いい子を頑張り続けてきた人達のこころの悲鳴

2018.05.23 Wednesday 17:28
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    みなさん、こんにちは。

     

     

    さていきなりですが

     

    近年は

    非常に従順で真面目、

    いわゆるいい子として長い間頑張り続けてきた

    優等生タイプの人達のこころの悲鳴が

     

    社会においても様々な形で

    表面化しつつあるのを感じています。

     

     

    また恐らくそれは私だけが感じていることではなく

    世の中の多くの親御さんたちも

    「ウチの子は大丈夫だろうか?」

    などという不安を感じてみえるのではないでしょうか?

     

     

    でもよくよく考えてみたら

    私達は自分のこどもに対して

    無意識にそのようなタイプのこどもであることを

    望んでいたりするのではないでしょうか?

     

    それゆえ中には

    自分の子どもが少しでも学校において

    高い評価が得られるよう

     

    何よりもそれを一番大切なこととして最優先し

    子どもの教育に関わっている人も

    たくさんみえることと思います。

     

     

    この私も、

    そのような願望が全くないといったら

    嘘になります。

     

    恐らくこの国の教育制度により

    いつのまにか

    そのような子ども=正しい子どもの姿

    などというイメージをもつようになったのだと

    思いますが

     

    どうやらそれも洗脳されたことのひとつとして

    頭の片隅にこびりついてのだということを

    認めざるをえません。

     

    というのも

    私は現在の学校教育による評価を通したら

    優等生という評価から程遠かったこどもでしたから

     

    周りの大人達から

    褒められた経験がほとんどありませんでした。

     

    それどころか

    特に学校では、

    いわゆる普通のこどもらしからぬ子どもとして

    なんとなく否定されていたように感じていましたが

     

    ゆえに私が関わったほとんどの先生からは

     

    反抗的であるとか

    自己主張が強過ぎるとか

    大人のマネをするませた子

    などとよく言われ

     

    ゆえにどの先生からも

    一貫して 素直さのない協調性が低い子

    と評価されてきたように思います。

     

     

    そのせいでしょうか、

    恐らく私の無意識下には

     

    「ありのままの私を否定しないでほしい」という

    怒りや悲しみと同時に、

     

    もう一方では

    「私を認めてほしい」という

    肯定されることの欠乏感があることによって

     

    混乱(コンプレックス)生じてしまった

    のではないかと思うのです。

     

    それゆえ

    今でも学校ごとに関しては

    なんとなく緊張し、あまり関わりたくないという

    回避したい気持ちと

     

    できることなら孫には

    私のように学校で否定されないよう

    なるべく学校側の言うことに沿って

    きちんとやらせようという気持ちとの狭間で

    ぐらつくときがあります。

     

    ですから

    自分の子どもが少しでも学校でよい評価を得られるよう

    親も頑張らなければならないと思っている人の気持ちは、

    私にもよくわかります。

     

     

     

    しかしながら私はこの仕事を通して

     

    ひたすら親の期待や願望に応えて

    いい子を頑張り続けてきた人の心の悲鳴を

     

    数えきれないぐらいほどたくさんの方達から

    聴かせていただいてるものです。

     

     

    それゆえ

    現在の教育制度を通して

    いい子の見本であるかのような役割を期待され

    それをやり続けていくことは

     

    いかに自分に過酷な生き方を強いることになるのか

    またそれによって様々な生き辛さが生じてくる可能性が

    あるということを

     

    みなさんにも知っていただきたい

    と思うようになったのです。

     

     

     

     

    さてでは

    この教育制度の中で

    なんとなく私達がイメージしてきたいい子、

     

    それは一体どんな子ども像なのか

    あらためて振り返ってみますと

     

    まずは従順であること

     

    したがって

    親の言うことはよくきく

     

    また学校の先生から言われたことや、

    課題に対しても

    文句など言わず、

    真面目にきちんとやる

     

