪れてくれる全ての人が
      僕に触れたらきっとhappyに違いない
      と勝手に思っている犬です。

      また来年も
      どうぞお好きなように僕に触れてね。
      そして癒されてね。(^^)

                      セラピー犬 Lucky





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       今年も大変お世話になりました。

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      不平不満や愚痴は退治するより気づくこと

      2015.12.29 Tuesday 11:29
      0

        みなさん、こんにちは。

        今月の最初に、
        私は来年用のスケジュール帳を買いました。

        毎年、表紙をめくった最初のページに
        今年はこんなところをよくしようと思うことを
        一つだけ選んで書き込みます。

        さて来年は何を書こうかと
        まだ使用中の今年のものをあらためて見てみると

        「自分の口から出る不平不満に気づくようにする」
        と書いてあります。

        自分の性格上、
        「絶対こうしなければならない」
        というのは息が詰まり、
        早々にめげそうに思ったのか

        今年の最初は
        とりあえずそれに気づくことだけでも
        心がけるようにしようと思ったようです。

        さてではこの一年を振り返り
        それはどうだったのかというと

        不満をあらわにしたこともありました。
        愚痴を聞いてもらったこともありました。

        正直言ってその時は
        じぇんじぇん「私は不平不満を言っている」
        という意識はありませんでした。

        しかしそれを友達に一回、
        また親に一回聴いてもらった後は

        「よくぞ私の愚痴を聴いてくださった。
         かたじけない。ありがとう。」
        と素直に思いました。

        そしてそれ以外の日は
        さほどグチグチすることもなく

        たまに
        「ムカッ」とか
        「めんどくさ〜」とか
        あるいは
        「またかよ〜」
        ぐらいの一言グッチーで過ごしてこれたように
        思います。

