自分に自信がもてないという人へ

2018.06.21 Thursday 23:23
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    みなさん、こんにちは。

     

    さて今日は「自分に自信がもてない」

    ということで悩んでいる人のために

    書いてみようと思いますが

     

    多くの人は

    何かよい結果を出すことができれば

    他者からの評価も上がって

    それが自信に繋がるのではないかと

    思ってみえるのではないかと思います。

     

    確かにそういったことも

    自信の一つになるとは思いますが

     

    しかし

    他者から評価されることで得られる自信というのは、

    多くの場合、一時的なもので

     

    たとえば他の人が自分よりもさらによい結果を出した場合は

    その自信はたちどころにしぼんでしまうものだったりします。

     

    それゆえ

    他者の評価によって上がったり下がったりするような

    自信というのは、本当の意味の自信ではないと思うのです。

     

     

     

    では自信があるとは

    いったいどういったことを言うのでしょうか。

     

    私が思いますに、

    それは ありのままの自分を受容している、

    こころの状態(自己受容)です。

     

     

     

    しかしながら

    たとえば落ち込んだとき

     

    それと同時に

    「そんな自分ではダメだ」 とか

     

    あるいは悲しんでいる時

     

    それと同時に

    「そんな自分ではなさけない」

     

    などというように

    自分のありのままの感情を

     

    批判したり

    嫌悪したり

    裁いたりしてしまうようなことが

    よくありませんか?

     

     

    それは

    自分を見ているもうひとりの自分、

     

    心理学で言うインナーペアレント(内なる親のこころ)が

    ネガティブな感情をもつ自分に対して

    厳しい裁判官のような役割をしているからです。

     

    しかし見られている側のもう一人の自分は

    インナーチャイルド(内なるこどものこころ)ですから

     

    ありのままの自分、

    言い換えるとどんなこころの状態にある

    自分であっても、本当は共感されたいのです。

     

     

    しかしながら

    インナーチャイルドの傷が深ければ深いほど

     

    インナーペアレントを強く働かせることによって

    否定されない自分であろうと頑張ります。

     

     

    でもそれは

    そうあるべき自分(親に否定されない自分)を

    生きているのであって

     

    決してそうしたい自分(あるがままの自分)を

    生きているわけではないんです。

     

     

     

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     

     

    しかし、

    あることを変えれば

     

    自信があるとかないということを

    あえて問う必要のないステージへと移行することが

    できると思います。

     

    それは自分の感情をジャッジしない

    ということです。

     

     

    そもそも感情とは

    あなただからそう感じる

     

    でも私の感じ方はちょっと違う

     

    などというように

    100人100様で

     

    ゆえに 

    私がどう感じたかは

    即ち 私だからなのです。

     

    これは自我を形成する上においては

    ものすごく重要なこと。

     

     

    だから自信がもてない人は

    まずは感じたままを感じることを

    許してあげるといいと思います。

     

    でもそれは感情的になるということとは

    違います。

     

    たとえば

     

    先程の例でいうなら

     

    落ち込んでるときは

     

    「落ち込んでるよ」 と声に出して

    つぶやいてみる

     

     

    ふぅ〜っと一息吐いて

     

     

    「ほんとは何もしたくない・・・」

    と浮かんだら、それもつぶやいてみましょう。

     

     

    そしてまたふぅ〜っと一息吐いて

     

    「もう休みたい・・・」

    と浮かんだら、それもつぶやいてみる

     

     

    そしてできるだけ

    それらの感情を抱いている自分に

    思いやりを向けてあげるといいです。

     

    たとえば

    「もう休みたいと思うほど疲れちゃったんだね・・・」

    というように。

     

    それは 最良のこころの栄養 になると思います。

     

    またその時の自分にはベストアンサーだったりすることも

    よくあります。

     

     

     

     

     

     

    では今日の最後に

     

    加藤諦三(心理学者)の言葉をご紹介して終わります。

     

    避けることからは、

    いかなる自信も生まれてこない。

     

    様々なことに挑戦し、

    自分を試し、

    実際の自分を知りさえすれば、

     