    したがってテストの点数も高く

    また校則などもしっかり守り

    常に周りの大人が期待するような正しい言動に

    従うことができるため、問題なども起こさない。

     

    それ以外にも

    外見や、あるいは自分の意見や考えも

    個性的であるよりは

    その他大勢に受け入れてもらえる範囲でのもの

    ということを、なんとなくわかっている子どもであれば、

     

    周りの大人達から

    正しい子として褒められるいい子

     

    少なくとも私はこのように感じてきました。

     

     

    恐らくこのイメージ像は

    これを読んでくださってるみなさんのそれと

    大きな差はないと思うのですが

     

    だとしたらみなさんも

    このような役割を頑張り続けていくことができれば

     

    きっと社会においてもいいことづくめで

    幸せな人生を手にすることができるはずだ

    ということを信じ込まされてきた一人だと思うのですが

     

     

    しかし冒頭でも申し上げましたように

    ここ最近は

    そのような人生を過ごせるはずだった人達が

     

    自我の形成に躓きがあることによる問題を

    様々な形で、私達に教えてくれています。

     

    そしてそれらは

    今の教育制度によって作られた

    いい子のイメージという概念を

     

    いつのまにか信じ込ませられてきた

    私達ひとりひとりの問題でもあるということに

    気づく必要があるのではないかと思うのです。

     

     

     

     

    さてでは

     

    そもそも自我とは

    いったいどういったことを言うのかといいますと

     

    それは 自分が知っている自分

    と置き換えるとわかりやすいかもしれません。

     

    でもこどものときは

    まだ自分ではそれがよくわかりません。

     

    それゆえ

    自分を取り巻く周りの大人達の言うことが

    即ち自分であると認識し、刷り込んでいきます。

     

    したがって

    自我を形成する上で現れ出てくる自我の芽、

     

    私は○○したい

    私は○○したくない

     

    というその子らしさ(自由なこどもこころ)が

    どのように周りの大人達によって評価され

    受けとめられたかによって

     

    その子の自我形成は

    大きく違ったものになっていきます。

     

    当然ながら、

    自分らしさに共感された経験(肯定されること)が

    たくさんあった子どもは

    自ずと自己肯定感が培われていくため

     

    「ありのままの私」であることに満足し

    その自分を信頼して生きていこうという

    自我を確立する方向へと自然に向かっていくことができます。

     

    しかしながらその反対に

    自分らしさを否定された経験のほうがたくさんあった

    子どもは

     

    「ありのまま私」では不十分で

    ゆえにもっと頑張らなければならないという

     

    他者に自分の存在価値を委ねる生き方を

    強化していく方向へと向かうことになります。

     

     

     

     

     

    そこであらためて

    従順で真面目でなければ、否定されるかもしれない

    という怖れを抱いている子どもについて

    想像してみるといいと思うのですが

     

    そのような子どもであるためには

     

    自分の意見や考えは抑えなければなりません。

    またそれを正しいなどと思ってはいけないのです。

     

    それは大人からすれば

    非常に素直で手のかからない

    いい子として評価されたりするものですが

     

    でもそれは一方では

    自分独自の意見や考えをもってはいけない

     

    つまり自分自身を信頼してはいけない

    というメッセージでもあります。

     

    それゆえ

    自分自身であろうとする自分は

    間違った悪い子として

    抑圧されることになります。

     

    したがって

    自分らしくあろうとするのはよくない

     

    それゆえ

    周りの大人が自分に当てはめようとしている概念の中に

    留まっていた方が安全だと思うようになります。

     

    しかしながらいったんこのように

     

    自分の存在価値を他者に委ねるようになると

     

    自分のこころと繋がったことを選択することは

    難しくなります。

     

    ということは、

    即ち 従順=素直 ということではない のです。

     

    なぜなら

    本来、素直とは

    自分の素と繋がっていることをそのまま表わす

    ことだからです。

     

     

     

    それゆえたとえば子どもが

     