        人間とは弱いもので
        ものごとが思い通りにいかないと
        ついつい不満を抱えて愚痴を言いたくなるものです。

        しかし不平不満をいって
        その悩みや問題が解決するわけではありません。

        それどころか不平不満を言えばいうほど
        それと同質のエネルギーのものを引き寄せて
        しまったりするものです。

        またそれを言うたび
        自分の耳がそれを拾い、
        「私は不平不満だらけの人間である」と思いを
        強化することになります。

        そしてそれらの言葉は
        自分の顔の表情をつくり

        また体の不調についての愚痴が多ければ
        そのように不健康な体をつくりだすことになります。

        しかも不平不満は周りの人にも伝染し
        間接的には人を傷つけてしまうものなのです。

        そう思うと「不平不満や愚痴は恐るべし〜」
        なのであります。

        にもかかわらず
        人間は愚痴を言いたくなるものです。

        なぜなら
        それによって悲しみや苦痛や
        満たされない思いを
        誰かにわかってもらいたいと思うからです。

        だから仕事の上では
        それを聴かせていただくことは
        とても大切なことだと思っています。

        またひたすらそれを傾聴させていただいていると
        やがて大雨の後の川面が澄んでくるように
        こころの濁りがとれてくるのです。

        そうすると
        不平不満は自分が変わろうとしないことの
        苛立ちであるということにも気づいたりします。

        あるいはこころの深いところにある
        未解決の感情が影響していたことに気づくこともあります。

        そして澄んだ川底をのぞくように
        すっかり濁りのとれた自分のこころに触れると

        自分を大切にしてあげたいという気持ちが
        湧き起ってくるものです。


        「不平不満や愚痴は言うな」
        そんなことは誰でも知っています。


        されど
        不平不満や愚痴を
        できるだけ迷惑をかけない方法で
        しっかり出し切ることも時には大切かもしれません。

        またできるだけ小さく出して
        溜め込まないようにすることも必要ではないでしょうか。

        よくないのは
        口を開けば不平不満や愚痴だけというように
        一つの習慣や癖のようになってしまうことだと思います。

        ですから
        不平不満を言うことに気づこうとすることから
        始めてみるといいかもです。

        そうすれば
        聴いてもらう必要があるほど溜まっているのか

        あるいは
        一言グッチ―でやり過ごしていけるのか

        または
        「ありゃりゃ、また私は愚痴を言おうとしていたわ」
        というように自分を戒め向上させようとするのか

        そのときどきの自分に合わせて

        不平不満 「ごめんなすって、嵐のようにどびゃ〜〜っ!」
        もごくたまにあり
        チョンとしたインク沁みのような可愛い愚痴も時々ありで

        気がついたら
        そんなに愚痴を言わない自分になっていた
        ということになるといいですね。

        いずれにしても
        こと私に関して言うならば
        愚痴ひとつ言わない立派な人にはなれんとです、はい。

        でも口を開いたら不平不満や愚痴ばかり、
        これは強いては自分を傷つけることになると心して
        毎日を過ごしていこうと思っています。











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        神経症のメカニズム

        2015.12.28 Monday 15:11
        0

          みなさん、こんにちは。

          私は神経症ではないかということで
          悩んでみえる人がたくさんみえるのではないかと思います。

          そこで今日は神経症のメカニズムについて
          ゲシュタルト療法のパールズの理論に基づいて
          書いてみようと思います。

          実は私自身、
          一時期このゲシュタルト療法を専門としていた
          精神療法家から教育分析を受けています。

          またオーストラリアに住んでいた頃も
          別の人からこれを数回にわたって受けた経験があります。


          どちらもそのアプローチや切り口は違っているものの
          共通点をあげるとしたら
          両者とも「contactする」という言葉を
          頻繁によく使います。

          一般的に contact というのは
          触れる 接触する 接点 などを意味する
          言葉ですが

          ここでいう
          自分とコンタクトがとれているこころの状態というのは

          自分の欲求や感情がわかり
          また自分の言葉と行動が統合されている状態
          のことを言います。

          またそれと同時に
          その自分が外界とコンタクトとれている状態です。

          それを一口で言い表すと
          ありのままの自分が外界と関わることができる状態
          といえるのではないかと思います。

          しかし自分とのコンタクトがとれていなければ
          言うまでもなく他者とのそれはとても難しい
          とうことが想像できます。

          また実際的に外界とコンタクトしていくためには
          ありとあらゆる多様な価値観や行動様式に対処したり
          また他者のそれに対応していくために
          自らも変化する必要があります。

          そして
          パールズはこの変化が見られなくなることが
          神経症であると言っているのです。

          そしてその要因として
          4つのことがあげられています。

          その1 introjection 

          これは外界から何かを取り入れることですが

          たとえばどんなに栄養のある食べ物でも
          それを丸呑みしたら、うまく消化されず
          胃もたれの原因となったりします。

          それと同じように
          ものごとのとらえ方、見方、考え方、規範、
          道徳、倫理観など
          それらは全て外から取り入れるものですが

          それらが自分のパーソナリティになるためには、
          それが吟味され、またよく消化されたものが
          身につく必要があります。

          しかし
          たとえば親の言うことだから
          学校の先生が言うことだから
          周りのみんなもそうしているから
          流行だから
          規則だから

          という理由だけで丸呑みしてくると
          やがてそのことが自らに重くのしかかってくることに
          なるのです。

          このように外界から何かを取り入れる時に
          自分自身の思考や感情、及び感覚を無視することにより
          未消化のまま取りこむことによって生じる病理的側面は

          自己が確立されないことによって
          他者との境界線もあいまいになってしまうということです。

          それゆえ
          どこからどこまでが自分の感情で
          またどこからどこまでが相手の感情であるのかも
          不明瞭になってしまいます。

          その2 projection

          これはイントロジェクションの反対で
          自分の期待や願望、あるいは感情などを表現できないため
          他者に責任をなすりつける傾向のことです。

          これはよく投影とも言われますが
          たとえば親が満たしたかった願望を
          こどもが実現することを期待するこころの働きなども
          そのひとつです。

          しかしそれを自覚していない場合もあって
          たとえば本当は自分が相手のことを愛してはいないのに
          相手の愛は本当なのかどうかを疑う とか

          自分が相手のことを怒っているのに
          きっと相手は私のことなんて嫌いに違いないと
          決めつけて、
          相手のせいで私は不幸であると思い込んだりする傾向
          があるとしたら

          それはプロジェクションの病理的側面だといえます。


          その3 confluence

          これは外界と自分が一つであると感じることをいいます。

          たとえば赤ちゃんは自分と母親の区別がつきません。
          ゆえに母子一体の感覚である状態です。

          また愛し合う男女が性愛を交歓している時や
          あるいは集団による宗教的儀式などのように

          強い興奮や恍惚感、あるいは快感を共にする時には
          通常、一時的に一体感を感じるものではないかと思います。

          しかし病理的側面となる問題は
          このような感覚が慢性的で歪みがある場合です。

          たとえば
          すでに成人に達しているこどもが
          結婚などで物理的にも精神的にも距離をとろうとすると
          途端に不安になってしまうという親がいるとしたら
          それはコンフルーエンスの病理的側面だといえます。