    たとえ自分がどのようなものであっても、

    人は本物の「自信」を得る。

     

     

    この言葉、好きだなあ・・・。

     

     

     

    そしておくばせながら私が思う自信とは

     

    自分であることに安心し満足すること

     

    またその自分を信頼していること

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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    また、お茶とお菓子+美濃市由来のささやかなプレゼント(毎回違うもの)

    をご用意しておりますので、どうぞお楽しみに。

     

     

    ではみなさんのご参加、こころから楽しみにしていますので

    どうぞよろしくお願い致します。

     

     

     

     

     

     

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    ・ストレスを溜め込みやすい

    ・こころがぶれやすい

    ・リラックスが下手で緊張体質

    ・感情のコントロールがうまくできない

    ・思考することが止めにくく、いつも頭の中が忙しい

    ・自己肯定感が低い

    ・執着心から自分を解放したい

    ・他者のことが気になって生き辛い

     

    ・自己実現したい

    ・集中力や創造力を高めたい

    ・こころに穏やかさと平和を保ちたい

    ・今よりも寛容で柔軟なこころを培いたい

    ・ストレスとうまくつきあえるようになりたい etc...

     

    というような悩みや問題、

    あるいは自己成長に役立つものと思います。

     

    ただしこのコースは

    初回面接を受けて下さった方に限ります。

     

    時間 2時間

    料金 16000円

     

    お申し込みは、当ルームのHPの

    ご予約専用メールからお願い致します。

     

     

    私とのセッション(カウンセリング)をご希望される方は
    下記のHPをご覧になってください。
    ご縁のある方と共に、よいセッションを創っていきたい
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    そんなわけで 今日も 蓮の花をどうぞ。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    どん底気分から這い上がる鍵

    2018.06.08 Friday 12:47
    0

       

      みなさん、こんにちは。

       

      よく私達は

      自分が受け入れがたいネガティブな感情を

      外側からもたらされたものとして

      認知していることがありますが

       

      しかしながら

      私達の現在の状況、

      またそれに伴う気分(感情)や生理反応(体の症状)は

       

      意識的にしろ、無意識的にしろ

      実は自分が選択してきたことの結果なのです。

       

       

      でもこれを読んでくださってる方の中には

      「そんなはずはない」

      と思われる方もみえるでしょう。

       

      それはとても自然な反応だと思います。

       

      なぜなら

      基本的に私達は自分の思考概念が正しいという

      前提でものごとをとらえて行動しているからです。

       

       

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       

       

      ところで

      そもそも行動とは

      体を動かし、何かをすることですが

       

      グラッサー博士の選択理論では

      体を動かす方法には4つの不可分の要素がある

      と考えられています。

       

      またそれは

       

      行為→行動について考える時に、ほとんどの人は歩く、食べるなど

         行為について考える。

       

      思考→私達はいつも何か考えている。

       

      感情→私達が行動するとき、いつでも何かを感じている。

       

      生理反応→何かをしている時に、いつも生理反応が伴っている

           たとえば心臓の鼓動、呼吸、脳の働きに関係ある神経化学物質 ETC・・・

       

      であると言われています。

       

       

      それゆえ

      たとえばもし今、

      落ち込んでいてみじめな気分だとしたら

       

      そのような感情を抱くことになるような

      行為を繰り返し選択してきていないか

       

      また落ち込んでみじめな気分になってしまうような

      ものごととらえ方(思考)を選択しているのではないか

       

      あるいはそれによって伴う感情や生理反応に

      無関心だったりすることを選択しているのではないか

       

      などというようなことについて

      振り返ってみるといいかもしれません。

       

      なぜならそれらのほとんどは

      無意識に選択されていたりするからです。

       

       

      しかしながら忘れてならないのは

      私達は他者をコントロールすることはできませんが

      自分の行為と思考はコントロールすることができる

      ということです。

       

       

       

      でもそれには

      なぜ私は「落ち込んでみじめな気分になること」を

      選択してきたのだろうという

       

      意識ではまだ気づいていない

      その選択の無意識の動機に目を向けて

      理解を深める必要があると思います。

       