    宿題なんてやりたくない

    もっと遊びたい

     

    と言ったとしたら

    それは大人にとって都合の悪いことではありますが

    でも決してこころがねじれているわけではなく

     

    ただ素直に思ったことを言っているだけなのです。

     

    それでもその子が

    イヤイヤながらもなんとか宿題をするのであれば

     

    それは

     

    親に愛されたいから

    先生に褒められて認められたいから

    また友達にも好かれたいから

     

    つまり

    周りによって自分の存在が肯定され

    受け入れられる

    という安全を得たいからなのです。

     

     

     

    しかしながら

    もちろん大人に成長するということは

    社会とは自分以外の他者で成り立っているという現実を受け入れ

    そこで自分の居場所を作っていかれるようになることですから

     

    その成長過程においては

     

    勉強する必要がありますし

     

    ゆえに

    自分の欲求をコントロールする力も

    養っていかねばなりません。

     

    しかしそれと同時に大切なことは

    対人関係知性力というのものを養うことです。

     

    これに関しては

    もしかするとこれから先の未来は

    最も必要とされる能力のひとつになるのではないか

    と私は思いますが

     

    しかし実は、

    いい子の役割を頑張り続けてきた人ほど

    本来の自分(素直な気持ち)を抑える傾向が強いため

     

    対人関係に疲れやすかったり

    あるいは緊張があったりして

     

    人と関わる時に

    リラックスして自分らしく(自然体で)

    ふるまうことが

    とても難しいなどというような

    悩みを抱えていたりします。

     

     

    またそれ以外にも

    いったい自分はどうしたいのか

    などというようなことがわかりにくく

    漠然とした不安感がいつもある

     

    他者が自分のことをどう思っているのか

    ということが必要以上に気になって

    やるべきことに集中できない

     

    何かをする前から

    失敗したり上手くできないのではないか

    という心配や不安で

    常にこころが張り詰めている

     

    外向けには何も問題などないように

    ふるまっているけれど

    本当はとても孤独で不安、

    でもそのようなことを話せる人は誰もいない

     

    などというようなこともよくお聴きします。

     

     

    また従順で真面目ゆえ、

    支配的で傲慢な人から利用されてしまう

    などというようなこともよくあります。

     

     

    そういったことによる問題は

    もうすでに多くの方が気づいておられるのではないか

    と思うのですが

     

    これは私達が対人関係知性力を育むためには

    いかに 子どもどうしがよく遊ぶ ということが必要で

    大切なことであるかということが

     

    今の教育制度ではあまり重要なこととして

    考えられていないからだと私は思っています。

     

     

    しかしながら

    このように自我を形成する上での躓きがあると

     自我を確立する というこころの状態へと至ることが

    とても難しくなってしまうのです。

     

     

     

    それゆえ

    傲慢な支配者に対して服従的である とか

     

    常に自分を他者と比較して一喜一憂する とか

     

    いつも頑張っていないと、こころが落ち着かない 

     

    などというように

    自分を苦しめてしまうことになります。

     

     

     

    このようなことから

    私達にとって真にこころの安全基地となりうるのは

     

    他の誰でもない

     

    自分が知っている自分、

     

    それは

    自分のこころとしっかり繋がっていることを

    選択することができる自分がこころの中心にあること

     

    ではないかと思います。

     

     

     

    では今日の最後に

     

    二つの動画をご紹介しますので

     

    今の教育制度に疑問を感じてみえる人がいましたら

    時間のある時に、ぜひじっくりご覧になってみてください。

     

     

    そして今一度

    本来の自分がこころから我が子に対して望むこと

    に立ち戻るための、刺激剤として

    これらの動画をご覧になって下さればと思います。

     

    では下記をクリックして、ご覧になってください。

     

    テーマ:学校のルール

    http://check.weblog.to/archives/4184372.html

     

     