          その4 retrofrection

          これは反転するという意味ですが
          他者にしてあげたいと思うことを
          自分にする傾向がある人のことをいいます。

          普通は自分の欲求を
          外界に向けて満たそうとするものですが
          この傾向にある人それを内に向けてしまいます。

          それゆえ
          たとえば夫が浮気したのに
          その怒りや屈辱を夫に表現しないで

          浮気された自分がよくない
          というように自分を責めたりします。

          このように自分の中に敵や悪人を作ってしまうのが
          この傾向にある人の病理的側面です。


          このようにゲシュタルト療法では
          クライエントのありのままの感情を認め
          取り上げることを「コンタクトをもつ」といい、
          それをとても重要なこととして扱います。

          なぜなら
          その感情がたとえ怒りや不快感であったとしても

          ちょうど喉の渇きが
          体内の水分不足を知らせるサインのように
          精神のバランスを保つサインとして
          どんな感情も必要であると考えられているからです。

          多くの場合神経症の人は
          真の自分との繋がりが希薄なため
          自分に無理や負担をかけた生き方をしていたりしますが

          自分の感情をよく知るという作業を通して
          自分にコンタクトするようになると

          自分感が備わり
          ゆえに
          背伸びをしたり
          虚勢を張ったり
          あるいは必要以上に周りの人を気にして
          合わせようとする必要もなくなり

          ありのままの自分を楽に生きられるように
          なるのではないかと思います。


          参考文献 ゲシュタルト療法/倉戸ヨシヤ









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          love music ♪ 想像の世界で一人遊びの休日。

          2015.12.27 Sunday 17:35
          0

            みなさん、こんにちは。

            今日はお休みでしたので
            久しぶりにSigur Ros のDVDミュージック(2枚組)
            を楽しみながら ゆらゆら ふわふわ していました。

            私にとって音楽とは
            全く違う世界へと誘ってくれる一つのツールのようなものですが
            今日もSigur Rosを聞きながら
            以前行ったことのあるアイスランドへ飛びました。

            そして気分は冬の妖精のごとく
            透き通った冷たい空気の中を
            雪の結晶にまみれて、
            ゆらゆら ふわふわ 舞うというひとり遊びを
            楽しみました。

            みなさんは
            大自然の懐に抱かれて
            思いっきり体を自由に伸び伸びと動かしながら
            無心になって踊ったことがありますか?

            私は何度もあります。

            昔はレイブパーティ―によく出かけて
            夜中から朝日が昇る頃まで踊ってました。

            今でもいくつか美しいシーンが目に浮かびます。

            川の中にある大きな岩の上で
            朝陽を浴びながら踊っていた女の子

            その姿はまるで白鷺の精のようで
            思わずじ〜っと見とれていたのを
            思い出します。

            そんなふうに
            自然の中で音楽に身を委ねて
            自由に踊る人達の姿というのは

            たとえば
            蛍とか、とんぼ
            あるいは鳥や鹿やキツネ達と同じ類というか、
            同じ次元の美しさを感じるものです。

            もっともその間は
            みな言葉を超越した世界にいるからでしょうか、

            人間界という狭い世界から解放されて
            すっかりガイアと調和していたのかもしれません。

            さて今日の私も
            家族の外出のいいことに
            リビングルームを独り占めして
            マイミュージックを大音響でガンガンに鳴らし

            自由にイマジネーションすること
            それに合わせて体を動かすことを
            約2時間近く楽しみました。

            そのせいか
            体の凝りもなくなり
            それどころか全身がポカポカしてきて
            なんだか頭だけはすっきりしています。

            なにしろ
            イマジネーションはただで自由ですから

            私は欲張りにも
            冬の妖精だけではなく
            鷲にもなったし
            フクロウにもなったし
            おまけに狼にもなった!

            「いったいどんなおばさんやねん?」
            と思う方もみえるでしょうが

            こんなおばさんゆえ
            いつかそんなワークショップを開くかもですよ。

            以前はボディアートして森の中で遊ぶことを試みましたが
            実際にやった人達はとても解放感を得られたようで
            どの方も素晴らしい笑顔を見せてくれました。

            だからこれからも
            面白いことをやりたいです。

            では今日の最後に
            Sigur Rosの動画をご紹介して終わります。
            美しい天使たちの舞が見れますよ。


            Click here, please ♪

            https://vimeo.com/3975173





            love music !
            時々、頭の中のおしゃべりを黙らせるのに
            音楽はとてもいいですね。

            それにイマジネーションも乗っけると
            果てしなく自由な世界へ飛ぶことができる。

            ちなみにSigur Rosの音楽の歌詞のほとんどは
            ホープランド語という彼らのイメージの言葉なんですって。

            それも素敵だと思いませんか?
            音楽は愛と同じ、
            それぞれのように自由に感じるものだから、
            理屈や言葉はいらない。

