私にできるのは マインドフルネスで毎日ひとつづつ。
2016.05.31 Tuesday 14:42
みなさん、こんにちは。
以前私は、美濃市へ移転するかもしれないということを
ブログに書きましたが
いよいよこの夏(予定では7月末)に美濃へ引っ越しする
ことを決めました。
ここのところは、
そういったことやLuckyのこと、
また本業以外のお仕事などもいただいたりして
頭の中がてんてこまいでした。
またよく車で移動もしました。
このように忙しい日が続くと
家の中が乱雑になってきたりして
もっときちんと掃除しないとダメじゃないか とか
庭の草刈まで手が回らず
休んでる間に草を刈らなきゃダメじゃないか
などということから始まって
孫娘にももっと目を配れとか
もっと勉強しろとか
あれもできてない
これもできてない
などということばかりに目がいって
よく自分にダメ出しをすることがありました。
そんなときは
ついつい家族のものがやりっぱなしにしていることに
目が言って、小言も増えたりしました。
でもよくよく考えてみたら
もともと私はとても不器用で
しかも仕事と家事だけで
ほとんど休む間もなく一日が終わってしまう状態です。
そんな自分に
あれもこれもと命じても
てんぱるだけで
それは手術を目前にしてるLuckyにも
ストレスを与えることになるし
下手すると自分の健康まで損ねてしまうと
思ったのです。
ゆえにそれに気づいてからは
「毎日ひとつづつ。順番にこなしていこう。」
と思い直して、
それを毎日自分に言い聞かせるようにしました。
人間というのは
忙しくし過ぎていると
だんだん心の余裕を失い
すると
自分を脅かしたり、否定したり
あるいは焦らせたりするものです。
またその反対に
何もやらずにいると
今考える必要のない先のことや
あるいはいくら考えても変わらない
過去のことを考えては
今という瞬間に集中して生きることが
できなくなります。
そんな自分に気づいたら
思考のわなから自分を解放し
いかにこころを鎮めて平和をもたらすか
そんなふうに
自己機能を十分に働かせようとすることが
大切ではないかと思います。
またそれは言い換えると
自分の身体とこころと行動に
心地いい調和をもたらすことでもある
と思います。
ちなみにLuckyは
恐らくまだ痛みがあると思うのですが
もうすでに昨日から自分で歩こうとしています。
そして今日は
家中で一番風通しのいいところで
じっと動かずひたすら静かに療養しています。
動物というのは
すぐれないときはすぐれないときのように
最善のことをするものなんですね。
そしてどんな痛みがあろうと
自分の力で動こうとする。
それを見ていると
生き抜く力というのは
いかに頭の中のゴチャゴチャを整理して
シンプルにするか
そのことのほうが
あれこれ頭で考えることよりも
うんと大切であるということを学ぶのです。
そんなわけで
引っ越しに向けてやらねばならないあれこれは
とりあえず毎日ひとつづつ、順番に。
そして今しばらくは
なるべく静かでゆったりとした中で
まずはLuckyが順調に回復できるよう
私自身がそうあるようにしよう
と思っています。
それにはやはり
マインドフルネスを実践し続けることだと
あらためて思いました。
では今日の最後に
マインドフルネスを提唱する禅マスター、
ティック・ナット・ハンの言葉をご紹介して終わります。
安らぎと安定の秘訣を知れば、
それが全ての行動基盤になります。
その行動基盤とは
「あるがままに存在すること。」
そのあり方(being)の質が、行動(doing)の
質を決めます。
そしてその行動は「非行動」(no action)
に基づかなければなりません。
私達はよく
「ただそこに座っていないで、何かしなさい」
と言いますが、その言い方を逆にしましょう。
「何かしたりしないで、そこに座りなさい。」
そのようになってはじめて、
平和や理解や思いやりが可能になるのです。
海のように広く
山のようにどっしりと
そして川のように
広いところは広いように
狭いところは狭いように
逆らわず抗わず
また慌てず焦らず
できるだけ力を抜いて
その流れに身をまかせていこう
崖っぷちのカウンセラー
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と思っています。
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