    テーマ:たった一度の人生を変える勉強をしよう

     

    https://www.youtube.com/watch?v=9VSx2PkoiEw

     

     

     

     

     

     

    大丈夫。

     

    誰が何といおうと、君は君らしく堂々と生きればいい。

     

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    怒りの感情を扱うには、反応するより対応する

    2018.05.21 Monday 23:38
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      みなさん、こんにちは。

       

      久しく私はブログを更新していなかったので、

      以前クライエントさんだった方から

      ご心配のメールなどを頂戴いたしましたが

      お陰様で私は元気で毎日を過ごさせてもらっています。

       

      しかしながらここ最近は

      たくさんの人にお目にかかる機会が重なりまして

      それはどれも素敵な出会いでありましたが

      その分、自分一人だけの静かな時間が

      私には必要でした。

       

      また「何もしないで私に戻る時間」というのは

      何かの目的のために努力し頑張ることと同じぐらい、

      いや、時にはそれ以上に大切な時間だということを

      今私は、あらためて実感しています。

       

      と言いますのも

      こころというのは、まるでゲストハウスのように

      毎日は、入れ替わり立ち代わり、いろいろな人から

      様々な感情が引き出されるものだからです。

       

      したがって

      人と関係するということは

      喜び、心配、不安、怒り、悲しみ、淋しさ、落ち込み など

      いつもこころに何らかの反応がもたらされること

      と思っていいのではないかと思います。

       

       

      それゆえ時に、

      自分のこころと向き合う時間をもつことにより

      自分のこころを調えることは、

      とても重要なことだと私は思っています。

       

       

       

       

      そのツールとして、私はマインドフルネス瞑想を

      約7年間、実践し続けてきていますが

       

      これによって変わってきたことが

      最近は、いくつかはっきりと感じ取れるように

      なってきました。

       

      そのひとつは

      こころが反応したままの状態で

      次の言動や態度に移行することが

      少なくなってきたということです。

       

      それゆえ

      起きたことに対しても

      以前よりは賢い対応ができるようになりつつある

      のではないかと思います。

       

       

      しかしこれは

      たとえば怒り反応のように

      とても強い感情であっても

      それをぐっと抑え込む力がついてきた

      ということではありません。

       

       

      そうではなく、

      怒りがある時は、自分のこころに怒りがあると気づき

      怒りという感情で苦しんでいる自分を世話する方法が

      だんだん上達しつつあるということではないか

      と思うのです。

       

       

      でもそれまでは

      怒りを感じると、

      その怒りをもたらせたきっかけを作った相手のことで

      頭の中がいっぱいなってしまうということが

      よくありました。

       

      でも実はそれによって怒りはどんどん膨れあがり

      相手が変わるまで自分は苦しみ続けることに

      なってしまいます。

       

       

      マインドフルネス認知療法では

      それを「回避モード」に陥っているこころの状態である

      と考えられていますが

       

      実はこのモードは私達が脅威を感じた時に

      起動し始めます。

       

      たとえば

      誰かによって無視されたら

      通常私達の脳は、その相手は私を否定する悪い人、

      あるいは怖い人などと判断するのではないでしょうか。

       

      そうすると、自分の存在価値は

      その相手によって脅かされるため

       

      次に「戦うか逃げるか」

      のどちらかを選択することによって

      自己防衛をする必要性が生じます。

       

      それによって

      相手を攻撃する場合もあるでしょうし

       

      またその反対に、

      相手から二度と無視されないよう

      迎合的態度(自分の感情を抑えて相手に合わせようとする)

      によって自分を守ろうとする場合もありますが

       

      どちらの防衛法も

       

      実はさらなる葛藤や緊張をこころに抱えさせることになります。

       

       

      またこのように体験を回避しようとする習慣パタ―ンは

      うつ病の発生・維持要因になると言われています。

       

      なぜなら

      攻撃すれば、相手を敵とみなすわけですから

      当然その関係には緊張が伴いますし

       