            美しい音楽の元では
            全ての人が調和できるんだよね。




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            Do it what you want !  偏見こそがあなたの敵よ。

            2015.12.25 Friday 12:49
            0

              みなさん、こんにちは。

              少し前になにげなしにYou tubeを見ていたら
              ある男性が悩みを相談するTV番組に目が留まりました。

              彼は
              たとえばお葬式とか
              人が笑ってはいけない場面に限って
              おかしくなり
              笑い出すとそれが止められなくなってしまう
              ということです。

              その悩みをなんとかしたいというので
              脳神経学の権威や心理学者、
              あるいは医療評論家など
              その道と呼ばれる専門家たちがいろいろその解決策を
              述べるというものです。

              ある人は
              彼の脳は得意稀な脳で

              あることには卓越した才能を発揮することができるけど
              その分知能指数が低いとか

              はたまたある人は
              彼は子供ような感性の持ち主で
              人がしんと静まってかえっていたり
              真面目な顔で何かしているときの
              緊張した雰囲気がが怖いため
              笑うことでその緊張を緩めているのではないかとか

              あるいはそういう時に笑ってしまう人は
              よくいるけれど
              笑い続けてとまらないのは、
              人間的な脳とは言い難く
              チンパンジー以下の知能指数の動物に類似している

              などといううように
              それぞれのように彼を分析していました。

              その間始終彼は笑っていました。

              もっとも彼は
              以前はボケ役のコメディアンでしたから
              番組もそのように作られていたとは思います。

              それを見た後に
              私は彼の心中を想像したのですが

              恐らく彼は
              「この人ら、頭ええ人達なんやろけど
               えらい難しいことばっかいうだけで
               なんやようわからんわ〜。
               
               ほんやでとりあえず笑っとこ〜。
               ほんでみんなも僕のことバカやゆうて笑ってたら
               ハッピーになっていいんちゃうか〜。」

              と思っていたのではないだろか
              なんてことを思いました。

              また彼からは
              自分の人生を自由に伸び伸びと生きている人特有の
              くったくのない明るさと、おおらかさを感じました。

              人は誰でも自由に生きたい
              という願望をもっています。

              でも意外と
              自分自身がその願望を抑えつけたりしているものです。

              自由に生きたい
              こころの底から自由に生きたい!と思うなら

              まず自分を偏見から解放してあげてください。

              たとえば

              私は若くないから
              私には学歴がないから
              私にはお金がないから
              私には資格がないから
              私にはすぐれた容姿がないから

              だから○○できない
              というのは全部自分の偏見というフィルターを通した
              考えです。

              ゆえにたとえば

              知識がある=人格者
              お金持ち=悩みがない
              美人=幸せになれる

              それらは単なる偏見であって
              事実としては
              そうである人もいればそうでない人もいます。

              このように偏見というのは
              ある偏った概念の中に自分を閉じ込めてしまいます。

              そしてこころの目を曇らせてしまいます。

              しかし人というのは
              どんな状態であれ、そのこころのあり方によって
              自由や幸せを感じられるものです。

              それゆえこころの目で周りを見渡すならば
              自由であることにある形があるのではなく

              自分のこころとしっかり繋がった生き方をしているかどうか
              ということに
              本当の自由があるということに気づくことができる
              のではないかと思います。

              また偏見が強ければ強いほど
              無意識に他者と自分を比較して
              自分に競争を強いたりすることになります。

              でも自分の人生が
              常に「誰かを追い越せ 誰にも負けるな」
              というものだとしたら
              とても不自由だと思いませんか?

              反対にあらゆる偏見から自分を解放すると

              人生にどんな失敗があろうと
              あるいは人がどう思おうと

              何歳からでも
              自分がやりたいと思うことを
              自分のペースで楽しむことができるのです。


              では今日の最後にその彼の名言をご紹介して
              終わります。

              Click here , please
              https://www.youtube.com/watch?v=NmB7L5CMCk4






              今日という日をどんな心持で過ごすか
              それは君の自由なんだ。

              僕は思う
              今日という日は神様からのプレゼント。

              だ・か・ら・・・Do it what you want !