       

       

      たとえば

      自分を犠牲にしてでも相手に尽くす、

      そうすれば私は相手にとって価値ある存在になれるだろう

       

      という思考を

      いつのまにか正しいものとして選択してきた場合、

       

      自ずと

      自分よりもまず相手の感情を満たす行為を優先する

      ということを選択しているはずです。

       

      ではなぜそのような思考をするようになったか

      ということを辿ると

       

      そうしなければ

      自分にとって重要な人達(主に親、先生、友達 など)

      から「否定されるかも」

      あるいは「見捨てられるかも」という怖れがあったり

       

      あるいは

      なんとなく親からそのような役割を期待され

      また望まれているように感じていたため

      その役割をしていれば愛されると思ってきたり

       

      また親自身も

      そのような生き方だったため

      知らないうちにその影響を受けてきて

      そうすることがあたりまえだと思うようになった

       

      などというように

      誰かによってもたらされた(あるいは影響された)

      ことによる思考だったりします。

       

       

      しかしそれは

       

      相手の欲求を満たす私には価値があるけれど

       

      自分の欲求を優先しようとする私には

      価値がないというものになります。

       

       

      したがって

      この場合は、

      条件付きの愛しか得られなかったことによる

      怖れと不安が動機となって

      行動を選択しているということがいえます。

       

       

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       

       

      しかしながらこのように

      今自分が抱いている感情や体の状態(生理反応)は

      自分の思考や行為によるものであるという観点にたつと

       

      3つの選択肢が見えてきます。

       

      それは

      ・自分の求めているものを変える

       

      ・自分のしていることを変える

       

      ・自分の求めているもの、またそのための行為

       両方とも変える

       

       

      先ほどの例で行くなら

       

      ・他者によって自分が肯定されることを

       求めるのではなく

       自分自身が自分のことを認め受け入れていくようにする

       

      ・自分を犠牲にしてまでも

       他者の欲求に応えようとするのではなく

       まずは自分の欲求に気づいて、

       それを満たす行為を選択するようにする

       

      ・自分の存在価値を認めてもらうための

       行為(無理して頑張ること)はやめて

       自己肯定感を高めていくことを選択する

       

       そうすれば自ずと

       相手の感情ではなく

       自分の感情に責任をもつようになっていきます。

       

       またそれは

       相手の感情によって自分に間違った選択をする

       というようなことをしないで

       自分にとって望ましいことを選択するようになる

       ということでもあります。

       

       

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       

      いずれにしても長期に渡って

      私達のこころの力を奪っていくことになりうる

      最も大きな原因は

       

      自分にとって最も重要で大切な人との

      関係がこじれてしまうことです。

       

      そうなれば

      その人を信頼することは難しくなります。

       

      また大嫌いになってしまう可能性もあります。

       

      ゆえにうまくかかわれない

      あるいは敵対関係のようになってしまうことも

      ありえます。

       

       

      しかしそうなったときこそ

      自分に問いかけることが必要です。

       

      それは

       

      自分にとって最も重要で大切な人とは一体誰なのか?  

      ということです。

       

      最初それは、

      親であるとか、恋人やパートナーであるとか、

      あるいはこどもであるとか、親友であるかのように思いますが

       

      でも突き詰めていえば

      それは自分なのです。

       

      ゆえに他者に対して

      自分以上に自分を重要で大切に思ってほしい

      などというようなことは、

      もともと期待できないことなのです。

       

       

      だからこそ

      自分の外側にある問題に目を向けて

      それをなんとかしようと頑張るよりも

       

      自分の内面に目を向けて

      何を選択することが

      自分にとって望ましいことになるのか

      ということを見つめ直すほうが

       

      人生は必ず好転していくものだと思います。

       

       

       

      では今日の最後に

      今現在、落ち込んでいてみじめな気持になっている人へ

       

      よろしかったらタイ人僧侶、ソムキャットさんによる

      「マインドフルネス瞑想セラピー」というお薬を

      今の自分に与えることを選択してみませんか?