      また反対に怒りを抑えて我慢し続ければ

      本当の自分は抑えられ、

       

      偽りの自分がその相手と対応することになりますので

      やはり心の中には葛藤が生じることになります。

       

      ゆえに自分の体験を回避するということは

      どちらもこころに負担を強いることになるのです。

       

       

      しかしマインドフルネスというのは

      その反対で、「接近モード」へとシフトするスキルです。

       

      ですから快・不快にかかわらず

      どんな体験であっても、

       

      ただそれによって生じている自分の感情に気づき

      またそれを受け入れるようにするのです。

       

      でもそれは

      どんな感情であっても肯定する

      というようなこととはちょっと違います。

       

      そうではなく

      どんな思いや感情であっても

      それらを丁寧に観察し続けること

      といった方が近いかもしれません。

       

      いずれにしても

      受け入れることというのは

      ものごとのありようを無理矢理変えようと

      することではありません。

       

      それゆえ

      マインドフルネス瞑想を行うときは

       

      自分の思いや感情に気づいたら

      息を吐いて→また呼吸に意識を向けることに戻るのです。

       

      それによって

      自分の心に寄り添っていく自分、

       

      つまり、

      ものごとをあるがままに受け入れるという能力を

      自ら育てていくことになるのです。

       

      またこの能力が育っていくと同時に

      狭くなっていた視野も広がっていきます。

       

      それによってどんな体験であろうと

      可能性を見つける目を養うことができます。

       

       

       

       

      では今日の最後に

      ティク・ナット・ハン(禅マスター)の言葉を

      ご紹介して終わります。

       

       

      私達は自分を怒らせた原因のみにこころを奪われています。

       

      しかし本当は、

      自分のなかの怒りに問題の根があるのですから、

      何よりもまずそこに立ち返って問題に取り組むべきです。

       

      消防士にたとえれば、

      家に火をつけた張本人を探すことに

      時間を浪費するより、

       

      とにかくまず消火すべきなのです。

       

      「息を吸う 私は怒っている

       息を吐く 私はまず自分の怒りを世話する」

       

      怒りが収まらないうちは、

      相手の言うことを聞いたり

      相手に目を向けたり

      相手のことを考えたりしないこと

       

      発言や行動も控えることです。

       

      怒りを観察し、静める作業に専念するなら

      後悔をもたらすような災厄を引き起こさずにすみます。

       

       

       

       

      まだまだではありますが

      引き続きマインドフルネス瞑想を実践していきます。

       

       

       

       

       

       

       

      5月のマインドフルネス体験講座にご参加くださった皆様へ、

      素敵なひとときを一緒に創ってくださって

      どうもありがとうございました。

       

      今後も私自身の学びの場として

      続けていくつもりでおりますので

      どうぞ今後ともよろしくお願い致します。

       

      では 皆様に感謝の気持ちを込めて

      蓮の花をどうぞ。(^^)

       

       

       

       

      *新メニュ=のお知らせ 

          マインドフルネス パーソナルコース

       

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      ・こころがぶれやすい

      ・リラックスが下手で緊張体質

      ・感情のコントロールがうまくできない

      ・思考することが止めにくく、いつも頭の中が忙しい

      ・自己肯定感が低い

      ・執着心から自分を解放したい

      ・他者のことが気になって生き辛い

       

      ・自己実現したい

      ・集中力や創造力を高めたい

      ・こころに穏やかさと平和を保ちたい

      ・今よりも寛容で柔軟なこころを培いたい

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      というような悩みや問題、

      あるいは自己成長に役立つものと思います。

       

      ただしこのコースは

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      時間 2時間

      料金 16000円

       

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      ご予約専用メールからお願い致します。

       

       

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      と思っています。


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      そんなわけで 今日も 蓮の花をどうぞ。

       

       

       

       

       

      夫婦関係に行き詰まっている人へ

      2018.05.02 Wednesday 16:38
      0

         