              そうすればきっと君にピッタリの場所が見つかる!
              かもですよ。
                            自由の達人 Lucky



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              私のイメージするカウンセリング

              2015.12.25 Friday 10:16
              0

                みなさん、こんにちは。

                昨日は夜10時半まで仕事でした。

                その後ほっと一息ついたら
                さすがにもうパワー切れの自分に気づいて
                ブログはお休みすることにしました。

                でも心配しないでください。

                その後私は熱いお茶をゆっくりいただいて
                ずっと3回目の散歩を待ち続けていたボサボサ王子(犬)
                と家の周りをゆっくり歩きながら
                テクテクメディ―ションをしてきました。


                冬の空気は冷たいですが
                とても澄んでいます。

                その空気を胸いっぱい吸いこんで
                息を吐くときは
                その日の疲れを吐ききるイメージで深呼吸を
                繰り返す

                ふ〜っと吐く白い息が
                自然の中に溶け込んでいくのを見ていると

                疲れでぺちゃんこになっていた魂が
                また膨らみだすのを感じるのです。

                そしてもうすっかり葉を落とした木々が
                冬空に向かって凛とそびえ立つ姿を眺めながら

                地中下では力強く根を張り続けているであろう
                自然の生命の営みに静かな感動を覚えます。



                人生にも
                冬の季節のように
                寒くて薄暗くて
                実りも華やぎも得られない時がありますが

                そんな時は
                ちょうど冬の木のように
                自分のこころに根が張りめぐらされているときでは
                ないかと思います。


                そのように思うと
                体を丸く縮こませて、トボトボ歩くのではなく

                冬の木のように
                やがて花を咲かせるために
                また実をつけるために

                どんなに寒い日であっても
                背筋だけはしゃんと伸ばして
                胸を張って歩こうと思うのです。


                さあ また今日も
                クライエントさんとの二人三脚に臨む一日が
                始まります。

                私がイメージするカウンセリングは

                目には見えない紐で
                お互いの片足を結び
                息を揃えて灯りの方へ向って進む

                だから決して私が焦ったら いかん

                私だけが前に出過ぎたり
                後ろからクライエントさんを押すようなことは いかん

                また間違っても上に立つような言動や態度は
                断じて いかん


                いかんと思うことは毎日肝に命じても
                決してやり過ぎということはない

                それをきちんと守ったうえで
                私らしさという自然体を大切に臨むようにしています。

                それなくして
                クライエントさんとの相性も生まれませんからね。

                ではみなさんも 
                今日という日を大切にお過ごしくださいません。(^^)













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                寂しいクリスマス

                2015.12.23 Wednesday 19:52
                0

                  みなさん、こんにちは。

                  明日はクリスマスイブですね。

                  家には小さいのが一人いますので
                  今日はクリスマス気分になるような食材を
                  買い込んできました。

                  この時期になると
                  世の中はクリスマス商戦で賑やかとなるため
                  人々も華やいでいるようにみえたりします。

                  でも本当はそんな人ばかりではなく

                  離婚したばかりの人や恋人と別れたばかりの人
                  またそうではなくてもたった一人で過ごす人や
                  あるいは冷え切った家庭で過ごす人など

                  誰の人生もいい時ばかりではなく
                  時に深い孤独や悲しみを抱えて
                  ひとりぼっちの夜を過ごす時もあるのではないでしょうか。

                  私もたった一人の
                  クリスマスを過ごしたことがあります。

                  その日の記憶を辿ると

                  寂しいなあ・・・
                  というなんともやりきれない気持ちを
                  どうすることもできなくて

                  誰かに電話でもしてみようかな とか

                  パブにでも行けば知り合いがいるだろうから
                  出かけてみようか とか

                  ソワソワといろいろ考えるものの
                  いざそうしようと思うとその気にならず
                  そのうちどんどん夜も更けて
                  気がついたらそろそろ人が寝支度する時間になり

                  ついに残った選択肢は
                  「私はひとりぼっちでクリスマスの夜を過ごす」
                  というものでした。

                  それによってその日をどう過ごすかは、
                  「私が私にどうしてあげるか」ということ次第に
                  あいなったわけです。

                  そうと決まると最初にお腹が鳴りました。
                  「お〜ごめん。私のお腹が泣いている」

                  それで冷蔵庫にあるものをいろいろ使って
                  卵雑炊を作りました。

                  そしてそれを寒空の下、星を眺めながら
                  食べようということにしたのです。

                  当時、私はマンションの最上階に住んでいて
                  バルコニーはけっこう広く、
                  そこでよく朝食をとったものですが

                  その日は、ロングのダウンジャケットを着こみ
                  ニット帽をすっぽりかぶるといういでたちで
                  そこで卵雑炊を食べたのです。

                  静かで星がとても綺麗な夜でした。
                  「あれはオリオン座、これはどんな星座だ?」
                  なんて眺めているうちに