       

      とても良薬になるものとしてお薦めいたします。

       

      では下記にそれをご紹介しますので

      興味のある方はぜひ試してみてください。

       

      そしてもしこれによって

      少しでもこころが楽になるようでしたら

      しばらく続けてみてください。

       

       

       

      https://www.youtube.com/watch?v=v09nboZMRIk

       

       

       

       

       

       

       

       

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      考え過ぎないで、感じる力を取り戻す

      2018.06.01 Friday 20:23
      0

         

        みなさん、こんにちは。

         

        さて今日は

        こころの働きについてお話させていただこうと

        思いますが

         

        私達のこころは

         

        たとえば

        何か心配事があり、それをなんとかしなければ

        ということばかり考え続けている時

         

        そのようにこころは反応し

        そのインフォメーションを心臓から受け取った脳は

        自律神経を交感優位に導く神経伝達物質(アドレナリン)

        を出すことによって体やこころを緊張させます。

         

        またそれと同時に血液は大筋群に流れ

        闘争OR逃走に備えます。

         

        そしてその状態(交感神経優位)が長く続くと

        次第に自律神経のバランスは乱れていきます。

         

        そうすると身体の方では

         

        ・不眠、あるいは睡眠の質が衰えてくることにより

         本来熟睡して体を回復するときによく休めない

         その症状として、頭や体が重い だるい 

         

        ・心拍数があがることによって、動悸や息切れがする

         

        ・暑くもないのに汗が大量にでたりする

         

        ・立ち上がる時などに血圧をコントロールできず

         立ちくらみを起こす

         

        ・体温調節がうまくできず、急に暑くなって顔が火照ったり

         あるいは急に寒くなり手足などが冷たくなる

         

        ・副交感神経の働きが低下するため

         消化器官の働きも悪くなり

         その症状として 食欲不振 消化不良などの

         症状が表れる

         

        ・緊張により血行が悪くなるため

         首肩周りや腰回りが固くなり、

         コリや痛みを感じるようになる

         

        などの症状が表われてきます。

         

         

        また同じようにこころの方も

         

        ぶれやすくなり

        不安や緊張、あるいは抑うつなどの

        不快な気分をよく感じるようになり

        不安定になっていきます。

         

        そしてこのようにこころが弱ってくると

        弱ったこころの状態でものごとをとらえるため

        必要以上に防衛的になっていきます。

         

        すると

        「こうなったらどうしよう」などと言うように

        まだ起きてもいない先のことを考えて不安になったり

         

        あるいは

        あんなことさえなければ

        このようなことにはならなかったのに

        などと考えて

        過去のことにこころがひっぱられてしまったり

         

        または

        何をするにも他者にどう思われるかが

        気になって

         

        そのようなことを考えて

        だんだんこころの病に近づいていく

        などというようなことがよくあります。

         

         

         

        それゆえ

        もし考え過ぎることから解放されたいのに

        実際は無意識に考えてばかりいる

         

        ということで苦しくなっているようでしたら

         

        まず息を調えることに意識を向けるようにする

        といいと思います。

         

         

         

        なぜなら

        息という字は、自分の心 と書きますが

        まさに読んで字のごとし、

        息とは、身体とこころ(精神)を結びつけるものだからです。

         

         

         

        しかしながら多くの場合、

        私達はそういったこころの状態に陥ると

        意思の力(思考)でなんとかしようと

        抗ったりします。

         

        でも実は意思の力で考えることを止める

        などということはできないのです。

         

        むしろそうしようと思えば思うほど

        さらに体やこころに緊張を強いることになります。

         

         

        しかし呼吸というのは

        確実に自分の意思でコントロールすることができます。

         

         

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         

         

         

        マインドフルネス瞑想では

         

        呼吸に意識を向けて

        一呼吸ごとに生じる身体の感覚や

         

        頭の中に浮かんできたこと(こころが感じていること)を

        観察するようにしますが

         

        それによって

        自分の思考から距離をとること(客観的に自分の思考を観る)

        ができるようになっていきます。

         

         

        これは自分という全体を正しく知る

        ということにおいて、とても有効な方法だと

        思います。

         

         