        みなさん、こんにちは。

         

        さて今日からGWに入りましたが

        このお休みを大切な人と楽しく過ごそうと

        ウキウキしている人もいれば

         

        中には

        夫婦の関係がよくない状態が長く続いていて

        GWなどないほうがまし

        などと思っている人もみえるかもしれません。

         

         

        そして

         

        このまま結婚生活を続けていても私は幸せではない。

         

        でも子供の将来を考えると・・・

         

        また経済的なことを考えると・・・

         

        あるいは離婚という失敗を周りの人に

        どう思われるのかということを考えたりすると

         

        やはり続けていくしかない

        と自分に言い聞かせながら

         

         

        でも現実は

        相変わらず変わろうとしない相手に対して

        イライラしながら

        毎日を過ごしていたりすると

         

        言いようのない気持ちが出てきて

        こころが不安定になる

         

        もしそのような状態にある人がみえましたら

        一度は 自分と親との愛着スタイルを

        見直してみるといいかもしれません。

         

         

        なぜならそれが

        他者と絆を育むための

        基本的こころの構えとなっているからです。

         

         

        たとえば

        親の愛情不足などにより

        愛着の仕組みがうまく発達しなかった場合、

         

        その不安から

        過剰なまでに相手と親密になることを

        求めてしまうなどというようなことがよくあります。

         

        それゆえ自分を犠牲にしてでも相手に尽くす

         

        また相手の感情に敏感になることによって

        相手の望む自分であろうと努める

         

        そしていつも相手といたがる

         

        あるいは相手の行動だけではなく

        考えや気持ちまで全て把握したがる

         

         

        このようにして

        自分に対する相手の愛情が薄れていないか

        いつも確認していないと落ち着かない

         

         

        でも相手が自分の思った通りの反応をしないと

         

        疑ったり

         

        攻撃的になったり

         

        むやみに嫉妬したり

         

        あるいは別の人を求めたり

         

        などというように

        自分の存在価値を相手の言動や態度に

        委ね過ぎてしまうという愛着スタイルは

         

        相手に依存したいゆえ

        支配しようとする関わり方といえます。

         

         

        またそれとは反対に

         

        支配されるかもしれないという恐れが

        無意識下にあるために

         

        相手を回避するような関わり方をしている

        というようなこともよくあります。

         

        たとえば

        親が厳し過ぎて

        否定されることの方が多かった

         

        あるいは親自身の夫婦関係が悪くて

        争いごとが絶えなかった

         

        などというような経験を

        何度も経験していたりする場合、

         

        先ほどと同じように

        こころの深いところには、不安を抱えています。

         

         

         

        それゆえ

        相手との間に面倒や揉め事が起きると

        こころを閉じてしまうことで

        まず自分を守ろうとします。

         

        たとえば

         

        相手の気持ちをよく聴くなどして

        理解しよう(共感)としない

         

        それによって相手が苦しんでいても

        気がつかないフリをして無視したり

        あるいは

        批判したりすることによって

        相手を遠ざけようとする

         

        また結婚後は

        自分からの愛情表現はあまりしなくなる

         

        相手とのコミュニケーションも

        自分が聞いて欲しいことを話すだけで

        相手のことはあまり興味や関心を示さない

         

        というような関わり方をしたりします。

         

         

        私なども、

        このような愛着障害を抱えていたため

        結婚相手を絆を育むということにおいては

        見事に失敗しております。

         

         

        でもそれは親のせいではなく、

        また自分の結婚相手のせいでもない

        私自身の問題なのだと気づかされるために

        必要なことだったのだと今は思っています。

         

         

        されど気づきというものは本当ににありがたいもので

         

        それをきっかけに

        まず私は自分の家族、

        それは親であっても、息子であっても、孫や兄弟であっても

         

        ひとりの人間として尊重することを

        何よりも大切にしようと思うようになりました。

         

         