                  私にやさしくされたお腹はだんだん調子に乗ってきて
                  次はドライのワインとチョコレートを要求してきました。

                  早速近くのコンビニでそれらを調達して
                  またバルコニーに戻り、

                  寂しいけど 甘〜くとろける
                  また寒いけど 贅沢な気分
                  そしてひとりぼっちだけど 星空を独り占め〜。

                  というひとときをしばらく過ごしたのでした。

                  そして締めはお風呂。

                  アロマキャンドルをいくつか持ちこんで
                  さらにこの時ばかりと
                  おみやげにもらったちょいと高級なハーブの入浴剤を入れたら
                  女王様のおなり〜〜〜〜〜〜。

                  さっきまではチョコレートモンスターだったのが
                  今度はクレオパトラ気分で湯船に浸かっているうちに

                  「ひとりも悪くないな」と思いました。

                  今から思うと
                  その日の私は、いくら寂しくても
                  一人で過ごしたかったのかもです。

                  ところで
                  年末年始を一人だけで過ごす人、
                  確かに寂しいのではないかと思います。

                  でも時に寂しいという気持ちを
                  じっくり味わうのもいいのではないかと思います。

                  自由と孤独は二つで一つですから
                  物理的に一人の時は自由を満喫することが
                  できます。

                  それゆえ過ごし方次第では
                  溜まっていた疲れをとることができるかもです。

                  また寂しいという気持ちがなぜか言えなくて
                  一人でいるしかないと思っている人は

                  もう待つのはやめて
                  思い切って誰かにその気持ちを打ち明けてみたら
                  どうでしょう。

                  意外と「私も一人で寂しいから一緒に何かしましょう」
                  なんてことになるかもですよ。

                  寂しいという感情を恥じないでください。
                  それはただの人間らしさです。

                  だって人はみんなひとり。
                  だから本当はみんな寂しいものです。

                  でもそれは外から見ただけでは
                  わからないだけです。

                  寂しい人と思われたくなくて
                  いつもワイワイガヤガヤの中にいながら
                  寂しさを感じている人もいます。

                  また寂しくなるのが怖くて
                  違う自分を演じているだけで
                  本当の自分に戻るととても寂しい人もいます。

                  あるいは大切な人に
                  自分のことをわかってもらえないという寂しさを
                  抱えている人もいます。

                  人は皆、孤独になりたくないから
                  頑張っていたりするのではないでしょうか。

                  でも一番大切なことは
                  どんなに寂しくてどんなに孤独な時でも

                  その自分に
                  自分だけはやさしくしてあげよう
                  と思ってあげることです。

                  なぜなら、
                  あなたも私も
                  この世にたった一人しかいない
                  大切な大切な存在だからです。

                  ちなみに体は自分の中で一番正直ですから
                  体を暖くしてあげたり
                  温かいものを食べさせてあげると

                  自分のこころの一番深いところにいる
                  「素直なこどものこころ」が
                  きっと安心して喜ぶのでは・・・。

                  ではどうぞ明日も一日を大切にお過ごしください。






                  皆さんのこころに
                  暖かいものが届きますように・・・。






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                   ご希望日時に沿えると思います。

                   ではどうぞよろしくお願いいたします。


                  私とのセッション(カウンセリング)をご希望される方は
                  下記のHPをご覧になってください。
                  ご縁のある方と共に、よいセッションを創っていきたい
                  と思っています。


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                  依存症についてのあれこれと私の考え

                  2015.12.22 Tuesday 11:31
                  0

                    みなさん、こんにちは。

                    私達はよく依存という言葉を使いますが
                    実は医学的にいう「依存症」というのと
                    日常的に使われる依存の意味は同じようでありながら
                    異なるようです。

                    では医学的にはどんな状態を診断基準としているのか
                    というと

                    「ある物質が生活の中心となり、
                     その使用をコントロールできない脳疾患」
                    の状態にある人を依存症であると診断するそうです。

                    しかしながらこのような精神疾患診断基準は
                    数値基準がなく、非常にあいまいであるため、
                    他科の医師に驚かれることも少なくないと
                    長徹二氏(精神医学者)は言っています。

                    それゆえどこからどこまでが正常の範囲の依存で
                    どこを越えれば病的な依存症であるのかという線引きは
                    はっきり言って簡単に明確にすることはできないものだ
                    と私は思っています。

                    またあえてそれをする必要性があるのかどうか
                    ということにも、疑問をもっています。

                    なぜならそもそも私達は
                    大なり小なり何かに依存しているものだからです。

                    またこの世に生を受けた出発点は
                    100%誰かに依存することなしに
                    生き延びてくることはできなかったわけですから
                    もともと私達には依存したいという欲求があります。