        というのも 

        そもそも私達は自分の思考を現実として

        とらえてしまうという性質をもっているからです。

         

         

        しかし現実というのは

        今ここにある自分が体験していることだけです。

         

        それゆえ今、身体に感じていることは現実だと言えますが

        考えていることは、極端にいえば妄想と同じなのです。

         

         

        それに気づくために、呼吸に意識を集中するトレーニングを

        するわけですが

         

        それによって

        自分の思考の癖(自動思考)にも気づきが及ぶように

        なっていきます。

         

         

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         

         

        私達は常日頃から

        起きてくること全てに対して

        無意識に「よい」OR「よくない」という

        判断をしていますが

         

        でもそれらのほとんどは

        自動思考によるものなのです。

         

         

        それゆえマインドフルネス瞑想を行う時は

         

        頭に浮かんできたことを 

        よいORよくない

        などというように判断しないで

         

        それに気づいたら また呼吸に意識を戻す

        ということを繰り返すようにしますが

         

        それは私達が判断したと同時に

        考えるモードに入ってしまうからです。

         

        それゆえ考えるモードに入ってることに気づくようにし、

        そしてそれに気づいたら

        また呼吸に戻り、五感の感覚に注意を向け直すことによって

        感じるモード へと切り替えていくようにするのです。

         

        またそれによって

        副交感神経の働きは活性化され

        自律神経のバランスも回復し調っていきます。

         

         

        でもこのようなことを

        頭(理屈や論理)だけで理解しようとしても

        あまりよくわからないと思います。

         

        なぜなら

        私達のこころは体全体のひとつであり

        またこころの働きとは感じることだからです。

         

        また当然ながら

        人によってマインドフルネス瞑想によって

        感じられる効果も

        それぞれ違いがあるものと思いますが

         

        今まで当ルームにおいて

        マインドフルネス瞑想を体験された方達が

        感じた効果についてお聴きしたところ

         

        こころに穏やかさが戻った感じ

        こころに落ち着きを感じた

        身体もこころも心地いい感じ

        安心感を感じた

        リラックスできた感じ

        頭がスッキリした感じ etc・・・

         

        というように、感じられた効果も様々です。

         

        ちなみに前回のマインドフルネス体験講座においては

        お招きしたゲスト(藤垣恵先生)による

        恵筆文字講座を参加者のみなさんに体験していただきましたが

         

        人と人とが出会い、繋がることの心地よさを

        それぞれのように感じられたのでしょうか

         

        その活き活きとした感受性を

        筆文字にするというひとときにとても集中して

        楽しんでおられました。

         

        このようなことからも

        やはりマインドフルネス瞑想は

         

        実際に同じ空間を共にして

        体験していただくことによって感じてみる

         

        それがこれを理解する

        最上の方法ではないかと私はっています。

         

         

        いずれにしましても

        現代人は考え過ぎることによって

        身体とこころの健康を損ねてしまうというようなことが

        よくあります。

         

        それゆえ今後ともマインドフルネス瞑想を知っていただく

        機会を、なるべく増やしていきたいと考えていますが

         

        そこで次回の講座についてご案内させていただきます。

         

         

        ”夏のマインドフルネス瞑想体験講座” は

        7月15日(日)に開催することに致しましたので

         

        ご興味のある方は

        この機会にぜひ体験なさってみてください。

         

         

        また今年から 

        この講座に臨むにあたって

         

        参加者の方には

        「蓮の花をど〜ぞ」というメッセージに含まれる意味を

        少しでも感じていただけるよう

         

        蓮の花(ゲスト)をお招きすることにしました。

         

        そしてゲストの方からは

        本来私達の中にある

        やさしさや思いやり

        また勇気や前進する力など

         

        それらをあらためて感じさせてくださるような

        ひとときを提供していただくようお願いしています。

         

        さて次回の講座では

        CARE SALON MUGI Dの院長でもある丹羽先生を

        ゲストにお迎えして

         

        「整体ボディケアを通して、体やこころを楽にする方法」

        を、参加者の皆さんとともに

        楽しく学ぶことができるひとときを予定しています。

         