        考えてみたら、家族と絆を育む ということに

        躓いたまま

        いくら他者との安定的な関係を望んでも

         

        砂の上にお城を立てようとするようなものですものね。

         

         

         

        いずれにしても

        愛着障害というのは

        その障害が深ければ深いほど

         

        基本的には自分さえよければいい

        という歪んだ自己愛にこころが支配されてしまいます。

         

        それは相手によって

        支配的な形で表わされることもあれば

        その反対に

        支配される形で表わされることもあります。

         

        ですからもし

         

        相手だけが間違っている

        相手だけが悪い

        相手だけが変わるべきである

         

        と思っている人がいたら

         

        相手のためではなく

        自分のために

         

        自分のどんなとらえ方が

        自分自身を苦しめているのか

        ということを知る作業をされるといいと思います。

         

        またそれは同時に 癒しの作業 でもあります。 

         

        しかしながら

        時にその道程は険しい時もあるかもしれません。

         

         

        そんな時は

        カウンセリングという方法もあるということを

        思い出してください。

         

        またそれが私でよいと思われる方がみえましたら

        一緒にやっていきましょう。

         

         

         

         

         

         

        では今日の最後に

         

        いかなる人であっても

        あなたを幸せをするために生きているわけでは

        ありません。

         

        にもかかわらず

        私達はそれを無意識に相手に求めてしまっている

        ということがよくあります。

         

        でもその心のもう一層下には

        愛着障害による歪みや傷が潜んでいたりするものです。

         

        また親密で近い関係にある相手であればあるほど

        これがもろに表れてきます。

         

        でもそれを自分の問題としてとらえ

        勇気をもって向き合うならば

         

        結婚は愛の墓場ではなく

        自分にとってふさわしい安らぎの場所になることも

        可能ではないかと思います。

                      崖っぷちのカウンセラー奮闘記

         

         

         

         

         

        参考文献 夫婦という病・岡田尊司

        *夫婦関係でお悩みの方は、自分の愛着スタイルに気づく

         手がかりとして、ぜひ一度読まれるといいのではないか

         と思うお薦め本です。

         

         

         

        あなたも私も、

        泥沼の中から一生懸命、美しい花を咲かせようとしているのです。

         

        GWの営業案内です♪

        今週は平常通り、

        来週は5月3日まで平常通り営業で

        5月4日から6日までお休みをいただきますので

        どうぞよろしくお願い致します。

         

         

         

         

        春の体験講座では素敵なゲスト(心理カウンセラーの藤垣恵さん)

        をお迎えして

        ”マインドフルネスで筆文字「こころ恵文字」を楽しむ”

        という時間も設けました。

         

        また私の方からは「どうしたらこころを楽して生きられるか?」

        ということについて

        お話をさせていただくつもりでいます。

         

        では皆さんのご参加、

        こころから楽しみにしていますので

        どうぞよろしくお願いいたします。

                    

         

        *春のマンドフルネス体験講座のご案内です♪

         

        開催日時 5月13日(日)

             13時から16時頃まで

        開催場所 メンタル ケア フォレスト

        参加費用 4500円

        対象とする参加者 18歳以上の成人で

                 マインドフルネス瞑想+「こころ恵文字」を

                 体験してみたいと思われる方なら

                 どなたでもけっこうです。

        定員 7名様まで

         

        その他・お願い

             ・マインドフルネスヨガ体操や歩行瞑想をしますので

              できるだけ動きやすい服装と歩きやすい靴で

              お越しください。

             

             ・己書アートに必要な道具などは、全てこちらでご用意しております。

             

             ・お申し込みは、メンタルケア フォレストHPの

              ご予約専用メールからお申し込みください。

         

         

        では、お茶とお菓子+美濃和紙の小さなプレゼントを

        ご用意してお待ちしておりますので

        どうぞお気軽にご参加くださいませ。

         

         

         

         

         

         

        *新メニュ=のお知らせ 

            マインドフルネス パーソナルコース

         

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