                    また脳内では
                    依存する時に得られた快感から
                    ドパミンという物質が放出され
                    そのパターンを記憶に留めようとします。

                    それゆえ
                    私達の脳は
                    その体験が心地よくて気持ちよければよいほど
                    また欲しくなるようにできているものなのです。

                    またいうまでもなく
                    ある程度それは必要でもあります。

                    ですからいってみれば
                    ただの依存から依存症に移行する可能性は
                    誰にでもあるのです。

                    それゆえ
                    たとえば毎日お酒をたしなむことを楽しんでいるから
                    といって
                    それが依存症とは限らないわけです。

                    しかし中には
                    生きるのが辛過ぎて
                    「お酒を飲まずしていられない」という人や

                    またストレス過多で常にイライラ感があるため
                    ひっきりなしにタバコを吸う
                    チェーンスモーカーもいます。

                    あるいは不安を感じたくないがために
                    たとえ好きでもない相手であっても
                    セックスをしないではいられないという人もいます。

                    このような状態にある人達は
                    あきらかにコントロールできなくなっているといえます。

                    しかし多くの場合は
                    頭ではそれは自分によくないことと知りながら

                    こころでは依存症に陥っているということを
                    否認しているため
                    自ら進んで治療をしようとするようなケースは
                    あまりないのではないかと思います。

                    なぜなら
                    すでに脳がドパミンの放出を強く求める回路に
                    なってしまっているということもありますし

                    またそれ以前に
                    今までの生育歴による困難や苦痛があったり
                    あるいは心理的に孤独であるとか
                    また対人関係に強い不信感があるなど

                    その人固有の生き辛さが
                    そもそも何かに依存しないではいられない
                    こころの状態にある場合が多いからではないか
                    と思います。

                    それゆえ依存症に陥っている人からすれば
                    いきなり依存の対象となるものを断てと言われたら
                    それは、死ねと言われるのと同じぐらい
                    怖いことでもあるわけです。

                    また実際に依存している対象物いかんによっては
                    独断で急に断つことが危険な場合もあります。

                    それにもかかわらず
                    依存症であるとカテゴライズされたら

                    自分は意志の弱い社会の落伍者である
                    などと思い

                    さらに自分への否定感を深め
                    自信を失くすことによって
                    ますます依存してしまうということも
                    十分に考えられるのではないかと思います。

                    ちなみに当ルームでは、
                    今までに自ら「依存症を克服したい」という
                    明確な目的をもっていらした人は一人もいません。

                    しかしながら
                    最初から依存を断ち切るという目的でなくとも
                    カウンセリングが進むうちに
                    それを意識化されるということがよくあります。

                    たとえば
                    精神薬への依存を断ちたいという思いを明確にされたり

                    あるいは
                    あるものを毎日極端に摂取していることに気づき
                    それらを少なくしようと試みるようになる

                    などというように
                    自分は依存症かもしれない
                    あるいは依存症であるということを自ら認め

                    そして
                    どうしたら軽減していくことができるのか
                    ということを考え始めるようになるということが
                    よくあります。

                    恐らくそれは、
                    たとえその人が依存症かもしれないと思っても
                    あるいはそう診断されたことがあったとしても

                    そのことだけに着目して
                    一日も早く依存の対象物を断つということが中心の
                    カウンセリングではなかったからではないかと
                    私は思ってます。

                    その代わり
                    少しでも害を減らす工夫を共に考えながら

                    その人の生き辛さとなっていることに対する理解を
                    深めることに重点をおいて

                    いろんな方法を試みながら
                    その人に合ったものを見い出したり、
                    あるはいくつかの方法を組み合わせる
                    などというようなことをしてきました。

                    それによって
                    依存を克服したいという動機が
                    自然に引き出されていったのではないか
                    と私は思っています。

                    いずれにしても人はみな違いますし
                    また依存する対象物やその度合いにおいても
                    注意すべき点や危険な点も異なりますから

                    依存症の人にはこれ
                    という決定的な方法はないと私は思っています。

                    それゆえ私の守備範囲としては
                    コントロールできない状態はバツだから
                    何がなんでも対象物への依存をゼロにしよう
                    というものではなく

                    それ以外の側面で
                    その人に合ったものをいろいろ試みながら

                    こころの健康が回復するような関わりを
                    クライエントさんと共に構築していくことだと思っています。

                    またそれは
                    依存と不信感は深い関わりがあるということを
                    今までの臨床経験から学ばせてもらったからです。