         

        また私の方からは

        「なぜマインドフルネス瞑想は

         身体とこころを健康へと導くことができるのか」

        ということについてお話させていただくつもりでいます。

         

         

         

         

        では今日の最後に

        呼吸の勉強をするならこの人から!と思うほど

        呼吸のメカニズムから文化まで、深く研究された

        斉藤孝氏による言葉をご紹介して終わります。

         

         

         

        捨てることは 呼吸においては吐くということ。

         

        吸うことで

        自分を大きくしていくのではなくて

         

        吐いて吐いて吐き出していくことで

        生まれる安定感を大切にした。

         

         

        そのコツは空けて置けば、

        また入ってくるのだと考えることです。

         

        捨てればスペースができ、

        そこが自然と満ちてくる。

         

        その「他力」を信じる。

         

        吐けば自然の摂理で入ってくると信じる。

         

        問題なのは吐けなくなることです。

         

        自分を守ろう守ろうとして、

        今まで得たものを捨てないでいると

        息が浅くなってしまう。

         

        吐かなければ何も入ってこないのに、

        吐ききれない。

         

        現代人のほとんどは、

        空気が肺の半分にも満たない程度の呼吸

        でしかありません。

         

        吐くことを知らないことから

        あらゆることに執着ばかりが強くなる。

         

        自分の中に受け入れるスペースがない。

         

        しかし吐くことで満ちてくる身体感覚が

        かつて日本人の生き方の中にはあったのです。

         

         

         

         

         

         

        夏のマインドフルネス体験講座のお知らせです♪

         

         

        開催日時 7月15日(日)

             13時から16時頃まで

        開催場所 メンタル ケア フォレスト

        参加費用 4500円

        対象とする参加者 15歳以上から大人の方で

                 マインドフルネス瞑想+丹羽先生による

                 「整体ボディケアで体とこころを楽にする方法」

                 を学ぶという体験に興味がある方でしたら

                 どなたでもけっこうです。

         

        定員 7名様まで

         

        その他・お願い

             ・マインドフルネスヨガ体操や歩行瞑想をしますので

              できるだけ動きやすい服装と歩きやすい靴+帽子で

              お越しください。

             

             ・お申し込みは、メンタルケア フォレストHPの

              ご予約専用メールからお申し込みください。

         

         

        また、お茶とお菓子+美濃市由来のささやかなプレゼント(毎回違うもの)

        をご用意しておりますので、どうぞお楽しみに。

         

         

        ではみなさんのご参加、こころから楽しみにしていますので

        どうぞよろしくお願い致します。

         

         

         

         

         

         

        *新メニュ=のお知らせ 

            マインドフルネス パーソナルコース

         

        個人でじっくりとマインドフルネスの心得を理解し

        一人でもマインドフルネスを実践していくことができるよう

        カウンセラーとマンツーマンで実践していくオリジナルのコースです。

         

        またこのコースは

        ・ストレスを溜め込みやすい

        ・こころがぶれやすい

        ・リラックスが下手で緊張体質

        ・感情のコントロールがうまくできない

        ・思考することが止めにくく、いつも頭の中が忙しい

        ・自己肯定感が低い

        ・執着心から自分を解放したい

        ・他者のことが気になって生き辛い

         

        ・自己実現したい

        ・集中力や創造力を高めたい

        ・こころに穏やかさと平和を保ちたい

        ・今よりも寛容で柔軟なこころを培いたい

        ・ストレスとうまくつきあえるようになりたい etc...

         

        というような悩みや問題、

        あるいは自己成長に役立つものと思います。

         

        ただしこのコースは

        初回面接を受けて下さった方に限ります。

         

        時間 2時間

        料金 16000円

         

        お申し込みは、当ルームのHPの

        ご予約専用メールからお願い致します。

         

         

        私とのセッション(カウンセリング)をご希望される方は
        下記のHPをご覧になってください。
        ご縁のある方と共に、よいセッションを創っていきたい
        と思っています。


        http://mc-forest.com

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        そんなわけで 今日も 蓮の花をどうぞ。

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         


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