                    では今日の最後に冒頭でご紹介した
                    長徹二氏(精神医学者)の言葉をご紹介して終わります。

                    私が支援者として心がけていることは
                    以下の一文に集約される。

                    「アルコールや薬物よりも信用できる人として
                     支援できているか?」

                    今後も自分自身に問い続けていきたい。









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                     できましたらなるべく早めにご予約していただいたほうが
                     ご希望日時に沿えると思います。

                     ではどうぞよろしくお願いいたします。


                    私とのセッション(カウンセリング)をご希望される方は
                    下記のHPをご覧になってください。
                    ご縁のある方と共に、よいセッションを創っていきたい
                    と思っています。


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                    いつもブログを読んで下さってる皆様へ  ありがとう ありがとう ありがとう×一杯 (^^)

                    2015.12.21 Monday 16:49
                    0

                      みなさん、こんにちは。

                      先週は、遠方から当ルームにお越しくださった方が
                      なぜか集中した週となり

                      月曜日以外、火曜日から土曜日まで
                      毎日県外からいらした人とお会いすることが
                      できました。

                      このように
                      岐阜県の小さな田舎町でカウンセリング業を営む私が
                      遠いところで暮らす方々と出会えるのは
                      やはりこのブログを書き続けているからだと思うのです。

                      私はまだ自分のブログを最初から読み直して
                      振り返ったことはありませんが
                      これはある意味私の人生の旅記録でもあります。

                      それゆえカウンセラーといっても
                      これを読んで下さるみなさんと同じで

                      やはり私も
                      なかなか思い通りにならない人生を

                      ある日はへこんだり
                      またある日は怒ったり
                      などというように
                      いろんな日を過ごしています。

                      そしてきっと
                      このブログを読んで下さってるみなさんも
                      同じようにいろんな日を過ごしながら
                      「今日の崖っぷち何を言っとるかいな」
                      という感じで

                      私の旅にお付き合いくださっているのではないかと
                      勝手に思い込んでいたりします。

                      私は今までも、
                      そして今こうして書きながらも

                      その日その日、

                      今の私が大切に思っていること

                      今の私が感動していること

                      今の私が伝えたいと思うこと

                      を気儘に書いてきました。

                      正直言ってこのブログを書くことによって
                      世の中の人に貢献しようなどという
                      大そうなことは何も考えていません。

                      でも不思議なことに
                      今の私に必要な臨床経験を与えて下さる
                      クライエントさんに出会うことができるのです。

                      またクライエントさんの方も
                      「このカウンセラーでいこう」ということを
                      心に決めてご指名くださることが
                      ほとんどだったりします。

                      私が思うに
                      このように毎日何かを書いたりしているうちに
                      なんとなく私という人物がイメージできたり

                      または
                      記事の内容がその人のこころにフィットするものであったり

                      あるいは毎日読み続けているうちに
                      共にに人生を旅するものとして
                      身近に感じていただいてるのではないかと思います。

                      いずれにしても
                      私ごときの名もないカウンセラーのブログを
                      読んで下さる方がいるだけでも、
                      とても有難く思っていますし
                      いつも励みになっています。

                      この場を借りて
                      あらためて感謝の気持ちをお伝えします。

                      私は
                      こころというのは常に成長し続けているものと
                      信じています。

                      ゆえに河合速雄氏(ユング派の心理療法家)の
                      言われた

                      こころは全体の一つのひとつとして
                      発達し
                      分化し
                      統合し
                      個性をもち
                      その全体性を維持するために
                      適切な中心を定める自己調節機能をもつ

                      ということをいつも自分のこころの中心においています。

                      これからも
                      クライエントさんのこころの成長のプロセスに
                      関わる適切な伴走者となることができるよう

                      私自身も個性化への道のりを通して
                      成長していきたいと思っています。





                      私のカウンセリングルームは
                      こんな景色のところにあります。

                      その辺りを毎日散歩しながら
                      自然のエネルギーをいただいています。

                      できればここが
                      本当の自分に出会う旅人達の休息地となれば
                      いいなあなんて思っています。(^^)








                      トランク年末年始の営業案内のお知らせです。
                       
                       年内は12月30日(木)まで平常通り営業
                       年明けは 1月5日(火)から営業を始めます。


                       あっという間に12月になりましたが
                       今年も大変お世話になりました。

                       例年、年末と年明けは混雑が予想されますので
                       できましたらなるべく早めにご予約していただいたほうが
                       ご希望日時に沿えると思います。

                       ではどうぞよろしくお願いいたします。


                      私とのセッション(カウンセリング)をご希望される方は
                      下記のHPをご覧になってください。
                      ご縁のある方と共に、よいセッションを創っていきたい
                      と思っています。


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